小岩を堪能する日
小岩という街で生まれ育って、18歳からは京都に住んでいたり外国に行ったりもしていたけれど、27歳でまた小岩に戻ってきた。
なので人生の大半の時間を小岩という街で過ごしている。
背中に女性器名称をプリントした服を着たオッサンが「世の中金だ!」と叫んでいたり、つい数か月前に他界した某大手宗教団体のトップの方を揶揄する謎の歌を大声で歌っているオッサンがいたり、駅前で昼から酒を飲みながらゴロゴロしている通称「先輩」と呼ばれるオッサンがいたりとかなりヤバい街ではあるのだが、それでも私はこの街のことをそんなに嫌いではない。住み慣れたこともあるので良い街だと思っている。
そしてそうやって長いことこの街で暮らしているので、街中を歩いているとよく知り合いに会う。
今日は駅の近くに買い物に行く途中で従姉妹と叔母さんにばったり会ったと思ったら、そのすぐ後にすぎむら接骨院の奥様のエリちゃんにもばったり会った。今日はばったり知り合いに会う日なのかなと思った。
別に何を話すわけでもなく「あーどーもこんちわー」ぐらいのものなのだが、それでも知り合いとばったりすれ違うと何となく気持ちが軽くなる。
ずっと住んでいる街ならではのことなのかも知れない。
今日は一日ずっと練習をしていて先ほど終わり。思ったよりもはかどらなかったけれど続きは明日やれば良いや。
これから久しぶりにどこかで読書をしようかなと思っている。
イタリアンバルか、スタンディングバーか、焼き鳥ダイニングか。
つってもサイゼと立ち飲み屋と鳥貴族のことなんだけど。
小岩を堪能しているなあ。
今日の演奏動画。
Irene HigginbothamとErvin DrakeとDan Fisherの作曲した『Good Morning Heartache』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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