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2023年9月

2023年9月30日 (土)

十五夜のこと

昨日は墓参りの後はいつものように出町柳にあるジャズ喫茶「LUSH LIFE」へ行って一息。来年計画しているというとある楽しそうな話について聞く。実現すれば私も大いに関わることになるであろうこの話、非常に楽しみだ。

「LUSH LIFE」を後にして早めに四条近辺へ向かった。会場入りは19時の約束だったのだが17時には着いてしまっていて、仕方がないので鴨川のほとりでぼけっとして過ごす。もうそんなに暑くないから過ごしやすくなってはいるのだけれど、蚊がたくさんいて何か所か噛まれた。痒かった。

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ぼちぼち時間かなと思って腰を上げてみたら満月が非常に見事なのでスマホで撮影してみたけれど、あまり綺麗に撮れなかった。残念。

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どうやら昨日は中秋の名月だったみたい。

で、そこからライブ。ボーカルの市川芳枝さんとベースの村田博志さんと二か月に一回の定期的なライブ。もう何年やらせてもらっているのだろうか。とても楽しかった。

嬉しかったことが一つあって、来ていたお客さんの一人に声をかけられて、私が毎日アップしているYouTubeの動画を観てくださっているみたいで、それがきっかけでライブに来てくださったとのこと。

そんなに頻繁にある事ではないのだけれど、年に数回こういうことがあって、それがものすごく嬉しい。元々は「誰も見てなくてもいい、やるって決めたからやる」というつもりで始めた毎日のYouTubeの演奏動画更新だけれど、やはりこうやって観てくださっている人がいて、そして実際にライブに足を運んでくださるなんてこんなに嬉しいことはない。というか、これこそが一番嬉しい。YouTubeは一切の収益化はできていないけれど、こうやってライブに一人でもお客さんが来てくれるならもうそれで十分だ。なのでこれからもこの日課は続けていく。何より自分の練習になるし。

ライブが終わったら早々にお店を出た。そのまま京都駅に行ってバスに乗らなくてはならかったからだ。

まだ少し時間があったので、馴染みの四条寺町の「ぎやまん」に挨拶がてら30分だけ寄った。行ってすぐにステージ衣装からジャージとTシャツに着替えていたら「ここは楽屋か」とツッコまれたが、うん、楽屋だ。

バスに乗ったらすぐに寝られるようにとめちゃくちゃ濃いチューハイを作ってくれたのでそれを一息に飲み干して京都駅に向かった。

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京都駅に到着したのは23:40ぐらい。バスが出るのが24:10だったから30分前に到着。優秀優秀。

バスでの気絶寝落ちを確定させる為にコンビニに寄って普段飲まないストロング系チューハイを更に一本体内に注入。

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先日サックスのH野林先輩から授かった珠玉の名言「9パー上等だろ?」を思い出した。飲み終わってからは「日N林さん、9パーはやっぱりハードコアでやんす…」と思ったけれど。

バスに乗り込んでからは案の定気絶寝落ち。途中のサービスエリア休憩で一回起きたけれど、それ以外は概ね寝ることが出来た。荷台の中に預けてしまったキャリーケースの中に上着を忘れてしまったのでエアコンが寒かった。夜行バスに乗る時には上着が必須である。

バスは朝の7時に秋葉原駅についた。このまま帰って寝るかとも思ったのだが、以前から一度行ってみたかった秋葉原と岩本町の間にある「スタンドそば」に行ってみた。

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たぬきそば430円を注文。

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結構甘みのしっかりしたつゆで、「ほうほうこのタイプね」と思いながら啜っていたのだが、途中からその甘みに慣れてきて美味しかった。機会があったらまた行きたい。

そのあと秋葉原駅に戻って小岩駅まで。そこからバスに乗って家に帰った。

午前中は丸々寝て過ごして、そこから仕事場にやって来て練習の合間にこうやってブログを更新している。

今日は夜は柔道の稽古。この稽古に行きたかったので夜行バスで帰ってきた。もう一泊してからのんびり帰るのもアリかなとは思ったのだけれど、そうすると稽古に行く体力がなくなるからこの夜行バスでの復路を選択した。

ということで今回のちょっと短い旅は終わり。次回は11月。本当のことを言うと一年中旅をしていても良いかなというぐらいには旅は好きなのだ。仕事とお金があればそういうのも悪くない。

今日の演奏動画。

Abner Silverの作曲した『There Goes My Heart』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。


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2023年9月29日 (金)

30年ぶりの清水寺から二日目はスタート

昨日のセッションは23時ぐらいに終わった。なんか最後フリージャズっぽい展開が2曲ほど続いたのが楽しかった。

終わってから割とすぐに店を出て、今回の旅の中では昨晩だけが少し夜遊び出来る唯一のチャンスだったのでいつもの「jazz in ろくでなし」へ。

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一人でビールをちびちび飲みながらレコードを聴くのは至福の時間なのだけれど、すぐに眠気が襲ってきた。さすがに朝からバス移動してそこから三時間フルに演奏してということをやっていたから、くっそーやっぱり疲れてんのかー、と悔しくなる。自分では体力があるつもりなのにそうでもないのが悔しい。

瓶ビール一本だけを飲んで店を後にした。

宿まで帰る途中に「なか卯」があったのではいからうどん290円をいただく。めちゃくちゃ腹が空いていたので。

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「なか卯」のはいからうどん290円は本当にありがたい。安くて美味くて。この値段でこのクオリティはもう何も言うことは無い。素晴らしい。

帰りにコンビニでお茶を一本と缶チューハイを一本買って帰るも、結局缶チューハイは一口しか飲めずに気絶するように寝落ちしてしまった。眠りについた記憶がない。

そのまま朝10時ぐらいまでほぼノンストップで寝た。宿のチェックアウトが11時だったので急いでシャワーに入るなどした。

ここで一点忘れ物が発覚して、バスタオルを入れてくるのを忘れていた。仕方がないので宿で200円払ってレンタルバスタオルを借りた。

このように忘れ物があるとそれを金で何とか解決しなくてはならないので忘れ物一点につき無駄に金がかかるのが悔しい。ちなみに今回はバスタオル以外に歯ブラシセットを忘れたのでこれもコンビニで購入した。くそっ。

宿をチェックアウトしてから、暇なので清水寺に行ってみることにした。泊まっていた宿は五条坂という坂の麓にあり、その五条坂を登ればすぐに清水寺がある。しょっちゅう京都に来るくせにほとんど観光はしないのだが、たまには良いかと思って行ってみた。

清水寺なんて中学か高校の修学旅行で来て以来だったから、実に約30年ぶりだった。

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あーこんな感じだったかなーと思いながら先へ進む。ものすごい数の修学旅行生と外国人観光客でごった返していた。やはり京都の中でも清水寺は人気上位の観光スポットなんだなと実感した。

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多分、いわゆる「清水の舞台」というのはこの辺のことを指すんだろうなとは思ったのだが、ここから先は有料エリアだったのでこれ以上先には進まなかった。入館料が400円だったので「せっかくここまで来たし…」と一瞬悩んだのだが、いやいやさっきレンタルバスタオルで200円も使っちゃったんだからダメだ!と自分を戒めた。

まあぶっちゃけここまでの無料エリアのみで十分楽しめたのでこれはこれで良い。

登ってきた五条坂を降りながら両サイドにある多数の土産物屋を見て「そういえば修学旅行の時に土産物屋で木刀買ってるヤツっていたよなあ」と思い出した。あれは本当に謎である。荷物になるし、その後多分使わないし。今でも土産物屋で木刀を買うバカってある一定数いるのかなあなどと思った。

五条坂を降りて東山通りに戻ってきて、そこからはバスに乗った。北大路橋東詰にあるうどん屋「みなもと」に行く為だ。

「みなもと」は私が勝手に世界一美味いうどん屋だと認定しているうどん屋だ。母校の京都府立大学のすぐ近くにあるこのうどん屋でうどんを食べるのは学生だった当時の私にとっては月に一度の贅沢であったし、今でもここでうどんを食べられると思うだけで心が躍った。

「植物園入口」というバス停でバスを降りると目の前に「みなもと」はある。

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それほど混んでいなかったのであっさりと座れた。

注文したのはこれ。

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鳥なんばんうどんとミニ玉子丼のセット990円。

普段の私の食生活からするとものすごくリッチな食事だが、ここは絶対にケチらない。

一口食べてみたらやはり最高に美味かった。芳醇なダシの香り、九条ネギの爽やかさ、そして少々柔らかめのうどん。ミニ玉子丼もたまらない。ダシで溶いた半熟の玉子が最高だ。

我を忘れて貪り食った。と言いたいところなのだが。

実は今日はそこまでではなくて、もちろん脳内では「旨杉晋作ゥ!!!!」と絶叫しているのだけれど、少しだけ冷静な自分がいた。

これまで「みなもと」とうどんを食べる時には一口一口美味すぎてその多幸感によって脳から変な汁がドバドバ出ていたのだが、今日はそこまでではなかったのだ。いや、確かに脳汁は出ていたのだが、いつものようにドバドバドバッという感じではなく、ちゅる…ちゅる…ちゅる…という程度に慎ましいものだった。

あまりにも予想だにしなかったことだったので自分でも少々面食らってしまった。あれ?もしかしておれは不感症になってしまったのか?と思った。

ひょっとしたら今日に限ってみなもとうどんのコンディションがいつもとは若干違ったのかもしれないし、あるいは私のコンディションが少々違ったのかもしれない。ここにくるまでにたくさん汗をかいていたから身体がもう少し塩辛いものを欲していたとかそんな具合に。

誤解のないように言っておくが、「みなもと」が宇宙一美味いうどん屋であるという私の中の評価は揺るがないし変わらない。今日も十二分に美味かった。あくまでも私の脳汁量の話である。

「みなもと」を後にして賀茂川を歩いた。

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最近なかなか行けていなかったのだが、先生の墓参りに行こうと思っていた。

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このお寺の中に先生のお墓がある。墓の中に先生がいるわけではなくて先生は私の心の中にいるのだけれど、やはり何となく気分で墓の前に来ると先生に話しかけてしまったりする。相変わらずどうにもなっておらずすみません、とかなんとかそういうことを。

ふと後ろを見たら墓の対面で曼珠沙華が咲いていた。

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曼珠沙華は彼岸花っていう別名があったよなと思いながら、そうか世間ではお彼岸だったんだよなちょっと前はと思い出した。


今日はここまで。続きは明日。


今日の演奏動画。

Harold Aelenの作曲した『When The Sun Comes Out』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月28日 (木)

昨日の立川でのライブのことと今日の旅立ちのこと

東京から京都へと向かうバスの車内からの更新。

今日は朝からバスに乗って京都に向かっている。

今回も旅立ちはなかなかにドタバタしていた。

昨日の夜は立川「Jesse James」でボーカルの高原かなさんとのライブだった。

すごく面白かった。うまくいったところ、うまくいかなかったところは自分なりには色々とあったのだけれど、少なくともあらゆる局面において「置きに」はいかなかった。ここはこんなもんでしょ、こうやっといたら無難でしょ、ということではなく、どうやったらもっと美しくなるか、よりスリリングで魅力的な「生きた音楽」になるかということに神経を集中して演奏出来た。

そうやって出来るのは、私のことを信頼してくれている(多分)高原さんの存在があるからだ。「無難に置きにいかなくてもいいよ」ということをお互いに考えられるとそういう感じになる。もちろん失敗する時もあるのだけれど、それでも常にチャレンジ精神を持って演奏出来るのは大きな喜びだ。

また客席にはいつも私たちを見届けてくれる常連の皆さんに加えて私の非常に大切な友人の大竹とその奥様が来てくれていた。彼の前で演奏するのは本当に心が引き締まる。絶対にナメた演奏は出来ないという気持ちもあった。見届けてくれるお客さんのお陰で演奏も変わる。あージャズやってんなー、としみじみ思った。

演奏が終わったらすぐに帰ろうと思っていた。今日のバスの事情もあったし荷造りも全くしていなかったからだ。

なのに終電ギリギリまで店にいてしまった。それはやっぱりその時に「やりきった」というその場を離れるのに心残りがあったからだ。まあいいや、何とかなるだろと思って店で酒を飲みつつ語らってしまった。これもまた「ジャズ」なのだということにしておく。多分(絶対)違うけど。

ということで家に帰り着いたのが25時過ぎ。そこから酔っ払った頭でものすごくテキトーに荷造りをした。キャリーバックにぼんぼんと着替えやら何やらを詰め込んだ。なので多分たくさん忘れ物をしていると思うが、それはまあいいや。

目覚ましをかけてから気絶するように寝て、起きて今日。

眠っ!めちゃくちゃ眠っ!と思いながら何とか起きて歯を磨いて家を出た。

京成小岩駅の自販機で紅茶を買った。

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このジャワティストレート、ちょっとだけ高い(170円)のだけれどとても好き。紅茶の苦みがすごくちょうど良くて好きだ。

これを飲みながら電車に乗り込んで、どこかで朝めしを食べたいなと思っていた。

電車が日暮里まで行くならば日暮里の「一由そば」、浅草橋乗り換えならば「ひさご」かなと思っていたのだが、電車は浅草橋に向かったので「ひさご」で決まりだった。

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「ひさご」のかけそば320円。今週2回目だが本当に美味い。毎日でも良いぐらい美味い。これは朝から圧倒的大勝利だなと満足してそこから東京駅に向かった。

今日のバスはJRの昼行便。値段は6000円とかなりお高いのだが、無敵の三列シートである。三列シートというのは一つ一つの席が独立したタイプのことであり、連結した二つずつのシートが二列に並ぶタイプを四列シートという。隣の乗客との接触を気にしなくて良い分、三列シートの方が遥かに偉大だ。

また、昼行便は窓際のカーテンを閉めなくても良いので外の景色を見ることも出来るので開放感がある。
・昼行便
・三列シート
ときたらもはや勝利は確定である。

このブログを書いている今現在はその圧倒的ラグジュアリーを享受している真っ最中なのであるが、不安は帰り道である。明日のライブが終わったらそのまま京都駅まで行って夜行バスで東京に帰る。そのバスは四列シートなのだ。
「昼行便・三列シート」の対義語は「夜行便・四列シート」である。マジかー、明日はそんな苦行が最後に待ち構えているのかー。

少々ここで愚痴を吐くが、この帰りの夜行便四列シートのバスは7500円もした。夜行便四列シートの分際で。理由は金曜の夜のバスだからだ。金曜の夜行バスは平日に比べて値段が倍以上に跳ね上がる。7500円って新幹線の半額以上じゃないか。新幹線の三倍以上時間かかるくせに。ナメとんかコラ。

とは言えもはや新幹線などという乗り物は私の人生においては伝説上の架空の乗り物に近くなっているので、これはこれで仕方ない。

バスは現在名古屋の南辺りを順調に走行中。ここから三重県を通過して滋賀県の南部を通り京都に到着する。あと二時間ぐらいだ。

とりあえずここまでの休憩所の写真でも貼っておく。

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足柄SA。物価がクソ高い。

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愛知県の道の駅もっくる新城。ここも物価がなかなか高い。

ここまでは道の駅もっくる新城で缶コーヒーを一本飲んだだけなのだが、次に休憩予定の滋賀県の甲南SAは確か物価が穏やかだったような記憶がある。そこで何か食べられたらいいな。

ということで旅立ちのブログでした。

今日と明日の演奏予定はこちら。

9月28日(木) 京都三条 Sesamo
075-251-0858
https://sesamo-kyoto.webnode.jp/
「Sesamo open jam session」
vocal:市川芳枝 bass:矢野克宏 drums:大江秀明 piano:福島剛
20:00~start music charge:2000円

9月29日(金) 京都先斗町 Stardust Club
075-221-2505
http://stardustclub.jimdo.com/
vocal:市川芳枝 bass:村田博志 piano:福島剛
20:00~start music charge:2500円

良い演奏が出来ますように。あとお客さんが来ますように。

今日の演奏動画。

Nat Adderleyの作曲した『Jive Samba』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月27日 (水)

「国別メダル数」に何の意味があるのだろうか

先日の日曜日から開幕しているスポーツのアジア大会をちょこちょこ見ている。

と言ってもほぼ柔道しか見ていない。他の競技に興味が無い訳では無いのだが、ここの所仕事も練習もちょっと忙しいのでその合間を縫って見るとなると柔道を見るのだけで精一杯だ。

しかもリアルタイムで見るのはなかなか難しいので、録画しておいて柔道の試合の部分だけ見る。他は全て早送りで飛ばす。柔道以外の競技に出場されている選手達には少々申し訳ない気持ちもある。

観戦の主な目的は勉強だ。一流選手達の技や組手などを何度も見ることで、その動きのイメージを頭に焼き付ける。私自身は軽量級であるので軽量級〜中量級の試合が非常に参考になる。アジア大会にまで出場出来る選手たちの動きは本当に素晴らしい。

もちろん日本代表の選手を応援している気持ちも十分にある。我々の日本柔道(私などはそのピラミッドの一番下の方に所属しているだけだが)の代表として活躍している選手達を応援するのはそれほど不自然なことではないと思う。

そういう了見でアジア大会を見ているからかも知れないが、ものすごく気になることが一つある。ニュースで度々報じられる「国別のメダル数」というものだ。あれは何のために報じているのだろうか。

中国はこれだけのメダルを獲得している、韓国は◯◯個、次いで日本は◯◯個という具合に。

「それがどうした?」というのが私の正直な気持ちで、選手同士、あるいはチーム同士で試合をした時にその勝ち負けによる優劣はあるだろうが、国別のメダル数を比べることに何の意味があるのだろうかと思って不思議でしょうがない。

仮に「ウチの国はこんなにメダルをたくさん獲っている!ウチの国はとても優秀だ!」ということで自尊心を満たすのだとすればそれは明らかに違うだろと思う。優秀なのはメダルを獲得するまで努力を重ねた選手であり、「同じ国に所属しているだけの何の努力も積み重ねていない人間」には何ら関係ない。

どこの国のどの選手達も血の滲むような努力を重ねて晴れの舞台に立っている。そしてその積み重ねた努力によって培った矜持のぶつかり合いこそがスポーツの醍醐味だ。

スポーツ選手たちに自国の優越性を投影することはとても下品なことなのではないかなと、スポーツニュースの「国別メダル数」を見て思った。

選手たちを国の為に戦わせるな。選手は選手のために戦わせろ、と私は思う。


今日の演奏動画。

Ivan Linsの作曲した『Septembro ~Brazilian Wedding Song~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月26日 (火)

朝ドラ「らんまん」がついに最終週に突入

朝5時半に起きてトレーニングを開始できたので、今日は久しぶりに朝ドラ前に全てのトレーニングを終えることが出来た。

朝ドラ「らんまん」は最終週に入っているのだけれど、昨日あたりからなかなかすごい急展開になっている。

物語の語り手(ナレーター)として宮崎あおいさんがずっと声だけの出演をしていたのだけれど、その宮崎あおいさんが昨日から役者として登場している。

主人公の槙野博士の死後に彼が採集した膨大な量の植物標本を仕分けするアルバイトとして槙野家にやってきた女性を演じており、藤平紀子という役名で出て来ている。

ということは、ここまでの半年間に及ぶ長いストーリーは全てここで藤平が見聞きしたことの伝聞、そしてその回想だったということになる。ずっと藤平紀子役の宮崎あおいさんの声で語られていたのだから。

江戸から明治、明治から大正昭和と槙野博士の一生が描かれ、そしてその彼の物語が現在の令和を生きる我々にまで繋げられているという仕組みなのかなと思った。なかなかに大胆な展開で非常にワクワクしている。

また藤平紀子に槙野博士の物語を伝える役目を担うのが槙野博士の娘槙野千鶴なのだが、この槙野千鶴役に松坂慶子さんが登場してきた。

松坂慶子さんは物語の冒頭で槙野博士の祖母役で非常に重要な役どころを演じられており、また大変なインパクトを我々視聴者に与えてくれた。。

物語が昭和中期に突入してこの藤平紀子(宮崎あおい)と槙野千鶴(松坂慶子)の二人によって紡がれていく物語に目が離せなくなっている。

明日、明後日、明々後日と残りあとわずか三回の放送。多分私はその期間は京都にいたりするので見られない可能性が高いから実家で録画しておいてもらおうと思っている。


さて、明日はライブ。昨日も告知したように立川ジェシージェイムスでボーカルの高原かなさんと。

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9月27日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円

雑にならないように、怯えず、虚勢を張らず、嘘をつかずに心を開いて全てをあるがままに受け入れて。

一生懸命頑張ります。是非お越しください。

今日の演奏動画は昨日に引き続き一昨日9月24日のライブからソロピアノで弾いたオリジナル曲を。

たまにはやんないとね、オリジナルも。

今日の演奏動画。

オリジナル曲の『夜明け』をソロピアノで弾いてみました。
2023年9月24日(日)の本八幡cooljojo jazz+artでのライブからの抜粋です。

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2023年9月25日 (月)

朝は絶対に先頭車両に乗ってはいけない

朝から千駄ヶ谷でレッスンだった。

早めに家を出られたので浅草橋で乗り換える時に「ひさご」で朝食。

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かけそば320円。実に美味い。

都内の立ち食いそば屋の中でもここ「ひさご」は指折りに好きな店なのだけれど、こうして写真を見返してみても「ひさご」の蕎麦は美味いだけでなくて美しい。きりっとしていて余計な装飾が無くて。本当に好きだ。

ものすごく満足してからJR浅草橋駅の西口改札まで歩いてJR総武線に乗り換えた。

西口改札から乗ると先頭車両に近いところに乗ることになる。

朝なのでそこそこ混んでいた。まあ御茶ノ水を過ぎたあたりで空いてくるから大丈夫大丈夫と思っていたのだが、そこで少しずつ異変に気付いた。

なんかこの車両は女性客が多いなーとぼんやり思っていたのだが。

はっ!!!!これもしや!!!!女性専用車両!!!!

そうなのだ。JR総武線は朝の6時34分から8時30分までの間、千葉駅~御茶ノ水駅の区間で先頭の車両が女性専用車両になる。

間違って乗ってしまった!!!!これじゃド変態じゃねえか!!!!やばい通報される!!!!

そう思って浅草橋の次の駅である秋葉原でダッシュでその車両から逃げ出した。「すみませんっ!すみませんっ!」と言いながら。

不幸中の幸いにしてドアの一番近くにいたので、他の乗客をかき分けていくような格好にはならなかった。焦って車両から降りようとしたのでカバンの紐がドアに引っかかったりした。本当に生きた心地がしなかった。朝は先頭車両には絶対に乗ってはいけない。私の胸に強くその教えが刻み込まれた。

レッスンを終えて小岩に帰ってきた。

昨日のライブの動画が送られて来ていたのでそれを編集してアップロード。相変わらず途方もない時間がかかる。

YouTubeにアップされるその動画は昨日共演した鈴木麻美さんとのものなのでその動画を公開するのは麻美さんの許可がいるから公開はしない。あくまでも自分で見返して反省する用だ。

ただし昨日はソロピアノを弾くコーナーがあって久しぶりに一人で自分のオリジナル曲を弾いたのでそれは公開しちゃおうかなとも思っているのだが、爆重データの処理を今やっている真っ最中なので本日中には無理かな。

アップロードを待ちながら練習していたのだけれど、いつもの練習終了時間の21時になってもまだアップロードが終わらない。どんだけ時間かかるんだよくそっ。

明日も一日レッスンだけれど、明後日はまたライブ。

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9月27日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円

本当にありがたいことにお客さんからもお店からもご好評いただいて毎月やらせてもらっているボーカルの高原かなさんとのデュオ。

とても嬉しいしありがたいのだけれど、私はミュージシャンとしては最底辺のミュージシャン人生をこれまでもこれからも歩んでいるので、こういう機会はちょっとでも手を抜くとすぐにクビになって無くなってしまうことも知っている。一緒に演奏してくれる高原さんに、そしていらしてくれるお客さんとやらせてくれるお店に感謝しながら一切の手抜きなく真摯に向き合っていかないとなと思う。

ということで明後日は立川にライブに来てください。

超がんばります。


今日の演奏動画(やっとアップできた)。

オリジナル曲の『蒼穹』をソロピアノで弾いています。9月24日の本八幡cooljojo jazz+artでのライブからの抜粋です。

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2023年9月24日 (日)

今日はこれからボーカルの鈴木麻美さんと本八幡cooljojoでライブ

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今日はこのライブ。浜松からやってくるボーカルの鈴木麻美さんと。

今リハーサルに向かっている。ライブ終わってからブログ更新なんて出来ないから今のうちに書いておく。

とは言え今日の会場であるcooljojoは私の住む小岩からたった二駅なので、電車に乗っていてもすぐに着いてしまう。実際もうすぐ電車が京成八幡駅に着いてしまう。

あまりにも味気ない更新になってしまうので、昨日立ち寄ったコンビニで激写した写真を一枚。

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なんでこんなに氷がぎっしり詰め込まれているんだ。

「氷」とは書いてあるけど氷過ぎだろ。

ライブ、全力で頑張ってきます。

今日の演奏動画。

Jim Hallの作曲した『Careful』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月23日 (土)

オッサンが起きたら9時

昨日のサックス日野林晋さんとのデュオライブはとても楽しかった。

お客さんはそんなに多くはなかったけれど、日野林さんの素晴らしいプレイに触発されて思い切り演奏出来た。もちろん改善点や反省点は山ほどあるけれど、こういう演奏が出来た時は大体気分が良い。またやりたいな。

で、明けて今日。

ここの所ずっと早起きしていて勝手に目が覚めるから目覚ましをかけなくなってしまっているのだけれど、今日は起きたら9時過ぎだった。

やべえ!と思って急いで飛び起きて家を出た。10時からレッスンだったから。

こういう時に「あーやっぱりオッサンなのかな」と思ってしまう。自分では体力があるつもりでいくらでも動けるつもりなのだけれど、身体は正直に眠り続けてしまう。

ま、レッスンも遅刻することなく大丈夫だったんだけど。

午前中のレッスンを終えて空き時間にこのブログを書いている。今日は夜までずっとレッスンが続くから。

やらなきゃいけない事務作業がいくつかあって、それを今から終わらせて、一度家に帰って風呂に入りたい。今朝は風呂に入りそびれたから。

明日はこのライブ。

9月24日(日) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
vocal:鈴木麻美 piano:福島剛
14:00~start  music charge: 3000円

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麻美さんの情感あふれる歌がとても好きだ。明日は音楽の旅路を一緒に歩けたらいいな。すぐに寄り道したりどっか行ったりもするけれど、そういうことも含めて。

是非お越しください!


今日の演奏動画。

Gilberto Gilの作曲した『A Paz』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月22日 (金)

予定を前倒して眠気を誘発する

朝の5時に目が覚めてそこから再び眠れなかった。

今日はライブだからたっぷり寝ておきたいんだけどなー、と思いながらも早起きを逆手に取る作戦に出た。

6時前から自宅でトレーニングを開始して、7時前には公園に。

木にゴムチューブを巻き付けて打ち込みを500本。終わって8時前ぐらい。

そういえば今日は公園の木に新しく張り紙がしてあった。

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「公園利用者及び近隣の迷惑になりますので野球サッカー等ボール遊びはお控えください」とのこと。

世知辛い世の中だなー、ボール遊びぐらいで目くじら立てなくても、と思ったのだけれどとりあえずは「柔道禁止」とは書いていなかったのでオッケーだ。

柔道禁止にならないようにちゃんとゴミも拾って帰るしね。

で、そこから家に帰って朝ドラを観つつ朝食を摂って、で、そのまま仕事場に練習に行った。そうやって朝からハードに動いているとどこかで強烈な眠気が来るだろうからそこで1時間ぐらい寝ればいいやと思っていた。

ライブの当日には自分の中では色々と「やってはダメなこと」があるのだけれど、その一番が睡眠不足だ。私は睡眠不足の時には集中力が激しく低下するので。

なので、早起きしてしまったのは仕方がないのだけれど、予定を全て前倒しにこなしていってその結果訪れる暴力的な眠気に抗わずに寝る、という作戦だったのだが。

現在16時。まだ全然寝ていない。

ということで今から30分間、気合いの仮眠をする。

そして今日はこれからライブ。

昨日も書いたけれどコチラ。

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9月22 日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円


30分の気合い仮眠の後、リハ行ってきます。頑張ります!

今日の演奏動画。

Horace Silverの作曲した『Cool Eyes』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月21日 (木)

一瞬聴いただけで「あ、日野林さんだ」とわかるということ

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朝の階段ダッシュ。今日も30本。やっと涼しくなってきた。いや、正確には「涼しくなってきた」ではなくて「アホほど暑くなくなってきた」というレベルなのだけれど。それでも随分違う。

但し涼しくなってきたからといってトレーニングがしんどくなくなるわけではない。トレーニング自体はめちゃしんどい。

けれど涼しくなってくれたおかげで自分に対しての「こんな暑い中でトレーニングやって熱中症になったら困るし…」というハナクソのような言い訳は通用しなくなる。私は言い訳の天才なのですぐに「できない(やらない)言い訳」を考えてしまうのだけれど、もう地獄のように暑い期間は過ぎたようなのでその言い訳は通用しない。ここからは自分との戦いだよなあ。

トレーニングを終えて家に帰って朝食をと思ったのだが、冷蔵庫の中に目ぼしいものがなかった。時間がまだ早かったので「そうだ、ゆで太郎に行こう」と思った。ゆで太郎では朝の11時まではお得な「朝そば」があるのだ。

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こちらがその朝そば。かき揚げと温泉玉子がついて450円。ゆで太郎到着が10時50分ぐらいだったので結構ギリギリだったのだけれど、何とか間に合った。かき揚げと温泉玉子なんてめちゃくちゃゴージャス。

満足して仕事場へ。今日は昼から池袋でレッスンの予定だったからその前に出来るところまで普段の練習をやっとこうと思っていた。やり残した練習はレッスンが終わってからまた戻ってきてやれば良いと思って。

ということで朝から黙々と練習していたら連絡があって急遽今日のレッスンは無しになった。

レッスンに行くつもりで朝から動いていたのでちょっと残念と思いながらも「じゃあ今日はこのままここでずっと練習してればいいや」と思ってそのまま練習続行。久しぶりに10時間弱練習出来た。それでもなかなか進まなかった部分もあるけれど。

明日はサックスの日野林晋さんとのライブ。

チラシはこれ。

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9月22 日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 3000円

明日の会場でもあるホームグラウンドの小岩BACK IN TIMEのマスター梶川さんはギタリストでもあって、日野林さんと一緒に「TKB」というバンドをやっていた。

なのでBACK IN TIMEではBGMでよく「TKB」の音源や、もう一つ現在日野林さんがリーダーとして活躍中のバンド「NF4」の音源がちょくちょくかかっている。

いつもそれを聴くたびに一瞬で「あ、日野林さんのサックスだ」とわかる。

そのサックスは音色や歌い回しが完全に日野林さんのものなのだ。

誰でもすぐにわかるわけではない。というか聴いただけで「これは誰それの演奏だ」というのが全てわかるわけではない。

けれど何人かの演奏はすぐにわかる。

日野林さんもそうだし、同じくサックスの登敬三さんもそうだし。

自分の音色で自分の歌を歌う人。よく考えるとそういう人の演奏が昔から好きだ。そういう基準で音楽を好きになったと思う。

Duke Ellington、Thelonious Monk、John Coltrane、Miles Davis、Randy Weston、Abdullah Ibrahim、他にもたくさんいるけれど、一発聴いただけで「これは誰それの演奏」とすぐにわかるような人。その個性がバリバリに出ている人の演奏が私は好きなのだ。

そしてもちろん自分もそうありたいなという憧れが強くある。ヘタクソなところまでも含めて「あ、これはフクシマの演奏ですね」と思ってもらえるようになりたいなという気持ちがある。

もちろん練習としてはたくさんの模倣もするんだけれど。

そんな日野林さんの演奏と明日は一緒に出来る。とても嬉しい。願わくば私も正直な「自分の歌」を歌えるように。

頑張ります。

今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『Where Or When』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。


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2023年9月20日 (水)

レジを打つ悪夢

朝ドラを観るために朝8時ちょっと前に起きられたのは良いのだが、そこからあまりにしんどくて二度寝をしてしまった。

その時に久しぶりに意味不明な悪夢を見た。

その夢はライブ会場の入り時間を間違えており、行ったら既にライブがスタートしていたという所から始まった。

「遅れてすみません」と謝りつつピアノの椅子に座ると、何故かピアノでなくレジスターが置いてあった。買い物をする時にレジを打つ、あのレジスターだ。そのボタンを押しつつ音楽を奏でろという訳のわからない状況になっており、音楽は始まっているのだが、複雑なコードや複雑なキメばかりがある曲なのに譜面がない。「譜面は?」と聞くと「レジの小銭入れに入っている」と言われる。レジの小銭入れを探してみるもレシートの山と小銭しか入っていない。どうすりゃ良いんだ、と思いながら適当にレジのボタンを叩いていると、がちゃーんという派手な音がしてレジが壊れた。

「あーそのボタン押しちゃうと壊れちゃうんだよ、そのレジ」と言われるも、全然状況が呑み込めない。何なんだこれは。

結局右往左往しながらライブが終わって「今日の君は全然ダメだったからギャラはなしね」と言われたところで「ふざけろこの野郎!」とお店の人に殴りかかろうとしたところで目が覚めた。

夢で良かった、と思った。

なんなんだ、この悪夢は。

よくこういう悪夢を見る。ライブがうまくいかない夢。それを恐れているからなのだろうけれど、今日は特に意味が分からなかった。

その後にやっと正気を取り戻したのは昼過ぎで、今日はお陰で何のトレーニングも出来なかった。

明日からはもう一度トレーニングのやり直しだ。

今日は歌声酒場。

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一生懸命弾いてきます。


今日の演奏動画。

Antonio Carlos Jobimの作曲した『Chovendo Na Roseira』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月19日 (火)

プレイバックを聴いてて気持ち悪くなるのは精神的に良くない証拠だ

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写真は昨日の夜の一人貴族(一人で鳥貴族の意)。「トリキのから揚げ」を「メガ金麦」で流し込んでいるところである。

以前にも書いたことがあるのだが、自分のライブの録音が溜まって来ると一人で鳥貴族に行ってそれをじっくり聴き返すということをやる。鳥貴族には大体お一人様用のスペースがあるのでそこが集中して聴くのには丁度いいのだ。あと全品360円だし。

だが昨日はキツかった。

あんまり精神的に安定していなかったのだと思うけれど、自分の演奏を聴いているとイヤなところばかりが気になって仕方がなくなってきた。

「何このドヘタな演奏。リズム走りまくり。音色もザツになりまくり。キモいわー、なにこれキモいわー」と自分を罵倒しまくっていたら気持ち悪くなってきた。えづきそうになってきた。

これはいかんな、今日は自分のプレイバックを聴ける精神状態ではないなと思って、スマホのYouTubeを釣り動画に切り替えた。釣り動画は良い。心がなごむ。

昨日そんなことをしていて明けて今日。

いつものように練習をしていたら友人から釣りの誘いが。

誘われた日は仕事が入っていたので無理だったのだが、ますます釣りに行きたくなってきた。

来月の10月22日の柔道の試合が終わったらどこかで釣りに行きたい。必ず行きたい。

それまでは辛抱だ。

ちなみに今日誘われて断ったのが「イナワラ」。ブリの幼魚である「イナダ」もしくは「ワラサ」を狙おうという釣りである。

私はイナワラがものすごく好きだ。ブリは脂が乗りまくっているのだが、イナダはそこまででもなくてそれがさっぱりとしていて逆に好きなのだ。

あとはカワハギも誘われている。カワハギのあのカンカンカンカンという金属的な引き、良いんだよなあ。食べてもめちゃくちゃ美味いし。ぎゅーんと走る青物(イナワラ)、金属的な引きのカワハギ。どちらも非常に魅力的だ。

釣りに行きたい。

今日の演奏動画。

Harvey Brooksの作曲した『I Want A Roof Over My Head』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月18日 (月)

ジャズスタンダードについて私は何を伝えられるのだろう

「ジャズの演奏」ということで言うと、いわゆるジャズスタンダードと呼ばれる曲を弾くことも少なくない。

古い映画音楽だったり、ミュージカルの挿入歌だったり、あるいはその当時の大衆的なヒット曲だったり。そういったものの中からジャズミュージシャンたちが好んで取り上げていった結果今でも頻繁に演奏される曲がジャズスタンダードと呼ばれる。

良い曲がたくさんある。多分ジャズスタンダードをずっと研究し続けていたら一生はそれで終わってしまってなおかつ時間が足りないのではないかなと思うぐらいにたくさんの素晴らしいスタンダードがある。

私が個人的にずっと大切に弾き続けているジャズスタンダードというのもたくさんある。多分少なく見積もっても100曲はある。それはピアノを弾き始めた頃から今に至るまで、何度も何度も弾き続けて、そしてその度に少しずつ以前とは形を変えながら私の中に宝物のように残っていってる曲だ。

そういう曲をレッスンの時に題材に採るとなかなかややこしいな、ということを今日思った。

私はその曲について何をわかっているんだろうという自問自答が始まってしまう。

うん、それについてはかつてこう思っていた。けれどその後こういう風に考えが変わり、今はこう思っているけれどそれも今後どう変わるかわからない。

正直に話せば話すほど、そういう風になっていく。

じゃあ私は何をわかっていて何を伝えられるんだ?

結局「ずっとこの曲を大切に思いながら弾き続けているけれど私はこの曲のことは何もわかっていないのかも知れない」という所に行きついてしまう。


長年ずっと大切に思いながら弾き続けてきたとある曲を今日のレッスンの時に題材として取り上げたのだが、私は自分自身に困惑してしまった。

上っ面の簡単なことだけを伝えるのも何だかそれは違うような気もしてしまって。


思い入れの強すぎるスタンダードを教えるのは本当に難しい。


今日の演奏動画。

Jerome Kernの作曲した『In Love In Vain』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月17日 (日)

Takeshi Fukushima Trio Live at BACK IN TIME Tokyo Koiwa 2023 9.2(Sat) Digest

今日のYouTube動画もここ数日編集していた近日のライブ動画の抜粋から。

9月2日(土)にホームグラウンドの小岩BACK IN TIMEで行われた「福島剛トリオ」のライブから2曲。

Duke Ellingtonの『Come Sunday』とKeith Jarrettの『Country』を。

何度かアナウンスしているのだけれど、このトリオはこのライブ(あとこのライブ翌日の私の教室の発表会)をもって少しの間休養期間に入った。

休養期間に入った理由はベースの鶴賀の育休だ。今夏に生まれた三人目の息子がある程度成長するまでは育児に専念するとのことなので。

もちろん各自それぞれに練習は継続するし、そう遠くない内に再始動出来れば良いなと思っているけれど、あくまでもそれは我々三人の願望であって何よりも最優先すべきは育児であるのでまだどうなるかわからない。

ベースの鶴賀、ドラムの市川。20年以上の付き合いのある二人はほとんど家族のようなものなので、その二人と共にバンドをやるということは「生活の丸ごとを含めて一緒に音楽をする」ということだ。なので当然こういう事態が発生することは想定と許容の範囲内だし、その際に代わりのメンバーを入れてやるということはありえない。

三人それぞれに色んな音楽活動をしていきたいと思っている。私も鶴賀も市川も、色んな場所で色んな人とセッションを重ねていくだろうし私もそうしたいし彼らにもそうしてもらいたい。そしてそういう様々な経験を経てまた集まって一緒に音楽を創りたい。

ということで一旦休憩の前の最後の演奏動画。


今日の演奏動画。

Takeshi Fukushima Trio Live at BACK IN TIME Tokyo Koiwa 2023 9.2(Sat) Digest

【福島剛トリオ】
福島剛 (pf)
鶴賀信高 (b)
市川綾野 (ds)

撮影:小沢一人

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2023年9月16日 (土)

登敬三(sax) & 福島剛(piano) Duo Live at cooljojo jazz+art 2023 9.6(Wed) Digest

今日は昨日まで編集していた演奏動画の一部を紹介。

9月6日(水)に本八幡のcooljojo jazz+artで行われたサックスの登敬三さんとのデュオライブの一部を。

最初は全曲を20秒ぐらいずつに切ってから貼り合わせて3分ぐらいのダイジェスト動画を作ろうと思ったのだけれど、聴き返してみたら切るところがわからなくなった。登さんのインプロヴィゼーション(即興演奏)は、そのどれもが上質な物語のようで、どこかだけを切り取ることができなかった。導入があって提示があって展開があって帰結があって、そのどれもが実に見事だったんだもの。

かと言って全編を公開してしまうと2時間を超える長尺動画になってしまうので、じゃあ3曲だけ抜粋して動画にしようと思った。結局30分超になっちゃったけど。

こうやって公開するのは、それを観て楽しんでもらいたいという気持ちもあるけれど、一番はもちろんライブの宣伝のため。

私と登さんとのデュオライブはまだ次回の日程は決定していないけれど、また必ずやる。登さんがイヤだと言っても頼み込んでお願いして何としてもやらせていただく。もしこの動画を見て「良いな」と思った人の何人かが実際にライブに足を運んでくれればと思ってやっている。

登さんはそのご自身の演奏は言わずもがな、生き方をも含めて私がものすごく多大な影響を今も受け続けている音楽家だ。

動画の概要欄にも登さんのホームページの所在を書いているがここにも書いておく。

登敬三ホームページ

是非スケジュールを調べて彼のライブに足を運んでほしい。

そしてまた必ずやる私と登さんとのデュオライブにも。


今日の演奏動画。

登敬三(sax) & 福島剛(piano) Duo Live at cooljojo jazz+art 2023 9.6(Wed) Digest

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2023年9月15日 (金)

フリーランスは細かい仕事も全部自分でやるんだよっ

一昨日までは結構忙しかったのだけれど、昨日から数日間の無職期間に入っているので「よし、たくさん練習出来るな」と思ったらなかなかそうはいかなかった。

来週からまたしばらく忙しい日が続くのだけれど、その準備にてんやわんや。

今日は先週のライブの録音音源の整理から始まって、再来週の京都行きのバスチケットと宿の手配、それから来週以降のライブのフライヤー(チラシ)を作ったりなんてことをしてたらなんだかんだでもう夕方。ジャズミュージシャンの多くは私のようなどこにも所属しないフリーランスの人が大半なのだけれども、みんなこういうことをやっているのだ。ツアーの手配からフライヤーの作成から音源の管理から。マネージャーがいて全部やってくれるなんてことはごく一部の人を除いてありえない。

今日やってたことについて。

先週のライブの音源の整理は全てではないけれど途中まで終わった。明日以降、全部ではないけれど少しだけYouTubeで公開できると思うのでお楽しみに。そして聴いてみて気に入ったらライブに来てくれるように。


再来週の京都のバスチケットと宿の手配は散々だった。全部高い。今回はバスが特に高かった。結局
往路バス6000円(昼行便)+宿2500円(一泊)+復路バス7500円=16000円という所で手を打った。
木曜日の昼にバスで移動してその日の夜は演奏して安宿に一泊、翌日の金曜日も夜に演奏して演奏が終わったらそのまま京都駅に行って夜行バスで帰る、というコースを選んだ。今回はたまたま二本しか演奏が入っていなかったんだよね。

金曜日の演奏後に一泊して土曜日の昼にバスで帰ることも考えたのだけれど、宿泊費を更に一泊分追加することを躊躇ったのと、あとは土曜日は夜に柔道の稽古があるので土曜日の朝に東京に着いていれば日中にガツっと寝て体力回復させれば稽古に行けるなと思ったので、ちょっと無理して金曜の夜に帰ることを選択した。演奏後ってほっとして少し飲みたくなってしまうから、それを最小限にしとかないとバスに遅刻する。24時京都発だ。


旅支度の後は今月後半の演奏スケジュールのまとめ。

既にチラシを作ってもらっていたものもあればまだ無いものもあったので、無いものは作っちゃおうということでいつもの素人仕事全開のチラシを作っていた。

別にチラシを作らなきゃいけないという訳ではないのだけれど、スケジュールを告知する時に一緒にチラシの画像があるとなんか良いじゃんと思うので、いつも簡単にではあるけれど作るようにしている。

ということで、既にあったチラシと今日作ったチラシを交えて9月後半の演奏スケジュールを告知。

みなさんライブに来てくださいね。


9月20 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:上條貴史
19:30~start  music charge: 2000円

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9月22 日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 2500円

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9月24日(日) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
vocal:鈴木麻美 piano:福島剛
14:00~start  music charge: 3000円

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9月27日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円

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9月28日(木) 京都三条 Sesamo
075-251-0858
https://sesamo-kyoto.webnode.jp/
「Sesamo open jam session」
vocal:市川芳枝 bass:矢野克宏 drums:大江秀明 piano:福島剛
20:00~start music charge:1500円


9月29日(金) 京都先斗町 Stardust Club
075-221-2505
http://stardustclub.jimdo.com/
vocal:市川芳枝 bass:村田博志 piano:福島剛
20:00~start music charge:2500円

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9月後半もがんばります。

今日の演奏動画。

Duke Ellingtonの作曲した『Sophisticated Lady』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30


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2023年9月14日 (木)

誰得なゴムチューブ打ち込み内容の公開

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今日は朝の自宅トレーニングの後は公園に行ってゴムチューブ打ち込み。昨日と一昨日は土手に階段ダッシュに行っていたので、階段ダッシュとゴムチューブ打ち込みはバランス良く交互にやりたいなと思って。

ということで今日は誰も一切興味ないと思うけれど、公園のゴムチューブ打ち込みの内容を公開。

マジで誰得なんだと思うのだけれど別にいいのだ。

【公園ゴムチューブ打ち込み】
50本を1セットとして×8本で合計400本。
1.左の背負い投げ。出てくる相手の圧力を利用するタイプの背負い投げ。踏み込む足はそこまで深く踏み込まないで手前で回るイメージ。
2.左の袖釣込腰。左組みでかけるので回転自体は右回転。ケンカ四つの相手を想定。一歩目は左足から。踏み込んだ左足の前方で右足をクロスさせる。
3.左の背負い落とし。基本的には背負い投げをベースに考えるが、背負い投げが相手を上方へ引っこ抜くイメージなのに対してこの背負い落としでは相手を前方からやや下方に向けて回転させて投げるイメージ。
4.右の背負い投げ。私は左組みなのでどうしても左回転の技ばかりが多くなるから身体のバランスを取る為にも右の技を。いつも回転不足になりがちなのでしっかりと自分の背中が相手の胸に正対するイメージをもって。
5.左の背負い投げ。1.の背負い投げが出てくる相手の圧力を利用するのに対してこちらは後ろに重心がある相手を追い込んでいって担ぎ上げるイメージ。踏み込む足は深く入り、相手の懐深くに潜り込んで肩ごと担ぎ上げるイメージ。
6.左の袖釣込腰。相四つの相手を想定。自分の右肩を持った相手の左手の脇に潜り込んでそのまま担ぎ上げるイメージ。一歩目の踏み込みの足は右足から。左足の軸足をきちんと回転させて担ぎ上げる。
7.左の内股。引き手と釣り手を使って相手を引き上げると同時に自分も相手の中に潜り込んでいくイメージ。10本ごとに足を跳ね上げるフィニッシュの形まで入る。
8.左の背負い投げ。これでラストの50本。ここまでの打ち込みでは「正確な形で入る」ことを何より最重要視するが、ラストの50本はとにかくスピードを上げて一気にやる。スタミナの強化が目的。


以上が私の公園打ち込みの現在のメニューである。もう少ししたら涼しくなってくるはずなのであと100本追加して500本としたい。追加しようかなと思っているのは
・飛び込んでいくタイプの大外刈り
・今はラストにやっているスタミナ強化背負い投げをもう1セット
の二つである。

ここまで書いていて、私は柔道の話をするのはとても好きなので非常に楽しく書いていたが、マジでこれ読んで誰が楽しいんだよと思った。

知るか。

打ち込みが終わった後は公園で持参したプロテインを飲むが、家に帰ったらきちんと食事で栄養を摂らなくてはならない。

今日はこんな素晴らしいメニュー。


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納豆卵かけごはんは天然のプロテインだと思うし、豚汁は野菜がたくさん入っているのでサラダみたいなものだ。どちらも美味しいのでどんぶりでがっつりいっておいた。


今日はその後は仕事場に行ってライブの動画を編集したりピアノを練習したりして過ごしていました。

明日も同じような一日を送る予定です。

今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『I Could Write A Book』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。

野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30

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2023年9月13日 (水)

階段ダッシュ30本と基礎練習会

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昨日に引き続き朝は江戸川の土手まで。階段ダッシュ。

昨日は24本でへばってしまったので、今日は27本を目標にやってみたのだけれど、27本目が終わった時にめちゃくちゃしんどかったが「あと3本、いけるか!?」と自分に問うた時に「しんどいけどいけますっ」となったので更に3本追加。今日は初めて30本のダッシュに成功した。

もう足パンパンだよ。

その後は家に帰って朝食でしっかりとタンパク質を摂ってから風呂に入って寝た。1時間寝るだけで随分体力が回復する。

体力を回復させてからは仕事場へ。

今日は月に一回のベース野々口毅さんとの基礎練習会だった。これもみっちり4時間弱。実は今自分の練習の中で試していることがいくつかあって、それを今日の基礎練習会でも試させてもらった。精度はまだまだ。でもこれが出来るようになったらもうちょっと自由になれるかな。

最後は一緒に何曲か合奏させてもらって、その動画を撮っていた。

なので今日から明後日までは今日の合奏動画をYouTubeにアップする。

合奏は楽しい。難しいけど。でも楽しいんだ。

今日の演奏動画。

Joseph Kosmaの作曲した『Autumn Leaves』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。


野々口毅さんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://youtube.com/user/nyonyo30


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2023年9月12日 (火)

スタミナがほしい

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朝、随分早い時間、5時半ぐらいに目が覚めてそこから再び寝付けなかったので、諦めて6時からトレーニングを開始して7時には久しぶりに土手に階段ダッシュに行ってきた。

実は来月の10月22日(日)に柔道の試合に出場する予定でいる。江戸川区民大会の「二段の部」だ。

無差別級なので、今66kg前後である私が多分最軽量の部類に入ると思う。そしておそらく最年長の部類にも入ると思う。

自分よりも若くて大きい人に勝負を挑むのはとても楽しい。こういう所はちょっと頭がイカれているとは思うのだけれど、「若いやつにもデカいやつにも負けるかよっ!」という気持ちはある。まあ普通に考えたら勝てるわけないんだけど、それでも「戦う前から負けること考えるバカがいるかよ(byアントニオ猪木)」の精神は常にどこかにあるので、何とかして勝ちたいなと思ってトレーニングを重ねている。

柔道において「デカい」というのは一つの才能だ。そして「若い」というのも期間限定ではあるけれど一つの才能だ。そのどちらをも持たない私に出来ることは、目の前の日常を一日一日努力で塗り固めていくこと以外にない。

これは本業の音楽でも全く同じことが言えて、小さい頃から音楽の努力を重ねてこなかった(だって柔道してたんだもん)私は他の音楽家たちに比べると随分と劣っているのだけれど、それを言い訳にする必要はない。毎日を積み重ねることしか出来ないけれど、そこに絶望はしていない。やらない理由と出来ない理由を探すくらいなら、人から馬鹿にされながら「やった」方が良いだろというのは私の基本方針だ。


柔道のトレーニングだが、今現在一番の不安要素はスタミナだ。

一年半という短い期間ではあるけれどほぼ毎日トレーニングを積み重ねてきたことで身体は幾分動くようになってきたが、それでもやはりスタミナに不安が残る。柔道の乱取り稽古(実戦形式の稽古)も3分を数本やっただけで息が上がってしまう。

なので目下の目標はスタミナの強化。今日やっていたような階段ダッシュを何本も重ねることで少しでもスタミナを強化したい。

試合の直前には3分×5本ぐらいの乱取りをぶっ通しでやっても大丈夫なくらいにしておきたいのだけれど、どうかなあ、どこまでいけるかな。

とりあえず今日の階段ダッシュでは6本×4セットの24本でへばってしまったけれど、今月中に何とか6本×5セットの30本まではいけるようにしたい。それぐらいはいけるんじゃないかな。

あと約一か月半か。どこまで積み重ねられるかな。


今日の演奏動画。

Steve Swallowの作曲した『Ever After』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月11日 (月)

毎月11日は

今日は千駄ヶ谷で朝からずっとレッスンしていた。

早めに家を出られた時には浅草橋で電車を乗り換える時に立ち食いそばの「ひさご」に寄るのが通例なのだが、今日はそこまで早く家を出られなかった。「ひさご」に寄っていたらレッスンに遅刻してしまうから寄らなかった。

朝から何も食べずに数時間ぶっ通しのレッスンをするのは不可能なので、教室の近所のコンビニでおにぎりを買ってコンビニの前で立ち食いして朝食としていたら、生徒にばったり会ったので「おふぁようふぉふぁいまふ(おはようございます)」と言った。裸の大将か。

三時間レッスンをしたら一時間だけ休憩時間があったので、そこで昼飯に行くのを楽しみにしていた。

ただ、もう17年ぐらい通い続けている千駄ヶ谷の街であるが、昼飯を食べる決まった店がない。

この街に来たらこの店に行こう!というのがないのだ。

なのだが、最近はお気に入りの店を一軒見つけることができた。

原宿にある「昭和軒」という中華料理屋が最近では非常にお気に入りだ。今日の昼食はそこに行こうと心に決めていた。

昼にはランチの定食があって、その日の麺類と小さなチャーハンがセットでいつも大体800円ぐらい。普段行く立ち食いそば屋に比べると値段が倍近くするのでそんなに頻繁には行けないのだが、たまには良い。千駄ヶ谷には月に5~6回ぐらいしか行かないから。

13時にレッスンが一旦休憩になって「昭和軒♪昭和軒♪」と口ずさみながら原宿方面に向かった。

昭和軒の前に着いたら、店外にお客さんが6人ほど並んでいた。

どうしよう、と思った。中華料理屋なので回転は早いはずだが、もしも待たされてしまって次のレッスンに遅刻してはならないし。並ぶか諦めるかどうしよう、と思っていたところで「昭和軒」の向かいにある家系ラーメン屋が目に入った。

家系ラーメン「壱角家」である。

これまでにも何度か行ったことがあるのだが、今日は全然家系ラーメンの気分ではなかったのでスルーかなと思っていたのだが、その瞬間に魅惑的なワードが飛び込んできた。

「毎月11日は壱角家の日。ラーメン並一杯580円」

むむっ!今日は確か…

そう、今日は9月11日だ。今日はまさに壱角家の日だった。

店内は少々混んでいたが、これは行っとくべきと思って突撃した。

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いっちゃうよ。家系ラーメンいっちゃうよ。もちろんライスも食べちゃうよ。

調子に乗って元気に完食したのだが、やっぱり重かった。

14時からのレッスンでは若干の胃もたれ。

そうだ思い出した。もうあんまり若くないんだった。

美味しいんだけどね、家系ラーメン。

次回は「昭和軒」に行きたい。もしもそれが11日でなければ。

今日の演奏動画。

Richard Rodgersの作曲した『Younger Than Springtime』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月10日 (日)

少しずつ自他共栄を理解する

今日はレッスンの中でピアノの弾き方に関する非常に面白い気付きがあったのでそのことをブログに書こうかと思っていたのだけれど、やめる。書かない。

めんどくさいわけではなくて、これは動画ベースで説明したほうが遥かにわかりやすいだろうと思い直したからで、近いうちにこのネタでYouTubeのトークネタを撮ろうかなと思っている。

自分で当たり前(無意識で)にやっていることの仕組みを解明していくのは非常に面白い。

ということで今日も蕎麦の話を。

今日の昼は池袋の「嵯峨谷」で蕎麦を食べた。

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かけそば400円に生玉子トッピング50円である。

月見そばが450円はそこそこ高値と思うかも知れないが、なんとこの「嵯峨谷」、ワカメが入れ放題である。そして何よりも立ち食いそばでは滅多に食べることの出来ない十割そばというのがデカい。450円でワカメ入り月見そば(しかも十割!)が食べられるのはめちゃくちゃリーズナブルだ。

「嵯峨谷」は、池袋駅から私の勤めている音楽教室とは全くの反対方向にあるのでなかなか足が向かないのだが、今後の池袋の立ち食いそばはここだな、という思いを確かにした。

それともう一つ、今日とても嬉しかったこと。

本日東京武道館で行われたブラジリアン柔術の全日本大会「ヒカルド・デラヒーバ杯」において、いつも道場でお世話になっている木村先生がウルトラヘビー級で見事優勝した。

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リアルタイムで更新される大会のホームページの試合結果を仕事の合間に何度も何度もリロードしまくりながら固唾を呑んで見守っていたが、優勝が決まった時には一人で仕事場で大きくガッツポーズをしてしまった。ものすごく嬉しかった。

決勝戦では約170kgの大型選手を相手に堂々たる戦いぶりだったそうだ。すごすぎる。

若い頃に柔道をしている時にはどこかで「自分こそが強くなりたい」という気持ちがあったが、今は心から「みんなで強くなりたい」と思える。やっと自他共栄の精神が少しずつ理解出来るようになってきたのかもしれない。

仲間の勝利は本当に嬉しい。


今日の演奏動画。

Thelonious Monkの作曲した『Played Twice』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2020年12月14日にもやっているのでリテイクです。

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2023年9月 9日 (土)

ささくれだった心に染み込むガトー・バルビエリ

今日は本来は柔道の稽古の日だった。土曜日なので。

先週は仕事(ライブ)で行けなかったので今週はものすごく楽しみにしていたのだけれど、結局やむにやまれぬ事情で行けなかった。

行けないということが確定してからはものすごく気分が落ち込んできて何をする気にもならなかった。


忙しくても休まずにトレーニングを続けているのは柔道の為だし、来月には試合もあるし、道場のみんなにも会いたかったし。


そういう感情がごちゃまぜになってきてほぼ無気力状態まで落ち込んできたのでとりあえず寝ることにした。

不貞寝の更に上を行く虚無寝である。

虚無寝を一時間ほどしたら少しは精神的に回復してきたというか、「やっぱり練習しねーとな」と思ってきたのでそこからはずっとピアノに向かった。

練習を終えてからこのブログを書きながら昨日買ってきたこのCDを聴いている。


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Gato Barbieri 【Chapter One : Latin America】。

ささくれだった心にガトーのサックスの咆哮が染み込んでくる。

こういう極度に落ち込んだ時って優しい音楽が聴きたくなるのかと思いきや、激しい音楽も良い。

民族音楽のテイストもとても美しいし、そこはかとなく漂う哀愁も良い。やっぱり好きだなあ、ガトー。

明日からまた頑張ろう。音楽も柔道も。


今日の演奏動画。

Paul Fergusonの作曲した『Something From Everyone』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 8日 (金)

あなたの腕に雨宿り

早起きしてパソコン仕事を片付けてから朝ドラを見つつ家でのトレーニング。

昨日から腕立て伏せをする時にバランスボールを導入したのだけれどこれがなかなかいい感じ。腕と胸に効くのはもちろんのこと、体幹にも効いている。腹筋のあたりがぷるぷるいう。このバランスボール腕立てはしばらく続けてみようと思う。

今日は昼から池袋でレッスンだったのだが、少し早めに家を出た。久しぶりに日暮里で途中下車してそばを食べてから行こうと思ったからだ。

日暮里には二つの立ち食いそばの名店がある。一つが「六文そば」、もう一つが「一由そば」である。どちらもめちゃくちゃ美味くて安い。日暮里の立ち食いそば事情は本当にレベルが高いと思う。どちらも甲乙つけがたいのだが、私は「六文そば」に行くことが多い。「一由そば」はあまりに人気過ぎて毎回結構並ぶのだ。時間に余裕がある時なら良いのだけれど、今日みたいにこれからレッスンという時には遅刻したくないのであまり並ばずに済む「六文そば」をチョイスする。今日も日暮里で途中下車していそいそと「六文そば」に向かった。

ところが。


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閉まっていた。しかも張り紙で「当分休みます」とあった。何があったのだろうか。心がざわざわした。


それならば仕方ないと思い、すぐに「一由そば」に向かった。

ちょうど食事どきだったのでおそらく並んでいるだろうなあと思いながら向かうと案の定10人ほどの行列。

ただし立ち食いそばは非常に回転が速いので10分少々待たされても問題あるまいということでそのまま並んだ。

予想通り10分少々で注文まで漕ぎつけた。注文したのはいつもと同じ、たぬきそば320円である。


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この写真では少々わかりずらいのだが、この店のたぬきはもはや天かすではない。色んな天ぷらの切れっぱしなのだ。ゲソがあったり野菜があったり。すさまじいボリュームと満足感である。しかも320円という安さ。ここが人気なのは心から頷く。そりゃあ人気あるわな。


非常に満足してから山手線で池袋に向かう。レッスンは滞りなく終了。

そこから小岩に帰って練習。まずは池袋から御茶ノ水まで丸ノ内線で行ってからそこで総武線に乗り換える。

丸ノ内線から地上に出た時には結構な勢いで雨が降っていた。

私の脳内でさだまさし先生が「気が付いたらあなたの腕に雨宿り」と歌った。

うむ、これは雨宿りをせねばなるまいなということで、いつものここに向かった。

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ディスクユニオンジャズ館である。

気が付いたらディスクユニオンジャズ館で雨宿り。仕方がないのだ。


いつもは安いレコードを数枚買って帰るのだが、今日はなかなか良いのを見つけられなかった。ほしいレコードはたくさんあったのだがどれも高い。私は1000円以上のレコードは買わない。なぜならば貧乏だからだ。ふーむどうしたものかなーと思いながら今日はCDのコーナーを丹念に見た。

そうしたら一枚600円程度で下の三枚を発見することができた。

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左から
・Steve Lacy 【The Straight Horn of Steve Lacy】
・Steve Swallow 【Swallow】
・Gato Barbieri 【Chapter One : Latin America】
である。

今日のこのブログを書きながらはSteve Swallowを聴いている。なかなか時代(1990年ぐらい)を感じさせるサウンドだ。この中から何曲かはコピーできたらいいな。

残りの二枚は明日以降聴く。これもとても楽しみ。

レコード(CD)を買うのは本当に楽しいし好きだなあ。なかなかやめられない。

今日の演奏動画。

Chick Coreaの作曲した『Bud Powell』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 7日 (木)

足るを知る

昨日の登敬三さんとのデュオライブat cooljojo jazz+art、一生懸命に無い頭を振り絞りながら全力で演奏してきた。

フリーインプロみたいになる瞬間も多くてものすごく楽しかった。充実の時間だった。来てくれたお客さんやお店の長谷川マスターに大感謝。

次に登さんと演奏出来るのはいつかな。

そこまでまた毎日練習しよう。

今日は昨日から引き続き先日の発表会の動画の編集。やっと終わりが見えてきた。

今日仕事場を出て家に帰る時にアップロードボタンをポチっと押せれば後は勝手にパソコンがやってくれるはず。それで最後だ。やっとここまで来た。

今日は朝からこの作業にかかりっきりだったのだけれど、昼にアップロード待ちの時間が出来たのでそのタイミングで昼食を食べに行ってきた。今日も当然「ゆで太郎」へ。

三か月に一回、しかもその月初にだけ配られるゆで太郎クーポン券がこれからのゆで太郎生活を幸せに彩るということは以前のこの記事でも書いた。

クーポン券に縛られる

そして今回のクーポン券はこちら。

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実は昨日もゆで太郎に行って一枚クーポン券をゲットしてきたのだが、この配布期間は非常に短いのでこのチャンスに少しでも多くのクーポン券をゲットしておかなくてはならないので今日もゆで太郎に行ってきた。

そして今日のゆで太郎はこちらである。

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430円のかけそばに昨日ゲットしたクーポン券からコロッケをチョイスして載せたコロッケそばである。

さて、ここで哲学的な命題にぶち当たった。

ご存知の通りゆで太郎は天かすが無料で入れ放題である。かけそばは常にたぬきそばになる。非常にありがたい。私はこれを「自動たぬきそば」と呼んでいる。

では、コロッケそばにも天かすを入れて「コロッケたぬきそば」にすれば良いのではないかというところなのだが、私は耐えがたきを耐え忍びがたきを忍んで天かすを入れなかった。

ここには非常に哲学的かつ形而上学的な思索がある。

そもそも私は非常に卑しく意地汚い人間である。しかも極度の貧乏性なので、無料で入れ放題の天かすは少しは入れたくなってしまう。入れ過ぎてはダメなのだ。つゆが重たくなってしまうから。けれど匙でひと掬いぐらいは入れたくなるのが底辺を生きる私の浅ましさである。

しかし入れない。

なぜ入れないか。

コロッケの味わいがボケてしまうのだ。天かすの味わいによりコロッケの衣の食感や染みだすジャガイモのうま味がよくわからなくなってしまう。

もちろんこう言うからには私はかつて「コロッケたぬきそば」をやったことがある。そしてやってしまった後に激しく後悔の念に駆られた。

「あれ?コロッケのうま味がよくわかんないな」と思った直後にやってくる激しい自己嫌悪である。

なぜおれは天かすを入れた。それがタダだからか。よくよく考えればコロッケと天かすの相性が悪いことぐらいわかるだろう。それでも入れるのか。おれはタダならば何でも良いのか。裏を返せば金がない金がないと言いながらも金に振り回されていることに他ならない。おれは金の奴隷だ。みみっちい、資本主義の犬だ!!!!

このように自分を罵倒するのである。

その罵倒を食事中にずっと続けるものだから、ゆで太郎を後にする時には「もう…死のうかな…」と思うぐらいには心身喪失している。

これは非常に精神衛生上よろしくない。

そういった経験を培った上で私はコロッケそばには天かすは入れない。

今日も非常に迷った。「ちょびっとぐらい入れちゃおうかな…」と。

入れちゃおうかなじゃねえんだよ!!!!入れんな!!!!

ということで今日は入れなかった。

芳醇なコロッケのうま味の染み込んだそばを啜りながら「足るを知る」とはこういうことなのだと思った。

これからもコロッケそばには天かすは入れない。

ただし、温泉玉子やワカメのトッピングの際には天かすが非常によく合う。これは入れる。

かき揚げが実に微妙だ。かき揚げも天かすも出自は同じ天ぷらであるので相性は悪くないのだ。ただしコロッケ同様にかき揚げの味がボケるのも事実。

これからもゆで太郎における哲学的な思索は続いてゆくのである。

何よりも重要なのは「足るを知る」ということである。


今日の演奏動画。

Hermeto Pascoalの作曲した『Rebuliço』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 6日 (水)

爆重データのダウンロード方法

昨日浜松へ行っている間にパソコンに勝手に頑張ってもらって発表会の動画をダウンロードしておいてもらおうと思って、ダウンロード画面のままパソコンを放置して私が旅をしている間に頑張ってもらっていたのだが。

今日仕事場に行ってパソコンを見てみたら「パソコンの中がいっぱいになっちゃってダウンロード出来ませんでしたにゃー」というナメたメッセージが。

頑張れよ!そこは頑張れよ!と思ったのだけれど無理なものは仕方ない。

ということで考えついた方法は
・複数に分かれているファイルを一つずつダウンロードして
・それらをいける範囲内で結合&編集してYouTubeにアップロード
・YouTubeにアップロード完了した動画はパソコン内から削除して空き容量を確保
・再び新しいファイルをダウンロードして結合&編集してYouTubeにアップロード
・以下繰り返し

というやり方。

とりあえず全体の1/4のアップロード完了したところで制限時間いっぱいとなったので、今日はパソコンを持ち帰って家に帰った後に続きをやることにした。パソコン重たい。

今日はずっと楽しみにしていたこちらのライブ。

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9月6日(水) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
sax:登敬三 piano:福島剛
19:30~start  music charge: 3000円

精魂尽き果てるまで頑張ってきます!

今日の演奏動画。

Bill Dobbinsの作曲した『T.J.R.C. ~Thad Jones Rhythm Changes~』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 5日 (火)

日帰り浜松旅

日帰りでちょいと浜松まで。

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↑このライブのリハをしに行ってきた。

ボーカルの鈴木麻美さんは静岡県の浜松在住なので、リハーサルをしようと思ったら私の住んでいる東京か麻美さんの住んでいる浜松かの二択ということになる。

その中間地点でという選択肢もなくは無いだろうが、それはあまりに非効率的だ。ちなみに東京と浜松の中間地点はどこなんだろうと思って調べてみたのだが、多分沼津だ。沼津にもリハスタはあるんだろうけど、なかなか現実的ではない。

ということで選択肢は浜松or東京の二択。麻美さんが東京に来ている時についでにリハしちゃうというのもアリなのだが、今回は私が浜松まで行った。青春18きっぷが一枚余っていたから。麻美さんに「9月10日までなら青春18きっぷで浜松行けるんでリハしませんか?」とオファーしたところ今日になった。

私の住む小岩から浜松まではおよそ5時間。スタジオが13時からだったので12時過ぎには浜松駅に着けるように逆算したら6時30分には家を出なくてはならなかった。なので眠い目をこすりつつ6時30分に家を出た。

自宅から歩いてJR小岩駅まで行ってそこから鈍行列車旅のスタート。朝7時前後は通勤通学ラッシュの時間だったのでそこにがっつり巻き込まれた。まいったまいった。

小岩から一駅の新小岩で総武線快速に乗り換えて品川まで。品川から東海道線に乗り換えて熱海まで。

熱海で乗り換えの待ち時間が15分ぐらい発生した。

待ち時間15分となれば当然駅そばタイムなのだが、そういや熱海に駅そばは無かったよなあと思ってグーグル検索をしてみると、伊東線のホームにあった。東海道線のホームではなかったのだ。

いそいそと伊東線ホームに向かうと駅そばがあった。「爽亭」。

ここは多分チェーン店なのだ。池袋駅や上野駅にも同様の名前の駅そば屋がある。旅先でチェーン店に行くのは少々損した気持ちになるが、朝から何も食べていなかったためにあまりに腹が減っていたので「チェーン店やむなし」と思ってこちらの店にすがりついた。

頼んだのはたぬきそば420円。やってきたのがコチラ。

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実はこの時点でちょっとテンションが下がっていた。たぬきが天かすタイプではなくて揚げ玉タイプだったからだ。私は天かすタイプのたぬきが好きなのだ。

だがそんな杞憂も何のその。一口食べてみたら「むほっ!美味い!」

つゆと麺のバランスが極上。確かにたぬきは天かすタイプだったら言うことなかったのだが、これで十分満足。空腹の胃袋に染み渡った。

次回は別メニューにチャレンジしたい。隣のおっさんが食べてたカレーうどんがものすごく美味しそうだった。

熱海からはしばらく電車に揺られて興津まで。興津から浜松までは始発〜終点の列車だった。ここは爆睡してワープ。あっという間に浜松に着いた。

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浜松到着。真夏のように暑かった。

迎えに来てくれていた麻美さんの車に乗り込んでスタジオまで。

リハーサルはがっつり集中して三時間ちょっと。とても有意義な時間だった。今月末のライブが楽しみになってきた。

リハーサル後には再び浜松駅まで送ってもらって、そこから再度5時間の電車旅。

浜松でいきなり熱海行きに乗れたので、このまま一本で熱海まで行っちゃうのかすごいな、と思っていたのだけれど、スマホで経路検索をしたところ「静岡駅で途中下車してホームライナー沼津っていう有料(330円)のやつに乗れ!」と指示される。それで沼津まで行って鈍行に乗り換えた方が早いらしい。

有料かー、どうしようかなー、と思ったのだけれど、一回そのハイパーセレブな電車に乗ってみたくて乗ることにした。なので静岡駅で途中下車した。

330円の乗車整理券を買って待っているとやってきたのがこちら。

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まさに贅を尽くしたセレブ中のセレブ列車だった。

途中で車掌がやってきて「おい貧乏人、てめー乗車整理券持ってんのかコラ?無かったら走行中の列車から叩き落とすぞ」と言われたので(言われてない)、「あっ…すみません…こちらです…」と手渡したらば「乗車整理券は見えるようにここに差しやがれこのド貧乏人!」と蹴られた(蹴られてない)。

乗車整理券はこう差す。

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知らなかった。

このブログはそのド快適なホームライナー沼津の中から書かれている。

あーもうすぐ富士ついちゃう。

富士ついたらすぐに終点沼津だよ。本当に快適な時間は短い。

ということで今日のブログはこの辺で。ホームライナー沼津の最後の富士〜沼津間はスマホを触らずにしみじみ堪能します。

今日の演奏動画。

Antonio Carlos Jobimの作曲した『Por Causa De Você』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 4日 (月)

明日は浜松へ日帰り旅 明後日は登敬三さん(ts)とデュオライブ

【福島剛トリオ w/鶴賀信高(b) 市川綾野(ds)】のライブと教室の発表会が無事終了。

二日続けてかなりハードな日が続いたので、終わってからの打ち上げではこれでもかというぐらいに飲酒してしまった。

おかげで今日の午前中は完全に廃人状態。昼過ぎからやっと復活してきてやっと仕事場へ向かうことが出来た。

発表会の動画を撮っておいてもらっていたのでそれを編集しようと思っていたのだけれど、かなりの容量なのでダウンロードだけで四苦八苦。

もはや今日中には無理だという事が確定したので、パソコンをつけっぱなしにしてダウンロードしながら放置することにした。

明日は朝から日帰りで浜松に行ってリハーサルがあるので、帰ってくる頃にはダウンロードが完了していると良いのだけれど。

合計で100GB近くあるので、それをパソコンの中に入れておくだけで多分ものすごく動作が遅くなることが予想される。こういう時には私はさっさと動画を自分のYouTubeチャンネルにアップロードしてしまって元の動画は削除することにしている。そうするとパソコンの容量を食わなくて済むから。

それにしてもすさまじい容量だから、これも編集とアップロードまで結構しんどい作業だなあ。明々後日やろう。

明日はさっき書いたように浜松リハ。青春18きっぷが一枚だけ残っているのでそれで行ってくる。

そして明後日はライブ。これ。

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9月6日(水) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
sax:登敬三 piano:福島剛
19:30~start  music charge: 3000円


登さんは何度も共演させて頂いている今になっても未だにめちゃくちゃ憧れの音楽家なのだが、大谷翔平選手がWBCの時に「憧れるのをやめましょう」と言っていたように一緒に演奏する時だけは憧れを捨てて、目の前の音にだけ集中して良い音楽を創りたい。

昨日の発表会での生徒たちの熱演には本当に感動させられた。

私も少しでも良い音楽がやりたい。

がんばろ。

今日の演奏動画。

TVドラマ【ロングバケーション】より、金子隆博さんの作曲した『Close To You ~セナのピアノⅡ~』をソロピアノ(ジャズアレンジ)で弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 3日 (日)

福島剛トリオ(ゲスト高原かな)ライブ終了 今日は発表会

昨日は小岩BACK IN TIMEにて福島剛トリオのライブ。たくさんのご来場に感謝します。ゲストで出演してくださったボーカルの高原かなさんと我々トリオとの終演後の写真を貼っておきます。「こんな感じでした」というのがこの写真に全部出てるかな。

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今日は三年ぶりの教室の発表会。
出演するみんなの生き様をしっかり見届けてきます。

頑張れ!

9月3日(日)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
【福島剛ジャズピアノ教室発表会】
サポートミュージシャン
bass:鶴賀信高 drums:市川綾野
13:00~start music charge:1000円


今日の演奏動画。

Thelonious Monkの作曲した『Reflections』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

2020年12月8日にもやっているのでリテイクです。

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2023年9月 2日 (土)

ハイパー手抜き更新

昼からスタジオへ。今日は明日の発表会の前日リハから。

で、そのまま夜はライブ。

ということで今日はたったこれだけのブログ更新。

多分明日もこんな感じのハイパー手抜き更新。明日は朝11時から会場入りだから。

すんません。


今日の演奏動画。

Harold Arlenの作曲した『Out Of This World』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年9月 1日 (金)

明日はトリオでライブ

明日はトリオのライブ。

ということで今日は普段の基礎練習を終えた後に、明日のライブでやる予定の曲を一人で練習していた。

そういう練習は掛け値なしに楽しい。

だってめちゃくちゃ好きな曲たちを何回も弾くんだもん。弾きながら何度も「はー、良い曲だわー、素敵だわー」と思うのでそれが楽しくないはずがない。

こういう時に自分の中で罪悪感のようなものが生まれる。「オマエ楽しい練習ばっかりしてんじゃねえぞ」と、私の中の私が私に注意する。「すんません、でも基礎練習もやったんで勘弁してください」と私が答える。

別に基礎練習が楽しくないわけではない。基礎練習は基礎練習で楽しい。けれどやっぱり好きな曲を弾くのは何よりも楽しい。

そしてもちろん好きな曲をより自分の理想に近い形で弾く為に基礎練習は欠かせないのだ。

明日はどうなるかな。

良い演奏が出来るといいな。

明日のトリオライブ、明後日の発表会とタフな一日仕事が続くけれど、決してザツにならないように。一つ一つ丁寧に。音楽に対して、そして人間に対して。

是非お越しください。

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9月2日(土)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
【福島剛トリオ】
piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野 
20:00~start music charge:3000円

今日の演奏動画。

Eugene Mcdanielsの作曲した『Feel Like Makin' Love』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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演奏スケジュール(2023年9月1日更新)

演奏スケジュール
(2023年9月1日更新)


2023年

9月2日(土)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
【福島剛トリオ】
piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野 
20:00~start music charge:3000円

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9月3日(日)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
【福島剛ジャズピアノ教室発表会】
サポートミュージシャン
bass:鶴賀信高 drums:市川綾野
13:00~start music charge:1000円


9月6日(水) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
sax:登敬三 piano:福島剛
19:30~start  music charge: 3000円

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9月20 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:上條貴史
19:30~start  music charge: 2000円


9月22 日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
sax:日野林晋 piano:福島剛
20:00~start  music charge: 2500円

9月24日(日) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
vocal:鈴木麻美 piano:福島剛
14:00~start  music charge: 3000円

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9月27日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円


9月28日(木) 京都三条 Sesamo
075-251-0858
https://sesamo-kyoto.webnode.jp/
「Sesamo open jam session」
vocal:市川芳枝 bass:矢野克宏 drums:大江秀明 piano:福島剛
20:00~start music charge:1500円


9月29日(金) 京都先斗町 Stardust Club
075-221-2505
http://stardustclub.jimdo.com/
vocal:市川芳枝 bass:村田博志 piano:福島剛
20:00~start music charge:2500円


10月13 日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
piano:福島剛 bass:田中君弥 drums:長根弘毅
20:00~start  music charge: 2500円


10月22 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2000円


10月25日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円


11月7 日(火)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Solo Piano」
piano:福島剛
20:00~start  music charge: 2500円


11月18日(土) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
「Jesse James周年ライブ」
詳細未定


11月22日(水) 京都伏見 レミューズカフェ
075-622-0014
http://lesmuseskafe.com/
vocal:西池のり子 bass:矢野克宏 piano:福島剛
19 :00~start music charge:2000円


11月23日(木) 京都市役所前 La Boucle
075-708-7065
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26028195/
vocal:エリッサ vocal:川瀬裕美 piano:福島剛
12 :30~start music charge:未定


11月24日(金) 京都先斗町 Stardust Club
075-221-2505
http://stardustclub.jimdo.com/
vocal:市川芳枝 bass:村田博志 piano:福島剛
20:00~start music charge:2500円


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