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2024年4月

2024年4月30日 (火)

ぐるぐるぐるぐる

数日前からちょっとした体調不良に悩まされていて。何かというと目眩だ。何回もでんぐり返しをした後のようなぐるぐると視界が回る目眩に悩まされている。

今回はきちんと病院に行ったわけではないのだけれど、この症状はこれまでに何回か経験していて、多分耳石というのが原因だ。以前同じような症状があった時に病院に行ったらそう言われた。カルシウムか何かが固まった耳石というのが三半規管に入って平衡感覚にいたずらしているからこうなるらしい。ほっときゃ治るものなので、今もほっといている。

初めてこの症状が出た時には結構ビビってしまって、「ひょっとしてなんか脳の病気!?」と思って病院に行ったのだが、結果大したことではなかった。多分今回も大したことではない。

今日はだいぶマシになってきているけれど、やはりいつも目が回っている状態はそれなりにキツい。全体的になんか気持ち悪い。

ということで昨日も今日も最低限の仕事はしたけれど、それ以外はサボり気味。トレーニングもしてないし。

早く良くなるといいなあ。


今日の演奏動画。

Herbie Hancockの作曲した『One Finger Snap』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月29日 (月)

小岩の宝が「宝」であるために

一年前くらいにこんな記事を書いた。

「ネットの悪評の信憑性」

神奈川県葉山の「葉山釣具センター」というところにボート釣りに行った時の話で、ネット上では葉山釣具センターの悪評がちょこちょこあったので少々ビビりながら行ったらめちゃくちゃ良い店で再訪確定だなという記事だ。本当に良い店だった。また行きたい。

この記事は私のブログの中でもなぜか頻繁に読まれている記事で、おそらく「葉山釣具センター」をググると上位に出てくる記事なのだろう。繰り返すが葉山釣具センターはとても良い店なので全然ビビらずに行って良い。そして私はこの記事の中で「ネットに悪評を書いている奴は、店ではなくてその書いている奴に何か問題があったんじゃないか?」と問題提起している。

この問題提起について「やっぱりそうかも」と思うことが昨日あった。

昨日は仕事を少し早めに切り上げて、小岩の名店巡りをしていた。名店というのは飲み屋の名店のことである。小岩には飲み屋の名店が(かなり少なくなってはきているけれども)まだまだたくさんある。

一軒目はここである。

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中華料理屋「福福」だ。

老夫婦が二人で営むこの店は何を食べても目玉が飛び出るくらいに美味い。

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かなり久しぶりに来た。瓶ビールがこれまた美味い。

中でも私の一番のお気に入りはこれである。

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チャーシューのハーフサイズだ。なおこちらは脂身の多いところと少ないところを選べるのだが、私の好みは脂身の少ないところ。赤身の肉々しさが口いっぱいに広がる。絶品中の絶品だ。

これと野菜炒め(これも超絶品)をつまみながらビールを一本やったら、次の店に向かった。

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こちらも小岩では言わずと知れたもつ焼きの名店「大竹」である。

モツ煮込みやモツの串焼きなどどれもがものすごく美味い上に安い。

名店二店をハシゴして強い満足感に浸った。


さて、こちらの両店であるが、どちらも下町情緒に溢れる店である。

「福福」ではマスターが料理が一息ついたタイミングで店の奥に座って美味そうにビールを飲みながらタバコを吸う。そのタイミングで客が新たに注文をすると「今休んでんだから注文するんじゃねえよお前ら」とマスターが笑顔で応え、仕方ねえなあと呟きながら中華鍋を振る。客もみな「すいません!休憩中に!いつでもいいんで!」と笑い合う。とてもほのぼのとした光景である。

「大竹」では客が「おーい、お会計ー」と席で言うと、ママさんが「今仕事中なんだからアンタがこっち来なさいよ!」と客をカウンターに呼ぶ。客も「えへへ、ごめんごめん」と照れ笑いしながらカウンターに向かう。これもまた下町らしい素敵な光景である。

こういうシーンを眺めながらふと思ったのだ。たとえばこういうやり取りの滋味深さを理解しない無粋な客が「食べログ」などに「店主が仕事中にビールを飲みながらタバコを吸っていた、最悪」とか「席でお会計をお願いしたら荒っぽい言葉でカウンターに来いと言われた、最悪」などと書き込んでいたとしたらどうだろう。

私からすれば「お前はもう二度とこの楽園に来るな」としか言いようがない。

そこにはそこの秩序があり、そこにはそこの平安があるのだ。それを見当違いな了見で衆目の元に批判の言葉を並べ立てるのは極めてナンセンスだ。

「福福」も「大竹」もこれ以上ないぐらいの楽園である。ヘブンである。どちらも小岩の宝だと言って差し支えない。

下町には下町の流儀があるのだ。

客は神様でもなんでもない。客が「客」たりえるためには最低限のマナーを弁えなくてはならない。

以前葉山釣具センターのことを書いた時にも思ったが、ネットの悪評というのはあるいはかなり見当はずれなものも多いのかもしれない。もちろん本当に「感じの悪い店」というのも中にはあるのだろうけれど。

良い店を「良い店」たらしめるためには客も「良い客」であらねばならない、と再び思った。

それにしても久しぶりの「福福」と「大竹」、最高でした。


今日の演奏動画。

John Scofieldの作曲した『So You Say』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月28日 (日)

オリジナル曲『Night Station In The Rain』リテイク

これまでに配信して間もなく配信停止になるオリジナル曲のリテイクシリーズ第三弾。今日は『Night Station In The Rain』。多分2-3年前の作品。

自分の曲に明確なモチーフがある時というのは非常に少ないのだけれど、これは珍しくある程度明確なモチーフがある。

私のものすごく好きなものの一つに大佐倉駅というものがある。

千葉県にある京成線の駅である。

東京から成田空港へ向かう京成線の、成田空港の数駅手前にあるのがこの大佐倉駅なのだが、いわゆる秘境駅として知られている。

駅舎の周囲には鬱蒼とした森が広がり、寂寥とした空気が駅全体に満ちている。

この駅に用事もなく行って、誰もいないベンチに座って缶ビールを一本だけゆっくりと飲んで、そして再び帰ってくるという遊びがとても好きで、年に2回ぐらいこの遊びを行う。

この遊びを敢行したある日のこと、その日はしとしとと雨が降っていた。

駅舎に雨があたる音を聴きながらぼんやりと缶ビールを飲む。どっぷりと日も暮れた時刻のことだった。

その寂しさの中にある美しさのようなものにすっかり私は魅了されてしまっていた。

そういう寂しさや美しさを曲にしたいなと思って書いたのがこの曲だった。

なのでこの曲の舞台は私の中でははっきりと大佐倉駅なのだ。

久しぶりに弾いてみたらなかなか良い曲だった。良かったらもう一度聴いてみてもらいたい。

今日はついに新曲の配信手続きが終わった。

いつものようにミックスとマスタリングを手伝ってくださったのはBQRedordsの梶川朋希氏だが、今朝そのミックス済みの音源が私の元に届いた。その音源を聴いて、少々大袈裟かもしれないが腰を抜かしそうになるぐらい驚いた。ミキシングというその作業によって、私の表現したかった世界観がものすごくリアルになっていた。「え?ちょっと待って?なにこれすげえ!」と一人で興奮した。

あとはジャケ写を自分で作って、諸情報を入力して配信手続きが終わった。多分来月の頭には配信が開始されると思う。

今回の新曲のタイトルは『KAKAPO』。

さて、前回(昨年末)の新曲『Murmuration』を発表した時にはセットで短編小説を一つ書いたのだが、今回も書くつもりなのにまだ一文字も書いていない。

書くのか?書かないのか?

うん、書けたら書くわ。


今日の演奏動画。

自作曲の『Night Station In The Rain』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月27日 (土)

オリジナル曲『Twilight Stroll』リテイク

朝から小岩でレッスンをして、池袋レッスンに移動する前に一旦家に帰ってメシを食ったところまでは良かったのだが、そこから「ちょっとダラダラしたい」と思って布団でダラダラしてしまった。これが良くなかった。

「家を出る前にトイレ行って、それからタバコも一本吸って、それから電車乗って…」などと思っていたのだが、この直前のダラダラのせいで全てが秒刻みのスケジュールになってしまった。

先ほどダッシュで京成線に乗り込んで事なきを得たが、ここからも秒刻みとまではいかないが分刻みのスケジュールが続く。

このあと池袋でレッスンをしたらすぐに新小岩に移動してレッスン。それが終わったらバスで一度家に戻って柔道着を持って柔道の稽古。多分というか絶対にレッスン後に家に戻った時には再びダラダラしてしまうので、ここのスケジュールもまた秒刻みになる。仕方がない。ダラダラしたいんだもの。

今日も昨日に引き続き演奏動画は間もなく配信停止になるシングル曲のリテイク。『Twilight Stroll』という曲。

「夜中のそぞろ歩き」みたいな意味。私は毎日夜中に散歩をするが、この曲のような気持ちで散歩をしているかというと、そうだったりそうじゃなかったりする。どっちなんだい!


今日の演奏動画。

自作曲の『Twilight Stroll』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

この曲の過去のレコーディング音源はこちらからダウンロードできます。(2024年5月19日まで)

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2024年4月26日 (金)

オリジナル曲『Petrichor』リテイク

今日はずっとレコーディングしていた。昨日調律を入れたばかりなのでピアノはすこぶる絶好調だ。

まずは来週あたりに配信サイトにて発表する新曲シングルを録っていたのだけれど、それを録り終わった後には過去に配信したシングルを改めてリテイクした。

なぜかというと、私のシングル曲は基本的に一年間しか配信しないことにしていて、以前発表した『Night Station In The Rain』は既に配信停止になっているし、ちょっと前に配信した『Twilight Stroll』と『Petrichor』は間もなく配信停止となるからだ。ちなみに二枚のアルバム(【Self Expression】と【流転~ru-Ten~】)は配信停止にはしない。配信しっぱなしにしておく。今の所そのつもり。

シングル曲に関してはせっかく苦労して書いた自作曲がもうすぐ日の目を見なくなるのも何だかイヤなので、YouTubeにリテイクをアップすることでずっと聴けるようにしておこうと思って、その三曲を今日リテイクしていた。

ということで今日はその中から『Petrichor』を公開。

これでずっと聴けるようにはなるのだが、とは言えきちんとミックスとマスタリングを施した現在配信中の音源がもうすぐ聴けなくなるのは事実。

もしも手元に置いておきたいという人がいればこちらからダウンロードしてください。ストリーミングではなくてダウンロードです。ダウンロードしておくと配信停止になってからも聴けます。配信サイトにより値段が多少違いますが、一曲大体100円ちょっとです。

今日から3日続けて過去のオリジナルのシングル曲をリテイクしたものをYouTubeに発表していきます。

新曲はもうちょっと待ってね。今日録り終わったから、ここから色んな編集作業です。

今日の演奏動画。

自作曲の『Petrichor』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月25日 (木)

絶望を強要するな

先日、ネットの記事で「現在の人々の苦しい暮らし」みたいな内容の記事を読んだ。

率直に言って私も現在の日本は徐々に、そして確実に貧しくなってきていると思う。

20年以上前(1999年から2001年ぐらい)に海外を訪れた時には「まだ日本は経済的に豊かな国なのだな」という実感を持った。私が行ったのはアジアの国々ではあったけれど、そんなに多くない金で長期間の滞在が出来たし、海外に関しては「日本よりも物価が安いんだな」と思うことは少なくなかった。

けれど今では日本は「安い国」になっている。日本に行ったら安い金額で色んなものが買えるし食べられる、安い金額で滞在できる。そう考えて多くの外国人が日本を訪れている。

外国人が日本にたくさんやってくること自体は私はそんなに悪いことだとは思っていないのだけれど、日本が貧しくなり「安い国」になっていくのはいかがなものかなと思う。

それはおそらく多くの原因は政治にあるのだと思う。

政治に関して私はそこまで明るい方ではないのだが、富裕層を優遇するような税制を敷いて若者たちの暮らしを圧迫していった結果として少子化が進み、日本の国力はどんどんと右肩下がりになっていっているのかも知れない。

どうするのが良いのかはわからないけれども、少なくとも「今のままではヤバい」という気持ちはあるので、毎回選挙には行くようにしている。なかなか世の中は良い方向には進まないけれど、それでも政治や経済に多少なりとも興味を持って社会に参画していくことを諦める気持ちはない。

閑話休題。冒頭に書いた最近読んだ記事のことについて。

今の貧窮する社会の中ではこのような貧乏生活しか送ることが出来ないということがその記事には書いてあった。そしてその取材を受けた誰かが絶望している様子も。

ここに関しては私は「はて?」と思ってしまったのだ。

その記事に書いてあった貧乏生活は、私よりも幾分裕福だったからだ。

昼飯は金が無いのでパンを二つ食べて飢えを凌ぐという部分や、以前は月に一度行けていた美容院にももう3か月に一度しか行けないという部分については「おれよりマシじゃねえか」と思った。私は金が無ければ昼飯は食べないし、髪を切るのは行きつけの1300円カット(私は「カリスマ美容室」と呼んでいる)に4か月に一度行くか行かないかだ。そこに書かれている「誰かの貧しい生活」よりも私の実生活の方がまだまだ貧しかった。

もちろんここで「そんなのは全然貧乏でも何でもない。もっと耐えるんだ!」などと言うつもりは毛頭ない。政治に由来する生活の困窮については大いに不満の声を上げて良いと思っている。ふざけんな!という声を上げていかなくては社会は何も変わっていかない。

私がその記事に違和感を覚えたのは、「だがおれに絶望を強いるなよ」という気持ちがあるからだ。

私は音楽家などという不毛な職業をしている上に全然売れてもいないので、生活は決して裕福ではない。だが、ちっとも絶望していないのだ。

金が無いならば無いなりに毎日楽しく過ごしている。

大好きな音楽と柔道に毎日打ち込みながら楽しく過ごしている。

そんな私に「お前も貧乏なんだからもっと絶望しなさい!」と言われても、やなこったと言う以外にない。だって全然絶望していないんだもの。

高校生の頃に学校で「将来の進路を考えなさい」と言われても、自分が真っ当に働いている未来が全く想像できなかった。かなりの高確率でおれはホームレスになる。そして野垂れ死ぬ。本当にそう思っていた。

その予感は20代前半に更に強固になった。どんなアルバイトをしてもあまりの無能さゆえにすぐにクビになるし、そもそも「働きたい」という意欲が皆無だった。

その時の方が遥かに絶望していた。おれはどうなってしまうんだろうと思っていた。

それに比べると今は屋根のある家に暮らしているし、子供はいないけれど家族はいる。全然しっかりしていないけれど音楽家として辛うじて生活しているし、激弱いけれど柔道の修行も出来ている。毎日好きなことばかりをして遊んで生きているのだ。

ということで今の日本社会については私も大いに不満はあるが、かと言って現在の自分の生活に絶望しているかと言われれば全く絶望していない。

多分こういうのって優先順位の問題なんだろうなと思う。

私は音楽が出来て柔道が出来ればそれでかなり満足だし、それ以外のことの優先度がめちゃくちゃ低いせいだ。

とは言え、金はもらえるんならばもっともらっても構わない。このブログを書いている今現在、4か月ぶりのピアノの調律をしてもらっているが、できれば2か月に一回は調律をしてもらいたい。その為には金が必要だ。

頼むぜ、政治家たち。

私は絶望しながらは生きない。楽しく貧乏ライフを生き抜いていく。


今日の演奏動画。

Lee Morganの作曲した『The Sidewinder』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月24日 (水)

「こんなん弾けるわけねーだろ」と言いながら譜面を書く

昨日は写真を撮りに出かけたのだが、なかなかいい写真が撮れた。

スケジュール的にも昨日行っておかないとその後が苦しくなることはわかり切っていたから昨日の内に行けて良かった。

途中からいつものように飲酒しながら散歩をしていたので、家に帰る頃にはだいぶ酔っ払っていたけれども。

今日は昼と夜にレッスンがあっただけ。このブログを書き終わったら最後のレッスンをやっておしまい。

昼のレッスンの後に譜面を書き始めた曲が鬼のように難しくて、その譜面作成だけで4時間ぐらいかかってしまった。明後日以降のレコーディングの練習もしたかったのにな。

譜面が書き上がったその曲、とりあえず現状では全く弾ける気がしない。多分練習に二か月以上はかかる。なんとか少しずつものにしていこう。

さて、レッスン。

頑張ります。


今日の演奏動画。

Irving Berlinの作曲した『I've Got My Love To Keep Me Warm』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月23日 (火)

写真を撮りに

午前中からレッスンをして、夕方まで譜面を書いていたけれど今からちょっとお出かけ。

近日中に発表する新曲のジャケット写真を撮りに。

いかんせん写真を撮るセンスが皆無なのでいつもこの撮影には難儀する。とりあえず長時間歩いて適当に何枚も撮る。

ま、そこまでみんなじっくりジャケットなんて見ないだろ、CDじゃないしな、という言い訳を最大限にカマしながら下手くそな写真を撮る。

一年近く前に配信で発表した「Petrichor」っていう曲なんてジャケット写に書いた曲タイトルにスペルミスあったしな。

まー大丈夫大丈夫。誰も気付いてない。

ということであちこち歩いて写真を撮ってきます。


今日の演奏動画。

Mike Sternの作曲した『Before You Go』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月22日 (月)

たくさんレッスンしてちょこっと譜面を書いた日

一日レッスンの日。

朝に軽く自宅でトレーニングをしてから朝ドラを観てすぐに家を出た。もうすっかり朝ドラ『虎と翼』に夢中。今日もめちゃくちゃ面白かった。ここ最近の朝ドラの中では一番ハマっているかもしれない。何で一週目からちゃんと観ていなかったんだーと今更ながらに後悔している。

朝の8時30分前の電車はかなりの満員電車でそれだけでちょっと疲弊する。毎日満員電車に揺られながら会社に行っている人たちは本当にすごいなあと思う。絶対に無理だ。

浅草橋で乗り換えて定番の立ち食いそば屋「ひさご」で朝メシ。

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今日は山菜そば410円。絶品。

そこから千駄ヶ谷に向かって夕方過ぎまでは千駄ヶ谷でずっとレッスン。今日も生徒たちの素晴らしい熱意に感化されて充実のレッスンだった。生徒がどう思ってるかはわからないけれど、少なくとも私は充実のレッスン。

レッスンが終わって小岩に帰ってきてから二枚だけ譜面を書いた。

今週の木曜日に調律が予定されているので、調律が終わったばかりの状態で弾きたい曲の譜面を。

音数の少ないバラードなんかはやっぱり調律したてのピアノじゃないとあんまり弾く気にならないので、今日はそういう綺麗なバラードの譜面を書いた。調律したらこの曲たちも弾こう。

譜面を書いていたらライブの日程調整の連絡が来た。いつも本当にありがたい。ライブをさせてもらえるのは当たり前のことでは決してない。一つ一つ丁寧に気合いを入れてライブをやって初めて次のライブに繋がる。誘ってくれる音楽仲間やお店に深く感謝。

今から公園で懸垂やってから帰ります。


今日の演奏動画。

Benny Greenの作曲した『Cupcake』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月21日 (日)

クレジットカードは怖いが曲は書けた

午前中からパソコン作業。

既に画像データとして作ってあった今後のライブのチラシを印刷会社に「このチラシ印刷してちょ」という入稿作業に四苦八苦。

「一旦リサイズしないとちゃんと入稿できない」という話を聞いていたので一通りリサイズしたりとかあれやこれややっていたのだけれど、元からあった画像データをバチコーンと貼り付けるだけでOKだったっぽいことが最終的に判明する。何だったんだこの無駄な時間は…と凹みそうになったが、とりあえずやり方がわかっただけでも良かった。今日だけで一気に5種類のチラシを入稿したった。

「そういや来月末の京都ツアーの往復のバスと向こうでの宿を予約してなかったな」ということを思い出して、パソコンを開いているついでにその予約もやってしまう。バスでの往復が11000円、宿が4泊でやはり同じく約11000円、合計22000円のお支払い。

チラシの入稿もバスや宿の予約も最近は自分のクレジットカードでやっている。こういった時にクレジットカードがないと不便なので昨年作ったのだ。人生で初めて持つクレジットカードだ。

私は元々クレジットカードを激しく恐れていた。金も払ってないのに買い物が出来てしまうということがすごく怖かった。根本的に自分は金銭感覚みたいな部分ではゴミカスだという自覚があるので、そんな怖いものを持ってしまって破滅するのがイヤだったのでクレジットカードなど持たないようにしていた。

けれど昨年作った。

未だにクレジットカードで決済をするのは逐一ビビる。なんだか気持ちが悪い。これって後から金を請求されるんだよなあ、イヤだなあと思うけれど、少しずつ慣れていくしかない。

ただ、今回の支払いを完了してしまえば、この後はかなり楽になる。

長年続けてきた二か月に一回の京都ツアーは5月末で終わりだ。これ以降は青春18きっぷの利用期間内のみになる。だから年に3回だけだ。移動手段は全て鈍行列車で行けるので、もうバスに乗る必要もなくなる。第二の故郷である京都に行く回数が減るのは少々寂しいが、これはちょっと嬉しい。まあ、5月末で一旦終わりになるくせに、その次は8月の頭に行くのだけれども。めっちゃすぐじゃないか。

諸々の事務作業を終えてからは仕事場へ向かって作曲の続き。

やっと一曲書き上がった!

譜面を印刷して少し練習してからスマホで仮録音をした。

私のスマホの録音はなぜか音がガビガビになるので人に聴かせられるようなクオリティにはならないのだが、その仮録音を何度も聴き返しながら「ここはカットした方がいいな」とか「ここはもう一呼吸置いた方がいいな」とかそういう微調整を繰り返していった。何とか今週に控えている調律の日の翌日には正式に録音できそうだ。

いつもそうなのだが、曲が一曲出来上がると、戦国武将になって崖の上に一人で立って法螺貝を盛大にぶおーーーと吹きたくなる。「曲が書けたぞー、おれはやったったぞー」と言いたくなる。ちなみに私は結構な高所恐怖症なので、実際には崖の上には立ちたくない。怖いし。

録音の日までにもう少し練習して、それからジャケ写も撮らなきゃ。ついでに小説も書かなきゃ。「新曲は常に新作小説とセットで発表する」という謎の掟を以前に自分で設定してしまったのだ。何考えてるんだおれは。

小説のプロットはまだ何も思いついていない。なんとか頑張らなくては。

前回の新曲発表は昨年末のことだったのだけれど、その時はこういう組み合わせだった。

楽曲『Murmuration』
小説『Murmuration

こういうアホなことをまたやるのだ。

こういうアホなことを考えたり実際にやったりするのは結構楽しい。人から見たらバカみたいでも、当人は面白がってやっているのでそれでいいのだ。

今日の演奏動画。

Django Reinhardtの作曲した『Nuages』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月20日 (土)

おれにポルシェ

以前よりこのブログにもちょこちょこ書いていることなのだが、私が提唱している理論に「人は自分の興味のあることは良く見ているけれど興味がないことに関してはそうでもない理論」というものがある。

例えば私は街で人とすれ違う時にその人の耳と指を見る癖がある。そして耳が餃子のように潰れていたり指の関節がボコボコと膨れている人を見たら「あっ!あいつは柔道家だ!しかもだいぶ強い!」と思う。

しかしそれを一緒に歩いている人に「今の人めっちゃ耳潰れてたね。多分柔道が鬼強いよ」と言っても「え?そうだった?気付かなかった」と返されることがほとんどだ。私が気にしているほど人は誰かの耳や指の形状を気にしてはいない。

これはもちろん私が若い頃からずっと柔道をやっているからで、そういう耳が潰れたり指の関節が膨れたツワモノを意識しているからだ。

逆のこともあって、「今すれ違った人が◯◯の靴を履いていたね」と言われても私はまるっきり気付いていない。これは私が靴に一切の興味がないからだ。さすがに下駄でも履いていれば気付くだろうが、それ以外ならば絶対に気付かないという自信がある。

つくづく人は自分に興味のある部分しか見ていないのだなと思うのだが、その理論を更に強固にする根拠に今日一つ気付いた。

私は自動車の車種がまるっきりわからない、ということだ。

もちろんこれは私が自動車に一切の興味が無いことに由来する。そもそも私は自動車の免許を持っていないので、自分が自動車を運転することすら出来ない。そういったことも自動車への極度の無関心に拍車をかけていることは間違いない。

あらゆる自動車が私にとっては全て一緒に見えるので辛うじて車の色で判別するのだが、もしもそれが違う車種の同じ色の車だったら私にはわからない。プリウスだろうがシビックだろうがマジェスタだろうが白かったら私にとっては全て「白い車」なのだ。

こういうことって多かれ少なかれあるのではないだろうか。

例えば私はエレキギターのストラトキャスターとテレキャスターとレスポールとSGとフライングVの区別はつくが、興味がない人からしたら一括りに「エレキギター」だろう。

テナーサックスとアルトサックスとソプラノサックスとバリトンサックスの違いもわかるが、興味がない人からしたら一括りに「サックス」だろう。下手するとそこにバスクラリネットとファゴットを混ぜてもわからないかも知れない。興味がない人からしたらそんなものなのだ。

そんな私であるが、今日は街中で見かけた車の車種が一つだけわかって、それはポルシェだ。なぜわかったかと言うと車に「ポルシェ」と書いてあったからだ。

ほーん、これがポルシェかー。なんかお金持ちの人が乗る車でしょー?他の車と同じに見えるけど、なんか色々違うんだろーなー。おれにはわかんないけどー。と思った。

猫に小判。

おれにポルシェ。

「価値がわからないものに与えても無駄なもの」の慣用句の一例である。


今日の演奏動画。

Victor Youngの作曲した『Stella By Starlight』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30


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2024年4月19日 (金)

ピアノの前にスマホを置いて何度もスクロール

現在夕方の17時。

今日は朝から練習に来れたので、日課の練習は一通り終わった。これからやっと作曲に取り掛かれる。

先にブログとYouTubeの更新も終わらせてしまってから落ち着いて作曲に入ろうと思っているのだけれど。

今日の日中の練習ではピアノの前にスマホを置いて頻繁にそれを見ていた。何かというと、今日から大阪のだいしんアリーナという所で開催されている「第18回全日本マスター柔術選手権」に、柔道の道場仲間の木村先生が出場されていたのだ。なので、その途中経過を何度も何度もスマホの画面を更新しながら固唾を飲んで見守っていた。

この大会は全日本選手権なのでものすごくレベルの高い大会なのだが、木村先生は前回の大会の優勝者なのでつまりディフェンディングチャンピオンだ。

それでも何があるかはわからないのだが、順当に勝ち抜いて決勝戦進出を決めた。「さすが!」と思った。

もうこの辺から興奮がマックスだったのだが、画面更新の為に100回ぐらい画面をスクロールさせたその100回目ぐらいで惜しくも決勝戦で敗れたことを知った。

私のその時の率直な感想は「よくアレに勝てるやつがいるな」だった。木村先生には普段から稽古でお世話になっているが、めちゃくちゃ強い。私などまるで歯が立たない。どういう試合内容だったかまではわからないのだが、その木村先生に勝つことが出来る選手がいることに驚いた。

実に世界は広い。

ただし、準優勝である。

もうこれだけでめちゃくちゃすごい。

そして何よりも「勝負の場」に立ったということがすごい。

それは私たち武道を志す人間たちからしたら何よりもすごいことなのだ。

改めて木村先生、準優勝おめでとうございます!


今日の演奏動画。

Sammy Fainの作曲した『Alice In Wonderland』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2024年4月18日 (木)

レコーディングの準備の為の準備の為の準備

来週に自宅でレコーディングを予定している。

調律が25日に入るので、その翌日の26日に一日かけてレコーディングをするつもりだ。

ここ最近年に二回のペースでやっている新曲(シングル)の配信の為だ。

ちなみに最重要な作曲であるが、まだビタイチ書いていない。一小節すらも、一音すらも書いていない。

今日は仕事の無い無職の日だったので、作曲をする大チャンスだったのだが、細々とした仕事や日々の練習を終わらせてから腰を落ち着けて書こうと思ってあれこれと雑務をしていたらもうタイムリミットになってしまった。

明日がある。明日も仕事の無い無職の日だ。

明日こそは出来るはずだ。なぜなら今日色んな雑務を終わらせたのだから。

こんな感じでこのシングル配信の約二週間は毎回完全にテンパる。もうちょっと要領よく出来ないもんかと思うけど、出来ない。

一番良いのはあらかじめ曲を書いておくことなのだが、超弩級の怠け者である私は締め切りがあってケツに火がつかないと曲が書けない。

明日出来るさ、明日。

どんな曲にしようとかいうビジョンすら全く頭の中にないけれど、きっと出来るさ。

いやー、しかしどうすっかなー。


今日の演奏動画。

Thelonious Monkの作曲した『Blue Monk』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2024年4月17日 (水)

基礎練習会からセッションへ

月に一回(二回やる時もあるけど)のベース野々口毅さんとの基礎練習会だった。

リズム練習からコードワークの練習、それとアンサンブルの練習をみっちりと。

もう何年やってるんだろう。多分5~6年以上はやってもらっている。

今日も非常に充実した練習会だったのだけれど、コロナ禍のことを少し思い出した。

仕事がぱったりと無くなって、人と会う機会も激減して。ずっと一人で練習していたのだけれど、数少ない「合奏」の機会がこの練習会だった。

一人で練習するのももちろん楽しいのだけれど、私たちのやっている即興の要素がすごく多い音楽は人と演奏することにものすごく意味がある。一緒にやっている人の出す音を聴いて、それを受けて何か音を返してというのは即興演奏の醍醐味の一つだ。

一人ぼっちで切り取られたみたいな世界の隅っこで練習していると、そういう即興の部分に対する反射神経がどんどん鈍くなっていくような恐怖を感じることも少なくなかったのだけれど、そういう時に野々口さんとのこの練習会に救われた部分は大いにある。

何年も同じことを地道に続けていたら、昔は出来なかったことも少しずつ出来るようになってきたし。

野々口さんには本当に感謝している。

今日はこれからセッション。セッションホストは昼に引き続き野々口さんと。

4月17 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2000円

ということで「今日の演奏動画」のコーナーは野々口さんとの合奏動画。

今日は4本録ってもらったから明々後日まではこのコーナーは合奏動画が続きます。縦横無尽で非常に音楽的な野々口さんのベースも是非お楽しみください。


今日の演奏動画。

Paul Desmondの作曲した『Take Five』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2024年4月16日 (火)

「自分がされてイヤなことは他人にはしない」について

「自分がされてイヤなことは他人にはしない」というのは根本的に間違っていると思う。

自分がされてイヤじゃないことも他人からしたらイヤかも知れないし、自分がされてイヤなことは他人からしたらイヤじゃないかも知れない。

だから「目の前の人がされてイヤなことはしない(あるいは「言われたらイヤなことは言わない」)」というのが正しいのだと思う。

私などは「されたらイヤなこと」と「されても何とも思わないこと」の基準が他人とだいぶズレているという自覚はあるから、このあたりは本当に気を付けないといけない。私がされても何とも思わないことを他人はすごくイヤだと思う可能性が十分にある。自分を基準に考えるのはすごく危険だ。

とは言え、他人のことほどわからないことはない。私は「他人のことはわからない、絶対に」という強い確信を持って生きているので、他人のことを「わかる」などとは口が裂けても言えない。他人の気持ちは私にはわからない。そもそも自分のことすらよくわかってないのに。

だが、そういう「自分と他人は分かり合えない」という大前提があった時に、「自分がされてイヤなことは他人にはしない」というのは妥協案としては悪くないのではないかな、と最近ではおもうことがある。

そう思ったのはそれとは逆の「他人にされて嬉しかったことはなるべく他人にも返していこう」ということを思ったからだ。

ちょっと前に「ふえー、この人超かっけー」という振る舞いに出くわしたことがある。その振る舞いを見て「あ、おれも似たような状況になったらこの人みたいに振る舞いたい」と思ったのだ。

それを他人が良しと思うかどうかはわからない。けれど自分が「マジかっけー」と思った振る舞いは、自分でも出来るようになりたい。

だからそれと同様に、他人がどう思うかはわからないという前提の上で「自分がされてイヤだったことは他人にはしない」もそこそこの妥協案としてはアリなんじゃないかなと思った。

他人のことはわからんけども。

「わからん」のと「尊重しない」のは全く違う。

わからなくても、というかわからないからこそ尊重できるはずなのだ。

ふと思ったことでした。

そうそう、今日は空き時間にライブのフライヤーをいくつか作ってました。ちょっと先のやつも多いのだけれど。

ライブに来てね!

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今日の演奏動画。

Hoagy Carmichaelの作曲した『Riverboat Shuffle』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月15日 (月)

勝手に忙しくする

今日は夜のセッションまでは何も仕事はないし、ゆっくり練習も出来るかな、最近録り貯めてなかったYouTubeもいくつか録れるかななんて思っていたのに、ほとんど何も出来なかった。

サボっていたわけではなくて、細々とした仕事が怒涛のように押し寄せてきたから。

年に二回のシングル曲配信の締め切りが本日発表されたので、それに向けてもあれこれしなくてはならない。まずは調律師の方に連絡を取って調律の日程を決めた。調律が完了したらすぐにレコーディングしたいので、それまでに曲を書かなくてはならない。あと10日ぐらいしかない。

更には最近はシングル曲を発表する時にはそれに合わせて短編小説も一本書くというアホなことを自分に課しているので、これも書かなくてはいけない。曲が書けないことには小説は書けないのだけれど。

他にも色んな事務作業がたくさんやってきて、今日は全然のんびりじゃなかった。

今週は演奏仕事はまあまああるけれどレッスン仕事はあんまり入ってないから少しのんびり出来るかななんて思ってたのに、全然のんびり出来ない。

自分で勝手に仕事を作って自分で勝手に忙しくするというここ最近のムーブにどっぷりとハマっている。

しっかりとした休みが判明したら絶対に魚釣りに行きたい。

絶対に行くんだ。


今日の演奏動画。

Jimmy Van Heusenの作曲した『Suddenly It's Spring』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月14日 (日)

道場の盛況

昨日は週に一回の柔道の稽古の日。

すっかり陽気も暖かくなってきたことに加えて湿度も結構高かったので、稽古中には全身の毛穴から汗が噴出した。

今日、昨日使った柔道着を洗濯しようと思ってカバンから取り出したらまだびっしょりと濡れていた。

いつも道場に行くのは少年部が終わって青年部の稽古が始まる19時30分前後なのだが、昨日少年部の稽古の終わりがけに道場に行ったら少年少女たちが20人以上いた。私が入門した数年前は10人前後だったのに、そこから考えたらほぼ倍の人数の子供たちが道場で汗を流していた。

これはひとえに指導してくださっている先生方が厳しさの中にも常に和やかな空気を作ってくれているおかげなのだが、それにしても「今どきこんなに活気のある柔道の道場もそんなにたくさんはないよな」と思った。子供たちが楽しそうに柔道をしているのを見るのは本当に嬉しい。

青年部も昨日は10人以上の盛況で、屈強な若者たちにかわるがわる稽古をつけてもらった。ちっこいオッサンである私はいつもついていくのがやっとだ。

このブログを書いている現在が17:30。このあたりから徐々に昨日の稽古の筋肉痛がやってきて、明日の朝に筋肉痛のピークを迎えるのがいつものパターンだ。オッサンの筋肉痛は一日遅れでやってくるのだ。

昨日の道場の盛況ぶりを見て、まずは私の所属する忍田道場がますます栄えてくれれば良いなと思う一方で、日本、あるいは世界の柔道界全体がより栄えてくれることを心から願った。

そのために間違いなく必要なのは我々オッサンどもの尽力だ。柔道はとっても面白いよ、とっても素敵だよということを若い世代に伝えることは、今ものすごく重要なことの一つだ、多分。

そんなことを思った。


今日の演奏動画。

Sam Jonesの作曲した『Del Sasser』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月13日 (土)

いつも時間に余裕を持ちたいものです

午前中の小岩でのレッスンを終えて、午後からの池袋のレッスンに向かう途中で乗換駅の日暮里で途中下車して久しぶりの「一由(いちよし)そば」へ。

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たぬきそば340円は完全に「安い&美味い」なので何も文句はない。

ただし、この一由そば、行くたびに並びがキツくなってきている。今日も行った時点で10人以上が長蛇の列を作っていた。多分色んなところで紹介されすぎたせいなんだろう。と言いながら私もこうして紹介しているわけだが。まあこれだけ安くて美味かったら人に言いたくなるのはわかる。

なので今現在はこの一由そばには並ばずに入店するのはほぼ不可能だろうと思っておいた方がいい。

とはいえ提供も客の回転も速いので、10人ぐらいの並びならば15分ぐらいで入店できる。今日もそれぐらいだった。

それがわかっていたので、池袋のレッスンに遅刻しないようにいつもより30分ぐらい早めに小岩を出た。これぐらいの余裕がないと一由そばには行けない。

お気に入りの店が繁盛するのはとても嬉しいことなのだけれど、気楽に行けなくなるというのがちょっと不便だが、そこはこちらの事情。やはりお店が繁盛するよりも良いことはない。

最近はお気に入りの立ち食いそば屋も閉店ラッシュが続いているので、ここを何とか踏ん張ってもらいたい。

並ぶぐらいは我慢します。


今日の演奏動画。

Duke Ellingtonの作曲した『Love You Madly』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月12日 (金)

忙しい無職デー

今日は朝からきちんとトレーニングが出来た。朝ドラが放送されるまでに家での腕立て腹筋背筋スクワットプランクを終わらせて、朝ドラ視聴の15分は小休止。朝ドラが終わったらすぐに外に出かけて土手に行って階段ダッシュをしてから公園で懸垂をしておしまい。

公園では懸垂しながら桜が見れてとても綺麗。

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朝のトレーニングもフルでやると二時間かかる。朝ドラ視聴の時間も入っているけど。

そうそう、今回の朝ドラ「虎と翼」。放送が始まって最初の一週間はツアーに行ってたりなんやかんやであまりしっかりと見られなかったのだけれど、二週目に入った今週からしっかり見ている。日本初の女性弁護士から裁判官になったという三淵嘉子氏をモデルにしたというこのドラマ、現時点でかなり面白い。ちゃんと最初から見ておけば良かった。

ここ最近の朝ドラでは「植物学の父」こと牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」がめちゃくちゃ面白かっただけに、それと似たような路線で面白いのかもしれない。とにかく今後に期待。


トレーニングを終えて少し自宅で休憩してから午前中には仕事場に向かうことが出来た。今日はやることがたくさんあった。

ホームページいじりから始めた。

とりあえずこんな感じになった。

Jazz Pianist 福島剛 website

現在はトップページにライブスケジュールやらディスコグラフィやらレッスンの案内やら10枚のページが掲載されているのだけれど、これは明後日には3ページに減ってしまうというのだ。なのでライブスケジュールだけはトップページに残して、それ以外は「レッスン等」というページを作ってそこにまとめることにした。ちょっと見づらくなっちゃったけどまあいいや。


二時間ほどでホームページの改変を終えてから、そこからはひたすら練習。今日はYouTubeの演奏動画をたくさん撮らなくてはならなかった。

いつも10本程度の「貯金」を蓄えておくことで何とか毎日の更新を達成しているのだけれど、その貯金が数少なくなってきたので何とか今日は4本の演奏動画を撮ることを目標にしていたのだが、無事に4本の貯金に成功。今はこのブログを書きながらアップロード作業をしている。これもまあまあ時間かかるんだよなあ。

ということで今日のブログはここまで。仕事の無い無職の日だったのに妙に忙しい一日だった。


今日の演奏動画。

Bill Evansの作曲した『Laurie』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月11日 (木)

休みの前日についつい夜更かしをしてしまう

昨日は終電での帰宅だったので寝たのが少々遅かった。

午前中の遅くまでゆっくり寝てしまった。

明日は仕事が一つもない無職の日なので、明日の内にやらなくてはならないことがいくつかある。

何回か前の記事に書いたAmebaOwndのホームページの改変が近日中にあるのでそれを作り替えなくてはならない。それから練習と、柔道のトレーニングと。

やることが多くて無職のくせに忙しいので、朝から動ければいいなと思う。

翌日が無職だと思うと、なんとなく嬉しくなって家で缶チューハイなんぞを飲みながら柔道のYouTubeをあれこれと見たりしてしまうのが良くない。ついつい夜更かしして寝るのが遅くなってしまう。

今日は早く寝たい。

早く寝るぞ!


今日の演奏動画。

Antonio Carlos Jobimの作曲した『Antigua』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月10日 (水)

最後の青春18きっぷを使って立川へ

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青春18きっぷの使用期限が今日までなのだが、今日最後の一回分を使った。

小岩〜立川の往復のために。

青春18きっぷは5回分で12050円なので、1回あたり2410円。小岩〜立川の往復は1660円なので少々損といえば損なのだが、全然問題ない。すでに東京〜大阪間の往復で大きく黒字になっているので数百円の赤字などは完全に誤差だ。

長いこと2ヶ月に一度関西に行く生活を続けていたが、ちょうど青春18きっぷの利用期間内に当たると非常にラッキーだった。

だが、今後はその生活にも変化が出る。今後は多分青春18きっぷの利用期間内にしか行かなくなる。春と夏と冬の3回。異常なまでに宿が高騰する期間を外すことが出来れば、これはこれですごくアリな気がしている。

杞憂で終われば良いのだが、現在この青春18きっぷが廃止されるのでは?という噂がある。

毎年春にその年の春と夏と冬の利用期間並びに発売期間が発表されるのだが、今年は春のみしか発表されなかったからだ。

もしも廃止となれば完全に死活問題になるので色々とネットの情報を漁ってみたが、どうやら北陸新幹線の区間が延びたことの影響を受けて発表が遅れているだけらしく、廃止ではないらしい。廃止になったらマジで困る。

今日はこれから立川Jesse Jamesでボーカルの高原かなさんとのデュオ。そのために立川に向かっている。

かねてより高原さんの声の調子が悪いとのことなので、今日はソロピアノをメインにすることになった。普段から自分のオリジナル曲をたくさんやることはほとんどないのだが、今日はソロピアノに関しては全曲オリジナルを演奏しようと思っている。

その辺の事情が今日まで未決定だったのだが、今日になって決定したので焦って自分の曲をたくさん練習した。

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自分の書いた曲がかなり難しくて、「誰だよこんな難しい曲書いたやつは!殴ってやる!」と思ったが、私だった。もうちょい簡単な曲書けよ。

好きで怪我をするスポーツ選手はいないし、好きで声が出なくなる歌手もいない。一番悔しいのはその当人だ。

この苦境を共に乗り越えていくのが「チーム」だろと私は考えている。

今から私の珠玉のオリジナル曲の数々を弾きまくってくる。

今日来てくれた人にしかこの面白さは享受出来ない。


今日の演奏動画。

Milton Nascimentoの作曲した『Travessia ~Bridges~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2020年8月22日にもやっているのでリテイクです。

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2024年4月 9日 (火)

ホームページをどうするか

数年前に突然やってきたコロナ禍によって生活が一変させられてしまった人というのはきっと少なくないと思う。

もちろん私もそうだった。

ひとまず全ての仕事が無くなり、眼の前には膨大な「時間」が立ちはだかった。

その時間をどう使うかは人それぞれだろうが、私は鷹揚に構えて「わーい、練習できるーヽ(=´▽`=)ノ」と喜んだ。

「なんかお金がない気がするけど、大丈夫大丈夫!きっと死なない!」と思ったのはあながち間違いでもなくて、お金が無くなっても死ななかった。ラッキーもたくさんあるのだけれど。

コロナ禍にたくさん出来た時間の中で練習以外に取り組んだことの一つと言えば、パソコンを使った譜面書きで、それまでは手書きで譜面を書いていたのだが「暇だしいっちょ勉強してみっか!」ということでやってみたら、今では譜面作成の仕事がちょこちょこ来るようになったのでこれはとても良かった。

もう一つ、その時間の中でやったことなのだが、これは確か2日か3日をかけてやったことで、「そうだ、自分のホームページ作ろう」と思ってホームページを作った。
AmebaOwndというところのやつが使いやすそうかなと適当に判断して、あとはあれこれ調べながら作った。今も普通に活用している。

ところが、このAmebaOwndのホームページ、4月15日をもって無料プランの人たちのホームページはめちゃくちゃショボくなるよという通知が先日来ていた。どれくらいショボくなるかというと、ビールが発泡酒になるなんていうレベルのランクダウンではなかった。ビールが水道水になるぐらいのランクダウンだった。

私に許された選択肢は3つ。
・他社のホームページを新たに作る
・年間約一万円の有料会員になる
・水道水のショボさのまま使う
である。

まだ悩んでいる。

どうしようかな。

今日の演奏動画。

Buck Ramの作曲した『The Great Pretender』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 8日 (月)

完全確率と確率の収束

自転車で街を走っている時に全く赤信号で止まらずに済む時がたまにある。自分のペースと信号のペースがうまい具合にシンクロしてずっと青信号で行ける時だ。もちろんその逆で毎回毎回赤信号につかまる時もある。

そんな時に「こんなもん長い目で見りゃあどうせ1/2に確率は収束する」と思う。たまたますいすい行く時と、たまたまじりじり行く時。どちらも1/2の確率だとすれば、試行回数を重ねていけばいくほどその確率は1/2に限りなく近づいていく。ただし、時たま確率が「暴れる」時があって、そのどちらか一方に偏る瞬間もある。

赤と白の二つのボールが入った箱に手を入れてどちらかのボールを取り出す、手に取ったボールの色を確認したらもう一度ボールを箱に戻してもう一回ランダムにボールを取り出した時に、部分的に「赤赤赤赤」となる時もあれば「白白白白」となる時もあるかもしれないが、何千回何万回と重ねていけば1/2になるだろ、というようなものだ。

こういう考え方のクセは、昔パチンコをよくやっていた時に培ったクセで、ギャンブル用語ではこういうのを「完全確率」という。1/300で当たるパチンコ台は常に当たる確率は1/300なのだ。たくさんハマっているから当たりやすいとか、今当たったばかりだから当たりづらいとかいうことはない。常にその確率は一定で、けれど少ない試行回数では確率が暴れてどちらか片方に偏るだけだ。

ちょっと色々あって、今は赤信号の方に確率が偏っている。

そんな時にどうすれば良いかというと、信号無視をすることではない、赤信号で信号が変わるのをじっと待つことだ。当たり前なのだけれど。

良いことも悪いことも大体1/2だ。

大丈夫、確率はいずれ収束する。信号無視をせずに信号が変わるのをじっと待とう。

パチンコをやって良かったことなんてほとんど何もないけれど、こういう考え方が出来るようになったことだけは唯一の良かったことだ。

パチンコはもうやらないけど。

そんなことしてる暇があったら練習するわ。


今日の演奏動画。

Rahsaan Roland Kirkの作曲した『Sweet Fire』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 7日 (日)

桜の下で汗だくになると思い出す

昨日に引き続き印西牧の原へ。演奏の仕事。

昨日はめちゃくちゃ寒くて待ち時間に竹林の中で震えながら本を読んでいたので、今日も寒かったらイヤだなと思ってジャケットの上にもう一枚ジャンパーを羽織ってきたのだが、杞憂もいいところだったみたいでむしろ暑い。汗だくになりながら向かっている。

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満開の桜の下を汗だくになりながら歩いていると思い出す光景があって、それは18歳の時に京都にいた自分のことだ。大学の入学式に行く時のことで、その時の私はスーツを持っていなかったからジャンパーとジーンズで行ったのだが、暑くて汗をかいた。賀茂川沿いに咲く桜を眺めながら「暑いよ、まったく」と思っていた。

その時から26年を経て、未だに「暑いよ、まったく」と思いながら桜を眺めている。あの頃から何も変わっていないような気もするし、随分変わったような気もする。

若い頃は知らず知らずの内に人を傷つけるようなことを言っていたりしていたり横柄な振る舞いをしたりして、それで人から疎まれた時点で自分の失敗にやっと気付いて「こりゃいかん!」と少しずつ直していって。

今でもすぐに失礼なことを言ってしまったりやってしまったりして、そのたびに「こりゃやっちまったな」と直すように努めている。

そういうことを考えると、今の私は若い頃に比べて、「ずっと愚かである」という意味では自分視点で見たらあまり変化がないのかも知れないが、「部分的ではあれど他人に配慮して振る舞えるようになった」という他人視点で見たら多少は変化しているのかも知れない。

ま、白髪も随分増えたし、老眼は酷いし、40肩にも苦しめられたし、老化という意味では著しく「変化」している。

来年も変わらずに汗だくで桜を眺められたらそれで良しということにしよう。


今日の演奏動画。

Bruno Martinoの作曲した『Estate ~Summer~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 6日 (土)

『罪と罰』上巻やっと読了

今日の演奏現場は待ち時間がめちゃくちゃ長いのがわかっていたので、読みかけの本を持ってきていた。

ドストエフスキーの「罪と罰」。もう何ヶ月読んでるんだと思うが(多分4ヶ月ぐらい)、さっきやっと上巻を読み終わった。

林の中で。

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上巻の最後の方には金貸しの老婆を殺害した主人公ラスコーリニコフが「世の中にいる数少ない選ばれた人間は殺人とかしてもオッケー」と熱弁を振るうシーンがあって、私の頭の中にいるミルコ・クロコップが「おまえは何を言ってるんだ」を連発していた。マジでおまえは何を言ってるんだ。

まー、元来文学なんてのは狂ったものなんで、こういうのは文学の表現する得意分野。それにしても中二病感がすごい。

高校生の頃に読んだ小説なのだけれど、30年ぐらい経って読み返してみたら全然覚えてないので新鮮な気持ちで読んでる。

本番まではまだまだ時間がある。

下巻読もっと。


今日の演奏動画。

John Lewisの作曲した『Two Degrees East, Theree Degrees West』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 5日 (金)

めっちゃ日常

久しぶりに何もない無職の日だったので今日は一日練習。ずっとピアノの前にいた。

基礎練習をやって、譜面を書いて、それを練習してという一日。毎日更新することにしているYouTubeの演奏動画も貯金が随分減ってしまっていたのだけれど、ちょっと回復させることができた。

18時以降はピアノの横のテーブルにスマホを置いてプロ野球の一球速報のサイトを見ながらの練習。こういうことをしていると「ああ…日常だ…」という気持ちになる。うん、めっちゃ日常。

明日と明後日は一日仕事の本番仕事がある。朝から出かけなくてはならないので、練習部屋に来ることが出来ないから今日の内に出来ることはやっておく必要があった。

明日は本番のあとには久しぶりのお楽しみが待っている。そう、柔道の稽古だ。仕事の都合で約一か月ぶりの稽古になってしまった。
本番は16時ぐらいに千葉の印西で終わるから、そこから急いで電車で帰って着替えて19:30開始の稽古には十分間に合いそう。

日課のトレーニングも忙しさを理由にしてちょっとサボった日があったので、体力が低下しているのは間違いないけれど、その鈍った身体に喝を入れなくては。

明日も元気に頑張りましょう。


今日の演奏動画。

Antonio Carlos Jobimの作曲した『O Grande Amor』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 4日 (木)

昨日のライブのお礼

昨日は小岩BACK IN TIMEでサックスの登敬三さんとのデュオライブだった。

予想以上に多くのお客さんにお越し頂いて、本当にありがたかった。普段から私の演奏を見守ってくださっている方々の存在は何よりもかけがえがない。そして昨日は私が演奏しているところを初めて見る方も来てくださった。柔道関係の方々だ。彼らは私が戦っているところは見慣れているだろうけれど、ピアノを弾いているところを見られるのは少し恥ずかしかったけれどとても嬉しかった。

演奏に関してだが、やはり登さんはとんでもなく素晴らしかった。すさまじい熱量で放たれる音の数々を私は一番間近で聴いた。何度も「うっわ、かっけ…」とか「やば…超絶美しい…」となったし、実際に「わー!」とか「あー!」とか声に出していたと思う。
私はここ最近ずっと自分自身への課題として取り組んでいる「いかに弾き過ぎないようにするか」という課題があったのだが、演奏中に「ここで弾きたい!」という瞬間に「どうどうどう」と待てた時もあれば、「いいやもういったれ」となってしまった瞬間もあったし、ただ、それはここ最近の中では一番自分の中ではバランスが取れていてとても楽しかった。

登さんと一緒にではないと行けない場所が確実に存在していて、そこに何度も連れて行ってもらえた。ものすごく幸せな時間だった。

昨日の演奏を録画していてくれた方がいて、その動画を今朝送ってくださったのでそれを日中にYouTubeにアップした。動画がものすごく重たいのでまだ前半部分しかアップできていないのだが、今現在パソコンが必死に頑張ってくれているので今日中には後半もアップ完了するかな。

今日はこのあとレッスンが終わったらその動画に収められている昨日の演奏をチェックするために一人でちょこっとだけ鳥貴族に行きたい。鳥貴族で一杯やりながら自分の演奏を聴く。自分で聴き返すと「おい!おれ!ヘタクソ!」となる時もたくさんあるのだけれど、良い部分もいくつもあるしね。とても楽しみ。

ちなみにこの動画は非公開にしてあるのだけれど、もしも見たい方がいたらご一報ください。こっそりURLを教えます。


今日の演奏動画。

Greece SampsonとBobby WoodlenとMario Bauzaの作曲した『Mambo Inn』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 3日 (水)

今日は登敬三さん(sax)とデュオライブat 小岩BACK IN TIME

今日はこのライブ。

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小岩BACK IN TIMEでサックスの登敬三さんとのデュオライブ。

リハーサル前に自分の練習したいので、ブログは簡単にここまで。

また明日からちゃんと書きます。

今日の演奏動画。

Ray Brownの作曲した『Blues For Junior』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2024年4月 2日 (火)

寝落ち

昨日までの旅の中でも何度も寝落ちしていた。帰りの電車の京都〜米原間と米原〜豊橋間と豊橋〜浜松間は、電車の座席に座った瞬間に寝落ちしていたので実質ワープだった。ずっと意識はなかった。

昨晩も久しぶりに自宅の布団の中に入ったら即座に寝落ちした。多分10秒もたなかった。

私は元々眠気にはめっぽう弱いし、人間をショートスリーパーとロングスリーパーの二種類に分けるとすれば間違いなくロングスリーパーだ。普段からよく寝る。

練習中や仕事中にも眠気が襲ってくると一つ一つの動作のクオリティが著しく低下するので、そういう時には全てを諦めて30分ぐらい寝るし、そもそもそういう状況になりづらいように出来る限り睡眠の量を確保するようには心がけている。ま、そういうことを忘れてついつい夜更かししてしまう日も少なくないのだけれど。

というようにかなり眠気には弱い方だという自覚は確かにあるのだが、ここ数日経験しているすさまじい速度での寝落ちは自分でも少々怖くなる。ナルコレプシーという突発的に寝落ちしてしまう病気のことは聞いたことがあって、さすがにそこまでのものではないだろうけれど、一瞬で意識が飛んでいくというのはなかなかに不思議なものだ。

死ぬ時もこんな感じなのだろうか。「あーおれ死ぬわー、もうすぐ死ぬわー、いよいよきたわー、はい死んだー」となるのではなくて、「あれ?気付いたら死んでたわ!」となるのだろうか。ま、気付かないんだが。

そんなことをふと考えた。


今日の演奏動画。

Django Reinhardtの作曲した『Ultrafox』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。


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2024年4月 1日 (月)

演奏スケジュール(2024年4月1日更新)

【4月】

4月3 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:登敬三 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

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4月6日(土)&7日(日) 千葉印西牧の原 かくれ里
0476-97-0288
https://www.kakurezato.net/
「春の里マルシェ」
※【里パラキャンディーズ】での演奏です
お昼過ぎから 入場無料


4月10日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円


4月15 日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.3 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2000円


4月17 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2000円


【5月】

【高槻ジャズストリート】
https://www.0726.info/

5月4日(土)
13:00~
クロスパル高槻8階イベントホール
《高原かな with 福島剛トリオ》
vocal:高原かな piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野

16:00~
JKカフェ
《西池のりこ with 福島剛トリオ》
vocal:西池のりこ piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野

21:00~
Bar Amitie
《高原かな 福島剛 Duo》
vocal:高原かな piano:福島剛

※全て投げ銭


5月6日(月)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「福ジャム vol.4 (Jam Session)」
piano & bass:福島剛
19:30~start  music charge: 2000円


5月15 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:上條貴史
19:30~start  music charge: 2000円


5月22日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円


5月22日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円

5月26日(日)江戸川区スポーツセンター大体育館
https://www.edogawa-spocen.com/
第76回江戸川区総合体育祭春季柔道大会
弐段の部
※柔道の試合です


5月29日(水) 京都西院 さうりる
050-3749-3566
http://sahouril.com/
vocal:西池のり子 bass:矢野克宏 piano:福島剛
19:30~start music charge:2000円


5月30日(木) 京都三条 Sesamo
075-251-0858
https://sesamo-kyoto.webnode.jp/
「Sesamo open jam session」
vocal:市川芳枝 bass:矢野克宏 drums:大江秀明 piano:福島剛
20:00~start music charge:2000円

6月1日(土) 京都京大農学部脇 麦丸
080-5786-0582
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26028035/
「ソロピアノ」
piano:福島剛
18:00~start music charge:チップ制


6月19 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:木田浩卓
19:30~start  music charge: 2000円


6月28日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

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忘れられないライブ

京都を後にして東京へ向かう電車の中から。実はもう横浜を過ぎている。朝イチの電車に乗って、乗車→即寝落ちを繰り返していたら勝手にワープしていた。旅情を満喫するよりも睡眠を優先したのだ。これはこれで仕方ない。

今回も色んなことがあった旅だった。とても楽しかった。

昨日のソロピアノのライブはとても心に残った。お客さんは少なかったのだけれど、そのお客さんたちが「ものすごく熱心に」聴いてくださった。普通の熱心さではないのだ、「ものすごく熱心」だったのだ。

そういうことはわかる。私の勝手な勘違いではない。そしてそのあまりにも純度の高い熱心さは、演奏している私に伝わる。

その熱に煽られて、私も非常に高い集中力をもって一音一音を紡いでいく。

終わった後にはどっと疲れた。

けれどとても喜んで頂けたので、それはとても幸せなことだった。

帰り際にお客さんの一人が「多分今日のライブのことを一生忘れない」と言ってくださった。涙が出そうになるぐらい嬉しかった。

私にもそういうライブがいくつかある。「このライブを一生忘れない」というライブが。

そういうものの一つになれたならばとても嬉しい。

本当に、涙が出そうなくらい嬉しい。

今日の演奏動画。

Charles Lloydの作曲した『Forest Flower』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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