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2024年6月 4日 (火)

空気を求めて

昼過ぎにレッスンが終わって一息ついて、そういえば自転車のタイヤの空気が随分と抜けていたことを思い出した。

家に空気入れがないので、どこかの自転車屋に行って空気入れを借りて空気を入れなくちゃなと思って、時間も結構あるしのんびりサイクリングがてら自転車まで行ってこようと思って空気のあまり入っていない自転車を漕ぎ出した。

最初に行ったのは我が街では有数の老舗の自転車屋であるが、なんとそこがつい先日で閉店していた。

店内には解体屋が入り、中を壊しながら綺麗にしていた。店の脇に
「長年お世話になりました、閉店いたします 店主」
という張り紙が貼ってあった。

マジかよ世知辛いな…と思いながらそのH置自転車を後にして、別の空気入れを借りられる自転車屋に向かったが、そこはとっくの昔に潰れていた。
イトーヨーカドーの駐輪場で空気入れが借りられた気がするんだが…と思ってイトーヨーカドーに行ってみたがそこにも空気入れはなかった。
他の駐輪場もいくつか見てみたが、どこも空気入れはなかった。
というか、我が街小岩から今、自転車屋が一軒もなくなっているような気がする。京成小岩に今でも一軒あるが、JR小岩駅の近くには多分今は一軒もない。非常に困った。

結局、新小岩方面まで自転車を漕いでようやく空気入れを借りることが出来た。こりゃあ近いうちにどこかで空気入れを買っておかなきゃいかんなと切実に思った。それと自転車が故障したらどこに修理に持っていくかも事前に考えておかなきゃだ。

新小岩まで来たのでたまには新小岩のどこかでメシでも食って帰るかと思ったのだが、何を思ったかラーメン屋の「弁慶」に行ってしまった。

「力こそがパワー」と言わんばかりの超パワー系のラーメン屋だ。ノーマルラーメンを注文して出てきたのがこれ。

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デカいって。マジデカいって。それから背脂がすごいって。

出てきた瞬間のビジュアルに完全にビビってしまったけれど、何とか完食。美味しかったけれど量がすごすぎた。もう無理。

そこから帰ってきてからは昨日のブログでも書いていた『虎に翼』の挿入歌「You Are So Amazing」の採譜と練習と録音。全部出来た。

昨日はこの歌が優三さんの出征の時の寅子との「変顔お別れシーン」でかかっていたことを書いたが、もう一つ、優三の戦病死を知った寅子が河原で一人で焼き鳥を頬張りながら、その焼き鳥を包んでいた新聞紙に書いてあった日本国憲法を読むシーンでもかかっていた。

このシーンもまた『虎に翼』の中では屈指の名シーンである。

その前に河原で優三は寅子にこう言っている。

「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい。違う仕事を始めてもいい。優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」

実はこの言葉は、日本国憲法第14条
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」

という言葉と繋がってくる。優三の言葉は、そのまま日本国憲法第14条だったのだ。

こういうダイナミックな仕掛けをさらりとやってのけるところにこのドラマの底知れなさがある。

ということでこの神ドラマの神シーンを思い出しながら聴いてくれ。

今日の演奏動画。

NHK連続テレビ小説『虎に翼』より森優太さんの作曲した『You Are So Amazing』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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