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2024年8月10日 (土)

青春18きっぷ算(上級者向け)

先週の京都行きの為に青春18きっぷを買った。

青春18きっぷについてはこのブログで何度も取り上げているのでもはや説明不要かとは思うが、12050円で利用期間内であれば任意の5日間普通電車が乗り放題になるというナイスなきっぷだ。

先週の東京〜京都間の往復で2日分を使ったので、あと3日分が余っている。

今日は立川でライブなのでこのきっぷを使って小岩〜立川間を往復しようと思って小岩駅でスタンプを捺してもらった。

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「あれ?それってちょっと損じゃない?」と思った人はなかなかに鉄分が高めの人だ。

青春18きっぷは12050円で5日分なので、一回あたり2410円である。

小岩〜立川は片道830円(往復1660円)なので、この往復だけで使ってしまっては750円の損、という計算になる。ここまで計算出来るのは青春18きっぱーとして中級者クラスになってきたら当然だろう。

しかし考えてもみてほしい。

私は先週東京〜京都間を往復しているのだ。東京〜京都間の普通列車による運賃は8360円、往復で16720円であり、それを青春18きっぷ2日分4820円で移動しているということは、ここですでに11900円も得をしている。
もっと言えば、東京〜京都間を往復した2日分だけしか使い切らずに利用期限が切れてしまったとしても本来16720円の東京〜京都間を12050円で往復したことになり、その時点で4670円の儲けということになる。

これが青春18きっぷ上級者の計算方法である。

つまり、青春18きっぷを使って一度でも東京〜京都間のような長距離往復を達成した時点で、そこから先は完全なるボーナスステージとなるのだ。残りの3日分はどこに行くのも実質タダ、という夢のようなボーナスステージだ。

今日のように小岩〜立川間という短or中距離の移動ですら往復1660円がタダになるのはだいぶデカい。帰り道に電車で飲む用(やめなさい)に酒のロング缶を2缶買ってもまだ余裕でお釣りがくる。

このような事情があるので、私は青春18きっぷ利用期間内に立川でライブがある時には迷わずにこのきっぷを使うようにしている。もはやボーナスステージにいる私には恩恵しかないのだ。

ということで青春18きっぷを利用しつつ本日のライブ会場へ向かう電車の中から「上級者の青春18きっぷ算」を紹介した。

なお、この青春18きっぷが廃止になるのでは?という噂がまことしやかに囁かれているが、もしそのようなことになったら本気でデモをやろうかなと思っている。

青春18きっぷを廃止してはならないっ!


今日の演奏動画。

Joseph Oliverの作曲した『Dippermouth Blues』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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