現在「王族の乗り物」こと新幹線で移動中
今日の新幹線が東京駅を発車する予定時刻は8:57だった。
新幹線に乗るのは非常に久しぶりだったのだが、しばらく乗らない内にぷらっとこだまのチケットが電子チケットになっていたので、その操作に手間取ったらイヤだなと思って8:30には東京駅に着いていたかった。
ちょっと待てよ?そういえば東京駅周辺は物価がスイスぐらいにバカ高いからあの近辺で朝食をとるのは悪手だ。とすれば京成線からJRに乗り換える際の日暮里駅で途中下車して「一由そば」で朝食とするのが妙手。しかし「一由そば」は最近ではネットなどで評判になり過ぎてしまっていつも客が長蛇の行列を作っている。少なくとも30分、いや40分は見ておいた方が賢明。
以上のような思惑があって、私は家を7時に出た。京成線が日暮里駅に着くのが7:30、そこから「一由そば」で食べ終わるのが40分見ておいて8:10、日暮里から東京までは山手線で10分ほどなのでよほどのことがあっても8:30には東京駅に到着できる。そんな算段だった。
結論から言えば、色んなことは杞憂に終わった。
「一由そば」は案の定10人ほどの行列が出来ていたが、予想外にすいすいと進み、ものの10分もせずにたぬきそば360円にありついた。
今日もたぬきにゲソ天やら春菊天やら紅ショウガ天などの切れっぱしがゴロゴロ入っていて大変美味かった。あっという間に食べ終えて7:50には再度日暮里駅に戻っていた。
そこから東京駅まではものの10分程度。すぐに着いた。そして懸念していた電子チケットも、少々面倒くさかったけれどスマホにQRコードを表示させることに成功し、そのQRコードを改札にかざしたらすんなりと通れた。
私は結局新幹線の出発予定時刻の30分以上前にホームで暇を持て余していた。
ここまで慎重になるのには理由がある。私のようなド底辺ともなると新幹線に乗るのは完全なる過分なセレブ行為であるのだ。いくらぷらっとこだまが通常の新幹線に比べて安いとは言え、東京~京都間が10790円もするのである。すさまじい大金である。この料金を乗り遅れなどによりそのまま無駄にするのは決して許されなかった。早め早めの行動により無事かつ確実に新幹線に乗る必要があった。
結果として私は盤石の態勢で貴族の乗り物である新幹線に乗り込むことに成功した。よしよし。
新幹線に乗り込むやいなや、電源コンセントを探してそこにパソコンを繋いでからもりもりと仕事を始めた。
普段移動で使っている普通電車や高速バスなどはテーブルが無いのでパソコンを使えないからスマホで出来る範囲の仕事しか出来ないのだが、いかんせん新幹線というのは王族の乗り物であるから電源コンセントはあるわテーブルはあるわリクライニングもあるわで至れり尽くせりである。ここでいくつかの事務仕事を終わらせておくのだという気概を持って新幹線に乗り込んでいた。
やるべきことは数日前のブログにも書いていたのだが、まずはピアノの生徒に今年開催予定の発表会の案内メールを送り、それからホームページとブログの演奏スケジュールを更新し、ライブのチラシを2部作り、そのチラシを印刷屋に入稿した。休みなくぶっ通しでやったお陰で二時間ほどで終わった。事務仕事は一気に集中して短時間で終わらせるに限る。
その時点で新幹線は浜松を出発して豊橋に差し掛かる辺りだった。新幹線は本当に早い。いつもの鈍行列車だったら二時間なんてやっと熱海に到着できているかどうかというレベルなのに。王族の車両は快適なだけでなく早すぎてビビる。
残った事務作業は「確定申告の書類作成」という大物案件だったのだが、あまりに億劫でやりたくなさ過ぎて、こうしてブログを書いている。「そうだ、ブログ書いてYouTubeの演奏動画の更新を先にやっとこ。あれもどうせやんなきゃいけないことの一つだし」と自分に言い訳したが、本音を言えば確定申告がやりたくなさ過ぎるだけだ。めんどくせーんだよ、金勘定。
こうやってつらつらブログを書いていたら、現在貴族の乗り物新幹線は岐阜羽島駅に停車中。ここから次は米原に止まったらもうその次は京都だ。マジ早い。
さて、確定申告。どうしよっかな。
とりあえずスマホでパワプロやってから考えようと思う。
今日の演奏動画。
Billy Hillの作曲した『The Glory Of Love』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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