江戸川花火大会が本日開催される事情
今日は我が街小岩に一年で一番多く人が集まる日だ。
そう、江戸川花火大会の日である。
毎年8月の第一土曜日に開催されていたこの花火大会が今年だけ第四土曜日に開催されるのには特別な事情がある。
江戸川花火大会を取り仕切っている宗家花火鍵屋の15代目当主である天野安喜子先生は、柔道の審判員の資格を持っておられ、今月初めにパリで開催されていたオリンピックにも審判員として出場されていたのだ。
天野先生の審判員としてのスケジュールを優先させたために花火大会の日程が後ろにずれ込んだというのが今年の特別な事情だった。
天野先生とは江戸川区柔道連盟の場において少しお話しをさせていただいたことがあるが、とても気さくで優しい方だった。私のような一兵卒にも分け隔てなく優しく接してくださるその姿勢に感動したことを覚えている。
天野先生が裁いた柔道の名勝負は数々ある。今回のオリンピックでも数多の名勝負を裁いておられた。
しかしその中でも特に柔道ファンである私の心に強く残っているのは、2020年12月13日に講道館で行われた東京オリンピック男子66kg級の代表選手決定戦、そう、阿部一二三選手と丸山城志郎選手による24分にもおよぶ死闘である。あの柔道史上に残る名勝負を裁いていらしたのが天野先生であった。
戦っている当人たちは当然のことながら、観ているこちらまでもが苦しくなるような熱戦中の熱戦だった。本当に見事な勝負だった。
僅かなところで軍配は阿部選手に上がったが、どちらが勝ってもおかしくない素晴らしい勝負だった。
あの勝負を裁いた天野先生も心から尊敬する。
ということで今日は天野先生の本職である花火師としての大舞台。仕事で見れないのだけれど、帰り際に少しぐらいは電車から見られるかなと期待している。
今日、江戸川花火大会に行かれる方々におかれては、あの花火を上げている方は素晴らしい柔道の先生であることも念頭に置いて頂きたい。
今日の演奏動画。
Ornette Colemanの作曲した『Turnaround』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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