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2024年6月

2024年6月30日 (日)

主語がデカくなりそうな時には

昨日は柔道の稽古だったのだが、稽古に行く前にコンビニでスポーツドリンクとプロテインを買うのが毎回のことだ。

買ったらカバンを開けてそのままそこに放り込むので、柔道着がモロに見える。店員さんからしたら「あー、このオッサン柔道やってんだなー」と思うことだろう。

こういう時に普段から気をつけていることがあって、「主語がデカくなりそうな時には普段以上に礼節に気を配ろう」ということだ。

もしもそこで私が店員に対して横柄な態度を取っていた場合、店員さんが「このオッサン、クソだな」と私自身のみに軽蔑の矛先が向かえば良いのだが、下手をすると「柔道やってる奴らってのはクソだな」というように主語が大きくなる可能性もある。

これは私たち広島カープファンが野球観戦に行く時もそうだ。野球観戦の時には赤いレプリカユニフォームを着ている。そこでマナー違反な振る舞いをしていたら「カープファンってのはクソだな」と主語がデカくなる可能性がある。

もちろんそのような場合に限らず常に礼節には気をつけたいものだが、そのような「主語がデカくなりそうな場面」では更に気を遣っても良い。
逆に言えば相手がポジティブな感情を抱いた時には良い意味で主語がデカくなるのだ。「やっぱり柔道やってる人たちは礼儀正しいなー」とか「カープファンはマナーが良いなー」とか。

目の前の人間を何らかの箱に入れてカテゴライズして十把一絡げに判断をくだすのは基本的には非常にナンセンスなことなのだが、そのような場合は実際には多々ある。

今後も細心の注意を払っていきたいものである。

昨日の私も「あ、Suicaでお願いします、袋は結構です、レシートも結構です」と慇懃無礼なほどにしておいた。これぐらいが丁度いいのだ。


今日の演奏動画。

Harry Warrenの作曲した『Summer Night』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月29日 (土)

一種のミラクル

昨日はライブ。サックスの日野林晋さんと。

どんなライブでも反省点の無いライブなんてないわけで、昨日もそれなりに反省点もあるのだけれど、それはそれとしてシンプルにめちゃくちゃ楽しかった。

いつもライブの後に改めて思うけれど、一緒にやってくれる共演者とやらせてくれるお店と、そして何より聴きに来てくれるお客さんに深く感謝する。そういう方々のお陰で細々とした音楽家生活がどうにかこうにか成り立っている。あとは普段から支えてくれる方々もそうだ。

「よくおれみたいなポンコツがまだ生きていけてるよな」と思うけれど、まあ一種のミラクルみたいなもんだな。

昨日の演奏後の写真。良い顔してる。白髪増えたな、おい。

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また年内にもう一回ぐらい出来たらいいねという話になったので、また次回の為にも毎日積み重ねないといけない。

今日は昼から練習。夕方まで。

土曜日なので夜は柔道の稽古があるのだが、青年部の前にある少年部の稽古で子供たちを見る先生が少ないという話を聞いていたので指導のお手伝いに少年部にも行きますと言っておいたので練習できる時間はそれまでの間。

今、日課の練習が終わったので、書きかけのオリジナル曲の続きを書こうかな。

この書きかけの曲もきちんと仕上がったら配信で発表したいんだけどなあ。そしたらレコーディングのために調律入れないとだ。

残り二時間ちょっと。頑張ります。


今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『With A Song In My Heart』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月28日 (金)

ビビらず、調子に乗らず、カッコつけず

数日前からこのブログでも言ってるけど今日はライブ。

そんなに売れっ子でもないのでたくさんライブをやっているわけではないけれど、それでも一つ一つとっても大切なライブをゆっくりなペースでやらせてもらっている。

いつも思うことは、「ビビらず、調子に乗らず、カッコつけず、自然体でただただ目の前の音楽に向き合いたい」ということ。

今日はそれが出来るかな。

頑張ってきます!

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今日の演奏動画。

Sy OliverとJimmy Youngの作曲した『Easy Does It』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月27日 (木)

ジャズやること多すぎ問題

明日がライブなので、今日はじっくりとピアノの練習。

と言っても明日やる曲は一切決まっていない(明日当日に決める)ので、今日は日常的な基礎練習を繰り返してコンディションを整える日。

ジャズのライブって、人によってやり方が違うので一概にこうだとは言えないのだけれど、こうやって当日に曲を決めることは少なくない。もちろん初見で演奏するのが難しい曲なんかは事前に譜面や音源のやり取りをしてということもあるのだけれど。

なので、あらかじめ色んな曲を知っていた方が良い。

毎日色んな曲を研究して練習するけれど、それでも知らない曲なんて山ほどある。

基礎練習も欠かせないし、やること多すぎやしねえか?ジャズ。

明日の演奏は、ちょっと緊張するけれどとても楽しみです。

是非観に来てください。

6月28日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

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今日の演奏動画。

Joseph "King" Oliverの作曲した『Doctor Jazz』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月26日 (水)

右往左往も結果オーライ

今日は昼に池袋でのレッスンからスタートという日だったのだが、それを千駄ヶ谷でスタートと勘違いしていたところから今日の右往左往が始まった。

勘違いしていた千駄ヶ谷に向かうために昼過ぎにバスでJR小岩駅に到着した時点で総武線がトラブルにより運転をみあわせていることを知った。こいつは参ったなと思いながら迂回するルートをいくつか考えながら生徒に「電車のトラブルで教室到着が少し遅れるかも知れません」とメールを送った。生徒からの返信で「今日は池袋ですよね」と言われた時に初めて自分の勘違いに気付いた。

ということは、JR小岩から再度バスに乗って京成小岩まで引き返して京成線で日暮里まで行ってから山手線に乗り換えれば池袋には到着出来る。今日はたまたま随分早めに家を出ていたので時間には余裕があったし、結局京成小岩→日暮里→池袋というルートで事なきを得た。

池袋レッスンを無事に終えて今は再び小岩に戻るところ。これから小岩でもう一つだけレッスンをしたら今日は新小岩に柔道の出稽古に行く。

右往左往してるけれど、結果オーライという一日である。


今日の演奏動画。

Carlos Lyraの作曲した『Lobo Bobo』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月25日 (火)

本日のトレーニングはプランクのみ

朝からバタバタしていてトレーニングもプランクしか出来なかった。ま、明日の夜に出稽古行くしそこでがっつりやってくれば良いや。

今週はとても楽しみなライブがある。

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コレ。

詳細は
6月28日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

少しでも良い演奏が出来るために、毎日積み重ねておかないと。

そういや今日、コンビニに行ってプロテインを買ったら30%引きで買えた。

ラッキー。


今日の演奏動画。

Sammy Fainの作曲した『Here's To Your Illusions』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月24日 (月)

自分の好きなものを人に紹介するという行為

自分の好きなものを人に教える機会というのがたまにある。きっとそんなに珍しいことではないはずだ。

どこそこのラーメン屋が美味しいよだとか、どこそこの景色が今ちょうど見頃だよだとか、この音楽が素敵だよだとか。

もちろん人から教えてもらうのも嬉しい。自分の知らない素敵な何かを教えてもらった時に「へー、そんなのあるんだ、今度是非味わってみよう」となるのはそれなりに幸せな瞬間の一つだ。

だが、先日一つ気付いてしまったことがあって、「自分の好きな何かを人に紹介する行為」というのは「そのものを好きな自分のことを知ってもらいたいという欲求」に裏打ちされている場合があり、ひいてはそれは「自分のことを知ってもらいたい」という一種の承認欲求に繋がるのではないだろうか、ということだ。

そう思ったのは人にピアノのことを聞かれた時のことであって、私は私が心から敬愛するピアニストAbdullah Ibrahim(以下アブさん)のことを紹介した。この人がものすごく良いよ、と。

私はアブさんのことを非常に深く尊敬しているし、ものすごく影響を受けている。私のこれまでの音楽家人生の中で間違いなく最も強い影響を受けたピアニストである。

ということは、アブさんのことを人に紹介するという行為には「私が好きな音楽を紹介する」という意味だけではなく「アブさんのことを愛している自分のことを知ってもらいたい」という意味も含まれるということになる。

誰かに対して「自分のことを知ってもらいたい」などと願うのは随分青臭くて恥ずかしいなと思うのだが、あるいは私は良い大人になってなお、誰かに「自分のことを知ってもらいたい」と願っているのかもしれないと思った。

人と人はそれぞれにみんな違って、それを分かり合う必要はないし、原則として分かり合うことは出来ない。「それぞれに違うんだ」ということを認め合った上で共存すれば良い。こういう考え方こそが私の根っこにあるはずなのだが、それでも心のどこかで他者に対して「理解」を求めているのかもしれないということに気付いた時に何だか妙に恥ずかしいようなこそばゆいような気持ちになった。

「分かり合えない」という前提の元に、それでも少しでも相互理解をしようと願うのはそんなに悪くないことなのかもしれない。

今日の演奏動画。

Jaco Pastoriousの作曲した『Liberty City』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月23日 (日)

サザエさんは発達障害なのか

昨日は柔道の稽古だった。

大体稽古のあとは道場の仲間たちと飲みに行くので柔道カバンの中に財布を入れていくのだけれど、何回か前の時に財布を忘れていったことがあって、その時は一旦取りに帰った。

明けて今日。今日は朝からレッスンだったのだが、今日はレッスンに財布を持っていくのを忘れた。サザエさんかよと自分で自分にツッコんだ。

幸いにしてスマホケースの中に入れてあるSuicaの中にいくらかチャージしてあったのでそれで何とか事なきを得た。

以上のことから導き出されるライフハックとしては
・なるべく財布は忘れないようにする
・しかしそれでも財布を忘れる癖はなかなか治らないので、なるべくSuicaの中にお金をチャージしておく習慣をつける

ということである。

マジでサザエさんかよ。

イヤだね、発達障害はこれだから。ていうかサザエさんも発達障害なんだろうか。だとしたらちょびっと親近感。

明日はセッションです。

6月24日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.5 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2000円

基本的にはピアノ弾いてますが、ピアニストが来たらベース弾きますし、ピアニストもベーシストも来たら飲酒してます。
デュオでもトリオでもカルテットでも何でもやりましょう。全パート大歓迎です。
是非ご参加くださいませ!


今日の演奏動画。

Adolfo Utrera とNilo Menéndezの作曲した『Green Eyes ~Aquellos Ojos Verded~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月22日 (土)

日なたの道を歩こうぜ

昨日は悪天候のためにアナゴ釣りが中止になってしまったので、少々ぶんむくれながらピアノの練習をしていたのだが、BACK IN TIMEのマスターの梶川さんとベースの野々口さんからほぼ同時に「今、BACK IN TIMEに三笠さんがいらっしゃっているから来れたらすぐ来い!」とメールが入ったので「そりゃあ行くわ!」と即座に返信してBACK IN TIMEに向かった。

三笠さんというのは現在88歳の男性で、かつてよく私のセッションに来てくれていた。戦後間もなくから進駐軍の基地などで歌われていたそうだ。飄々としてユーモアがあってとてもカッコいい。

ここしばらくは大病をされていたそうでとんとご無沙汰だったのだが、彼が快復された暁には是非またお会いしたいと強く願っていたので、ひょっこり店に顔を見せてくれた彼に会いに自転車を飛ばした。

三笠さんは昨日も歌ってくださった。そのうちの二曲ほど、ご一緒させていただいた。

歌われた曲の一つに「On the sunnyside of the street」というジャズスタンダードがあった。

「人生は上々だ、日なたの道を歩こうぜ」という歌詞のついたこの曲は、私にとってとても思い出深い曲の一つだ。

かつて私の友人の昭良(アキラ)という男がタイで交通事故に遭い亡くなった時に、私の師匠市川修(彼ももはやこの世にはいない)がソロピアノの会場に私を電話で呼び出して「大丈夫や!まっすぐ歩け!」と言ってこの曲を弾いてくれた。

もうこの世では会うことの出来ない大好きな人が何人もいるが、昨日は三笠さんに会うことが出来た。

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その喜びに、ほんの少しだけ目元が濡れた。

大丈夫、まっすぐ歩ける。人生は上々だ。

おれたちは日なたの道を歩くんだ。


今日の演奏動画。

Antonio Carlos Jobimの作曲した『O Morro Não Tem Vez ~Favela~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月21日 (金)

アナゴ釣り中止

今日は夕方から釣りに行く予定だった。

羽田の某船宿から出船する夜アナゴ船に乗る予定でいた。

事の発端は大学時代の先輩の高瀬さんからLINEが来たことだった。

高「来月千葉までイサキ釣りに行こうと思うねんけど一緒に行かへん?」
福「ロンモチ。行くに決まってるでしょ。いつにする?」
高「〇日と〇日とかがいいなー」
福「うーむ、なんかうまく予定合わないっすねー、ちょっと一回打ち合わせしましょうか」
高「そういえば6月21日に夜アナゴ船乗るけどそれも行かへんか?」
福「二か月連続釣行はちょっと罪悪感が…でもイサキ釣りの打ち合わせしなきゃいけないしね…これはその打ち合わせのためのアナゴ釣りだよね…」
高「せやんな、しゃーないよな」
福「うん、これは仕方ない。やむなしやむなし!」

ということでアナゴ釣りも決定した。

ところが今日は悪天候に見舞われてしまってそれが中止になってしまった。

昨日からYouTubeでアナゴ釣りの動画見まくって勉強してたのになー。仕掛けもいくつか買ったのになー。

何より、アナゴの白焼きをわさび醬油でやりつつビールを流し込むという愉悦が叶わなかったのが痛い。日本酒でも良いよな、白焼きだったら。

アナゴ釣りが中止になったので、今日は若干ぶーたれながらピアノの練習をしていた。明日からはしばらく仕事が忙しいから練習のストックも出来たっていうことで良しとしよう。


今日の演奏動画。

Jimmy Van Heusenの作曲した『Moonlight Becomes You』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月20日 (木)

宣伝効果の本質について

広告とかコマーシャルということについてふと考えることがあった。

私はビールはサッポロと決めているフシがあるのだが、これはサッポロのビールが好きなのはもちろんのことなのだが、普段から非常にお世話になっている方の甥っ子がサッポロ社に入社したことをきっかけに「よし、今後はビールは極力サッポロしか飲まない!」と宣言したのも理由としては大きい。

そしてそれ以来私は自分でビールを買う時には必ずサッポロのビールを買うようにしている。

これは一種の宣伝効果と同じなのではないだろうかと思ったのと同時に、宣伝効果の本質的な部分はこういうところにあるのかもしれないと思った。

例えば野球少年たちが「モノの良し悪し」は置いておいて、大谷翔平選手と同じシューズを履いてみたいという願望を持つのは想像に難くない。憧れの人と同じものを身につけてみたいというのは至極真っ当な願望だ。

だからこそシューズメーカーなどは大谷翔平選手に金銭を支払って広告塔になってもらう。それによって売上の確実な上昇が見込めるからだ。

大谷選手の例は「ものすごく規模が大きいレベルでの宣伝効果」であるが、私のサッポロビールに関しては「規模は小さいけれど着実な宣伝効果」だとも言える。
サッポロとキリンとアサヒと、本音を言えば全部好きなのだけれど「まーその中でいったら義理もあるしサッポロだな」というのは広告塔を介さない宣伝効果の一つなのだ。

最近ではそれに似たようなことがあって、コンビニで売っているコーヒーが好きなのでよく買うのだが、最近の私はセブンイレブン一択である。親しい方がセブンイレブンと関わりがあるということを聞いたからだ。
これもビールと同様にファミリーマートのコーヒーもローソンのコーヒーもミニストップのコーヒーも全て好きなのだが「まーここはセブンっしょ」という塩梅である。

これもまた広告塔を介さない宣伝効果の一つだ。

というか私はこういう広告塔を介さない宣伝効果に弱いのかもしれないと気付いた。

うん、多分弱い。

今日の演奏動画。

Burton Laneの作曲した『How Are Things In Glocca Morra』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月19日 (水)

柔道家がやるジャムセッション

今日も朝ドラ前に自宅トレーニングを終えることが出来た。ぼちぼち階段ダッシュと公園懸垂も復活させなきゃな。

いつものように朝ドラ→メシ→風呂と終えて仕事場へ。今日は夕方まで練習。

この後はジャムセッション。「歌声広場」at 小岩BACK IN TIME。

毎月第三水曜日にやらせてもらっていて、もう何年やっているのかわからない。6年?7年?よくわからない。

いつも来てくださる常連の方もいれば、前はよく来てくださっていたけれど今は来ない人もいるし、新しく来てくださる方もいる。長いことやっているとそんなものだろう。でも特にここ数年は非常に雰囲気が良くて、とても真摯かつ和やかなジャムセッションになっている。セッションの理念は当然ながら「精力善用自他共栄」である。
当たり前だろ、柔道家がジャムセッションやってるんだから。

毎月やっているから「あ、もう今月も歌声か」と思う時もあれば「ちょっと久しぶりな気がする」と思う時もある。今日は後者。なんでだかわからないけれどちょっと久しぶりな気がする。

今日も参加者の方々と一緒に少しでも良い音楽を作れたらいいな。

ということで是非ご参加ください!

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6月19 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:木田浩卓
19:30~start  music charge: 2000円


今日の演奏動画。

Duke Ellingtonの作曲した『I Got It Bad』をピアノとベースの「一人合奏」で弾いてみました。

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2024年6月18日 (火)

トレーニングとプロテインと朝ドラ

実はここ最近ちょっと体調不良が続いていて、体調自体はすぐに良くはなったのだけれど、目眩がずっと残っていた。

多分だけれど、鼻風邪の鼻水が耳の方に回ってしまっていて、それが三半規管にいたずらして目眩を引き起こしていたんじゃないかと思う。

特に寝起きに目眩がひどくて、耳石による回転性の目眩ではなくて酔っ払った時みたいな目眩がずっと続いていた。

なので朝のトレーニングをなかなか出来ずにいたのだけれど、今日は起きてみたらほとんど目眩もなくて「これは久しぶりにトレーニングでしょ!」と思って腕立て伏せから開始した。

いつものように腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワット、プランクのメニュー。久しぶりなので少ししんどかったけれど何とかやることができた。

トレーニングが終わったらタンパク質を摂らなくてはならないのだけれど、プロテインを昨日の内に買っていなかったので歩いて近所のコンビニまで行ってプロテインを買ってきた。ついでに朝ごはんの材料も。

家に帰ってプロテインを飲みながら朝ドラを観ていると「やっぱり朝はこれだよなあ」と思った。

トレーニングとプロテインと朝ドラ。

これこそが私にとって理想的な朝の過ごし方だ。

明日もこの朝の過ごし方が出来たら良いな。今日は家に帰る時にプロテインを買って帰ろう。


今日の演奏動画。

Thomas 'Fats' Wallerの作曲した『Honeysuckle Rose』をピアノとベースの「一人合奏」で弾いてみました。

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2024年6月17日 (月)

90年代J-popのWowWow

昼に久しぶりにゆで太郎に行った。写真は撮り忘れた。今期はトッピング無料のクーポン券をもらい忘れてしまったので、若干貧しいゆで太郎ライフとなるがそれも仕方ない。

今日ゆで太郎で思ったこと。

ゆで太郎小岩店のBGMは大体有線放送だ。90年代のJ-popがかかっていることが多い。

この90年代のJ-popなのだが、ものすごい頻度で「WowWow」を言う。どの歌でもWowWowを言わなければならない決まりでもあるのかというぐらいWowWow言う。そこが気になると、蕎麦を食べながら「あ、またWowWow言った」とそればかりが気になってしまう。

正直に言えば、今の私の感覚から言えばWowWowは鬼ダサい。なんだよWowWowってと思う。

だが、この当時には多分それはそこまでダサくなかったし、みんながみんなWowWow言ってたわけだからWowWowにはそれなりの市民権があったのだ。

そしてもう一つ、ここが非常に重要なポイントなのだが、歌っている当人たちは多分WowWowをそれなりにイケてるものとして使用している。自分たちの歌を好き好んでダサくはしたくないはずだ。それがイケていると思っていたからこそWowWow言うわけだ。

その歌を歌っていた彼らは今になってWowWowをどう感じているのだろうか。やはり「ちょっとダサかったかな」と思っているのだろうか。

こういうことが非常にたくさんあるなと思うのだが、その時に「これはイケてる!」と思っていたことが時間が経つにつれて「いや、やっぱダサかった」となるということは往々にしてあると思うのだ。私もよくある。自分なりにこれはイケてると思ったことが後から考えてみればクソダサいということが。というかそういうことだらけだ。そういう風にして黒歴史というものはばんばん量産されていく。

でもさ、その時の自分がイケてると思ったことをやるのはとっても素敵なことじゃないか、とも思うのだ。たとえそれがあとから振り返った時に「クソダサいいいいいい!!!!あの時のおれ、死んでえええええ!!!!」となったとしても、その時に「これがカッコいいっしょ!!」という衝動に従うのはそんなに悪いことだとは思えないのだ。

そういうことに気付いてしまったので、これから私は90年代J-popのWowWowを聴いた時に、少し感傷的な気分でそれを聴くことになるだろう。

そういうのも良いじゃないかWowWow。


今日の演奏動画。

Henry Manciniの作曲した『Sunflower ~I Girasoli~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月16日 (日)

先生方の応援へ

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今日は道場でお世話になっている先生方が出場する試合の応援に行っていた。

第43回墨東五区柔道大会。

最初は区対抗の団体戦。私たちの江戸川区代表の選手には知った顔も多かったのでまずはそこを応援。結果としては墨田区の優勝。柔道の名門校である安田学園や修徳学園、足立学園や日大一校などの現役高校生選手もたくさん出ていて見ごたえがあった。やっぱり若い奴らは強いなあ。

団体戦のあとは個人戦。高段者大会という三段以上の選手が出られる大会。私は二段なので出場権がない。

ここの四段の部に出場したのが私の所属する忍田道場の

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加藤先生と

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木村先生。

二人の熱戦に声援を送ることが出来て良かった。

さて、ここからはピアノの練習。

今日も暑いっすな。


今日の演奏動画。

Frank Zappaの作曲した『Flambay』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月15日 (土)

さよーならまたいつか!

最近口を開くと朝ドラ「虎に翼」の話しかしなくなっているような気がする。

それぐらい夢中になっている。

今週から始まった家庭裁判所設立への第2章もものすごく面白い。

基本的なドラマの作り方として
・誰かを絶対的な正義(あるいは悪)として描かない
・色んな人の生き方を肯定する
・簡単な感動ポルノにいかない
・それでいて全ての登場人物が超魅力的

他にも挙げたいところはたくさんあるのだが、こういった作り方がものすごく私のハートにズキュンとくる。

そして「ひょっとしたらこのドラマは少し社会を変えうるかもしれない」ということまで思う。とてつもなく素晴らしいドラマだと思いながら毎日観ている。

ということで、このドラマの主題歌である米津玄師氏の『さよーならまたいつか!』を自分でもピアノで弾いてみたい!と思うのは至極当然のこと。

弾いた。

今日の演奏動画。

NHK連続テレビ小説『虎に翼』より米津玄師さんの作曲した『さよーならまたいつか!』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月14日 (金)

トドメの野菜スープと風呂

数日前から続いた謎の不調も、今日の午前中丸々を寝て過ごしたところでおよそ8割方回復してきたかなというところまで持ち直した。

この体調不良にとどめを刺すべく、昼飯は「簡単野菜スープ」を作った。

めちゃくちゃ簡単だ。近所のコンビニに行って100円弱のカット野菜と60円ぐらいのラーメンのスープだけを買ってくる。

これだ。

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まずは鍋にお湯を入れて沸騰させたら、そこにラーメンスープを入れる。チューブのショウガとニンニクもドバドバ入れる。よくかき混ぜたらカット野菜を水で洗いもせずにそのままドカッと入れる。野菜を煮込んでいる間に鶏肉などを小さく刻んで更に鍋に放り込む。全体に火が通ったら完成だ。

要するに野菜ラーメンの麺無しバージョンなのだが、こんな感じになる。

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見た目に色気がないのはそんなことはどうでも良いのだ。

これを食べているとナイアガラかイグアスかヴィクトリアかおれか、というレベルで滝のような汗をかく。マジで食べ終わった後には豪雨に打たれたかのように汗でびっしょりと濡れている。これでいいのだ。汗を書いておけばなんとかなる。

食べ終わったらすぐに風呂。汗を流す。

ところが風呂から上がるとまたエンジェルフォールかヨセミテかおれか、というレベルで滝のような汗をかく。これいっつも思うんだが、汗を流すために風呂に入っているのに風呂上がりにめちゃくちゃ汗をかくのって損してないか?ま、入らないとヤバいのでこれはこれでいいや。

ということで野菜スープと風呂で体調不良にほぼトドメを刺して、今はライブに向かっている。

今日はこのライブ。

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毎月一回やらせていただいている立川Jesse Jamesでのボーカルの高原かなさんとのデュオ。

一緒にやってくれる高原さんと、やらせてくれるお店と、見に来てくださるお客さんと、それから普段から私を支えてくれている人たちに感謝を込めて。

一生懸命やってきます。

是非見に来てください!


今日の演奏動画。

Harold Arlenの作曲した『Last Night When We Were Young』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月13日 (木)

老化に抗えない気合いと根性

昨日に引き続いて体調が万全ではなかったので、昼過ぎまでは寝て過ごす。

おかしいなあ、昨日の時点ではもう回復したと思ったのになあ。まさかこれが老化というやつか?と訝りながらひたすら布団から動かずに半日。

夕方の時点では体調が一進一退の状態で良くもならず悪くもならずだったので、少しだけ練習をしに行った。明日ライブだし。少しは指を動かしておきたかったから。

最近は特に「ここは頑張る場面か?それとも頑張らないを頑張る場面か?」ということを考える。基本的に脳みその全てが筋肉で出来ている脳筋野郎なのでなんでもかんでも「そんなもん気合いだろ、根性でどうにかなんだろ」と自分に対しては考えてしまうのだが、最近は「いや、ここは敢えて休んだ方が後の展開の味が良い」と考えるようにもなってきている。

体力が無くなってきてんだな、要するに。

あと、ここまでひたすらブッチしてサボりまくってた健康診断みたいなものにもいい加減行かなきゃなのかなあとも考え始めたり。もう何年行ってないんだろう、5年じゃ利かないよな。

ということで日課のブログも短めに、今日もさっさと帰って寝ます。

明日には絶対復活する。気合でどうにかする。


今日の演奏動画。

David Sanbornの作曲した『Hideaway』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月12日 (水)

プロの休み方

今日は無職の日だったので、朝からピアノの練習をして夜には柔道の出稽古に行こうと思っていた。

ところが朝起きた時に喉に痛みと違和感があった。

あれ?と思って水を飲んだりしていたのだが、更に少しだけ寒気がすることにも気付いた。

これは間違いなく体調を崩す前兆だ、と思った。

ここから放っておくと熱がどんどん高くなったりしてきて本格的な風邪や体調不良に移行していくやつだ。

よし、今日は予定変更して何もしない、と決心した。

現時点では無理して頑張れなくもない体調である。しかし、そこで体調を悪化させるのは今後に向けてうまくない。ここでの最善手は何もせずにガチ休みで間違いなかった。

以前はこういう時に焦ったりする部分もあった。「あー、練習サボっちゃったなー」という気持ちになって自己嫌悪に陥っていた。

しかし今の私は自分の身体が中年の身体になっていることも自覚しているので、体調が悪くなりかけた時に休むことを厭わない。なんなら「よし、プロの華麗な休みっぷりを見せつけてやんよ」ぐらいの気持ちでいる。

先ほど野菜スープを食べて薬を飲んだ。ポカリスエットを水筒に作って枕元に持ってきた。

よし、ここからの休みは誰にも追随を許さない比類無き休みだ。

プロの休み方を見せてやる。


今日の演奏動画。

Jimmy Van Heusenの作曲した『Call Me Irresponsible』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月11日 (火)

投げられる宣言

今日は久しぶりにすぎむら接骨院に行った。

先週の土曜日の稽古で右足の付け根を軽く怪我したからだ。

怪我した当日はそれなりに痛くて「まいったなー、またやっちまったなー」と思ったのだが、数日経った今日の時点ではだいぶ痛みも少なくなっていて、杉村先生に「これだったら大丈夫、普通に柔道やっていいよ」というお墨付きをもらうために今日は接骨院に行った。

案の定「大丈夫、明日も柔道やって良い」と言われたので明日はまた出稽古に行こうと思う。

今回の怪我だけではなくてこれまでのほとんどの怪我がそうなのだが、投げられそうになった時に「投げられるのイヤだ!!!!」と激しく拒否して踏ん張ったり頑張ったりしてしまうことで怪我をしている。ということは、練習の時には「あ、ヤバい」と思った時に「いーや、投げられちゃえ」と思って投げられて受け身を取れば防げる怪我だということは明白なのだ。

今日接骨院で「やっぱダメですね、投げられそうな時はきちんと投げられとかないとダメですね、無駄な怪我しちゃいますね」と言ったところ、杉村先生と奥さんのエリちゃんに「今頃気付いたの?馬鹿なの?」と呆れられた。そして「もうこれからは”投げられる宣言”をしなさい。ブログにも書いて今後は投げられますとちゃんと宣言しなさい」と言われたのでこうしてブログに書いている。

今後は投げられそうになったら無理せずに投げられることを宣言します。

おれは踏ん張ったりしない。

多分しないと思う。

しないんじゃないかな。

ま、ちょと覚悟はしておけ。


今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『I Wish I Were In Love Again』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月10日 (月)

俺たちの轟と俺たちのよねの偉大なる帰還

今日の朝ドラ「虎に翼」では、待ち望んだ「俺たちの轟」と「俺たちのよね」の復活があった。

内容はかつての盟友である花岡が餓死したとの報せを受けるという非常に深刻な重い回ではあったのだが、何よりも俺たちの轟と俺たちのよねの復活に胸が熱くなった。

よねが日本国憲法を見ながら「私たちが手に入れたかったのはまさにこれなのだ」と言った後に、「しかしこれを敗戦によって手に入れたくはなかった。願わくば自分たちの力で勝ち取りたかった」と言ったところがとても印象的だった。

俺たちの轟と俺たちのよねはこれから法律事務所を立ち上げて活躍するらしい。明日からの朝ドラからも俄然目が離せない。

俺たちの轟と俺たちのよねの復活に気を良くして朝から家を出た。今日は朝からずっとレッスンの日だった。

まずは千駄ヶ谷で四時間のレッスンを終えて、今は池袋に来た。これからもう一時間レッスンだ。それが終わったら今日は水道橋近くで開催されるジャムセッションに参加してこようと思う。

なので今日の移動は
小岩→千駄ヶ谷→池袋→水道橋→小岩なので、朝に小岩駅で「都区内フリーパス」という切符を買った。760円で都区内のJRが乗り放題という切符である。今日はこの切符が火を吹くぐらいに大活躍する。

本日の後半戦も頑張ろう。


今日の演奏動画。

Herbie Hancockの作曲した『Chameleon』をピアノとベースの「一人合奏」で弾いてみました。

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2024年6月 9日 (日)

来月は久しぶりに神宮球場に行く

昨日久しぶりにプロ野球のチケットを買った。

来月に神宮球場で行われる東京ヤクルトスワローズと広島カープの一戦のチケット。

しばらく野球観戦も行っていなかったので、非常に久しぶりとなる野球観戦。とても楽しみ。

一番足繁く野球観戦に通っていた時は、チケットも当日で買えたのだけれど、コロナ禍以降はそうもいかなくなった。

今年は贔屓の広島カープがそこそこ強い(現在はとりあえずセ・リーグ首位!)ので、何だかちょっとむず痒いというか。

野球を楽しむためにも日々の仕事を一生懸命やろうと思う。


今月のライブはあと二つ。
「なんだあと二つしかないのかー」と少し寂しく思ったあとに詳細を見たら「いやいやいや二つで充分すぎる」と思い直した。
どちらも深く敬愛する素晴らしいボーカリストとサックス奏者とのデュオライブ。

行くところまで行きます。是非見に来てください。


6月14日(金) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円

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6月28日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

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今日の演奏動画。

Harry Warrenの作曲した『September In The Rain』をピアノとベースの「一人合奏」で弾いてみました。

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2024年6月 8日 (土)

テーピングこそ至高

朝からずっとレッスンの日。

18時現在、やっと全レッスン終了。

今日はわりとバラエティに富んだ日で、朝イチのレッスンはパソコンを使ったオンラインレッスンから始まって、子供のレッスンがあったり通常のジャズピアノのレッスンがあったりして、最後には体験レッスンでおしまい。

なかなか振り幅の大きな一日で、帰りの電車で疲労困憊になりながらこのブログを書いている。

このあとは家に帰って支度をしてすぐに柔道の稽古。どんなに疲れていても柔道の稽古は別腹だから頑張れる。楽しいもの、とっても。

こういう日には特に怪我には気をつけたいところだ。私はめちゃんこ頭が悪いので稽古が始まってしまうとすぐに夢中になってしまうのでしょーもない怪我が非常に多いのだが、最近学んだことの一つに「あちこちをテーピングでガチガチにすると怪我が少ない」というのがあるので今日も万全のテーピングで臨みたい。

そう、テーピングされあればどんなに無茶しても平気。

テーピングこそ至高。

今日も精一杯柔道楽しんできます。


今日の演奏動画。

Juan Tizolの作曲した『Perdido』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。


野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30


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2024年6月 7日 (金)

やっと「やり方」だけわかってきたかもしれない

ジャズを演奏してお金を稼いだり、またはジャズピアノを教えてお金を稼いだりという生活をずっと続けていて、なんとか辛うじて生きている。

いつの間にかその生活も随分長くなってきたから、たまに人から「ジャズのことなら何でも知ってるんでしょ?」と聞かれることがあるが、必ずはっきりと「そんなことない」と否定する。うん、はっきり言いきれる、そんなことない。

まだまだ知らないことがたくさんあるし、出来ないことがたくさんある。それを毎日少しずつ一つ一つ学んでいって自分の血肉にしてということを飽き足らず続けている。

なのだが、今日ふと思ったのだけれど、「ジャズピアノを始めて25年ぐらい経ったけれど、ようやく”学び方”だけは少しわかってきたかな」と感じた。

なぜそう思ったかと言えば、ふと昔のことを考えた時に、若い頃の私は「学び方」すらよくわかっていなかったことを思い出したからだ。

学び方がわからないということは自己分析が出来ていないとも言える。自分に何が欠けていて何を獲得したいと思っているかという自己分析が出来ていれば、そこから逆算して練習方法を考えることが出来るのだが、それすら出来ていないと漠然と「おれには何も出来ることがない!どうしよう!」とテンパるだけなのだ。

そこをしっかり分析できるようになってくると「これがわかっていない、これが出来ない原因はここにある、だからこれをやれば良い」となってくる。そういうことが以前に比べれば少しずつ出来るようになってきた。

それにしても「学び方」を少し理解するのに25年もかかるなんて、ジャズの道は果てしなく険しい道なのか、それとも私がぶっちぎりに才能がないのか。まーどっちもか。

まだまだジャズの道は続きます。


今日の演奏動画。

Tommy Wolfの作曲した『Spring Can Really Hang You Up The Most』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。


野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30


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2024年6月 6日 (木)

毎日更新は色んな人の協力によって成り立っています

一時間ほど前からずっとすごい勢いでパソコンをカタカタやっている。

今日は朝からレッスンをして、それが終わったらすぐにベースの野々口さんとの基礎練習会。で、この後19時から再びレッスン。21時まで。

この基礎練習会と夜のレッスンの合間に細かな仕事を片付けまくっている。このブログを書くのもそう。

ブログは仕事じゃないっちゃ仕事じゃないのだが、毎日書くと決めて今のところそれを継続しているので、たやすく途絶えさせるわけにはいかないから。

今日も基礎練習会の最後には三曲簡易レコーディングをしてもらった。ブログ同様に毎日更新を続けているYouTubeも、野々口さんの協力によって毎日更新が途絶えることなく続いている。感謝。

それとやっぱり野々口さんと一緒に演奏するのは楽しい。私のようなヘタクソと合奏するのは大変だろうけれど、付き合ってもらっていつも本当に感謝している。

柔道もそうだな。私のようなヘボと稽古をするのはみんな大変だろうけれど、快く付き合ってくれる仲間のおかげで何とかやれている。

ということで今日はここまで。

レッスンまでの間に昨日から書きかけの「さ〇ーならま〇いつか!」という曲の譜面の続きを書く。

はー忙しい。


今日の演奏動画。

Joe Hendersonの作曲した『Recorda Me』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。


野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30


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2024年6月 5日 (水)

セッションと出稽古は似ている

先日までのツアーの疲れがまだだいぶ残っていた。

「貧乏ツアーなんてへっちゃらさ!」といつまでも若ぶっていたいのだけれど、なかなかそうもいかないみたい。もうすぐ45歳だしな。

なるべく寝て疲れを取っていったのだが、ぼちぼち本格的に柔道の稽古に復帰しなくてはならないのも気になっていたところで、今日はたまたま(いつもやないかい)仕事の無い無職の日なのでこれから自分の所属する忍田道場の少年部の稽古に顔を出してから、近くにある宮下道場へ出稽古に行かせてもらおうと思っている。

そういえば先日ピアノの生徒と「セッションなんかはなるべく行った方が良いですよ」なんて話をしていたのだけれど、私は全然行っていない。時間があればすぐにこうして出稽古に行ってしまう。まあこれもセッションと言えばセッションなんだけれども。

今日は久しぶりの柔道。身体が動かないんだろうなあと思うけれど、ここでサボっていたらまた更に身体が動かなくなってしまうのでここらでがっちり動かしておかないと。

行ってきます。


今日の演奏動画。

Charlie Parkerの作曲した『Au Privave』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2020年7月31日にもやっているのでリテイクです。

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2024年6月 4日 (火)

空気を求めて

昼過ぎにレッスンが終わって一息ついて、そういえば自転車のタイヤの空気が随分と抜けていたことを思い出した。

家に空気入れがないので、どこかの自転車屋に行って空気入れを借りて空気を入れなくちゃなと思って、時間も結構あるしのんびりサイクリングがてら自転車まで行ってこようと思って空気のあまり入っていない自転車を漕ぎ出した。

最初に行ったのは我が街では有数の老舗の自転車屋であるが、なんとそこがつい先日で閉店していた。

店内には解体屋が入り、中を壊しながら綺麗にしていた。店の脇に
「長年お世話になりました、閉店いたします 店主」
という張り紙が貼ってあった。

マジかよ世知辛いな…と思いながらそのH置自転車を後にして、別の空気入れを借りられる自転車屋に向かったが、そこはとっくの昔に潰れていた。
イトーヨーカドーの駐輪場で空気入れが借りられた気がするんだが…と思ってイトーヨーカドーに行ってみたがそこにも空気入れはなかった。
他の駐輪場もいくつか見てみたが、どこも空気入れはなかった。
というか、我が街小岩から今、自転車屋が一軒もなくなっているような気がする。京成小岩に今でも一軒あるが、JR小岩駅の近くには多分今は一軒もない。非常に困った。

結局、新小岩方面まで自転車を漕いでようやく空気入れを借りることが出来た。こりゃあ近いうちにどこかで空気入れを買っておかなきゃいかんなと切実に思った。それと自転車が故障したらどこに修理に持っていくかも事前に考えておかなきゃだ。

新小岩まで来たのでたまには新小岩のどこかでメシでも食って帰るかと思ったのだが、何を思ったかラーメン屋の「弁慶」に行ってしまった。

「力こそがパワー」と言わんばかりの超パワー系のラーメン屋だ。ノーマルラーメンを注文して出てきたのがこれ。

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デカいって。マジデカいって。それから背脂がすごいって。

出てきた瞬間のビジュアルに完全にビビってしまったけれど、何とか完食。美味しかったけれど量がすごすぎた。もう無理。

そこから帰ってきてからは昨日のブログでも書いていた『虎に翼』の挿入歌「You Are So Amazing」の採譜と練習と録音。全部出来た。

昨日はこの歌が優三さんの出征の時の寅子との「変顔お別れシーン」でかかっていたことを書いたが、もう一つ、優三の戦病死を知った寅子が河原で一人で焼き鳥を頬張りながら、その焼き鳥を包んでいた新聞紙に書いてあった日本国憲法を読むシーンでもかかっていた。

このシーンもまた『虎に翼』の中では屈指の名シーンである。

その前に河原で優三は寅子にこう言っている。

「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい。違う仕事を始めてもいい。優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」

実はこの言葉は、日本国憲法第14条
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」

という言葉と繋がってくる。優三の言葉は、そのまま日本国憲法第14条だったのだ。

こういうダイナミックな仕掛けをさらりとやってのけるところにこのドラマの底知れなさがある。

ということでこの神ドラマの神シーンを思い出しながら聴いてくれ。

今日の演奏動画。

NHK連続テレビ小説『虎に翼』より森優太さんの作曲した『You Are So Amazing』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月 3日 (月)

変顔の名シーンのあの曲が弾きたくて

今日は何も仕事の無い無職の日だった。

昨日までの旅の疲れがかなり蓄積していて、昨日の時点では「明日は幸いにして無職だ。明日はとにかくたくさん寝て体力回復に努めよう」と思っていたのだけれど、今日その予定通りに午前中を丸々寝て過ごしたらかなり体力が回復してしまった。

あれ?ひょっとして元気?と起きて来てから自分でも思った。

ものすごく疲れている時には私にはわかりやすい身体の反応があって、「酒を飲みたくない」というのが私が疲れている時の身体からやってくるサインだ。

昨日もそんなに飲みたくなかった。寝るためにちょびっとだけ飲んだけど。

けれど今日昼過ぎに起きてみたら「うーむ、酒が飲みてえ」となっていたので、概ね身体は回復したということになる。

というわけで、昼過ぎから実家にある仕事場に向かって頼まれている譜面を書いたり演奏スケジュールのブログを更新したりとちょこまかと仕事をしていた。そういったことが終わったらビールを飲もうと思って。

仕事が一段落したところで、ちょっと自分で書いてみたい譜面があったのでそれを少し書いた。

神ドラマ『虎に翼』の挿入歌となった「You Are So Amazing」という曲である。

寅子の夫である優三が戦争へと出征していく時にかかったこの歌詞付きの歌であるが、劇中の音楽を担当している森優太氏の作詞作曲によるもので、歌っているのはスコットランドのバンド「Belle and Sebastian」のボーカルStuart Murdochだそうだ。

今、この曲がものすごく弾きたい。

今日6月3日より裁判官佐田寅子としての”本編”に突入した『虎に翼』であるが、先週まで放送されていた”第一章”にも幾多の名場面があったが、この優三の出征シーンは朝ドラ(というよりも日本TVドラマ)史上に残る大傑作シーンである。

出征に際して寅子に「変顔」をして見せる優三。「トラちゃんみたいには上手くいかないや」と言って苦笑い。寅子も「慣れないことしちゃって」と。

そして優三が出征していく時に手に抱いていた娘を母に預けて走って優三を追いかける寅子。優三の元に辿り着いてから寅子が見せる渾身の変顔。「どうよ、これが本物の変顔よ!」と言わんばかりの。

抱きついたり泣いたりしない。そして優三も泣き出しそうなのをこらえて、必死で笑顔を作る。

ああ、せつねえなあ。うん、ものすごくせづねえなあ。

そう思ったのは私だけではないはずだ。

そのバックで流れていたこの劇中歌を、今私はめちゃくちゃ弾きたいので譜面を書いている。

譜面を書くのは冗談抜きでプロ中のプロなので、これぐらいの譜面ならばお茶の子さいさいである。あとは練習だ。

ということで近日中にこの「You Are So Amazing」は私のYouTubeチャンネルで公開される。楽しみにしていてほしい。

聴きながら、あの全世界のTVドラマ史上屈指の名シーンを思い出していただきたい。

『虎に翼』はマジでみんな見た方がいい。見ていない人もマジで騙されたと思って見てほしい。こんなすごいドラマはない。

今日の演奏動画。

Rahsaan Roland Kirkの作曲した『Lovellevelliloqui』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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演奏スケジュール (2024年6月3日更新)

2024年


6月1日(土) 京都京大農学部脇 麦丸
080-5786-0582
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26028035/
「ソロピアノ」
piano:福島剛
18:00~start music charge:チップ制

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6月14日(金) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円


6月19 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:木田浩卓
19:30~start  music charge: 2000円

6月24日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.5 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2000円


6月28日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

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7月12日(金) 東京立川 グリーンスプリングス
「TACHIKAWA JAZZ NIGHT」
https://greensprings.jp/event/7764/
お問い合わせ:042-524-2222
vocal:高原かな sax:杉本匡教 bass:千葉征央 piano:福島剛
17:00~&19:00~start music charge:無料


7月15日(月祝)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
vocal:高原かな piano:福島剛
14:30~start  music charge: 3000円

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7月17 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2000円

8月3日(土) 京都伏見 レミューズカフェ
075-622-0014
http://lesmuseskafe.com/
【福島剛トリオ】
piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野 
14:00~start music charge:2500円

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8月11日(日)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:登敬三 piano:福島剛
19:00~start  music charge: 3000円

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8月30日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「架空カンパニー小沢一蔵商会企画
福島剛(pf) & 市川綾野(ds) Duo with Secret Guest」
piano:福島剛 drums:市川綾野
with Secret Guest
19:00~start  music charge: 3000円

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9月13日(金)東京浅草 Soultrane
03-3843-5063
https://soultrane.jp/
piano:福島剛 bass:内藤竜也 drums:田辺保彦
20:00~start music charge:3000円

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2024年6月 2日 (日)

新シリーズへ

朝8時過ぎに京都を出発したバスはもう神奈川県に差し掛かっている。今ちょうど帰っているところだ。

昨日のソロピアノで今回の演奏旅行は終わり。そしてそれと同時に長いこと通った京都への演奏旅行もこれで一段落。と言っても次回はたった2ヶ月後の8月に行くのだが、次回を含めてそこから先はこれまでとは違う「新シリーズ」になる。

これまでのシリーズが一旦終わった寂しさももちろんあるけれど、これから始まる新シリーズをどうやって面白くしていこうかなという気持ちも強い。

昨日は演奏が終わったらぐったりと疲れていて酒を飲みたい気分でもなかった。「こういう時はしっかりメシ食ってたくさん寝ればオッケー」と思って、京大の近くの松屋で牛めしと豚汁を食べてそこからバスで宿に戻って、23時にはもう寝ていた。おかげで今朝は5時前には目が覚めていたけれども随分と回復した。やはり食事と睡眠は偉大だ。

幸いにして明日は何も仕事が無い日。トレーニングやピアノの練習もしたいところではあるけれど、それら全てをうっちゃって明日は最低でも昼過ぎまでは寝る。とにかく寝なくては何も始まらない。

現在バスは厚木とか平塚の辺りを走行中。がっつり渋滞につかまっている。

まずは家に帰ってゆっくりしよう。


今日の演奏動画。

Dan Burgessの作曲した『Thank You Lord』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年6月 1日 (土)

ブログが書けない日

ちょっと今日はブログが書けない。

なのでものすごく簡単に更新。

↓他のSNSにも書いた文のコピペ。

京都最終日はコチラです。
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麦丸でソロピアノです。
風の音を聴きながらピアノを弾きます。ちょっとした非日常感です。是非お越しください。

6月1日(土) 京都京大農学部脇 麦丸
080-5786-0582
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26028035/
「ソロピアノ」
piano:福島剛
18:00~start music charge:チップ制


今日の演奏動画。

Jerome Kernの作曲した『Bill』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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