自転車問題の終焉
朝イチの階段ダッシュ。昨日、ちょっと久しぶりに階段ダッシュに行けたのだけれど、24本を目標にしていたのに21本目で「ダメだ、無理、死ぬ」とギブアップしてしまった。
無理のし過ぎも良くないなと思いつつもなんだか自分に負けたようで悔しさが残っていたのだけれど、今日は無事24本を完走。やっぱり最後の3本がめちゃくちゃキツイ。それでも何とか自分に打ち勝った。やっぱり常に最大の敵は自分なんだよなと再確認した。
明日以降も行ける時には土手に階段ダッシュをしに行こう。
朝のトレーニングの後は、今日はずっと抱えていたトラブルを一つ解決してきた。
自転車のトラブルである。
普段乗っていた自転車が経年劣化によってあちこちに故障個所が出ていた。その都度細かく直したりしながら騙し騙し乗っていたのだけれど、その故障があちこちに拡大してしまったのでいよいよにっちもさっちもいかない状況になってきた。つい最近の状態だと、後輪の軸がブレまくって車輪がブレーキに当たり、常にがっちりとブレーキを握ったまんま走っているような状態だった。なのでスポーツタイプの自転車だったにも関わらず、普通のママチャリよりも遅かった。多分幼稚園児が漕ぐ三輪車よりも遅い。
それ以外にも前輪のタイヤの溝が無くなっているとか、サドルが割れているとか、ギヤチェンジがガタガタいうとか、本当に故障個所を数え上げればキリがなかった。
ということで数日前から自転車屋を数件回って対応策を考えていた。
新しいのを買う、というのが有力な選択肢の一つだったのだが、自転車がとにかく高かった。6~7万円なんてザラで、もちろんそれ以上もたくさんあった。そんな金はどこにもない。
まいったなあと思いながら立ち寄った近所の自転車屋で、現品のみの特価品でスポーツタイプの自転車が30000円で売っていた。
ギリギリ予算の範囲内だなと思ったが、それでも30000円の出費は相当痛いなあと思いながらどうしようか思い悩んでいた。
思い悩んだ結果、今日、満身創痍のズタボロの自転車を亀ほどのスピードで漕ぎながら件の自転車屋に行ってみた。
私の選択肢は既に二つだった。
・多少お金がかかるのは覚悟の上で、現状の満身創痍の自転車をタイヤもサドルも全て取り替えてフルに直す。
・現品限りの特価品の自転車を30000円で購入する。
この二つだった。
それを店主に相談してみたところ、店主の見解はこうだった。
「フルに直すとおそらく25000円ぐらいかかる。それで直せなくもない。しかし新車の購入を勧めたい。なぜならば、古い自転車を修理しても他のパーツも劣化しているのでこれから色んな故障個所が出てくることが予測される。ウチ(自転車屋)としては、新車を買ってもらうよりも修理をしてもらう方が手間賃などで儲かることは儲かる。新車購入は別にそんなに利益があるわけではない。なのだがお客さんの自転車ライフの満足感を考えると、圧倒的に新車購入に分がある。故障した自転車にどうしてもという思い入れがあるのならば何とか直してみるが、そうでなければ新車購入を勧めたい」
要約するとこういうことだった。
非常に明快な論理であり、なおかつ店主のその真摯な姿勢に心を打たれたので私は新車購入を決断した。
ということでやってきた新車がコチラだ。
そんなに高級品ではないのだが、まだ新しいのでイタズラや盗難に遭わないかが心配だ。
ひとまずはこれでずっと心の中に引っかかっていた「自転車トラブル」は解決した。
ここで使ってしまった30000円だけでもウーバーイーツとかのバイトして稼ごうかな、なんてちょこっと考えている。
とりあえず、ようこそ新車、お疲れ様旧車。
今日の演奏動画。
Antonio Carlos Jobimの作曲した『Chansong』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
| 固定リンク
コメント