トンボ帰りで東京に戻ってきた
昨日の演奏は色々ありながらも楽しく終了。そこから京都駅発の夜行バスに乗って帰る予定だったので、演奏が終了してしばらくしてから店を出た。打ち上げも誘われていたから後ろ髪は引かれたのだけれど。
店を出たら雨が降っていて、そこから近鉄奈良駅へ向かう道すがらにあった猿沢池がしっとりと雨に打たれつつ何とも情緒があったので写真に撮ったのだが、
私の写真が下手すぎてあまりそのエモさが伝わらない。本当はもっとエモかったんだが、仕方ない、私が写真が下手なのが悪い。
このあたりから体内にぎゃんぎゃんにアルコールを注入し始めた。バスに乗車した時に気絶するように寝るためだ。コンビニで普段は買わないような高アルコール度数のチューハイを買った。
近鉄奈良駅から大和西大寺駅まで行って、そこから京都行きの電車に乗り換えたのだが、その際にこの旅で唯一の贅沢をした。
近鉄の特急車両は別に特急料金が必要だ。普段なら「520円?は?アホか!」と言って絶対に乗らないのだけれど、この時ばかりは「ま、これぐらい良いでしょ、頑張ったし」と思って特急用の切符を買って特急に乗った。これも王族の乗り物だった。
京都に着いたのは20時過ぎでバスが出るのは22:50だったから随分と時間があったのだけれど、早く行ったのには理由があって、寄りたい所があったのだ。
20代から公私に渡ってずっとお世話になっている四条寺町の「ぎやまん」という店に行きたかった。この「ぎやまん」と、出町柳にあるジャズ喫茶「ラッシュライフ」は必ず一度は顔を出すようにしていたのだが。
それがここ最近関西に行ってもなかなか寄れずにいた。演奏の場所が大阪で宿泊地も大阪だったりするとなかなか寄れない、ということが続いていたのだ。
ということでバスに乗るまでに2時間少々あったから1時間ぐらいならば「ぎやまん」に寄れるなと思って行ってきた。相変わらずそこは愛に溢れた場所だった。ほんの少しの時間だけれど行って良かった。
22時過ぎに店を出て、ダッシュで京都駅に向かった。「ダッシュ」は比喩ではなくて物理的なダッシュだったのだが、酒を注入しまくった状態で物理的なダッシュをするのは身体に良くないということがわかった。良くない。
バスの停留所についてからトドメの缶チューハイを一本飲んでからバスに乗り込んだ。そこからの記憶はあまりない。目論見通り気絶するように寝てしまった。起きたら朝の5時で、バスはすでに海老名SAを通過したところだった。さながら京都から神奈川までのワープ。ナイスワープである。
バスは朝の6時前には京成上野に到着したので、そこから京成線に乗って家に帰るだけだった。
家に帰ってから布団に入って再び寝たが、バスでの睡眠がそれなりに深かったようで家での睡眠は浅めだった。
起きてきて昼からレッスンに向かった。
池袋でレッスンを終えて、これから新小岩で一つレッスンをしたら本日の業務は大まかに終了。今は池袋から新小岩に向かう電車の中でこれを書いている。
明日はバイトと練習の日。来週は楽しみなライブもあるしがんばろ。
今日の演奏動画。
Gerry Mulliganの作曲した『Apple Core』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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