一瞬聴いただけで「あ、日野林さんだ」とわかるということ
朝の階段ダッシュ。今日も30本。やっと涼しくなってきた。いや、正確には「涼しくなってきた」ではなくて「アホほど暑くなくなってきた」というレベルなのだけれど。それでも随分違う。
但し涼しくなってきたからといってトレーニングがしんどくなくなるわけではない。トレーニング自体はめちゃしんどい。
けれど涼しくなってくれたおかげで自分に対しての「こんな暑い中でトレーニングやって熱中症になったら困るし…」というハナクソのような言い訳は通用しなくなる。私は言い訳の天才なのですぐに「できない(やらない)言い訳」を考えてしまうのだけれど、もう地獄のように暑い期間は過ぎたようなのでその言い訳は通用しない。ここからは自分との戦いだよなあ。
トレーニングを終えて家に帰って朝食をと思ったのだが、冷蔵庫の中に目ぼしいものがなかった。時間がまだ早かったので「そうだ、ゆで太郎に行こう」と思った。ゆで太郎では朝の11時まではお得な「朝そば」があるのだ。
こちらがその朝そば。かき揚げと温泉玉子がついて450円。ゆで太郎到着が10時50分ぐらいだったので結構ギリギリだったのだけれど、何とか間に合った。かき揚げと温泉玉子なんてめちゃくちゃゴージャス。
満足して仕事場へ。今日は昼から池袋でレッスンの予定だったからその前に出来るところまで普段の練習をやっとこうと思っていた。やり残した練習はレッスンが終わってからまた戻ってきてやれば良いと思って。
ということで朝から黙々と練習していたら連絡があって急遽今日のレッスンは無しになった。
レッスンに行くつもりで朝から動いていたのでちょっと残念と思いながらも「じゃあ今日はこのままここでずっと練習してればいいや」と思ってそのまま練習続行。久しぶりに10時間弱練習出来た。それでもなかなか進まなかった部分もあるけれど。
明日はサックスの日野林晋さんとのライブ。
チラシはこれ。
9月22 日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start music charge: 3000円
明日の会場でもあるホームグラウンドの小岩BACK IN TIMEのマスター梶川さんはギタリストでもあって、日野林さんと一緒に「TKB」というバンドをやっていた。
なのでBACK IN TIMEではBGMでよく「TKB」の音源や、もう一つ現在日野林さんがリーダーとして活躍中のバンド「NF4」の音源がちょくちょくかかっている。
いつもそれを聴くたびに一瞬で「あ、日野林さんのサックスだ」とわかる。
そのサックスは音色や歌い回しが完全に日野林さんのものなのだ。
誰でもすぐにわかるわけではない。というか聴いただけで「これは誰それの演奏だ」というのが全てわかるわけではない。
けれど何人かの演奏はすぐにわかる。
日野林さんもそうだし、同じくサックスの登敬三さんもそうだし。
自分の音色で自分の歌を歌う人。よく考えるとそういう人の演奏が昔から好きだ。そういう基準で音楽を好きになったと思う。
Duke Ellington、Thelonious Monk、John Coltrane、Miles Davis、Randy Weston、Abdullah Ibrahim、他にもたくさんいるけれど、一発聴いただけで「これは誰それの演奏」とすぐにわかるような人。その個性がバリバリに出ている人の演奏が私は好きなのだ。
そしてもちろん自分もそうありたいなという憧れが強くある。ヘタクソなところまでも含めて「あ、これはフクシマの演奏ですね」と思ってもらえるようになりたいなという気持ちがある。
もちろん練習としてはたくさんの模倣もするんだけれど。
そんな日野林さんの演奏と明日は一緒に出来る。とても嬉しい。願わくば私も正直な「自分の歌」を歌えるように。
頑張ります。
今日の演奏動画。
Richard Rodgersの作曲した『Where Or When』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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