アドレナリンに騙された
久しぶりに杖を出動させて仕事に向かっている。
道場のグループLINEに「明日の稽古には平井にある柔道道場の方々が出稽古に来てくださいます」と連絡があったのが一昨日金曜日のこと。
やった!強い人とたくさん稽古できる!と喜んでしまって「嬉しいです!張り切り過ぎて怪我をしない(させない)ように頑張ります!」とLINEを返したのだが、張り切り過ぎて怪我をしてしまった。ギャグなのか。
足を捻った時にボキっというイヤな音がしたのだが、以前逆側の右足を同じように負傷した時のような激しい痛みがあったわけではなかったので「これは案外いけんじゃねーかな、ちょっと痛いような気がするけど気のせいだろこんなもん」と思った。
すぐにその場ですぎむら接骨院の杉村先生に見て頂いてテーピングを施してもらった時には「うん、痛くない痛くない!全て気のせい!」と思ってそのまま稽古を続行した。
無理をしたという訳ではなくて、足の痛みよりも「稽古したいいいいい!!!!」という自分の欲求が勝っただけだ。こういう時に私は自分の欲求に抗えないアホな人間なのだ。
稽古が終わってからもそれほど痛みが気になる訳ではなくて「やっぱり大したことないな」と思っていたのだが、今日起きたらきちんと痛かった。
多分アドレナリンのせいである。
柔道をやっている時や本業の音楽をやっている時はアドレナリンがドバドバ出まくっているので、多分ちょっとやそっとの痛みには脳が反応してくれない。そのアドレナリンが切れた時に「なんだよちゃんと痛いじゃねーかよ」となるのであるが、それが今である。今はわりとちゃんと痛い。
ただし怪我に関してはそれなりに経験値も積んでいるので、家には杖もあったしテーピングも湿布もあった。以前やった右足の怪我や尾てい骨の骨折に比べれば痛みは半分ぐらいだ。早く治したいので明日からまた接骨院通いをするけれども。
私はおそらく脳に何かしらの欠損というか異常があるのだろうなということは随分前に気付いていたのだけれど、こういう機会に改めて自分の頭の悪さに気付かされる。
今日の演奏動画。
Tom Harrellの作曲した『From Now On』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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