« 演奏スケジュール(2025年8月1日更新) | トップページ | 『幽霊たち』が面白すぎる »

2025年8月 1日 (金)

若い頃よりも落ちている(かもしれない)部分

今日もずっと練習。

ここ数日、若い頃に練習していたエチュード(練習曲)のような曲をいくつか引っ張り出してきて練習している。

音符の並びが複雑でなおかつテンポも速いやつで、きちんと弾いたら指が高速でびゃーっと動いていくような曲だ。

それを亀が歩くぐらいのゆっくりなテンポで正確に弾いて、少しずつテンポを上げていくという地味な練習だ。ピアノを弾き始めて25年が経つけれど、これ以上「効く」練習法を他に知らない。複雑な曲をゆーーーーーーっくり弾くことよりも良い練習法を。

で、もちろん何回も繰り返していくとある程度の速さでも弾けるようになってくるのだが、その時に思ったのが「これ、若い頃に弾いてたのかー」ということである。

今でも私は自分のことを「ものすごくヘタクソなピアニスト」だという認識はあるが、若い頃はそれに輪をかけてヘタクソだった自覚がある。そんなヘタクソにこんな難曲が弾けてたということが驚きである。

ひょっとしたら、その頃から全然進歩してないのだろうかという不安に一瞬苛まれた。あれ?若かったあの頃よりも技術的にはあんまり進化してないのかな?と。

多分そんなことはない。トータルで見れば間違いなく良くはなっている。少しずつではあるのだけれど。

だが、単純なフィジカルの能力はひょっとしたら下降している可能性もあるのかもしれない。それはもちろん加齢のために。

柔道をやっている時にも思うが、今の私は20代の時の私よりも強いだろうという思いはあるが、それでも反射神経などは若い頃に比べるとかなり落ちているという自覚がある。あ、スタミナもか。全部トータルすると「今の方が多分強い」となるのだけれど、部分的にはそうでもないところもある。

ピアノに関しては毎日ずっと稽古を欠かしていないしそんなことはないだろうと思っていたのだが、ひょっとしたら落ちる部分は落ちているのかもしれない。

そういった部分も自覚しつつ、じゃあ今どんな音楽が奏でられるのかというところが勝負のポイントになってくるんだろうな。

大丈夫、若い頃より今の方がずっと良い音楽やってるよ。


今日の演奏動画。

Ornette Colemanの作曲した『Lonely Woman』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

|

« 演奏スケジュール(2025年8月1日更新) | トップページ | 『幽霊たち』が面白すぎる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 演奏スケジュール(2025年8月1日更新) | トップページ | 『幽霊たち』が面白すぎる »