みんな違う方がいいな
昨日は柔道の稽古。
約一か月前に右足の小指の骨を折ってからしばらくはしっかりした稽古が出来ずにいたのだけれど、痛みも随分マシになってきたのでどうかなという調査を兼ねて少しだけ実戦的な稽古をしてみたけれど、そこそこいけた。まだまだ足は痛むので本調子というわけにはいかないけれど、これで何とか来週の試合には間に合いそうだ。ていうか間に合わす。目指せ一勝!
稽古後はいつものように先生方と飲んだ。
その時間は私の中では割と大事な時間になっていて、仕事も価値観も異なる同世代の人たちとなごやかに飲むのは実に楽しい。
そんな酒の席でふと思ったこと。
これはたとえ話なのだが、私はプロ野球ならば広島カープを応援しているのだが、それ以外の球団(たとえば阪神とか巨人とか)を応援している人ともプロ野球の話をするのは楽しい。それは共に「プロ野球が好き」ということが根底にあるからだ。そうでない人とプロ野球の話をしても向こうはその話自体に興味がないのでお互いにつまらないと思う、多分。
あの日のあのプレーは素晴らしかったねとか、あの選手は最近成長が著しいねとか、そういう話をするのは球団ファンの垣根を超えて楽しいのだ。
それとは逆に、そういった根本的な価値観の共有がなければ同じ広島カープのファンと話していてもちっとも面白くない。
多分だけれど、酒の席で「政治・宗教・プロ野球の話はタブー」というのはちょっと嘘なのだ。根本的な価値観の共有さえ出来ていれば、政治信条や信仰する宗教の違い、もちろん応援するプロ野球チームの違いというのは大した違いではない。そういった垣根を超えて互いを尊重しつつ話し合えることが素敵なことなのではないだろうかと私は思う。
色んな立場の色んな人が好き勝手に色んなものを応援したり信仰したりするのがいいんだよな。みんなが同じなわけはないし、同じであったら気持ち悪い。
そんなことを思った。多分こういう思考の根っこにあるところは死ぬまで変わらないと思う。
今日の演奏動画。
Abel Baer, George W. Meyerの作曲した『There Are Such Things』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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