日帰り浜松旅
日帰りでちょいと浜松まで。
↑このライブのリハをしに行ってきた。
ボーカルの鈴木麻美さんは静岡県の浜松在住なので、リハーサルをしようと思ったら私の住んでいる東京か麻美さんの住んでいる浜松かの二択ということになる。
その中間地点でという選択肢もなくは無いだろうが、それはあまりに非効率的だ。ちなみに東京と浜松の中間地点はどこなんだろうと思って調べてみたのだが、多分沼津だ。沼津にもリハスタはあるんだろうけど、なかなか現実的ではない。
ということで選択肢は浜松or東京の二択。麻美さんが東京に来ている時についでにリハしちゃうというのもアリなのだが、今回は私が浜松まで行った。青春18きっぷが一枚余っていたから。麻美さんに「9月10日までなら青春18きっぷで浜松行けるんでリハしませんか?」とオファーしたところ今日になった。
私の住む小岩から浜松まではおよそ5時間。スタジオが13時からだったので12時過ぎには浜松駅に着けるように逆算したら6時30分には家を出なくてはならなかった。なので眠い目をこすりつつ6時30分に家を出た。
自宅から歩いてJR小岩駅まで行ってそこから鈍行列車旅のスタート。朝7時前後は通勤通学ラッシュの時間だったのでそこにがっつり巻き込まれた。まいったまいった。
小岩から一駅の新小岩で総武線快速に乗り換えて品川まで。品川から東海道線に乗り換えて熱海まで。
熱海で乗り換えの待ち時間が15分ぐらい発生した。
待ち時間15分となれば当然駅そばタイムなのだが、そういや熱海に駅そばは無かったよなあと思ってグーグル検索をしてみると、伊東線のホームにあった。東海道線のホームではなかったのだ。
いそいそと伊東線ホームに向かうと駅そばがあった。「爽亭」。
ここは多分チェーン店なのだ。池袋駅や上野駅にも同様の名前の駅そば屋がある。旅先でチェーン店に行くのは少々損した気持ちになるが、朝から何も食べていなかったためにあまりに腹が減っていたので「チェーン店やむなし」と思ってこちらの店にすがりついた。
頼んだのはたぬきそば420円。やってきたのがコチラ。
実はこの時点でちょっとテンションが下がっていた。たぬきが天かすタイプではなくて揚げ玉タイプだったからだ。私は天かすタイプのたぬきが好きなのだ。
だがそんな杞憂も何のその。一口食べてみたら「むほっ!美味い!」
つゆと麺のバランスが極上。確かにたぬきは天かすタイプだったら言うことなかったのだが、これで十分満足。空腹の胃袋に染み渡った。
次回は別メニューにチャレンジしたい。隣のおっさんが食べてたカレーうどんがものすごく美味しそうだった。
熱海からはしばらく電車に揺られて興津まで。興津から浜松までは始発〜終点の列車だった。ここは爆睡してワープ。あっという間に浜松に着いた。
浜松到着。真夏のように暑かった。
迎えに来てくれていた麻美さんの車に乗り込んでスタジオまで。
リハーサルはがっつり集中して三時間ちょっと。とても有意義な時間だった。今月末のライブが楽しみになってきた。
リハーサル後には再び浜松駅まで送ってもらって、そこから再度5時間の電車旅。
浜松でいきなり熱海行きに乗れたので、このまま一本で熱海まで行っちゃうのかすごいな、と思っていたのだけれど、スマホで経路検索をしたところ「静岡駅で途中下車してホームライナー沼津っていう有料(330円)のやつに乗れ!」と指示される。それで沼津まで行って鈍行に乗り換えた方が早いらしい。
有料かー、どうしようかなー、と思ったのだけれど、一回そのハイパーセレブな電車に乗ってみたくて乗ることにした。なので静岡駅で途中下車した。
330円の乗車整理券を買って待っているとやってきたのがこちら。
まさに贅を尽くしたセレブ中のセレブ列車だった。
途中で車掌がやってきて「おい貧乏人、てめー乗車整理券持ってんのかコラ?無かったら走行中の列車から叩き落とすぞ」と言われたので(言われてない)、「あっ…すみません…こちらです…」と手渡したらば「乗車整理券は見えるようにここに差しやがれこのド貧乏人!」と蹴られた(蹴られてない)。
乗車整理券はこう差す。
知らなかった。
このブログはそのド快適なホームライナー沼津の中から書かれている。
あーもうすぐ富士ついちゃう。
富士ついたらすぐに終点沼津だよ。本当に快適な時間は短い。
ということで今日のブログはこの辺で。ホームライナー沼津の最後の富士〜沼津間はスマホを触らずにしみじみ堪能します。
今日の演奏動画。
Antonio Carlos Jobimの作曲した『Por Causa De Você』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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