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2024年8月18日 (日)

ぼくらが旅に出る理由

ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手を振ってはしばし別れる

という小沢健二の書いた「ぼくらが旅に出る理由」という歌の歌詞が頭に浮かぶことがたまにある。

もちろん旅に出る時の話だ。

「旅が好きだ」なんていう青臭くて小っ恥ずかしいことを殊更に言うのは憚られるが、何かあればすぐにどこかへふらふらと行く習性のある私は、多分旅が好きなんだろう。

知らないところへ行って知らない人と会って知らないものを食べるということを熱病のようにずっと繰り返しているし、多分これからもやめないんだと思う。

最後に手を振って別れるというのも良い。

そのたびに井伏鱒二が訳した于武陵の「勧酒」という漢詩も思い出される。

この盃を受けてくれ
どうぞなみなみつがせておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

勧君金屈巵
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離

今日の演奏動画。

小沢健二の作曲した『ぼくらが旅に出る理由』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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