バイトと税務署とさだまさしと海援隊
朝からバイトをしつつ、何となく税務署のある平井方面に近づいて行きながら確定申告の書類を提出しようとしていた。
序盤は小岩近辺で少しうろうろさせられて、その内段々新小岩方面に近づいていった。
新小岩方面で少し何件か配達させられたのちに四ツ木方面に飛ばされたあたりで「これは木根川橋を渡って八広あたりから南下して平井を目指すのが良いかな」と思って木根川橋を渡った。
もちろん脳内BGMはさだまさし先生の『木根川橋』だ。
先生、おれたちの木造校舎、すっかり無くなっちまったんですねえ。
それにあの暑い夏に重いローラー転がしてならしたテニスコートの上にプールなんて出来ちまって。
先生、時の流れって、そんなもんですかねえ。
私の脳内でまっさんの優しいナレーションが再生される。
きねがわばしからー、すいどうみちーぬけたー、しらーひげーじんーじゃのー、えんーにちはー
あせちれんたいてー、あんずあめうってますかー、あーいもーかわーらずー、にぎやかなんでしょうねー
もちろん声を出して歌う。チャリなので。
木根川橋を渡ってからの荒川土手の風景はとても綺麗だった。
「これ、金八先生じゃん」と思った。
脳内BGMは海援隊の『人として』に切り替わった。
ひとーとーしてー、ひととーであーいー、ひとーとーしてー、ひとにーまよーいー
ひとーとーしてー、ひとーにーきずーつきー、ひとーとーしてー、ひととーわかれてー
それでもー、ひとしかー、あいせなーいー
もちろん大声で歌う。何せチャリなので。
我々はミカンや人間を作ってるんじゃないんです!我々は毎日人間を創ってるんです!
そんなことをしてたら税務署に到着した。
書類を出すだけなのですぐに終わった。5分ぐらい。提出書類にハンコを捺してもらえなくて「あれ?ハンコ捺さないんですか?」と聞いたら「今年からなくなったんですよー」とのこと。役所からハンコ文化がどんどんなくなっていってるみたいだ。良いぞ良いぞ。昔は書類にハンコ捺してないからつって一旦取りに帰らされたこともあるのに。
確定申告が終わったらラーメンを食べるのを毎年の習慣にしているので、平井駅前にある某家系ラーメン屋に入った。
なんかサービスデーだったみたいでラーメンが少し安かった。680円。
美味かったけれど、家系はもうしばらくは良いや。
さて、これからはバイト夜の部。もうひとがんばり。
今日の演奏動画。
David Frishbergの作曲した『Van Lingle Mungo』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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