主語がデカくなりそうな時には
昨日は柔道の稽古だったのだが、稽古に行く前にコンビニでスポーツドリンクとプロテインを買うのが毎回のことだ。
買ったらカバンを開けてそのままそこに放り込むので、柔道着がモロに見える。店員さんからしたら「あー、このオッサン柔道やってんだなー」と思うことだろう。
こういう時に普段から気をつけていることがあって、「主語がデカくなりそうな時には普段以上に礼節に気を配ろう」ということだ。
もしもそこで私が店員に対して横柄な態度を取っていた場合、店員さんが「このオッサン、クソだな」と私自身のみに軽蔑の矛先が向かえば良いのだが、下手をすると「柔道やってる奴らってのはクソだな」というように主語が大きくなる可能性もある。
これは私たち広島カープファンが野球観戦に行く時もそうだ。野球観戦の時には赤いレプリカユニフォームを着ている。そこでマナー違反な振る舞いをしていたら「カープファンってのはクソだな」と主語がデカくなる可能性がある。
もちろんそのような場合に限らず常に礼節には気をつけたいものだが、そのような「主語がデカくなりそうな場面」では更に気を遣っても良い。
逆に言えば相手がポジティブな感情を抱いた時には良い意味で主語がデカくなるのだ。「やっぱり柔道やってる人たちは礼儀正しいなー」とか「カープファンはマナーが良いなー」とか。
目の前の人間を何らかの箱に入れてカテゴライズして十把一絡げに判断をくだすのは基本的には非常にナンセンスなことなのだが、そのような場合は実際には多々ある。
今後も細心の注意を払っていきたいものである。
昨日の私も「あ、Suicaでお願いします、袋は結構です、レシートも結構です」と慇懃無礼なほどにしておいた。これぐらいが丁度いいのだ。
今日の演奏動画。
Harry Warrenの作曲した『Summer Night』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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