ささやかな幸せとささやかじゃない幸せ
たとえば昨日の本番前に食べた日高屋のラーメンのチャーシューがいつも以上に大きかったりだとか、
毎日のトレーニング後に飲むプロテインが近所のまいばすけっとで運よく3割引きで買えたりだとか、
こういうささやかな幸せを拾い集めながら機嫌よく生きていることには自分でも満足している。
けれど、そういうことではない、「はっきりとした確固たる幸せ」ということもあって、それは決してちょっとしたラッキーではやってこないことを知っているから、そういうささやかじゃない幸せをつかむためにも毎日少しずつ積み重ねている。
じゃあ私にとってそういう幸せとは一体何かと言えば、一にも二にもそれは「良い演奏をすること」である。
それは決して簡単なことではない。うまくいかないことの方が多くて、そのたびに激しく落ち込むし、死にたくなる。けれど「今日はまあまあ良かった」という時はとても嬉しいし、ものすごく幸せになる。
昨日の立川Jesse Jamesでの演奏はそういう「はっきりとした幸せ」を感じるに値する演奏だった。共演者の高原かなさんとお客さんとお店のおかげによるところがめちゃくちゃ大きいので、本当に感謝。
それともう一つ、今の私には「はっきりとした確固たる幸せ」が見えている。柔道の試合に勝つことだ。
これも相当に難易度が高い。
試合は今週の日曜日。勝てたらものすごく嬉しいし、負けたらものすごく悔しいと思う。
勝ちたい。今はただ、勝ちたい。
今日の演奏動画。
Pat Methenyの作曲した『Farmer's Trust』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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