おれたちの代表でありおれたちの頂点
柔道のグランドスラム東京二日目がやっている。
今日はピアノの練習もしなくてはいけないし少し仕事もあるので、テレビ放送を録画をしておいて後からゆっくり見るつもり。とりあえずの試合結果の速報だけはスマホで逐一チェック。悲喜こもごもの途中経過だけれど勝負事なのでそれは仕方ない。
今日は男女ともに軽量級と重量級の試合が行われている。
スポーツにナショナリズムを持ち込むことはあまり好きではないし、どんなスポーツにおいても何が何でも日本を応援するし日本に勝ってほしいというのは全然ない。
なのだが、柔道の軽量級だけはどうしても日本の選手を応援してしまう。
おこがましいことを承知で言えば、柔道の軽量級の日本代表選手に関しては「おれたちの代表でありおれたちの頂点」という気持ちがどこかにあるからだ。
私など若い頃から全く優れた柔道選手ではなかったし、今でも全く大したことはない。けれど、私も底辺としてではあるけれど柔道の軽量級で戦ってきたし今も再び戦っている。その階級の頂点に君臨している選手に対して「おれたちの代表でありおれたちの頂点」という感情を抱いてしまうのはそこまで不自然なことではないと思っている。
なのでひときわ強い感情を持って軽量級の代表選手たちを応援している。
結果はスマホで見れば良いのであまり気にしていない。重要なのは試合内容だ。その内容をじっくりと明日以降見ておれたちの頂点に立つ者たちの匠の技を勉強させてもらおうと思っている。
私自身は昨日も柔道の稽古に行ってきたのだけれど、やっぱり柔道がものすごく楽しい。20年以上のブランクを経て40代半ばで再開した柔道のことを、私はひょっとしたら若い頃よりも深く愛しているのかもしれない。
今日の演奏動画。
Antonio Carlos Jobimの作曲した『Vivo Sonhando』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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