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2024年11月

2024年11月30日 (土)

芋焼酎はクサくあってほしいのだ

学生の頃に芋焼酎をよく飲んでいた。安かったからだ。

いつも飲んでいたのは「さつま白波」か「霧島」。これを一升(1.8リットル)の紙パックで1500円くらいで買ってきて、水道水を凍らせて作った氷でロックで飲んでいた。

「芋焼酎はクサい」というのは半ば当たっていて、確かに芋の香りがぷーんとキツイのだが、それが良いのだ。慣れてしまえばその香りが好きになってしまう。最近はあんまり頻繁には飲まないけれどたまに飲むと「これこれ、これだよ。美味いなあ」と思う。

一度だけ「森伊蔵」だか「魔王」だかの高級芋焼酎を飲ませてもらったことがあるが、私には特にズキュンとこなかった。確かにあっさりしていて飲みやすくて美味いのだが、私はむせっけえるような芋の匂いが好きなので「これなら白波か霧島の方がいいや、あっちの方が数倍も安いし」となった。

それに似たことを今日ふと感じた。

すごく上手な人たちが弾くブルースをたまたま聴いて、それに近い感情を覚えた。

いや、上手いんだけどさ、全然ケチの付け所も何もないんだけどさ、おれはなんつーかもっとこうむせっけえるような匂いのキッツいブルースが好きなワケよ。

もっとこう、なんつーかな、コッテリといってもらって良いんだけど。

そんな感じ。

上手く弾けるのはすごいことなんだよ、それは本当に。おれだってそこを目指しているからヘタクソなりに毎日練習してるワケで。でもなんつーかなー。

みたいな感じ。

そんなことを書いていたら、たまたま今日の演奏動画のコーナーはBillie Holidayのブルースだった。もちろん本人の演奏を聴きながら譜面を書いたわけだが、ビリーのブルースはエゲつない。最強クラスにエゲつない。

さつま白波と霧島の何倍も濃い。むせっけえるようなブルース臭に満ち溢れている。こんな風にも一生できないけど、ここは目標の一つ。

ビリー最高。


今日の演奏動画。

Billie Holidayの作曲した『Lady Sings The Blues』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月29日 (金)

もう夕方かよ!

今日はライブだ!もう行かなきゃ!

朝からちょびっとバイトしたりそのあと風呂に入ってから着替えて練習してたらもう17時。

ということで今日はこんだけ!

今日のライブはコチラ。

11月29日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Live & Jam Session」
sax:ハル斉藤 bass:矢田佳延 piano:福島剛
19:00~start  music charge: 2500円

がんばってきます!


今日の演奏動画。

Irving Berlinの作曲した『It Only Happens When I Dance With You』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月28日 (木)

滝汗くん

先に宣伝を一つ。

明日11月29日(金)は、小岩BACK IN TIMEでベテランサックス奏者のハル斉藤さんとベースの矢田佳延さんとライブ&セッションです!
ちょっと早めの19時スタートですのでお間違えの無いようお願いします。

11月29日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Live & Jam Session」
sax:ハル斉藤 bass:矢田佳延 piano:福島剛
19:00~start  music charge: 2500円

昨日今日と随分暑い日が続いて、昨日は間違って冬の格好で出てしまったので一日中滝汗だった。

千駄ヶ谷でのレッスンを終えて小岩に戻る時に秋葉原駅のホームにある立ち食いそば屋「新田毎」でたぬきそば450円を食べたのだが、

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ここでも滝汗。夏かよ。

でも美味かった。朝から何も食べていなかったし。レッスンで疲れた身体にも染み渡った。

ここ一週間とちょっと、随分仕事が忙しかったのだけれど、明日のライブで一旦一区切り。だからというわけではないけれど明日のライブは気合いが入る。楽しみだ、頑張ってやろう。

明後日からは数日間練習とバイトの日々が続く。「一日ぐらい釣りに行っちゃおうかな…」なんて考えが頭をよぎらなくもないけれど、多分行かない。来月の半ばに行く予定あるし。ちゃんと練習とバイトに精を出そう。

今日は午前中が丸々レッスンで、そのあとはずっと練習。今から少しだけバイトに行ってくる。

やっぱり滝汗かなあ。

今日の演奏動画。

Duke Ellingtonの作曲した『I'm Beginning To See The Light』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2020年8月16日にもやっているのでリテイクです。

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2024年11月27日 (水)

いつかまた明るい表通りで

先日のとあるレッスンでのこと。

その生徒は今『On The Sunny Side Of The Street』というジャズスタンダード曲を練習している。

生徒が「先生がどんな風に弾いているのかなと思って先生のYouTubeを検索してみたけど、無かった。」と言われた。

あれ、弾いてないのか、と思った。すごく親しみのある曲なのに。

じゃあ今度ちょっくら弾いてみるかな、ちょうど今NHKで昼に【カムカムエヴリバディ】の再放送やってるらしいし、そこから検索してくれる人もいるかも知れないし、などというセコイ算段もなくはなかったが、何より生徒が「先生がどうやって弾いてるのか聴いてみたい」と言われたことが嬉しかったのだ。こんな私の演奏でも聴いてみたいと言われるのは何より嬉しい。わーいわーい。

その後、レッスンにおいて「この曲をどうやって弾いたら良いのかがイマイチわからない」という相談を受けたのだが、私もわからなかった。「私もわからない」と答えてしまった。

キーはCだし、これといった転調もないし、コードもそんなにややこしくないし。

質問や相談にまともに答えられないクソピアノ教師が何とかして導き出した答えは「今はもう死んじゃった大切な人たちのことを思い出しながら弾いています、ぼくは」だった。

彼らのおかげで今の私があって、今でも彼らのことを愛おしく思っていて、そんな彼らとまた明るい表通りで会いたいねという気持ちで私はこの曲をいつも弾いている。

なんでこの曲に限ってそういう風になったのかというとそこにはちょっとした思い出話があるからだ。その話は今は割愛するが、とにかく私はそういう風にしてこの曲をいつも弾いている。

ということで、その生徒の参考になるかどうかはわからないけれど今日はその曲を弾いてみた。

いつかまた明るい表通りで会おうぜ。


今日の演奏動画。

Jimmy McHughの作曲した『On The Sunny Side Of The Street』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月26日 (火)

明日は渋谷KOKOに行くべし!

人のライブを勝手に宣伝する。

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明日11月27日、渋谷の「KOKO」というライブハウスで行われるライブだ。

ボーカルの高原かな氏に関してはもはや何も言わずもがなだ。最も愛するボーカリストだ。

そして共演される素晴らしい面々の中にサックスの山中良之氏の名前を見つけた。山中氏のライブを私が若い頃に何度か見たことがある。私の師匠である市川修先生と山中氏は京都でたびたび共演されていた。

なけなしの金を持ってそのライブを見に行って「うわー!ジャズって超カッコいい!」と思ったのを昨日のことのように覚えている。

他のメンバーも良いに決まってる。ベースの千葉さんは一度だけ共演させてもらったことがあるけど、めちゃくちゃ素晴らしかった。

私は明日は仕事で見に行けないのが超残念だが、代わりにこうやって宣伝しておく。

明日「ジャズのライブを見に行きたいなー」と思ってる人は渋谷KOKOに行くべし!

今日の演奏動画。

Victor Youngの作曲した『Blue Star』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月25日 (月)

【世界の果てまで行って喰う】石田ゆうすけ著 感想

子供の頃に「あそこの川の水門のところでめっちゃデカい鯉が釣れる」みたいな情報が誰からともなく囁かれると、「マジかよおい!行ってみようぜ!」と興奮した。その情報の真偽を確かめに行きたくなって、放課後に自転車に釣り竿とバケツを積み込んで心を躍らせながら川へ向かった。

結局その日は釣れなかったにしても、何日もそこに通い詰める内にどデカい鯉を釣り上げることに成功して「噂は本当だったんだ!」と雄叫びを上げた。まあ、そのどデカい鯉を生きたまま家に持って帰って行った時点で母親から「そんなに大きい魚どうするのよ、川に返して来なさい」と怒られてしょんぼりするのだけれど。

そういう種々の噂、「あそこの川はめっちゃ魚が釣れる」とか「あそこの駄菓子屋のクジの必勝法を見つけ出した」とか「あそこの川原にはエロ本がたくさん落ちてる」とか、そういう情報を見つけて来たやつはヒーローだったし、みんなが興奮しながら「行ってみようぜ!」となっていた。

それがいつの頃からか「ごめん、塾があるんだ」とか「部活行かなきゃだし」ということで行かなくなる子がちらほらと出てくる。そっか、仕方ないねと呟いてその子の背中を見つめる時の寂しさを私は覚えている。まあ私も塾には行っていたし部活もしていたのだけれど。

こういう寂しさの根源にあるのは「みんなどんどん"ちゃんと"していく」という感情だ。私は全く"ちゃんと"していなくて相変わらずアホな世界で生きているのに、それまでアホな世界で一緒にぎゃーぎゃー騒いでいた友達が一人ずつ「ちゃんとした世界」に行ってしまう。その背中を見送りながら「どんどんみんなあっちに行っちゃうな」という寂しさを覚えるのだ。

そういった寂しさを何度も感じながら生きてきた。みんな学校を出たらちゃんと働き始めているのに、私は相も変わらずに「このレコードがまじヤバい!」と興奮しながら音楽なんてものにうつつを抜かして遊んで暮らしている。45歳になった今でもハッキリ言って私はまるでちゃんとしていない。やっていることは子供の頃の遊びの延長線上にある。「真剣に人生を賭けて遊んでいる」という自覚はあるけれど、私はあの時の川原の魚釣りから今にいたるまでずっと「あっち側」に行けなかった(行かなかった)のだ。

そういう「あっち側」に行けなかった(行かなかった)友人というのが何人かいて、作家をしている石田ゆうすけさんもその一人だ。

大学を卒業する時に「自転車で世界一周する!」というちょっとアレな目標を設定して、しばらくサラリーマンをしながら金を貯めた後に本当に自転車で世界一周をする旅に出てしまった。

約八年をかけて自転車で世界一周し、日本に帰国後その旅の話を書いた【行かずに死ねるか!】がベストセラーとなった。その後も数々の著作を発表したり雑誌などに連載を持ったりと大活躍している。

私が彼と出会ったのは2001年のパキスタンでのことだ。彼は世界一周の最終盤でユーラシア大陸を横断中だった。私は「おれジャズピアニストになる。ジャズピアニストになるには本場アメリカのニューヨークあたりに行って修行したら良いんでしょ!」などと全方向的に間違った事を考えて大学を休学してアメリカ渡航費用を貯めていたものの、ふとテレビで『ガンジス川の源流を行く』みたいな番組を見て「ガンジス川の最初の一滴が流れ出すガンゴトリー氷河ってとこに行ってみたい!ニューヨークはまたそのうちでいいや!」とトンチンカンなことを言い始めてインドに行って、そこからパキスタンに流れ着いたところだった。私は私でデタラメにも程がある。私は21歳で彼は31歳(多分)だった。確か10歳ぐらい石田さんの方が歳上なのだ。お互い日本人で本が好きだという共通点もあってすぐに仲良くなった。

そこから20年以上友人として仲良くさせてもらっている。ちょこちょこメールでのやり取りをしたりとかそんなものだけれど。

先日久しぶりに彼に会ったのは、彼の新刊本【世界の果てまで行って喰う】の出版イベントでのことだった。ひょんなことからそのイベントの準備を少し手伝ったのだ。

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↑新刊本

終わってから軽く飲みに行ったのだけれど、それもとても楽しかった。石田さんはやっぱり「あっち側」に行けなかった(行かなかった)人で、そして多分「あっち側」に行く人の背中を私と同じようにちょっぴり寂しい気持ちで見送ってきたんじゃないだろうか。そんなことを思った。

「新刊本、読み終えたら感想送りますよ」と言ってその日は別れた。

で、先日読み終えたので今こうやってブログに感想を書いている。書き終えたら石田さんには「感想書いたよ」つってURLを送りつける。

世界各国でこんな美味いメシに出会った、こんなすごい景色があった、ということを石田さんの感性のフィルターを通して読むことが出来る本書は、まるで自分が現地でそのメシを食べたりその光景を目の当たりにしているかのような臨場感に溢れている。

読みながら途中で気付いたのだが、ちょこちょこと地の文に作者の感情が挿入されるのがその没入感を増している。

「あかんがな」とぼくは思った。
と書くのではなく、地の文に
あかんがな。
と書かれるのだ。

こういうことによって生まれる文のリズムが心地良く、まるで自分が実際にその場所でそのものを食べて「うめええええ!」と叫んだような疑似体験をすることが出来る。

どの章も非常にワクワクするし、世界中の色々なメシの匂いが実際にしてきそうな面白さなのだが、その中でも特にウズベキスタンの麺の話は心が震えた。旅って何なんだろうという石田さんの葛藤と共に描かれるラグマンの汁の暖かさのコントラストが、私の心にすーっと入り込んできてそこを仄明るく照らす。

「あそこの川でめちゃデカい鯉が釣れる」とか「あそこの川原にはエロ本がたくさん落ちている」みたいなことの遥かにデカいスケールの話として、石田さんが「タケシ!あそこの国のあのメシはめっちゃすごいで!」と私に語りかけているかのようだと読みながら思った。私も未だに「こっち側」にいるので、いかんせんそういう話にはウキウキせずにはいられないのだ。

そう思いながら読み進めていたら、後半部分で石田さんが「いやタケシ、ちょっと悪いんやけどおれはもうあっち側に行きかけてるねん」と言いたげな展開があった。

本書の後半はここ数年、特にコロナ禍後の時期に海外を訪れて食べたメシの話が中心となったのだが、石田さんはその話の中で自分の近況についても触れていた。彼は10年ぐらい前にとある女性と結婚し、5年ぐらい前に娘を授かった。そのことについて触れていた。

「いつまでも川原のエロ本がどうのとか言うとったらあかんねん。もう嫁も子供もおるし、ぼちぼちおれもちゃんとせなあかんねん」

エロ本の話はしていないが(当たり前だろ)、彼の心にそのような葛藤が生まれた経緯が描かれた。

あれ、石田さんもあっち側に行っちゃうのかな、寂しいなと思いながら読み進めていたら、全然あっち側に行ってなかった。バリバリこっち側にいた。

ブータン、キューバ、ミャンマー、スリランカ。

石田さんは自分の好奇心に全然抗えておらず、きちんとその欲求に負けて現地へ飛んでいた。もちろん「仕事」という側面はあるだろうけれど、彼はきっと「行きたい!食べてみたい!」という根源的な好奇心に負けている。ボロ負けしてると思う。

そして世界の各地で様々なものを食べながら悶絶している彼のことを思って、「良かった、まだ石田さんもこっち側にいた」と安堵した。この後半部分は本当に読み応えがあってとても好きだ。食に関する描写が面白いのはもちろんのこと、そこには確かに「人」が描かれている。そう、多分本書は「食」を通じて「人」を描いている。違ったらごめん。

私も石田さんも、職種は違うけれど自分の「遊び」を仕事にした。それは"ちゃんと"出来なかった我々の、これはこれで幸せな末路なのだ。

私もきちんと自分の好奇心にボロ負けしながら真っ直ぐに音楽の道を歩もうと心を正した。そして私も音楽を通じて「人」を描こう。

読了時、私は近所の高級イタリアンバル通称「サイゼリヤ」でワインを飲んでいたのだが、本書を読み終えた時にはそのサイゼリヤがまるで現地イタリアにいるような心持ちに…
なるわけないだろ、サイゼはサイゼだよ。大好きだけども。

【世界の果てまで行って喰うー世界三周の自転車旅】、とても良い本です。是非読んでみてください。

https://www.shinchosha.co.jp/book/355751/

今日の演奏動画。

Traditionalの『Hush-A-Bye』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月24日 (日)

精力善用自他共栄しようぜ

他SNSに書いた文章をそのままコピペ!今日は忙しいんだからいいの!

明日11月25日は「福ジャム」at 小岩BACK IN TIMEです。19:30から22:30までやってます。
セッションホストは私一人なので、ピアノ弾いたりベース弾いたりしながら何とか皆さんに助けられつつやってます。今年からスタートしたこの企画も11回目。「何とかなるかなあ」という不安と「ま、何とかなるだろ」という楽観のはざまで毎回やってますが、結果として何とかなっています。本当に参加者の皆様のおかげです。
前回も熱演が続いたのですが、その最後だったかな、参加者のほぼ全員にステージに上がってもらって確か「All of me」をセッションしてもらって。
私は客席でビール飲んでました。
ああ、こういうセッションがしたかったんだよなあと思ったのを覚えてます。なんつーか、「みんなちゃんと主役」みたいなやつ。
精力善用・自他共栄というのがセッションの理念なんですけど、それが目の前で繰り広げられているのを見てると痛快ですらありました。

つーことで明日もみんなで精力善用・自他共栄しましょう。

11月25日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.11 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2300円


今日の演奏動画。

Irving Berlinの作曲した『Change Partners』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月23日 (土)

仕事ウィーク開幕

今日からしばらく忙しい日が続く。

昨日まではそんなに忙しくなかったので、その忙しくない間にやらなくてはならないことを一通り終わらせておいたので良かった。

練習もそう。明日からはしばらくそんなに多くの練習時間が取れないので、今週しっかりと練習しておけたのでとりあえずはオッケー。

もちろん今日からしばらく忙しいのは本業の音楽稼業が忙しいのであって、来週はおそらくバイトに出ている時間もほとんどないと思う。

昨日のブログに書いたような飲酒読書の機会も来週末までは無理かな。

今は本日のレッスンを全て終えて池袋から小岩に帰るところ。今日はこのあと柔道の稽古に行ける。

音楽が第一、仕事が第一なのは当たり前のことなのだけれど、それでも何とか時間を作って柔道には行きたい。

生活の中での優先順位としては、音楽が圧倒的に1位なのだけれど、次いで柔道。あとは余裕があれば読書もしたいし釣りにも行きたい。なかなか難しいけど。

まずは今日は仕事が出来た喜びと稽古に行ける喜びを噛みしめながら、頑張ってきます。

あ、来週の月曜日はセッションやりますよ。

「福ジャム」ね。

11月25日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.11 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2300円


今日の演奏動画。

Isham Jonesの作曲した『It Had Be You』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2024年11月22日 (金)

飲酒読書は楽しい

昨日は夜に少しだけバイトに出たのだが、珍しくそこそこ調子が良くて目標金額にさっさと到達したので早めにバイトを切り上げて家に帰った。

随分と身体も冷えていたので一度風呂に入って身体を温めてから、そのまま一人で近所の高級イタリアンバルに向かった。本を読むために。


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読んでいたのは友人の作家石田ゆうすけ氏の新刊【世界の果てまで行って喰う】。

とりあえず一旦最後まで読み終わった。とても面白かった。本人にも「読み終わったら感想を送りますよ」と伝えていたので、今度このブログにしっかりと感想を書こうと思う。

もうちょっと読み返してからにしようかなというのと、書くのにそれなりにまとまった時間が必要なので、それは後日。ざっくりとだけれど「とても面白い」のでみんなにオススメしておく。

この「一人で酒を飲みながら本を読む時間」というのが、今の私の生活の中ではすごく楽しみな時間になっている。やるべきことの優先順位としては仕事に比べると低いのでそんなに毎日はこの時間はとれないのだけれど、やるべきことを終えてこの飲酒読書の時間がとれた時の幸福度はだいぶ高い。

あとは読みかけの【罪と罰】をさっさと終わらせないとなあ。もう一年ぐらい読んでるのにまだ終わらない。あと100頁ぐらいなんだけど。


今日の演奏動画。

Wayne Shorterの作曲した『Infant Eyes』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2024年11月21日 (木)

まだ上手くなりたい

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昨日はセッションだったけれど、その前の日中は毎月1回か2回やっている野々口さんとの練習会の日だった。

基礎練習を中心にやる練習会なのだけれど、最後に数曲演奏動画の撮影にも付き合ってもらう。

昨日も三曲録ってもらったが、そのうちの一曲が『Captain Fingers』という曲だった。

今日アップするのはその曲だ。

先に言っておく。全然弾けてない。私が。

なのでもしも演奏動画を聴いた方の中で「あれ?ここ間違ってんじゃねえの?」と思った方がいたら正解だ。ああ、確かに間違っている。

野々口さんに「このクソむず曲一緒にやってください」と言って譜面を渡したのは半年以上も前のことだったと思うが、半年以上かけて練習してもこの体たらくである。だって難しいんだもん。

ただ、これ以上この曲を練習したくなかったのでとりあえずこれでオッケーということにした。私は自分に甘い。

この文章を書きながら「どれぐらい弾けてないんだろ」と思って聴き返しているが、全然弾けてない。勘弁してくれ。


自慢げに言う話でもないかもしれないが、私はめちゃくちゃピアノがヘタクソである。だいぶ自覚している。

自分より若い人でも同世代でも先輩達でも私よりうまいピアニストはごまんといる。というか私よりヘタクソな人がなかなかいない。

なので「上手いやつとかテクいやつは他のやつらに任せた!おれは味とイキフン(雰囲気のことね)で勝負だ!」と思っているフシも大いにあるのだが、実はそれでもまだ「上手くなること」を諦めてはいない。

そういうことを思い出させてくれるのも、野々口さんとの練習会だ。

地道な基礎練習をひたすらやったり、無茶な難曲にチャレンジしてみたり。そう、おれたちはもっと上手になりたいのだ。

それでも壊滅的にヘタクソなのだが、まだ諦めない。まあ20代の頃に比べたら少しはマシになってきてるから、このままやってりゃあもう少しはマシになるはず。

私はまだ上手くなりたいし、まだ強くなりたい。

別にいいじゃん。


今日の演奏動画。

Lee Ritenourの作曲した『Captain Fingers』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2024年11月20日 (水)

Happy Birthday to Mr. T.S.

今日の演奏動画についてだが、今日はリテイクだ。Thelonious Monkの『Ruby, My Dear』という曲。実はリクエストがあったのだ。

長らく友人でいてくれている関さんという友人が「11月20日はおれの誕生日なのでおれの好きなこの曲を弾いてほしい」という連絡があったので、弾いた。過去に弾いているけれどそれは4年以上前のものだったので、4年前の私と今の私は少しは違う感じで弾けるのでリテイクしたかったのも事実だ。

あと、別件だがちょっと前にアップしたDuke Ellingtonの曲もリテイクだった。これは外国の方からのリクエストで「譜面を添付したバージョンも見たい」と言われたのでリテイクした。以前は譜面を添付していなかった。

長らく続けてきている毎日のYouTube演奏動画だが、大きく分けて3つぐらいのフェーズがある。
(1)スマホで録ってアップしていただけの時期
(2)コンデンサーマイクを導入してそれを使って録っている時期
(3)そこに更に譜面の画像を添付し始めた時期

今は(3)の形で落ち着いている。またどこかで何か変わるかもしれないけれど。

(1)と(2)の時期に録ったものに関しては今後積極的にリテイクしても良いかなーと考えている。やっぱりちゃんとした音質のものにしたいし譜面を見たい人もいるだろうし。

もちろん新しい曲もやる。まだまだ知らない曲がたくさんあるから。

ということで今日は関さんハッピーバースデーの演奏動画。最後にメッセージを添えて。

関さん最後まで見てね。いつも友達でいてくれてありがとう。


今日の演奏動画。

Thelonious Monkの作曲した『Ruby, My Dear』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2020年3月19日にもやっているのでリテイクです。

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2024年11月19日 (火)

谷川俊太郎さんの訃報

朝から練習して昼からバイトに出た。

昨日も似たような一日だったのだけれど、昨日と今日で今週のバイトの最低ノルマは達成出来たので明日からはあまりバイトのことを考えずに練習に打ち込める。

あとは「ちょっと身体動かしたいなー」と思った時にバイトに出れば良いだけだ。そんな時がくるのかどうかもわかんないけど。


今日は朝から詩人の谷川俊太郎さんの訃報を聞いた。若い頃に熱心に読んでいた詩人の一人だ。

いくつも好きな詩があるのだけれど、個人的に好きな詩を一つ載せておきたい。

谷川俊太郎「かなしみ」

あの青い空の波の音が聞こえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい
透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった


合掌


今日の演奏動画。

Johnny Burkeの作曲した『Black Coffee』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月18日 (月)

明後日11月20日はノノさんと歌声酒場

ものすごくバタバタしてるので簡単更新。

明後日は歌声酒場at 小岩BACK IN TIMEです。

11月20日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2300円

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ボーカル中心のジャムセッションですが、楽器の方も大歓迎です。
素晴らしい参加者の方々に助けられて毎月和気藹々としながらも真摯な音楽の場となっています。
是非ご参加ください!

今日の演奏動画。

Lee Ritenourの作曲した『Bullet Train』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月17日 (日)

Jelly Roll MortonとかJames P. JohnsonとかFats Wallerとかマジ勘弁してくれ

午前中にレッスンが終わってその後はずっと練習の日にするつもりだったのだが、今日は譜面を書いてたら終わってしまった。

書いてたのはコレ。

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5時間以上かかったっつーの…

毎日練習する曲の譜面は必ず音源を聴きながら自分で書くのだけれど、大体一曲2時間前後で書けるのにたまにこういう「大作」にぶち当たると膨大な時間がかかる。

更に言えば大半の曲は譜面を書き上がった時点でもうすでに5割以上弾けるようになっているのだが(だってその音源を二時間ぐらい聴きまくっているワケだから)、今日のこの曲は譜面を書き上がった後に一度ざっと弾いてみたけれど0.5割ぐらいしか弾けなかった。つまり全然弾けなかった。ムズイんだっつーの…

この曲の作曲者のJelly Roll Mortonとか、その同時代のJames P. JohnsonとかFats Wallerとか。大昔のピアニストたちは大昔の人のくせにべらぼうにピアノが上手い。大昔なんだからさ、そんなバカテクを駆使するなよ。勘弁してくれよ。

ま、どうせどっかで書かなきゃいけない譜面だったし、どうせどっかでゆっくり練習しなきゃいけない曲だったし、とりあえず譜面が書き上がっただけでも良しとしよう。あとはゆっくり丁寧に練習したらいつか弾けるよ。いつだかわかんねーけど。

ちなみに半年前ぐらいに丸二日ぐらいかけて譜面を書いたJames P. Johnsonのクソ難曲があって、それもちょこちょこ練習してはいるのだけれど、まだ4割ぐらいしか弾けない。半年かけてこの体たらく。はあ、音楽の才能が皆無なピアニストはつらいぜ。

そうそう、今日は久しぶりの全身筋肉痛。昨日の久しぶりの柔道の稽古のせいだ。筋肉痛もなんかちょっぴり嬉しい。

明日は練習とバイトの日。

がんばっていきましょう。

今日の演奏動画。

Sonny Clarkの作曲した『Cool Struttin'』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月16日 (土)

練習が仕事

昨日のバイトで今週の目標額を達成したので、今日はバイトに行かない。大した金額ではないのだけれど。

今日は朝から何もない無職の日だったので朝からずっと練習。バイトに行かずに済むとこうやって練習に時間が割けるのがありがたい。

「練習こそが仕事だ」というのはずっと自分に言い聞かせてることで、ライブやレッスンはその副産物だと思っている。

ちょっと前に競輪選手が「練習が仕事。レースは集金」と言っているのを聞いて「あー、ちょっと似てるなあ」と思った。

ライブやレッスンによってお金を得ることが出来て、それを「集金」とまでは思わないけれど、なぜそういうことが出来るかと言えば日々練習をしているからで、練習こそが仕事というのは本当にそうだなあと思う。練習が出来なくなったらきっと全てがうまくいかなくなる。それはとても怖い。

夕方までたっぷり練習して、今日はこれから数か月ぶりの柔道の稽古へ。

久しぶりに稽古が出来る喜びと、身体が動くかなあという不安を比べた時に4:6で不安が大きいけれど、リハビリだと思ってのんびりやってこよう。

久しぶりの青畳、柔道着、そして道場の仲間。

ちょっと緊張してます。


今日の演奏動画。

Sammy Fainの作曲した『Are You Havin' Any Fun?』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月15日 (金)

大盛と私

バイトで朝から5時間ほどぶっ通しで自転車を漕いだ。さすがに疲れた。

うっかりして朝、何も食べずに家を出たので、スポーツドリンクをちびちび舐めながらのバイトだったのだが、最後の方は本当に腹が減ってきてもう「何か食べたい」ということしか考えられなくなってきた。

もうたくさん働いたし終わりで良いやとおもって自主的にバイトを終了した時に目の前に現れたのは牛丼屋の「すき家」だった。

たまたま現金を持っていなかったのでSuicaで支払いの出来る店しか入れないという制限があったのだが、すき家ならばそれも可能だ。何より死にそうなほどに腹が減っていたので迷わずにすき家に突入した。

普段ならば並盛で充分なのだが、あまりに腹が減っていたので「今日は大盛でもいける!」という強い確信を持っていたので大盛を注文した。もちろん玉子も一緒に。

貪り食った。

長らく感じたことのないほどの激しい空腹感がこれ以上ないほどのスパイスとなって、やって来た時には「でけーなこれ、食えんのか?」と思った大盛牛丼もぺろりと平らげてしまった。

大盛なんて食べたのはいつ以来だろう、と思った。

蕎麦屋ではたまに大盛を頼むことがあるが、牛丼屋やラーメン屋ではとんと大盛など注文したことがなかった。実に10年以上ぶりの大盛であったと思う。

私はまだまだ大盛を頼めるぐらいには若い。

そんなことを思った。


今日の演奏動画。

Duke EllingtonとJonny Burkeの作曲した『A Hundred Dreams From Now』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2021年10月29日にもやっているのでリテイクです。

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2024年11月14日 (木)

名曲をテープに吹き込んで

先日たまたま夜にテレビを見ていたら、歌番組に奥田民生さんが出ていた。

元々好きな歌手なのでちょっとした懐かしさも手伝って番組に見入った。

番組自体はとても面白かったし奥田民生さんの歌も良かった。見終わってからももう少し彼の歌を聴いていたくて、YouTubeで彼の歌を探して聴いていた。

好きな歌の一つで『イージュー★ライダー』という歌があるのだが、その歌の中にこんな歌詞があった。

「名曲をテープに吹き込んで」

これって、今の若い子はきっとわからないんだろうなと思った。

私たちは若い頃外で音楽を聴こうと思ったらウォークマンだった。ポータブルカセットテーププレイヤーのことである。多分カセットテープ自体がもうわからないだろうなと思う。

どこかに旅に出るとなったら、お気に入りのカセットテープを4~5本ほど持っていく。それを色んなところで聴くのだ。

ジャズのカセットを持っていくこともあったし、ブルースを持っていくこともあった。なぜがローリングストーンズとかジミヘンとかを持っていくこともあったし、エンヤを持っていくこともあった。

そんな中で必ず持って行っていたのは「中島みゆきベストテープおれエディション」である。中島みゆきの歌をその時の気分でチョイスしてカセットテープに録音して持っていく。旅に出るたびにその「おれエディションベストテープ」を作るのが楽しみだったのだが、必ず入っていたのは『ホームにて』だ。田舎のさびれたホームで夕暮れ時などにこの曲を聴くとものすごく旅情がアガるのだ。今風に言うとめちゃんこエモいのだ。

私の若い頃の旅は「どこで『ホームにて』を聴くか」という旅だったのかもしれないと思った。

その時に聴いていた歌は今聴いてもやっぱり好きだ。

ということで今日は奥田民生さんの『イージュー★ライダー』を弾いた。

勝手にあれこれアレンジして。

「原型をとどめていないじゃないか」というファンの方からの苦情は一切受け付けないことを先に断っておく。


今日の演奏動画。

奥田民生さんの作曲した『イージュー★ライダー』をアレンジしてソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月13日 (水)

寝るのはそんなに悪くない

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久しぶりにゆで太郎で朝そば。モーニングサービスのこの朝そばは相変わらず大変豪華。富豪になった気分になる。

今朝は起きた時から何となく元気がなかった。体調不良というところまではいかないけれど、もっとシンプルに疲れていた。

そういう時は布団の中でじっとする。

一旦起きて台所に行って水道水をがぶがぶと多めに飲んでから布団に戻る。そして仕事に行かなくてはならないリミットぎりぎりの時間まで布団の中でじっとする。頭の中で格闘ゲームの体力ゲージみたいなものを思い浮かべて、その体力ゲージがじわじわと回復していくところを想像しながらじっとするのだ。

それで実際どこまで回復しているのかはわからないけれど、仕事に行く時間になったら何とか起き上がれる。今日はじっとしながら「そうだ、ゆで太郎で朝そば食べてから行こう」なんてことを考えていたので起き上がる楽しみもあった。

こういった具合に、私の中では「休むこと」、とりわけ「寝ること」は非常に重要である。私は疲れたらとにかく寝るし、人からそのことを非難されても寝ることはやめない。生活の中で最も重要なことの一つだと思っている。

しかし、少なくない数の人が寝ることはけしからんと考えているようで、先日の首相指名選挙の際に現総理大臣の石破氏が居眠りをしていたことに怒っている人が多いというニュースを見た。

私は石破氏をちっとも支持していないが、居眠りは支持する。疲れていたんだろうと思うし、疲れている時は寝れば良いと思う。

指名選挙については、80票以上の無効票が投じられたことについてはかなりの不満があるが、何度も言うが居眠りには不満はない。

「このような大切な場で居眠りをするなんてけしからん!」と言っている人にも不満はある。
寝ただけじゃん。眠かったんだもん。疲れてたんだもん。良いじゃん別に。そんなに悪いことかよ。

誰かの居眠りに目くじらを立てて「甘ったれたこと言うな!寝ずに働け!」と言うような世の中よりも、「疲れてるんだね、疲れてる時は寝なよ、おやすみ」と言う世の中を私は望んでいる。

それから、私は疲れていたら容赦なく寝る。

誰に何を言われようとも。

今日の演奏動画。

Mike Mainieriの作曲した『Tee Bag』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月12日 (火)

高砂踏切とパチンコ

京成高砂駅の踏切は「開かずの踏切」として有名なのだけれど、昨日はその開かずっぷりをなかなかに堪能させてもらった。

バイト中のことであるが、開くのに最長で10分待った。

すんなり開く時もあるのだ。なので、もう開くだろ、さすがにもう開くだろと思っていたらなかなか開かなくて10分経過してしまった。

パチンコみたいだと思った。

もう500回もハマってるしさすがにもう出るだろと思っても、ハマる時はそこからさらに500回700回とハマることもありうる。もちろんあっさり10回ぐらいで当たる時もある。

良い時のイメージや記憶だけを頼りにしてはいけないというのがこのことからの学びであり、今後の対策としては
・高砂の踏切にはバイト中には極力近づかない
・パチンコはしない
の2点である。

高砂踏切、ヤバすぎるだろ。


今日の演奏動画。

Sammy Fainの作曲した『Something I Dreamed Last Night』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月11日 (月)

シンコペーションという「結果 」とスイングという「原理」

朝から夕方まではノンストップでレッスン。

一応教師側の立場ではあるのだけれど、今日もたくさん学ぶことがあった。

例えばこんなこと。ジャズはシンコペートしがちな音楽なのだけれど、意図的にシンコペートしてもジャズにはならない。シンコペートするのはあくまでも「結果」であって、その根幹にはスイングという「原理」がある。その「原理」を踏まえていれば必ずしもシンコペートしなくてもジャズになるし、逆に言えばその「原理」無しに「結果」としてのシンコペーションだけを取り入れてもジャズにはならない。

とかこんな感じの学び。

レッスンは確かに仕事ではあるんだけど、音楽を考える(研究する)ってのは常に面白い。

さて、小岩に帰ってきてこれからバイト。

眠くて眠くて発狂しそうなので30分だけ寝てからバイトに行ってきます。

今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『You're Nearer』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月10日 (日)

オリジナル曲『Murmuration』配信停止のお知らせ

昨年のクリスマスにデジタルリリースしたオリジナル曲『Murmuration』という曲がある。

シングル曲に関しては全て一年間だけの期間限定配信にすることにしているので、今日「おまえの『Murmuration』って曲は今年のクリスマスで配信期間が終わるよ」という知らせが配信サイトからやってきた。

あいよ、がってんだ。

とは思ったのだが、一抹の寂しさもある。

そういえばこの曲を耳コピして自分で譜面を書いてきてくれたベーシストがセッションに来てくれて「福島さんの新しい曲、一緒にやりたいです」って言ってくれたこともあったなあとか思い出しながら。

それとこの曲に関しては小説も書いた。

これだ。

小説『Murmuration』

自分で言うのもなんだが、わりと良く書けたと思っている。今読み返してみても結構面白かった。

ストリーミングでこの曲が聴けるのは今年のクリスマスまでだが、もしもダウンロードしてくれたならばずっと聴けるので今後も聴きたいという人にはダウンロードをオススメしたい。多分200円とか250円とかそんなもんだ。クリスマスまではまだ少し期間があるので、気になる人は以下のリンクからダウンロードしていただきたい。

https://linkco.re/AZtfY7eM

また近くなったらこの件に関しては再度お知らせする。

その時には譜面も載せちゃおうかな。確かこれは二段譜書いたんだよな。「弾いてみたい」なんていう人がいるかどうかは謎だけれど。

とにかくあと一か月と少しの配信期間なので、少しでも多くの人に楽しんでもらえれば幸いだ。


今日の演奏動画。

Duke Ellingtonの作曲した『I Didn't Know About You』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月 9日 (土)

ノンストップ寝続けマン

起きたら10:30だった。

ノンストップで寝続けてしまった。疲れてたんだと思う。

昨日の演奏について、良かったか悪かったかは聴いた人が判断すれば良いことなので私自身は何とも言い難いが、自分としては「やりきった」という感慨はある。今の自分に出来ることを精一杯出来たし、嘘をつかずに誠実に音を出すことが出来たと思う。

だから終わってから家に帰る途中の公演ではチューハイを飲みながら完全に放心していたし(というか呆けていた)

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今日もノンストップで10:30まで寝続けてしまったのだと思う。

今日は12時からレッスンだったので、起きてすぐにトレーニングをしてから朝めしを食べて、それから身支度をしてレッスンに向かった。朝からなかなかに際どい移動だった。
小岩でのレッスンを終えて今は千駄ヶ谷へレッスンに向かう途中の電車の中。今日は小岩〜千駄ヶ谷〜池袋〜新小岩と四ヶ所でのレッスンの日。移動だけでなかなかにハード。

明日は練習とバイトの日だ。

多分だけれど最近はちょっとだけ忙しくなっている。

川辺か海辺で一人でぼけっとしたいなあ。

そうそう、昨日の演奏の時にお客さんの前で45歳の目標を宣言したのだけれど、45歳からは「やんのかコラ」って言わない。44歳の時には達成出来なかったけれど45歳では達成したい。とりあえず昨日も今日も言ってない。

一日一日積み重ねる!


今日の演奏動画。

2024年10月30日の小岩BACK IN TIMEでの福島剛(pf)・市川綾野(ds)Duo Live より、市川修さんの作曲した『The Funky Drummer』の演奏動画です。


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2024年11月 8日 (金)

45歳になった

今日45歳になった。

本当に人に迷惑をかけまくりながら生きているので、「なに45年も生きてんだよゴミカスが、とっとと死ねよ」という気持ちでいっぱいなのだけれど、それでも誰かが「まあ良いじゃん、とりあえずおめでとう」って言ってくれたりするとそれなりに嬉しくて、「まあいっか」という気にもなる。

今日演奏が出来ることもそう。

おれの演奏を楽しみにしてくれている人がいるというのは、まあ生きてても良いかという気分になる。

今日は45歳になって一発目の演奏です。

気合い入れてやってきます。

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今日の演奏動画。

2024年10月30日の小岩BACK IN TIMEでの福島剛(pf)・市川綾野(ds)Duo Live より、オリジナル曲『Petrichor』の演奏動画です。


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2024年11月 7日 (木)

明日のライブは19:30スタート!

明日のソロピアノライブに向けての準備の一日。

朝から練習に出て、昼に二時間だけバイト。そのあと昼に練習とリハーサルをして、今からまた3時間ちょっとだけバイト。

リハーサルっていうのは、明日はいつものようにBACK IN TIMEオーナーの梶川氏に一曲ゲスト参加してもらうのでその曲を二人で練習してもらってきた。予想以上に面白い感じに仕上がって、もちろん明日は明日で今日とは違う演奏になるんだけどとても楽しみ。

もうひと方、スペシャルゲストが登場するかもしれない。嬉しい。

で、リハの時に梶川さんから「明日19時半スタートって強調して告知しとけよー」と言われたのでここでも強調して言っておく。

明日は19:30スタートです。

小岩BACK IN TIMEの平日ライブのスタート時間は大体20時なのだけれど、もしも遠方から来てくれる人がいた時に帰りの心配が少しでもなくなるようにということで19:30スタートにしたんだった。

良い演奏がしたいな。

是非聴きにきてください。

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11月8日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Solo Piano」
piano:福島剛
19:30~start  music charge: 2500円


今日の演奏動画。

2024年10月30日の小岩BACK IN TIMEでの福島剛(pf)・市川綾野(ds)Duo Live より、オリジナル曲『蒼穹』の演奏動画です。

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2024年11月 6日 (水)

明後日はソロピアノ

明後日のソロピアノに向けて選曲したり練習したりという一日。

毎年これぐらいの時期に普段からお世話になりまくっている小岩BACK IN TIMEでソロピアノをやらせてもらって何年にもなる。今年もやる。

ちゃんと一年間積み重ねてきたかなと考えたり、それから今おれはどこにいるんだろう、これからどこに向かっていくんだろうと問いかけたり、そんな時間。

そういう場を提供してもらっていることに何とか報いたい。来てくれるお客さんが「聴きにきて良かった」と思いながら帰ってもらえるようにしたいなあ。

噓のない音楽が出来たらなと思ってます。

良かったら聴きにきてください。

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11月8日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Solo Piano」
piano:福島剛
19:30~start  music charge: 2500円


今日の演奏動画。

Jimmy McHughの作曲した『I Can't Believe That You're In Love With Me』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月 5日 (火)

消えたい

昨日の演奏は楽しかった。自分なりにも良い演奏が出来たと思う。

そして一つ大切なことを学んだ。

お酒を飲み過ぎてはいけない。

大事なことなのでもう一度書いておこう。

お酒を飲み過ぎてはいけない。

あー!消えたい!


今日の演奏動画。

Irving Berlinの作曲した『How About Me?』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月 4日 (月)

ピアノを始める(習う)初期費用

ピアノの生徒からの電子ピアノを購入したいという相談に応えたりしていた。

色々と調べてみたのだけれど、30000円も出すとそれなりに良いものが買えるということがわかった。

同機種を販売店とメルカリ等のネット通販で値段を比べてみたらネット通販の方が3000円ほど安かったのだが、楽器故障時のアフターケアの充実を考えて、修理サービスの充実した販売店を勧めた。

こういう経験から一つわかったことがある。

・ピアノを始めて(習って)みたい
・楽器は持っていない
・トータルの初期費用はいくらか?

こうした問いの答えは「およそ50000円」という答えだ。

「楽器代+初期レッスン費用+譜面等の初期投資」の合計金額が、ざっくりとだが「50000円」という結論になった。

もちろん既に楽器を持っている場合はこの限りではないし、レッスン費用も教室によってまちまちだからその辺は誤差もある。けれど大体そんなものだ。

ちなみに私は「自分の楽器を買った方がいい」と思っている。これは絶対に思っている。高いものである必要は全然ないが、電子ピアノならば
・88鍵あって
・タッチがピアノタッチで(ぺこぺこのキーボードタッチでない)
・サスティンペダルがついている
ものであれば何でも良くて、あとは買う本人がその楽器を気に入るか入らないか次第だと思う。

50000円。

これを高いと考えるか安い(あるいは妥当)と考えるかはその人次第だと思う。

高いと考える人の気持ちももちろんよくわかるし、私の立場から言えば「その初期投資さえしてしまえばあとは月々10000円前後(レッスンを受ける場合)で何十年も楽しめる」ものなので、決して高くはないと思っている。

ちなみに私はピアノを習い始める初期費用であるが、パチスロ「サラリーマン金太郎」でバカ勝ちしたものから出した。2002年くらいのことだったと思う。金太郎チャンスが終わらなかった。

バカ勝ちした直後に初めて師となる市川修先生に出会った。負けた後だったら生徒になりたくても金が無かったので、勝った後で良かった。サラリーマン金太郎には本当に感謝している。

そんなわけで、私は今でもピアノを続けている。

多分死ぬまでずっと続ける。

良いんだか悪いんだかわかんないけど。

今日はライブだ!

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愛する高原かな氏と、今日も元気いっぱいブチかましてきます。

11月4日(月祝) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
14:00~start music charge:2600円


今日の演奏動画。

Selton Brooksの作曲した『Easy Rider's Gone』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月 3日 (日)

今日はセッション、明日はライブ

今日はこれからセッション!「福ジャム」at BACK IN TIME。

そして明日は立川で高原かなさんとデュオライブ!


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11月3 日(日)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.10 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
14:30~start  music charge: 2300円

11月4日(月祝) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
14:00~start music charge:2600円

連日こんなに楽しみな演奏の場があるなんて嘘みたいだけど、現実です。

感謝しながら一生懸命やってきます!


今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『The Next Time It Happens』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月 2日 (土)

今日から講道館杯

今日は朝から夕方までレッスンして夕方からはバイトの日。なんとか気合いで乗り切りたい。

今日と明日、群馬県の高崎アリーナというところで講道館杯全日本柔道体重別選手権が開催されている。

−60kg級に髙藤直寿選手、−66kg級に丸山城志郎選手というかつての世界王者が復帰戦としてエントリーしていて彼らの活躍を非常に楽しみにしていたのだけれど、今回は両者ともに怪我で欠場とのこと。

ファンとしては残念ではあるけれど、本人たちの負傷して試合に出られない悔しさや苦しさは計り知れない。早い回復とさらなる飛躍を願うよりほかない。

−60kg級は古賀玄暉選手と近藤隼人選手と福田大和選手あたりが有力なのかなとも思うけどどうなるかはわからない。

今日は女子で明日が男子。

熱戦を期待!


今日の演奏動画。

Rube Bloomの作曲した『Here's To My Lady』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年11月 1日 (金)

貯金は大事

激しく二度寝をしてしまった。

起きたらもう午後だった。

今日は色々とやらなくてはいけないことがあったのにと思いながら家を出て、まずは月初めなので演奏スケジュールの更新、それから練習してYouTubeの演奏動画の録音も。

昨日と今日で最低でも6本は録っておきたいところという目標があって、昨日4本録れたので今日は本当に最低ラインをクリアの2本だけ。

こういう時に昨日頑張っておいて良かったなとも思った。

「人生や生活は決してうまくいかない」ということを深く胸に刻みながら生きているのだけれど、頻繁にやってくるうまくいかない時の為に貯金を作っておくのは大事だ。金の貯金は全然ないけれど。

さて、バイト行ってきます。

今日の演奏動画。

Thelonious Monkの作曲した『Straight, No Chaser』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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演奏スケジュール(2024年11月1日更新)

2024年

11月3 日(日)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.10 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
14:30~start  music charge: 2300円


11月4日(月祝) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
14:00~start music charge:2600円


11月8日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Solo Piano」
piano:福島剛
19:30~start  music charge: 2500円


11月20日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2300円


11月25日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.11 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2300円


11月29日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Live & Jam Session」
sax:ハル斉藤 bass:矢田佳延 piano:福島剛
19:00~start  music charge: 2500円


12月18日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:上條貴史
19:30~start  music charge: 2300円


12月26日(木)京都高野 む~ら
075-703-0120
https://jazzmurra.exblog.jp/
vocal:高原かな sax:登敬三 piano:福島剛
19:00~start music charge:3300円


12月28日(土)大阪梅田 Jazz On Top
06-6311-0147
https://jazzontop.info/
vocal:高原かな bass:鶴賀信高 piano:福島剛
13:00~start music charge:3300円(予約)/ 3850円(当日)

2025年


1月7日(火)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:登敬三 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

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