新曲『Murmuration』配信準備完了
朝イチからずっとレッスンの日だったので、朝ドラ鑑賞後に即座に家を出た。
朝めしはこういうスケジュールの時はもはや定番化しつつある浅草橋「ひさご」。
山菜そば390円。もう、激しく美味い。本当に大好き「ひさご」の蕎麦。
で、そこから千駄ヶ谷について怒涛のレッスン。今日は本当にハードなレッスンスケジュールなのだけれど、生徒がみな熱心な方々なので気分的にはラク。とは言え終わったら肉体的にはヘロヘロになるけれど。
レッスンが終わった瞬間から、次の山場が始まった。
今日中にやらなくてはいけない作業があったのだ。
何回か前のブログにも書いたのだけれど、配信サイトで発表する新曲の配信審査の締め切りが今日だった。それを小岩に戻ってもりもりやっていた。
すでに録音は終わっていた。
いつもミキシングとマスタリングをお願いするBQRecordsの梶川さんに数日前に音源を送ったら、昨日の時点でマスター音源を送ってくださっていた。なのでこの時点で音源は確保。
ジャケ写はその素材となる写真は事前に撮っていたので、それを加工してジャケ写にしなくてはならなかった。これも30分ほどかけて加工完了。あとは配信サイトに諸々の情報の打ち込み。楽曲説明の欄が日本向けと海外向けがあって、海外向けの欄に頑張って英語で文章を書くのがいつも骨が折れる。おかしいな、大学は英文科だったのにな。なんでこんなに英語苦手なんだろう。
その辺も何とか終了。
それと今回は楽曲と連動して小説を書くことにしていたので、そちらも最後まで書き上げた。
音源と小説。
梶川さんにミックスしてもらった音源は、「本当にこれおれが弾いてんのか?」と思うぐらいに綺麗な音に仕上げて頂いた。ものすごく気に入っているしめちゃくちゃ感謝しているし梶川さんのその力量に感服している。今は「ヤバい、こんなの発表したらおれ売れてしまう。売れてしまったら忙しくなるからイヤだ」などと割と本気で思っているが、もちろん多分売れない。
小説も全編を読み返してみたら、あまりに良く書けた小説で「なにこれむちゃくちゃ面白い。芥川賞と直木賞とノーベル文学賞を同時受賞しちゃう。ヤバい売れちゃう」とかなり本気で思っている。もちろん絶対に受賞しない。
基本的には自分の作品には気恥ずかしさもあるけれどものすごく愛着を持っている。なので今回も音楽も小説もめちゃくちゃ良いものを作ってしまったという達成感がすごい。
実は小説は音楽と連動させる意図で既に某所で公開しているのだけれど、まだ宣伝はしない。小説を宣伝してそちらだけ読まれてしまって音楽を聴いてもらえないのはイヤだから。
配信の審査が通って全面的に配信が開始されたら連動している小説と共にきちんと告知する。
そんなにたくさんではないのだけれど、私の作品を楽しみに待ってくれている人々は確実に存在する。そういう方々やまだ私の作品に触れたことのない方々に作品を届けるのが本当に楽しみだ。
とりあえず今日はやり切ったので今から一人で祝杯を上げに行く。
どこのイタリアンレストランに行こうかな。何ゼリヤにしようかな。
あ、そういえば新曲のタイトルは『Murmuration』と言います。超絶楽しみにしていてください。
今日の演奏動画。
Jule Styneの作曲した『The Party's Over』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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コメント
新曲も小説も待っている一人です。
それと年末に京都に行くので、福島巨匠の大好きな都そばを狙ってます!
投稿: kayo | 2023年12月26日 (火) 23時44分
kayoさんへ
こういうこと言っていただけるの、本当に嬉しいです。励みになります。本日公開しましたので、お楽しみいただければ幸いです!
年末の京都も楽しんできてください!都そばももちろんオススメですが、ぼくのオススメは出町柳にあるジャズ喫茶「LUSH LIFE」と、四条寺町を下がったところにある喫茶店のような飲み屋のような「ぎやまん」です。
どちらもこのブログのリンク欄にあります。
良い旅を!
投稿: 福島剛 | 2023年12月27日 (水) 19時02分