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2023年7月

2023年7月31日 (月)

素晴らしい若者二人に遊んでもらっていた

今日は酔っ払ってブログを書いている。

酔っ払っている時の自分のことは一切信用していないので、ちゃんと書ける自信もないのだが、毎日ブログは書くと決めたので書く。こういうとこ妙に真面目なんだよな。

二人の若者たちと一緒にスタジオで練習をしてきた。一回り近く歳の離れた若者たちと。

二人とも非常に素晴らしい音楽家なので、練習自体がとても楽しい。これまでに二回一緒に練習をしてきて今日が三回目。二人とも売れっ子なので練習後にはいつも二人は演奏現場に行ってしまう。私は非売れっ子なので「おれは今から練習しに行く」と言って仕事部屋に行くのだが、今日はたまたま二人とも仕事がなかったみたいで(私はもちろん今日も仕事は無い)、練習後に軽く飲みに行ってしまった。

酔っ払って歳下に偉そうにすることほど恥ずかしいこともないのだけれど、大丈夫だったかな、偉そうにしてなかったかな、大丈夫だったと思いたい。

30代前半である二人ともプロの音楽家としてバリバリに活躍しているのだけれど、やっぱりそれなりに悩みはあるそうで、彼らの悩みを聞いていると「あー、おれも30代の前半はそういう悩みあったわー」ということを色々と思い出したりした。

私の場合は何せヘタクソだったからなー。今も超絶ヘタクソだけれど、その頃は今にも輪をかけてヘタクソだったし、40代も半ばになった今、ド底辺ofド底辺とはいえ音楽家という世界で生き残っているのはその当時からしたら信じられない。

楽しかったな、練習も飲みも。色んな話が出来た。

そんな二人とのライブは既に決定しています。

練習を重ねてきて初ライブ。素晴らしい二人の胸を借りて、いつものように好き放題にやらせてもらいます。来るべし!

10月13日(金)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
piano:福島剛 bass:田中君弥 drums:長根弘毅 
20:00~start music charge:2500円


今日の演奏動画。

George Gershwinの作曲した『Soon』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。


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2023年7月30日 (日)

村上春樹氏の二作品(『街とその不確かな壁』と『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』)を読んで『新世紀エヴァンゲリオン』を思い出した

「本を読む習慣を少しずつ取り戻そう」と思って、一日に数ページだけでも本を読むようにしている。

先々月に村上春樹氏の新作『街とその不確かな壁』を読了したのだが、その時に
・この新作は過去の作品『街と、その不確かな壁』(←タイトルに句読点があるのが最新作と違う)のリライトである
・また村上氏は過去にも『街と、その不確かな壁』のリライトとして『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』というヒット作品を執筆している
という情報を得ていた。

ということで、『街とその不確かな壁』を読了後は『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読み始めていたのだが、数日前に読了した。

『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は高校生の頃と大学生の頃にそれぞれ一回ずつ読んだことがあるので何となくの雰囲気は覚えていたのだが、詳細はすごくあやふやになっていた。

率直に面白かった。最新作も、そして旧作の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も。

相変わらず登場人物がすぐに「やれやれ」と言う(言いまくる)のが気にはなったが、どちらもページをめくるのがとても楽しかった。

骨格を成すのは「意識(あるいは無意識)の実存的世界」と「現実的で肉体的な本質的世界」という二つのパラレルワールドが交錯しながら織り成す物語である。

どちらの世界で生きるのが「私」でどちらの世界で生きるのが「私の影」なのかという問いを常に持ちながら我々読者は読み進めていくことになる。

村上氏本人が「一人の作家が人生の中で描くことの出来るモチーフはそんなにたくさんはない」というようなことを言っているように、この「意識(あるいは無意識)の世界と現実的な世界」というモチーフは彼の様々な作品の中で登場する。多分彼が一生を賭けて書きたい世界なんだろうな、と思う。


で、この二作品を読んで、アニメの『エヴァンゲリオン』を思い出したという人は少なからずいるのではないだろうか。私は思い出した。

この『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』と『街とその不確かな壁』との関係性が、劇場版のエヴァンゲリオン『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(以下「旧劇場版」)』と『シン・エヴァンゲリオン:||(以下「新劇場版」)』との関係性に非常に似ている、いくつもの共通点がある、と感じた。

特に村上氏が描く「壁の中の世界とその外の世界」というのを読んだ時に、この「壁」が象徴するものはエヴァの中で描かれる「ATフィールド」に似ているなあと思ったのだ。

また、旧劇場版において人類補完計画が発動して人類がLCLの海に還り、肉体を離れて意識のみの世界になってしまった時に主人公の碇シンジがそれを拒絶して現実の世界に帰っていく(しかもそのあとにアスカの首を絞めてアスカに「気持ち悪い」と言われる)というくだりと、新劇場版においては大人へと成長したシンジやマリや綾波やアスカたちが現実の世界を歩き始めるというラスト。この二つのラストの関係性も村上氏の二作品のラストの関係性と非常に共通点を感じてしまった。

どっちが現実の世界でどっちがフィクションの世界なのか。それはおそらくどちらも現実でどちらもフィクションなのかもしれないなと私は思った。


がんばって考察を書いてみようと思ったけど、なんだかめちゃくちゃ薄い内容になってしまった。

まあいいや。

村上氏の二作品、面白いのでオススメです。

今は新しい課題図書に突入しています。夏休みっぽいやつです。

「しかし君、恋は罪悪ですよ」でおなじみのあの小節です。面白いです。

今日の演奏動画。

Armand J. Pironの作曲した『(I Wish I Could Shimmy Like My) Sister Kate』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月29日 (土)

京都から東京を目指していたのに姫路にいる

もう今日は疲れた…

パトラッシュもう疲れたよ…

なのでTwitterに書いたことをそのままここに載せる。

朝の5:30に京都駅を出てから約8時間。ぼくはなぜ姫路駅にいるのでしょうか。
悔しいので駅そばを食べました。美味しかったです。

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ことの経緯は
・朝乗った電車で即寝落ちする
・起きた瞬間になぜか「やばい!寝過ごした!」と思う
・止まっている駅で急いで降りる
・降りたのは稲枝という米原より数駅手前の駅
・あれ?スマホがないぞ?
・電車に置いてきてしまった!
・とりあえず米原行こう。スマホ届いてるかもしれないし
・米原行っても「ありませんねー」
・まいったな、とりあえず米原は何もないから隣の彦根に行こう
・彦根で途方に暮れる。「どーすっかなーマジで」
・落ち着くためにコーヒーでも飲もう。コメダコーヒー行こう。
・あれ?ここ、FREE Wi-Fiある!
・ってことは、手持ちのパソコンからスマホ探せる!?
・探せたー!おれのスマホ、すごい勢いで大阪方面に向けて爆走中!つーか電車の中にあるじゃん!
・これを追いかける、しかないよな。
・でもこれ、終点の姫路まで行ったら電車も折り返してくるわけで、そしたらまたこっちに向かってくるよなあ。
・とりあえずおれのスマホを乗せた電車を追いかけよう
・で、たまに途中下車してFREE Wi-Fiスポットからスマホの位置を調べよう
・高槻で一旦降りて調べよう
・あれ?スマホが姫路駅で動かなくなってるよ?
・姫路駅に届けられた可能性が大だ
・姫路…遠い…
・行くしかねえのか…
・しゃーない…行くか…
・姫路到着。スマホ奪還。
・朝の5:30に京都駅を出てから8時間。なぜおれは東京に近づくどころか遠ざかっているのか
・とりあえずまた鈍行列車で東京を目指そう←イマココ

ということで私は今ものすごく疲れている。

ぶっちゃけて言おう。

「新幹線に乗りたい」


今日の演奏動画。

Billy Strayhornの作曲した『Passion Flower』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月28日 (金)

お風呂あと回しマン

昨日は疲れ果てていて、仕事が終わったら酒もそこそこにさっさと宿に帰ってきた。

あ、でもいつも行く「Jazz in ろくでなし」には帰り道でちょびっとだけ寄った。

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たまたまかかっていたセシル・テイラーとトニー・ウィリアムスのデュオを聴きながらじっくりと瓶ビールを一本だけ。疲れ果てた身体にゆっくりビールを流し込みながら聴くフリージャズはかなりオツなものだということがわかった。

30分ほどでろくでなしを後にして宿に帰って即寝落ち。

汗だくだったので風呂に入りたかったんだけど、それももう明日で良いやという感じで全てを諦めて布団に入ったらすさまじい速度での寝落ちだった。

そのままかなりゆっくり寝た。25時ぐらいには寝ていたのだけれど、9時過ぎまで寝た。約8時間。これぐらい寝ないと回復しない。明日の朝は早起きして宿をチェックアウトして京都駅からまたえっちらおっちらと10時間の電車旅をしなくてはならないので、寝られるチャンスは今日ぐらいしかなかったのだ。

起きてから仕事のメールがいくつか来ていたので早く返さなきゃなあと思いつつも、風呂も入りたいし、外にタバコも吸いに行きたいしなどと考えていたらそのまま布団の中で一時間無為に過ごしてしまった。何なんだ私は。ダメ人間め。

意を決してスマホを手にとって一つずつ仕事のメールを返していく。こういうのも大事、と思って丁寧に。

ちなみに仕事のメール等、みなさんはどうしているのだろうか。
私はなる早の返信を心がける一方で、よっぽど緊急のものでもない限りは24時を回ったら返信しない。その時間には大体私が酔っ払ってしまっているというのもあるし、相手もその時間に返信されてもというのもあるかも知れないので。この辺は色々と人によって違うんだろうなあ。

とりあえず私は
・基本的にはなる早で返す
・でも深夜には返信しない
というマイルールでやっている。なので昨日の夜に来ていたメールも今日返信。ま、そこまで遅いわけじゃないから良いでしょ。

メールを返し終わって「さあ風呂入ろう」と思うもここで悩む。

その後に昼飯を食べに出かけたらどうせ暑くて汗だくになる。ならば風呂は昼飯の後の方が合理的。

そう思って昼飯へ。案の定汗だくになる。今日の京都は最高気温39度。マジで死ねる。

宿に帰って「さて今度こそ風呂に!」と思っていたら、知人から急ぎの譜面作成依頼がきた。2〜3時間ぐらいで終わりそうな仕事だったのでそれをダッシュで終わらせる。

で、今。

17時過ぎ。

もういい加減風呂に入らなきゃいけないのに、再び布団でダラダラしている。

風呂に入ってから着替えたらリハーサルに行かなきゃ。今日は楽しみなライブだ。

とりあえずお布団から動こう。

うん、早く動こう。

早く動くんだ。

動いてよ!動いてよ!


今日の演奏動画。

Chick Coreaの作曲した『The Loop』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月27日 (木)

京都二日目はずっと働いている(珍しい)

京都二日目は結構タフな一日。

昼からずっとレッスンをして、夜はジャムセッションという一日。

なので昨日は早めに宿に帰ってとっとと寝た。ドミトリーのベッドで飲もうと思って缶チューハイ買ってきたのに蓋すら開けず。ほぼ寝落ち。

そのまま8時間ほど爆睡してから風呂に入ったら体力が全回復していた。やっぱりまだ若いな。

レッスン前に百万遍の「たく味」でラーメンを。

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The 京都ラーメン。良いじゃないか良いじゃないか。

レッスン開始まで30分ぐらい時間があったので、ジャズ喫茶「LUSH LIFE」でアイスコーヒーを飲みつつ休憩。

そこからは怒涛のレッスン。四時間のはずが交通トラブルなどの影響で四時間半に。

割と充実のレッスンが出来たような気もするし、楽しく遊んでただけのような気もするし。とにかく受講された方が満足してくださってれば良いのだけれど。

レッスンが終わったらバタバタと移動して三条へ。これからジャムセッション。

よし、もう一仕事頑張ろう。

今日も気絶のように寝落ちだなこりゃ。

今日の演奏動画。

Pixinguinhaの作曲した『Descendo A Serra』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月26日 (水)

旅立ちが万全だったことってこれまでに一回もないな

この文章を書いている今は青春18きっぷで東京〜京都間を移動中。何回か前から書いていたが、今日から京都ツアーなのだ。

全行程は約10時間あるので、時間はたっぷりあるからその間にこのブログ上で先日読み終えた本の分析でもガッツリやろかなとも考えていたのだけれど、どうにもそこまで集中力が高まらない。ついついダラダラしてしまう。なので今はダラダラ書いている。

朝もダラダラしてた。

無事に朝5時には起きられたのだけれど、スマホの充電を怠っていたことに気付いてスマホを充電器に繋いで充電待ちをしながらダラダラ。ダラダラしている内に「今から10時間も電車乗るのかよ。マジかよ。激しくめんどくさいぞ」などと思い始めたらなかなか動き出せなくて。

やっと家を出られたのが6時過ぎ。くっそー。

いつも最初は京成線で上野まで行ってそこから長いJRの旅が始まるのだけれど、家でダラダラしてしまったせいでこの乗り換えの間に30分待ちというタイムロスが発生してしまった。

参ったなー朝飯でも食べて時間を潰すか、と思って朝からやってる上野の蕎麦屋を調べてみたら、JR上野駅の入谷改札の先に「元長」という蕎麦屋があった。ちょっと遠いけどまあ良いかと思って行ってみたらこんな店構え。

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お、いいねえ、と期待が膨らむ。この見た目は私の好きな安いジャンク系立ち食いそばの気配がする。これは期待大!と思って店に入って券売機を見たら、たぬきそば480円だった。

あれ?ちょっと高い?と思いながらもせっかく歩いてきたんだしと思って注文。

ほどなくしてやってきたたぬきそばがこちら。

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なるほどなるほど。

私は店構えから勝手にジャンク系立ち食いそば屋だと想像していたのだけれど、ここはそうじゃなかった。「普通の蕎麦屋」だった。

なのでたぬきそば480円も納得のクオリティ。麺はちゃんとした蕎麦だし、出汁は上品だしワカメとカマボコとネギまで入ってるし。

「きちんとしたたぬきそば」が480円で食べられるのは安い。素晴らしい味だった。また行こう。

で、その後は上野駅に戻ってここから青春18きっぷ旅のスタート。まずは上野東京ラインに乗って熱海まで。

この電車の中で私はとても恥ずかしい振る舞いをしてしまったので、未だに後悔している。

電車が横浜を過ぎたあたりで車内は随分と空いてきて、私も無事に座席を確保出来た。
少し本でも読もうかなと思ってページをめくっていたのだけれど、すぐに眠くなってきてうとうとと眠りこけてしまった。

なのだが、すぐ横にいた家族連れの娘さんが数分に一回叫び声のような大声を上げるので、その度に私は目を覚ました。

眠りを邪魔されて少々不愉快だったのだが、家族連れの父親の手を見てみたらそこには伊豆の旅行本があった。
これから夏休みの家族旅行なんだろうな。それで一家みんなテンションが上がりまくっているんだ。良いじゃないか。娘さんの奇声ぐらい大目に見よう。

そう思ったはずだったのだが。

何回目かの眠りをその娘さんの奇声で起こされてしまった時に、私はついつい軽く舌打ちをしてしまった。ほとんど反射的に。

それが隣の家族にも聞こえてしまったようで、母親は娘に「ちょっと大きい声出さないで!静かにして!」と怒り始めてしまった。

ああ…私が舌打ちをしたせいで…

みんなで計画して楽しみにしていた夏休みの家族旅行。私のようなゴミカスの心無い舌打ちでその出鼻を挫かれるとは。

本当に自らを恥ずかしく感じ、「くっそー…やっちまったなー…」と思っていた。私の舌打ち以降、家族は声をひそめて話すようになってしまった。完全に私が悪者である。

申し訳なさにまみれていたたまれなくなったので、私は荷物をまとめてその車輌を離れた。

私みたいなクソが生きているせいで彼らのささやかな幸福を傷付けた。やはり私には生きている価値は微塵も無いなと再確認した。

その後悔は熱海で電車を乗り換えた後もしばらく続いた。

傷ついた私の心をふっと癒したのは、静岡駅で乗り込んできた盲導犬だった。
目の不自由なご主人に連れられて電車内に入ってきた彼(彼女?)は、ご主人を座席へ案内し着席したのを見届けると、そのご主人の膝の下に丸まって座った。

ふわあああああ!!!!!!かわいいいいいいい!!!!!!!!お利口さんんんん!!!!!!

彼(彼女)のその姿を見ていた車内の誰もが萌え死にそうになっていた。

なんであんなにかわいくて、なんであんなにお利口さんなんだ。

その後もご主人の膝の下で丸まってすやすや眠るその「萌え王」を何度もチラ見してはキュン死にしそうになった。

あの「萌え王」は間違いなく私の5000倍ぐらい生きている価値がある。すごい。


電車は先ほど浜松を過ぎた。

最近のスマホの乗り換え案内アプリは非常に便利で、青春18きっぷ旅に特化した案内も可能だ。

その乗り換え案内によると、浜松での乗り換え待ち時間が12分、豊橋での乗り換え待ち時間は3分だった。いつも昼食は豊橋の「壺屋」できしめんを食べるのだが、今回はどうやら無理らしい。

浜松と豊橋を過ぎればあとは停車駅は大垣と米原のみ。ここには立ち食いそば屋が無い上に乗り換えの待ち時間もタイトだ。ということは、昼食のラストチャンスは浜松だということになった。

浜松はホームを降りてすぐにとある立ち食いそば屋があるのだが、私はここで二回ハズしている。
最初は山菜そば、次は天ぷらそば。
どちらもあまり私の好みではなかったのだ。

しかし今日はスケジュール上、浜松で昼食を摂らなければあとはひたすら電車に乗りっぱなしだ。三度目の正直という言葉もあるぐらいだし、ということでチャレンジしてきた。

今回は月見そば440円。

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むー…今回もハズした…

なんだろう、つゆが妙に甘いのが苦手なのかもしれない。薄く削ったかつお節が入ってたりするのはものすごくポイント高いんだけど。

仕方ない。切り替えよう。次だ次。

電車はもうすぐ豊橋に着く。

私は大好きな「壺屋」を横目にダッシュで乗り換えをする。

仕方がない、これが青春18きっぷ旅なのだ。

さて、これから大垣〜米原〜京都。後半戦です。


今日の演奏動画。

Irving Berlinの作曲した『Alexander's Ragtime Band』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月25日 (火)

最も重要な旅支度はテーピング

今日は朝から絶対に接骨院に行かなくてはならなかった。

明日からの京都ツアーでは演奏仕事が続く。そこに向けて現在の骨が折れて腱が切れて靭帯が傷ついている私の指を、タフな演奏にも耐えうるようにばっちりテーピングをしておきましょうという提案が数日前に院長よりあった。

ということで今日は朝のトレーニングもすっぽかして9時には接骨院に行った。もちろん「すぎむら接骨院」である。

院長が特殊な絆創膏と伸縮テープと普通のテーピングをミックスして施してくれたテーピングがこれだ。

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バッチリ of バッチリである。これでどんな演奏も可能だ。もちろん私の本来の技術で可能な範囲の演奏ならば、だ。これだけばっちりテーピングをしたからといっていきなり上原ひろみ氏のように弾けと言われても無理である。私はあんな風には元々弾けないのだから。

ということで最も重要な旅支度であるテーピングを無事に完遂。すぎむら接骨院にはいつも感謝。みんな怪我したらすぎむら接骨院に行くように。

明日からは京都ツアー。朝の6時に家を出て、鈍行列車をひたすら10時間乗り継いだら京都に着く。

演奏予定は以下。

7月26日(水) 京都西院 さうりる
050-3749-3566
http://sahouril.com/
vocal:西池のり子 bass:矢野克宏 piano:福島剛
19:30~start music charge:2000円

7月27日(木) 京都三条 Sesamo
075-251-0858
http://sesamo.okoshi-yasu.net/
「Sesamo open jam session」
vocal:市川芳枝 bass:矢野克宏 drums:大江秀明 piano:福島剛
20:00~start music charge:1500円


7月28日(金) 京都先斗町 Stardust Club
075-221-2505
http://stardustclub.jimdo.com/
vocal:市川芳枝 bass:村田博志 piano:福島剛
20:00~start music charge:2500円


気合い入れて弾いてきます!


今日の演奏動画。

Victor Herbertの作曲した『Indian Summer』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月24日 (月)

原宿「昭和軒」で生まれて初めてAUペイを使う

今日は朝からずっとレッスンの一日だった。

トレーニングも練習も全くせずにひたすら働くなんていう一日に「ヤバい、今日は何も積み重ねていない…」などと不安になるあたり、完全に頭がおかしなことになっている自覚がある。働くのは良いことなんだよ!それ以外の時間で積み重ねれば良いんだよ!と自分に言い聞かせはするが、私の頭の中では完全に「練習>労働」の図式になってしまっている。全てコロナ禍のせいだな。あの時期に生活が一変してしまったんだ。全てコロナ禍が悪い。


今日は朝からずっと千駄ヶ谷でレッスン仕事をしていたのだけれど、昼に一時間だけ休憩があった時にちょっとどこかで昼飯でも食べようと、今日はたまたま原宿方面に歩いて行った。

私は原宿と言う街自体があまり好きではないのであまり好き好んで近づきはしないのだけれど、今日は何となくそっちに向けて足を進めた。


原宿通り(竹下通りではない)に「昭和軒」という中華料理屋があったのでそこに入ってみた。若者でごった返す街には不釣り合いなレトロな雰囲気の店構えに心魅かれた。

街の中華料理屋らしく様々なメニューが壁に貼りだされていたが、「本日の定食」という日替わり定食があって、
・野菜炒めラーメン
・ミニチャーハン
・おしんこ
で800円とあった。

これにしよう、と思って注文。

待っている間に「そういえば財布の中にお金が入っていたっけかな」と思って財布をチェックしたら、300円しか入っていなかった。

ぎゃー!やばい!これでは食い逃げになってしまう!と焦ったのだが、そういえばSuicaの中にいくらかチャージされていたはずだと思って店員さんに「すみません、Suica使えますか?」と恐る恐る聞いてみたが「ごめんなさい、ウチSuica使えないんですよー」とのこと。そりゃ「昭和軒」だもんな、昭和時代にはSuicaなんてなかったしな、いよいよやばいな、どうしよう、と思案していたら「あ、でもAUペイ使えますよ」と教えてくれた。「昭和軒」なのに!AUペイが使えるなんて!

そういえば私のスマホのAUペイには数千円入っていることを以前に携帯電話屋さんが教えてくれたことがあったのを思い出した。

ただし私は知能が低すぎるのでそういった電子決済の機能を使いこなせないのでAUペイはスマホ内に塩漬けにしていたのだが、このギリギリのピンチで初めてAUペイを使ってみることにした。

アプリを開いてみたら確かに5200円入っていた。何で入ってたのかよくわからないけれど、とにかく入っていたのだ。

「助かった…これで食い逃げにならない…」と安堵していたところに”本日の定食”がやってきた。

これだ。

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もうね、めちゃくちゃ美味かった。

そんなに飾り気のない「The 中華そば」の上にたっぷりの野菜炒めが乗っていて、野菜炒めには肉も少し入っていて。

チャーハンも味が濃すぎず薄すぎず。量もちょうどいい。

それからおしんこってのが良いじゃないか。たくあんとキュウリのお漬物。これってどのタイミングで食べるかいつも迷うんだよな。結局チャーハンを食べてる間に挟んで「チャーハン→おしんこ→チャーハン」にしたけど。だってラーメンとは合わないじゃん。


そんなことを考えながら完食。大満足。最高だった。


で、お支払いの時のAUペイ。初めてAUペイで支払いをした。なんかQRコードみたいのを読み込むのね。最初「えっと…QRコードを読み取るカメラは…」なんてやっていたら店員さんに「そのアプリの画面から読み取りカメラ起動しますよ」と教えてもらいながらやった。「すみません…初めて使うんで慣れてなくて…」と平謝りしつつ。だって私も昭和の生まれだもの。

千駄ヶ谷近辺での昼飯スポットはなかなかお気に入りが見つからなくて難儀していたのだが、原宿「昭和軒」はめちゃくちゃ良い。今後も間違いなく再訪する。

それと、私はもうAUペイが使える人間になったので、ランクが一つ上がった。

ちなみにチャージの仕方はまだわからない。

今日の演奏動画。

Louis Armstrongの作曲した『Old Man Mose』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月23日 (日)

【君たちはどう生きるか】感想第二弾〜我々はカタルシス中毒なのでは?

昨日、宮崎駿監督の最新映画【君たちはどう生きるか】の感想を少し書いたが、その続き。

我が家では引き続き嫁氏と「あの映画はどういうことだったのか」という感想戦が続いている。

嫁氏は「自分にはこの映画はハマらなかった」とは言いつつもネットで様々な感想サイトを調べて読んでいるようだ。

まずこのことがすごい、と思っている。

我が家で未だに検討が続くこと、そして他の人がどう捉えたのかを知りたくなるということ。

これらはつまり「語りたくなる映画」であることは確かだという証明である。

そう考えると私がこの作品をほとんど反射的かつ本能的に絶賛したのも自分で納得がいく。私は「鑑賞後に語りたくなるような作品」が好きなのだ。

映画でも文学でも、そして音楽でも。


我が家での会話の中でこんなものがあった。

例えばサッカーのワールドカップや野球のWBC。こういう大会において日本代表を応援したくなる気持ちは私にもある程度理解できる。実際私も日本代表を応援する。
しかし、日本代表が勝つからこそ面白い訳では決してない。先のWBCでは日本代表が優勝することが出来たが、「日本代表が優勝した」という事実と「WBCが面白かった」という感想の間には因果関係はない。少なくとも私の中にはない。日本代表が優勝してもしなくても、その熱戦を観られたことこそが面白かったのであって、結果は二の次だ。

選手当人たちの気持ちは別だ。彼らは勝つためにやっている。しかし我々観客は取り分けてそこ(勝利)に向けた努力をしてきたわけでもない。唯一の出来ることは見守ることのみであり、勝った負けたという結果に一喜一憂して良いのは原則としては選手たちのみなのだ。

にも関わらずに日本代表の勝敗に一喜一憂してしまうというこのことが何を示しているかと言うと、我々観客の中に何か「スカッとしたい」というようなカタルシスを求めるスケベ根性があるということだ。

日本代表に自分を投影して、何の努力もせずに勝利の爽快感を得たい。そのようなカタルシスを求める心が、或いは映画鑑賞においても働いていやしないかということが我が家で話題にのぼった。


【君たちはどう生きるか】は、鑑賞後の爽快感ははっきり言って全くない。カタルシスはほぼ得られない。私は得られなかった。

複雑なストーリーと数々のメタファー。そして宮崎駿監督の脳内映像の垂れ流しという解釈さえも可能な衝撃的なカットの連続。

おそらくは「これは自己満足では?」という批判が噴出することさえも想定内の確信犯である。

そして私たちに「これは一体何だったのだ?」と語らせたくなるような、そんな魅力を持った作品だ。

なので、観終わった後に「あー面白かった!楽しかった!」で完結してしまう作品ではなく、「あれはどういう意味だったんだろう。作中では何が語られていたのだろう」というようにむしろ”鑑賞後“を楽しむ作品なのかも知れない。

事実、我が家は鑑賞後二日が経った今でもこの作品の話題がホットだ。

なのでもしもこの作品を観た方がいたら是非私とこの作品に関して議論をしてもらいたい。「とても良かった」という人だけでなく、「この映画は全然合わなかった」という人とも議論をしてみたい。

そしてもう一つわかったことは、私は音楽においても「あれは何だったんだ?」と鑑賞後に語りたくなるような演奏をどこかで求めているということだ。


今日の演奏動画。

Joyce Moreno (Joyce)の作曲した『Essa Mulher』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月22日 (土)

【君たちはどう生きるか】を観てきた(ネタバレは無し)

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昨日のブログでも書いていた通り、金曜ロードショーの【もののけ姫】鑑賞をサボって、宮崎駿監督の最新作【君たちはどう生きるか】を観てきた。

最初に言っておくと、私は大変興味深く観た。

なので、終幕後に映画館にも関わらず観客が拍手喝采のスタンディングオベーションなんていうことがありえるやもと一瞬思ったのだが、全然そんなことはなかった。多くの観客が「なんだこれ?」という狐につままれたような顔をしていたし、一緒に観に行った嫁氏は「なげーわ」と吐き捨てるように言った。絶賛の私と酷評の嫁氏という構図になった。

確かに観ながら「あーこりゃあ確かに賛否両論あるだろうなー」と思っていた。それでも私は「おおっ!マジかよ!そうくる!?おー!やるねえ!」と夢中になって観た。

これは”難しい作品を理解できたおれスゴイ”という自慢では全くなくて、クサヤの干物を「めちゃんこ美味い」と食べられる人と「臭くて食えたもんじゃない」という人に分かれるように、”私にはたまたまハマった”というだけの話なのだ。ちなみに私はクサヤの干物も大好きだ。食べられない人の気持ちもそれはそれでよくわかるけれど。


極力ネタバレを避ける形で本作に言及すると、私の印象としては「宮崎駿のやりたい放題」だった。

自分が描きたいと思うストーリーと自分が描きたいと思うカットをこれでもかこれでもかと描き続けた作品である。

そして「これは絶対にアニメーションでないと描き切れない世界だ」とも思った。活字でもダメだし、実写でもダメ。アニメーションでなくてはならない作品だ。

そういったカットの連続を観続けながら、私は宮崎駿の強烈な矜持と自負を感じた。アニメーションという文化が描けるものの可能性はここまであるのだという矜持、そしてそのアニメーションに一生を捧げてきたのだという自負。そんなものをビンビンに感じた。

エンターテイメント性に欠けるかと言われれば確かにそんな気もするのだが、宮崎駿監督はこれまでに散々エンターテイメントをやってきた。そしてそれで世界中を熱狂させてきた。エンターテイメントということに関して言えば間違いなく世界でもトップクラスのアニメーション監督である。この作品がこれまでの彼の作品に比べてエンターテイメント性に欠けるという批判があることなど百も承知だろう。

とすれば、これが「現在の宮崎駿監督の考えるエンターテイメントの極致」なのである。

作中に登場する様々な暗喩に思いを広げながら観るというのもとても楽しい体験だった。「これは何の暗喩だ?」と考えながら観るのは、少々頭は疲れるけれどとてもワクワクする体験だった。

私は文句なしに「とても素晴らしい作品だった。もう一度観たい」と思っている。

この作品を観た人とこの作品の話をしたいな、とも思う。それは絶賛ばかりの意見でなくても。

「この作品について語りたい」と思うような作品って、そんなにたくさん私は知らない。


今日の演奏動画。

Lillian BowlesとWinifred Hoyleの作曲した『I'm Working On The Building』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月21日 (金)

金曜ロードショー【もののけ姫】について

映画【もののけ姫】はとても思い出深い映画の一つだ。

【風の谷のナウシカ】以降、宮崎駿監督は割とわかりやすい(そしてものすごく質の高い)冒険活劇やファンタジーを我々ファンに提示してくれた。

【天空の城ラピュタ】、【となりのトトロ】、【魔女の宅急便】、【紅の豚】等々。

我々ファンはそれら全ての作品に逐一熱狂しながら最大限の賛辞を送り続けてきた。

上に挙げきれなかった作品を含めて、全ての作品に強い思い入れがあり、そしてそれを作り上げてくれたスタッフ達に畏敬の念を持っている。本当に全部好きだ。


【もののけ姫】を初めて映画館で見た時、衝撃的だった。

宮崎駿の本気がこれか…と戦慄した。

骨太で重厚な物語。圧倒的なアニメーション。演じる役者達の迫力。

全てに度肝を抜かれた。

それは宮崎駿が【風の谷のナウシカ】以来封印してきたかもしれない圧倒的な「宮崎駿」だった。

なのでこれまでにも何回も見返している。

私が一番好きなキャラクターは「エボシ御前」だ。演じるのは我らの田中裕子。
清濁併せ呑む覚悟と矜持を持った強い女性である。演じているのは田中裕子だ。
「誰もが平等に平和に暮らせる場所を作る」という自らの理想と、それゆえに山を切り開き水を汚すことにもなるという弊害に思い悩みながらも強く美しく生きる女性だ。しつこいようだが演じているのは田中裕子である。

他にも魅力的なキャラクターは枚挙に暇がない。サンもアシタカもシシ神も乙事主もジコ坊もゴンザもみんな素敵だ。

間違いなく後世に語り継がれる、いや、語り継がれることを熱望する名作である。私の価値観の何%かはこの【もののけ姫】と【風の谷のナウシカ】で出来上がっている。それぐらい影響を受けた作品の一つだ。

今日はその【もののけ姫】がテレビで放映する。金曜ロードショーである。

非常に楽しみにしていて「是非見よう!」と思っていたのだが、今日は私は【もののけ姫】を見られない。その時間に予定を入れてしまったからだ。

【もののけ姫】よりも優先してしまったその予定とは、宮崎駿監督の最新作【君たちはどう生きるか】を映画館に見に行くことである。

早く見たくて仕方なかったのだが、やっと都合がつけられたのが今日だったのだ。

賛否両論の感想が聞こえてくるこの作品、私はものすごく期待している。果たして私にはどのように映るのだろうか。

ということで今日は愛する【もののけ姫】を見られないのだが、その愛の深さを演奏で表現してみた。

【もののけ姫】を愛する方には是非聴いて頂きたい。

今日の演奏動画。

映画【もののけ姫】より、久石譲の作曲した『アシタカせっ記』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月20日 (木)

自転車問題の終焉

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朝イチの階段ダッシュ。昨日、ちょっと久しぶりに階段ダッシュに行けたのだけれど、24本を目標にしていたのに21本目で「ダメだ、無理、死ぬ」とギブアップしてしまった。

無理のし過ぎも良くないなと思いつつもなんだか自分に負けたようで悔しさが残っていたのだけれど、今日は無事24本を完走。やっぱり最後の3本がめちゃくちゃキツイ。それでも何とか自分に打ち勝った。やっぱり常に最大の敵は自分なんだよなと再確認した。

明日以降も行ける時には土手に階段ダッシュをしに行こう。

朝のトレーニングの後は、今日はずっと抱えていたトラブルを一つ解決してきた。

自転車のトラブルである。

普段乗っていた自転車が経年劣化によってあちこちに故障個所が出ていた。その都度細かく直したりしながら騙し騙し乗っていたのだけれど、その故障があちこちに拡大してしまったのでいよいよにっちもさっちもいかない状況になってきた。つい最近の状態だと、後輪の軸がブレまくって車輪がブレーキに当たり、常にがっちりとブレーキを握ったまんま走っているような状態だった。なのでスポーツタイプの自転車だったにも関わらず、普通のママチャリよりも遅かった。多分幼稚園児が漕ぐ三輪車よりも遅い。

それ以外にも前輪のタイヤの溝が無くなっているとか、サドルが割れているとか、ギヤチェンジがガタガタいうとか、本当に故障個所を数え上げればキリがなかった。

ということで数日前から自転車屋を数件回って対応策を考えていた。

新しいのを買う、というのが有力な選択肢の一つだったのだが、自転車がとにかく高かった。6~7万円なんてザラで、もちろんそれ以上もたくさんあった。そんな金はどこにもない。

まいったなあと思いながら立ち寄った近所の自転車屋で、現品のみの特価品でスポーツタイプの自転車が30000円で売っていた。

ギリギリ予算の範囲内だなと思ったが、それでも30000円の出費は相当痛いなあと思いながらどうしようか思い悩んでいた。


思い悩んだ結果、今日、満身創痍のズタボロの自転車を亀ほどのスピードで漕ぎながら件の自転車屋に行ってみた。

私の選択肢は既に二つだった。

・多少お金がかかるのは覚悟の上で、現状の満身創痍の自転車をタイヤもサドルも全て取り替えてフルに直す。
・現品限りの特価品の自転車を30000円で購入する。

この二つだった。

それを店主に相談してみたところ、店主の見解はこうだった。

「フルに直すとおそらく25000円ぐらいかかる。それで直せなくもない。しかし新車の購入を勧めたい。なぜならば、古い自転車を修理しても他のパーツも劣化しているのでこれから色んな故障個所が出てくることが予測される。ウチ(自転車屋)としては、新車を買ってもらうよりも修理をしてもらう方が手間賃などで儲かることは儲かる。新車購入は別にそんなに利益があるわけではない。なのだがお客さんの自転車ライフの満足感を考えると、圧倒的に新車購入に分がある。故障した自転車にどうしてもという思い入れがあるのならば何とか直してみるが、そうでなければ新車購入を勧めたい」

要約するとこういうことだった。

非常に明快な論理であり、なおかつ店主のその真摯な姿勢に心を打たれたので私は新車購入を決断した。

ということでやってきた新車がコチラだ。


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そんなに高級品ではないのだが、まだ新しいのでイタズラや盗難に遭わないかが心配だ。

ひとまずはこれでずっと心の中に引っかかっていた「自転車トラブル」は解決した。


ここで使ってしまった30000円だけでもウーバーイーツとかのバイトして稼ごうかな、なんてちょこっと考えている。


とりあえず、ようこそ新車、お疲れ様旧車。

今日の演奏動画。

Antonio Carlos Jobimの作曲した『Chansong』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月19日 (水)

【2023夏のフクシマ特売セール】詳細

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今日買ってきた。我らの「青春18きっぷ」である。

来週からの京都行きではもちろんこれを使う。いつもは東京~熱海~沼津~浜松~豊橋~大垣~米原~京都といういわゆる「東海道本線ルート」で往復するのだが、今回は行きか帰りのどちらかは新宿~高尾~大月~甲府~塩尻~中津川~名古屋~大垣~米原~京都の「中央本線ルート」にチャレンジしてみようかなと思っている。東海道本線ルートに比べると三時間近く余計に時間がかかるのがネックだが、山間部の景色を眺めながらの電車旅はそれなりにオツなものなのではと期待している。さて、どうなることやら。

それに付随して、以前こんな記事を書いたのだが。

自分の特売セール

青春18きっぷの使用期間内であれば10000円ポッキリで日本全国どこでも行って仕事しますよということを思いついてひとまず告知していたのだが、これの詳細を明らかにしていきたい。


ということで以下詳細。


【2023夏のフクシマ特売セール】

期間:2023年7月20日(木)~9月10日(日)(青春18きっぷ使用期間内に準ずる)
料金:10000円(税込)
内容:音楽家としての福島剛を数時間好きに使えます。日本全国どこでも行きます。料金の10000円の中に交通費・宿泊費・ギャランティ・滞在費など全て含みます。但し貸しスタジオ代などはご依頼主様の方で別途ご負担ください。

使用例1:レッスン
約2時間です。貸しスタジオ代はご依頼主様でご負担ください。ジャズピアノレッスンの場合にはピアノだけでなくエレキベースの使用できる環境をご用意ください。ボーカルや管楽器などのレッスンの場合にはピアノのみ使用できる環境で大丈夫です。レッスン内容につきましては事前にメール等にて相談させてください。

使用例2:ライブ(ソロピアノ)
約45分1ステージ×2セットを基準にお考え下さい。私が好きに弾いて良い場合は事前の打ち合わせなどは必要ございませんが、何かしらのリクエストなどがある場合には事前に譜面をご準備の上メール等でご送付ください。必ずピアノ(電子ピアノでも可)のある会場をご準備ください。会場代はご依頼主様でご負担ください。

使用例3:ライブ(バンド)
ご自身たちのバンドに私がピアニストとして入るパターンです。事前に譜面や音源などのやり取りがある前提で「リハーサル1時間+本番2時間」に収まるようにしてください。ソロピアノの場合と同様にピアノのある会場をご準備の上、会場代はご依頼主様でご負担ください。

使用例4:セッションホスト
ジャムセッションのホストを承ります。「リハーサル無し+本番3時間以内」に収まるようにしてください。ピアノのある会場をご準備の上、会場代はご依頼主様でご負担ください。

使用例5:BGM
パーティーなどに生演奏のBGMを添えます。ピアノのある会場であればどこでも結構です。


その他:ご相談承ります。

現在可能な日程が
7月20日、29日、30日
8月1日~3日、10日~15日、17日、24日~29日、31日
9月1日、4日、5日、7日~9日、11日~19日

です。

ご興味のある方は

africanpianoアットマーク(←@に変えてください)gmail.com

までご連絡ください。

ということで試しにやってみます。やってみたかったので。

何もご依頼がなかった場合には余った青春18きっぷで勝手に旅をして帰ってきます。

今日の演奏動画。

Harry Warrenの作曲した『You Are My Everything』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月18日 (火)

プロ野球前半戦終了~カープの快進撃に思うこと

今はどうだかは知らないけれど、私が高校生の時、都立高校(公立高校)と私立高校は結構違っていて、私は都立高校に通っていたのだが、特に部活動には大きな違いがあった。

もちろん私は柔道部である。

私の通っていた高校は当時は定時制があり、17時以降は学校は定時制のものに切り替わるので17時が完全下校のタイムリミットだった。柔道部の稽古は16:50ぐらいまでに終えなくてはならなかった。なおかつ柔道場は空手部と日替わりで使用していたので週に3日しか稽古が出来なかった。

部員も、そこそこの数はいたがもちろんそんなに強い選手がいる訳でもなく、私を含めて「そんなに強くないやつら」で何とか工夫して練習していくしかなかった。例えば昼休みに弁当を食べる前に柔道場に集まってベンチプレスをみんなでやってから弁当を食べるとかそういう感じの工夫。他には練習の無い日に近所の都立高校に許可を得て単身出稽古に行くとか。あれはあれで楽しかったし、よく行ってたな。近所の江戸川高校とか小松川高校とか篠崎高校とか葛飾野高校とかの柔道部によく行かせてもらっていた。受け入れてもらえてたことにも感謝だな。

私の高校は弱小校であることは間違いなかったのだけれど、弱小校なりに色々考えながらどうしたら少しでも強くなれるかなと思ってやっていた。

結局、私の努力不足のせいもあるのだけれど、私立高校の強豪校とはどんどん差がついていって、やっぱり高校生の時にはそんなに試合で勝てなかった。仕方ないとは思いながらも結構悔しかった。

自分自身にそういう経緯があるので、高校生のスポーツを観る時には基本的に公立高校を応援してしまう。限られた環境の中で何とか工夫してやらなきゃいけない少年少女たちを「頑張れ!」という気持ちで見てしまう。一種の判官贔屓だ。たまに公立高校が快進撃をカマしていると「おお!すげえ!」と嬉しくなる。それは色々と制限のある中で少年少女たちが色んな工夫をしながら努力を重ねた結果だ。

なのできっと今後も公立高校を応援する。なかなか勝てないけどね。

ちょっと話は変わるけど、プロ野球のセ・リーグ。昨日で前半戦が終わった。

私が応援している広島カープは、奇跡的に2位で前半戦を折り返した。首位の阪神タイガースにたった1ゲーム差の2位である。これはマジで優勝も非現実的な話ではない。

この現在のカープを見る度に「都立高校っぽいなあ」とどこかで思ってしまう。

現在のカープ、贔屓目を抜きにしてフラットに見ても「全然強くない」のだ。

もちろん素晴らしい選手はたくさんいる。みんな頑張って一生懸命やっている。けれど、他所に比べると今のカープは明らかに「弱小校」なのだ。あくまでも他球団と比べればという話だが、突出したすごい選手がたくさんいるわけでもない。その戦力がみんなで知恵を出し合って力を合わせて何とかやっている。

この姿を見るにつけ「なんか公立高校っぽいなー」と思ってしまうのだ。

勝ってくれた時にはとても嬉しいのだけれど、正直なんで勝てているのかがわからない。だって相手チームは常に格上の強いチームなのだ。カープは現在12球団中一番弱い可能性もあるのだが、それでも何とか戦っているし、なんなら首位を窺っている。奇跡的だ。シーズンが始まる前にはほとんどの野球評論家たちがカープの最下位を予想していたのに。

この要因は何かと考えると、やはり最大の要因は「新井さん」なのかなという気もする。

私は、今年のプロ野球が始まる時に「大好きな新井さんが監督をやるので、全敗でも構わない。新井さんと共にシーズンを過ごせるのならば全てを受け入れる」と思っていた。

そのような新井さんを愛する気持ちは、自分なりには相当強いものだと思っていたのだが、あるいは選手たちの「新井さん愛」はその数十倍にも及ぶのかも知れない。


選手がミスをしても絶対に責めない新井さん。
選手がヒットを打つとベンチで誰よりもはしゃぐ新井さん。
選手にデットボールをぶつけられて選手が怪我をしそうになったら珍しくブチギレる新井さん。


カープ愛を全身から迸らせる新井さんに、選手たちは触発されているのかもしれない。


ひょっとしたら野手陣のリーダー格である菊池涼介選手あたりがみんなに言ったのかもしれない。「おれたちの手で新井さんを男にしようぜ」って。そういうことがあってチームが今とても良い方向へ進んでいる。

勝っても負けても選手たちが溌剌と野球を楽しんでいる雰囲気が非常に素敵だ。

オールスターゲームを挟んでシーズンの後半戦が始まる。

弱小チーム(もはや全然弱小じゃないけど)の快進撃に期待だ!

とここまで書いてブログ更新としようとしたところで新井さんのインタビュー記事を目にした。

その記事がコチラ

新井さんはどこまでもチームメイトを信じている。

こりゃあまさかの大波乱あるな。

新井さんはそれを「大波乱」だとはちっとも思っていない。

今年のカープは本当に素敵だ。

今日の演奏動画。

Traditionalの『I Am Willing To Run All The Way』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月17日 (月)

立川に向かう電車の中から

7月も半ばを過ぎてきた今日。今年の頭に「よっしゃ今年は久しぶりにブログ書こう。ちゃんと毎日やろう」と決めてから半年以上が経つが、今のところ継続できている。

最初の頃は忙しい時の為に何本か「書き貯め」としてストックしておいてそれを消費するようなやり方もしていたけれど、今はもうしていない。書く習慣が割ときちんとしてきたのでそこまでする必要がなくなってきた。

ここまでに一回だけブログ更新継続終了のピンチがあって、それは立川でボーカルの高原かなさんとのライブがあった日。

高原さんとのライブが終わったあとには様々な感情が自分の中に去来するので、そういった心の機微のあれこれを帰りの電車の中で綴ろうと思っていた。

予定通り帰りの電車の中で書いていたのだが、帰りは常にまあまあ酔っ払っているので、手が滑ってスマホを誤操作してしまい一生懸命書いた文章が消えてしまった。もう一回書き直したのだけれど、それも再び誤操作で消してしまった。

一生懸命書いたのにガッデムファッキン!と思ってその日は「一生懸命書いたのに消えたわクソが!」というブログを投稿した。そういう文章ならば投稿せずとも良かったのではと思ったが、毎日更新することこそが大切なのでそういう書き殴りを更新した。

その時に得た教訓は、「酔っ払っているときの自分を一切信用してはならない」ということである。酔っ払っている時には何も出来ない。

なので今日もその唯一のピンチだった日と同じく立川で高原かなさんとのライブの日なのだが、このブログは行きの電車の中から書かれている。帰りはどうせ酔っ払っているし、その状態ではブログは書けないから。

酔っ払った時の自分を信用してはならないのは本当で、私は生来ポンコツなのに酔っ払うと更にポンコツになる。ポンコツ界のスーパーエリート、クズの中のクズになる。

とはいえ酔っ払って攻撃的になることほあんまりない。無くは無いけれど、そういう時は大抵嫌いな人と飲んでいるので、そういう機会をなるべく作らないようにしている。あ、でもあるかなー。「てめーやんのかコラ」ってここ一年以内に言った記憶あるわ。やんないけど。

私の酔っ払いのパターンとして多いのは、一緒に飲んでいる仲間に「大好き!」と言いまくってしまうパターンだ。基本的に好きな人としか飲まないのだが、酒が進むと感情のリミッターがはずれて一緒に飲んでいる仲間への愛を高らかに叫んでしまう。しかも私は酔っ払うと理屈っぽくなる傾向があるので「これこれこういう事実と理由に基づいてあなた(あなた方)を深く愛している」と言う。ウザさMAXだ。

昨日は道場の仲間と飲んでいたのだが、後半戦の記憶はほとんどない。

世界の中心で愛を叫んでいたのだろうか。

恥ずかしくて怖いから決して聞きたくない。

人は愚かな生き物である。


今日の演奏動画。

Charlie Parkerの作曲した『Buzzy』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月16日 (日)

魚料理レシピ(写真はない!)

今日は朝からずっとお料理。こないだ釣ってきた魚を。今日は道場の暑気払いがあるのでおつまみに持って行くんだい。

とりあえず今日は本日の魚料理のレシピだけ書いとく。

写真はない!

【お刺身三種盛り】
アジ∶飾り包丁入れて3cm程度の長さに切る
イサキ∶皮をつけたまま上から熱湯をかけてすぐに氷水へ。その後2cm程度の長さに切る
カサゴ∶かなり弾力があるので極限まで薄く切る


【ゴマアジ】
酒と醤油と水を1∶1∶1で混ぜて煮切る。そこにアジの薄切りを入れて一時間漬ける。一時間経ったら取り出して漬け汁をキッチンペーパーで拭き取って、千切りにした大葉とゴマと和える。

【イサキのなめろう】
粗みじんに切ったイサキの切り身とみじん切りにした白ネギと味噌を合わせる。決して叩かない。最後にゴマ油と塩で味を整える。

【イサキの白子ポン酢】
イサキの白子を熱湯に10秒くぐらせる。その後ポン酢に漬け込んで冷蔵庫で冷やす。食べる時に青ネギともみじおろしを添える。

【イサキのユッケ】
イサキの身は細切りに。コチュジャン、豆板醤、ゴマ油、酢を合わせた漬けダレと混ぜる。食べる時に卵黄をかける。


以上だい!


昨日も言ったけど、明日7月17日はライブ。

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7月17日(月祝) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
14:00~start music charge:2600円

来るべし!


今日の演奏動画。

Jule Styneの作曲した『I Fall In Love Too Easily』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月15日 (土)

たけしのお魚道場~明後日ライブの告知

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昨日は久しぶりに釣りに行っていた。

写真は朝4時過ぎの千葉勝山漁港。

一緒に行ったのは初めて一緒に行く柔道部仲間の木村先生と、いつも一緒に行く大学時代の先輩の高瀬さんと。

比較的近所に住む木村先生に車で連れて行ってもらって、比較的近所に住んでいない高瀬さんとは現地集合して。

木村先生に車で我が家に迎えに来てもらったのはなんと深夜の2時。早朝ですらない。完全にそれは「深夜」だ。

釣りの方は、恐ろしいほどの爆釣!にはほど遠かったけれど、そこそこの釣果。

珍しいゲストがこちらのお方。

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謎の巨大カサゴ。

これカサゴで合ってるのかな?

多分カサゴだと思うのだけれど、あまりに大きすぎて何だかわからなかった。

こういうよくわからない魚が釣れた時用に「リンネレンズ」というアプリをスマホに入れているのだけれど、そのアプリの判定でもカサゴだった。ということで暫定的にこいつはカサゴということにしておく。

帰宅してから実家で母親に手伝ってもらいつつ全ての魚の下処理を。ひたすらに魚をさばいて、サク状態になった魚を母親にキッチンペーパーとラップで巻いてもらってということを続けること4時間。全部終わった時には19時過ぎだった。恐ろしいほど爆釣してたら21時までかかってたな、これ。

そこから自宅に帰って風呂に入ってからちょびっとだけ晩酌して寝ようと思っていたのだけれど、帰って一旦横になった瞬間にすさまじい睡魔が襲ってきて「寝ちゃダメだ!寝ちゃダメだ!」と碇シンジくんよろしく葛藤していたのだけれど、あっさり寝落ち。起きたら朝の8時だった。12時間睡眠なんて久しぶりだったけれどそれぐらい疲れていた。

せっかく朝の8時に起きられたのだから今週の朝ドラの総集編を見てから動き出そうと思っていたのに、見終わった瞬間にまたもや寝落ち。どんだけ眠いんだと思った。

昼に起きてきて少しだけ晩酌(言葉の意味がおかしいな)をした。

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サバの塩焼きとイサキの白子ポン酢。昼から酒を飲むのは好きではないので、ノンアルコールビールで。

どちらもめちゃんこ美味かった。

レシピとしては

【サバの塩焼き】
・塩を振る
・グリルで焼く

【イサキの白子ポン酢】
・日本酒に漬けて臭みを取っておいたイサキの白子を熱湯に5~10秒ほどくぐらせる
・ポン酢をかける
・冷蔵庫でしばらく冷やす

というこれだけ。ズボラ料理。

サバの塩焼きは脂も乗っていて安定感のある美味さ。これは誰でも好きな味でしょうと思う反面、イサキの白子ポン酢は非常に美味いのだけれど、ちょっと好みが別れるかもしれない、と思った。好きな人は好きだろうけれど苦手な人もいるかもな、という印象。ここに青ネギを多めに散らしてから大根おろしポン酢もしくはもみじおろしポン酢をかけると万人受けする味になるかもしれない。明日やってみよう。


そういえば、明後日7月17日は久しぶりにライブだ。

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7月17日(月祝) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
14:00~start music charge:2600円

ボーカルの高原かなさんと二人で立川Jesse Jamesにて。

音楽でメシを食い始めた若い頃は「優れたミュージシャンになって色んな演奏現場からお呼びがかかるようになって毎日演奏するぞ!」なんて思っていた時もあったのだけれど、今の私は全然そうなっていない。けれど毎日練習して「この人とライブがしたい!」という人とはたまにライブが出来ている。これはこれで良いし、なぜ私は若い頃に自分が優れたミュージシャンになれると思っていたのかと思うとちょっと恥ずかしい。なれるわけねーだろ。

他人に迷惑をかけつつも全力で好き勝手に生きて全力で好きなことをやる、という覚悟がまだその時には定まっていなかったのかもしれないな。

ということでもはや滅多にライブをしない私がやっているライブは全て「この人と一緒に音楽を奏でたい!」と熱望する人とのライブです。明後日はもちろんそういったものの具現化の最たるものの一つです。

くるべし!

明日もしつこく告知しよっと。

今日の演奏動画。

Sam Theardの作曲した『(I'll Be Glad When You're Dead) You Rascal You』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月14日 (金)

金曜ロードショーの「ジブリ砲」には逐一反応していくことにした

毎日更新しているYouTubeの演奏動画は、基本的に全て自分の練習の為にやっている。

収益化されているわけでもないし、別に誰に頼まれているわけでもない。

なので完全に好き勝手にやろうと思っているけれど、たまに人からリクエストが来たりなんかすると「えー、そんなの弾けるかなー」なんて言いつつ割とノリノリでリクエストに応えてしまう。


自分のことを良い人だなんてことは全く思わないのだけれど、私は子供のころからお調子者というかそういうところがあるので、人に喜んでもらうのは結構好きみたいだ。特にそれが自分の演奏で、となると殊の外嬉しいみたい。おめでてーな、おい。


先週、金曜ロードショーで映画【風の谷のナウシカ】がやっていてそれを観た。私はナウシカがめちゃくちゃ好きなので観終わった後にテンションが上がってしまって、その翌日に挿入曲の『風の伝説』という曲をソロピアノで弾いてYouTubeにアップした。

そうしたら複数の人から「YouTubeのナウシカ聴いたよー、良かったよー」なんて言ってもらえて「ありがとう、えへへ」となってしまった。


人から褒めてもらうためにみんなが知っている曲ばっかりやってそれで人気者にでもなったつもりか?お前はアホなのか?あくまでも自分の練習の為だろ?というツッコミをいつも自分にしているので「浮かれすぎてはいかん!」と思いつつも、やっぱり喜んでもらえたら嬉しい。

あと私はジブリのアニメ映画が全般的にめちゃくちゃ好きなのを再確認した。

ということで、今日の金曜ロードショーで放送される【コクリコ坂から】、この主題歌の『さよならの夏』も弾いちゃおう!と思って調子に乗って自分で譜面を書いてから弾いてみた。やっぱり良い曲だ。原曲の手嶌葵の声が本当に素敵。

映画を観る前でも、観終わった後でも良いのでもし興味があったら聴いてみてください。


今日の演奏動画。

映画【コクリコ坂から】より、坂田晃一の作曲した『さよならの夏』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月13日 (木)

久しぶりのザギン

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今日のレコード。

Duke Ellington And His Orchestra "At The Cotton Club"。

曲目を見た時にあんまり知らない曲が多かったので勉強の為にと思って買ったやつ。ずっと好きで聴き続けているエリントンでも知らない曲がまだまだたくさんある。一つずつ丁寧に勉強していきたい。

昨日は銀座に行ってきた。

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昔からずっと仲良くさせてもらっている関夫妻の結婚20周年のパーティーに。

ちょっと早めに銀座に着いたので、路上飲みを敢行した。

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銀座なんていう街に寄り付くことは日常的にはほとんどないしこういう機会でもないと銀座の街を歩かないので、やはりそういう時には軽く路上飲みを。路上飲みをするとその街を味わっているような気になるから。

ローソンのプライベートブランドの安いビールがそこそこ美味しかった。アルコール度数も低めの4%でイイ感じ。


パーティーは和やかでとても楽しかった。演奏コーナーがたくさんあったのだけれど私は演奏しない。人が演奏してくれているのを聴きながらビールを飲むのってとても気楽でいいなと思った。いつもは自分が演奏しなきゃいけないことがほとんどで、それはとても嬉しいことなのだけれど、ずっと客席で拍手をしているのもこれはこれで良い。

関さん夫妻、20周年おめでとう!


明日は久しぶりの釣りだ。楽しみだ。今日はまだちょっと早いけど(現在17:30)練習や仕事を切り上げて家に戻って釣りの準備をしなきゃ。

家を出るの26時(午前2時)だしね。めちゃ早い。ちょっとは寝なきゃだし。

今日の演奏動画。

Anthony Newleyの作曲した『Pure Imagination』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月12日 (水)

くそクレーマーにはなりたくない

何をやってもダメな日だった昨日からの流れは今日になっても綺麗には断ち切れなかった。

千駄ヶ谷でのレッスンに向かう道すがら、自動販売機でコーヒーを買おうと思って160円を入れたのだが、商品は出てこないしお金も返ってこなかった。

参ったなあと思ったのだけれどレッスン開始の時間も迫っていたのでとりあえずそこは諦めて別の自販機でコーヒーとお茶を買った。あまりにも暑かったから飲み物無しでレッスンには向かえなかった。背に腹は代えられなかったのだ。

レッスンが終わってから随分悩んだ。

これは自販機に書いてある連絡先に電話をした方がいいのかどうなのか、と。

もし「本当にお金入れたんですか?」と聞かれたらどうしよう…とビビっていた。

【となりのトトロ】のメイちゃんよろしく「ホントだもん!お金入れたんだもん!嘘じゃないもん!」と泣きじゃくるハメになるのだろうか…と思ったが、電話をしてみたら電話口の女性がすごく丁寧に対応してくれた。「くそクレーマー様、ホントにお金入れやがりましたか?」などとは聞かれずに、アプリ内でのドリンクチケット付与という形で返金対応させてもらうということだった。たった160円の為に手を煩わせてしまったことは大変に申し訳なかったのだが、とにかく丁寧に対応頂いたことに感謝したい。


その後小岩に戻る途中、秋葉原で途中下車して「新田毎」でタイムサービスの天ぷらそば350円を。

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「ものすごく美味い!」というわけではないのだが、天ぷらそばが350円で食べられるのは実にありがたい。とても嬉しい。


これから小岩に戻って接骨院に行ってから、夜は銀座で友人夫婦の結婚20周年パーティーに行く。

こんな時にはこの

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都区内フリーきっぷが火を吹く。大活躍する。いくら乗っても760円。ありがたい。


そういえばそろそろ青春18きっぷも買わなきゃ。

今月末は京都だ。また片道10時間の電車旅が待っている。

今日の演奏動画。

Dizzy Gillespieの作曲した『Emanon』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月11日 (火)

何をやってもダメな男

私はアホで低能なのだが、今日もそのカスっぷりを遺憾なく発揮してしまった。

数日前に生徒から「レッスンの時間動かせますか?」と聞かれて、手帳を見たら空いていたので「OK牧場です!」と返信したのに手帳に変更後のレッスンスケジュールを書くのを忘れてしまった。

書くのを忘れたまま変更したことも忘れてしまっていて、今日も朝から接骨院に行って指の治療をしていたら、生徒がその時間に来てしまった。そりゃ来るわな、だってそこに変更したんだもん。

なのでその場で接骨院の杉村先生に「ごめんなさい!仕事を忘れておりました!一旦帰ります!」と言って接骨院を出て全速力で自転車を漕いで教室に向かった。

10分遅れでスタートとなったので、その次の生徒さんにもメールして「すみません!10分遅れで来て頂けますでしょうか!」とお願いしたら大丈夫だったので、全体的に10分ディレイでのレッスン開始。本当に何をやってるんだ…


生徒さんにも平身低頭に謝りまくりながら何とかレッスン終了。

そこから接骨院に戻ることにした。治療がまだ途中だったので。

接骨院の午後の部開始の15時までは少し時間があったのでいつものように「ゆで太郎」へ。

かけそば430円と無料クーポンで温泉玉子を追加したのだが

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最初から温泉玉子の黄身が割れていた…

なおかつ卵の殻もちょっと入っていてジャリジャリした。

もちろん苦情など言おうはずもない。何せ無料クーポンによる温泉玉子なのだ。無料で温泉玉子をつけてもらっておいて黄身が割れているとか殻が入っているとか難癖をつけるようであってはならない。

これはこれでアリなのだと自分に言い聞かせた。

接骨院に戻って治療の続きをしてもらう。いつものようにとても丁寧にやってもらって感謝。

帰りに再び自転車を漕いで仕事場へ戻ろうとしたら、自転車の後輪ブレーキがガタガタになっていた。

元々かなりの不調があったのだが、朝のレッスン遅刻の時のダッシュが効いたのかもしれない。長年乗ってきた自転車だが、そろそろ寿命なんだろうか。前輪も後輪もタイヤの溝はなくなってきてるし、サドルは割れて壊れてるし。


そんな、何をやってもうまくいかない日だった。


こういう日もある。


今日の演奏動画。

Barry Harrisの作曲した『Nascimento』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月10日 (月)

意図やエゴから離れたところで弾きたいとずっと願っている

「あそこのG7というコードに対してなぜあなたはコードトーンではないE♭やD♭という音を出したのですか?」という問いがあったとして、それに対して

「トニックに繋がるドミナントコードなのでオルタードテンションとしての♭13thと#11thを弾いた」
と答えるのは”音楽理論“としてはかろうじて正解なのかもしれないが、“音楽行為”としては不正解だと思っている。

では私が何を正解と考えているかと言うと「わからない」あるいは「弾きたいから弾いた」という答えだ。

これは私が音楽という”行為“をどのように捉えているかに由来する。その行為の根本においては「自分の背景やその時の状況から自然発生的に表れた意図しないものこそが音楽の本質であり、意図的なものは音楽の本質からは遠いところにある」と私は考えている。

なので自分が行なった音楽行為に対して後から説明がつくようなものは私の考える音楽の本質とは随分遠い。自分でも「なんでそうやって弾いたのかわからない」というものが本質的なものに近い。あくまでも私の考えである。

これは「意識」と「言葉」の関係にも似ている。

意識はその中に「無意識」をも含むので、自分の意図しないところからも表出する。
それに対して「言葉」は何かしらの事象を誰かに説明するという意図が介在する。

順序としては「意識があって言葉がある」のだが、その本質はいささか異なる。

音楽の話に戻って、私は音楽という“行為”を行っている時に出来うる限り意図的でない状態を心がけている。「なぜそう弾いたのか?」と聞かれた時になるべく自分でも説明のつかないような状態、「自分でもよくわからない、そのように頭の中で音が鳴ったから」と言えるような状態が私にとって理想的な状態であり、逆に「ここはこういう風に弾こう」と考えているような状態は私にとっては全く好ましい状態ではない。

自分でも把握しきれない得体の知れない「何か」に導かれて音楽という物語に没入していきたいと思っているのだが、もちろんそんなに上手くいくはずもなくて度々「意図的に」なってしまう。そしてその度に「そういうことじゃねえんだよな」と落ち込む。


なぜこんなことを書いたかと言うと、今日Webでこんなエッセイを読んだからだ。
ミスター村上とボストンの叔母


作家の村上春樹氏がアメリカのとある大学を訪れた時にその大学の学生としていた筆者が書いたエッセイだ。


とても読みやすくてなおかつ深い洞察のある素晴らしい文章だと思う一方で、私はこの文章には全面的には同意できなかった。

筆者が「村上氏は意識ではなく無意識を使って物語を描いている」ということを認識する一方で、彼が語ったことの大部分である「わからない」「おぼえていない」「理由は特にない」という言葉に失望し落胆している。また、村上氏がそのように語った要因は「老い」なのではないかという言及もある。


音楽は常に意図的でありたくない、と願う私は同様に小説に対しても無意識的であっても良いじゃないかと思っているので、小説の作者が「あなたはなぜあんな風に書いたのですか?」と聞かれた時に「わからない」「おぼえていない」「理由は特にない」と答えることを全然不誠実だとは思わない。その言葉が正直で誠実なものであったとするならば、そのような状態で作品を生み出すことが出来たことに羨望を覚える。私たち音楽家がエゴや意図から解き放たれたところで音を出すことにずっと憧れているように。


「あなたはなぜそのように弾いたのですか?」と聞かれたら常に

「わからない。多分心の奥底でその音が鳴っていたから」と答えられるようでありたい。


ということで今日はこのWebエッセイを読んでこんなことを考えていました。

今日の演奏動画。

Traditionalの『My Bucket's Got A Hole In It』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 9日 (日)

以前どうやっていたのかもはやわからない

先週は無職の日が多かったのだけれど、昨日からしばらくは仕事がある日が続く。

たまに思い出すのだけれど、コロナ禍に入る前にはそこそこ忙しい日々があって、無職の日は月の内に一日か二日だけという時も少なくなかった。レッスンも演奏仕事も今の倍ぐらいあったような気がする。

それがすごく遠い昔のような気がして、どうやっていたのかがあまり思い出せない。

仕事が今の倍以上あったということは必然的に日々の練習時間は今の半分以下だったので、そういえばあの時は今に比べるとあんまり練習出来ていなかったなと思う。

何が良いのかわからない。今は仕事がもう少しあると良いなとは思うけれど、練習時間が確保出来ないぐらい仕事してもどうなんだろうなとも思うし。

明日も朝から仕事だ。ありがたいな。夕方には仕事が終わるので夕方以降は練習しよう。


今日の演奏動画。

Michel Ptruccianiの作曲した『Rachid』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 8日 (土)

【風の谷のナウシカ】とフンザの思い出

今日のYouTubeの演奏動画は映画【風の谷のナウシカ】の中から『風の伝説』という曲を弾いてみた。

昨日金曜ロードショーでやっていたのを見て弾きたくなったからだ。

ああ、そうだ、安易に流行りものに手を出してウケようとしているのだ。良いじゃないか。

39年前の1984年に初めて公開されたこの映画をこれまでに何回観たかわからない。すさまじい回数を見ていると思う。私は【風の谷のナウシカ】がめちゃくちゃ好きなのだ。


21歳の頃にインドをふらふらと旅行していた時にバラナシという街で「パキスタンにナウシカの舞台になったという噂の村があるらしいよ」という情報を聞いて「はい行く」と即決して進路を西にとったことがある。それはフンザという村で、バラナシから一週間以上かかって辿り着いた。

バラナシ→デリー→アムリトサル(ここまでインド)→ラホール(ここからパキスタン)→ラワールピンディ→ギルギット→フンザ

というルートだったと思う。

旅のことを思い出しているだけで胸がキュンキュンする。本当に楽しい旅だった。街の風景や匂いを思い出す。匂いっつっても大体うんこの匂いなんだけど。あの辺は野良牛がいっぱいいるからそこかしこでうんこしてるから。


そうそう、フンザ。

何だかこの世じゃないみたいに美しいところだった。画像を貼りたいのだけれど画像の著作権なんかもあるだろうし、Googleの画像検索で「パキスタン フンザ」と入力したリンクを貼っておく。

フンザの画像


フンザですごく思い出深いことがあって。

今はどうだかは知らないけれど、私がフンザを訪れた2001年当時は村では慢性的に電力が不足していて、何日かにいっぺんは夜間に村中を計画的に停電させていた。

その計画停電の日と新月の夜が重なった晩があった。

灯りの全くなくなった夜空には、信じられないくらいたくさんの星が輝いていた。宇宙ってこんなに星がたくさんあるんだ、という当たり前の事実に驚くと同時に、その圧倒的な美しさに言葉を失った。


世界中のあちらこちらに行ったことがあるわけではないので、そんなにたくさんの美しい景色を知っているわけではないのだけれど、その日フンザで見た新月と停電の夜空は私に強烈な印象を与えてくれた。本当に綺麗だったなあ。


そしてナウシカ。

最高の映画だ。

映画の原作となっている漫画も素晴らしい。

漫画は全7巻あるのだが、映画で描かれているのは第2巻の途中ぐらいまで。そこから映画版とは全く違う話が展開していく。私はこの漫画がめちゃくちゃ好きなのだ。

今はとある小説を読んでいるのだけれど、それを読み終わったら次の課題図書は漫画版『風の谷のナウシカ』にしようと思う。


ということで
今日の演奏動画。

映画【風の谷のナウシカ】より、久石譲の作曲した『風の伝説』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 7日 (金)

レコード大好きマン

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今日のレコード。
Billy Strayhorn 【Live !!!】。

今日買った。これについてはまた後で。

今日は昼から池袋でレッスンだった。

生徒が以前に比べて格段に良くなっていたのでどうしたんだろうと思って話を聞いてみたら、「最近はよくジャズを聴いている」とのこと。

あーなるほどと合点する。

大体これなのだ。生徒に「あれ?ここのところどうした?めっちゃ良くなってんなー」という良い方向の変化が出ている時には、大体”聴いている”。

逆に自分で「練習をしてもしても上達しない」と言ってくる人は大体聴いていない。そうやって言うと大体「聴いてます!」と反論されるのだけれど、BGMのような流し聴きのことが多い。それだとちょっと…なのである。

いずれにしても音楽の上達において「聴く」という過程が占める重要性はものすごく高い。


ふと昔の話を思い出した。


若い頃にピアノを習っていた時のこと。

私の師匠である市川修先生。2006年に亡くなってしまったのでもう随分昔のことなのだけれど。

レッスンの時にレコードを聴かせてくれた時があって、その時にレコードを見て驚いた。レコードジャケットの中に先生の手書きの譜面が入っていた。それはたまたまそうだったわけではなくて、何千枚とあったレコードのほとんどがそうだった。先生はレコードを聴いてはそれを逐一譜面に書き起こしてそれを練習していた。なので先生の所有するレコードのほとんどにはジャケットの中に手書きの譜面が挟まれていた。

先生から教わった大事なことは数多くあるけれど、その中の一つがこうした「ジャズの勉強の仕方」だ。

とにかくレコードをよく聴く。よく聴くというのはそれを全て採譜出来るレベルで細部まで聴き込む、ということだ。そしてそれを面倒くさがらずに譜面にしてから何度も何度も練習する。最終的にはレコードをかけながらそれと一緒に弾けるようになるところまで。

私の先生はそのようにしてジャズを学んでいたし、私も今でもそうしている。

他に効率の良い上達方法もあるのかもしれないが、私はこのやり方をおそらく死ぬまで続けると思う。

そりゃあ中には「ジャズなんてほとんど聴いたことない」って言うくせに演奏させてみたらめちゃくちゃ素晴らしい、なんていう規格外の天才もいるかも知れないが、私は規格内の凡人中の凡人なのでそんなことは出来ないし、あんまりそういう風になりたいとも思わない。

心から愛するジャズを何べんも何べんも聴いて練習して、やっとほんの少しだけそのニュアンスを出せるようになるぐらいでちょうどいい。好きでもない音楽をやりたいとはあまり思わない。


そんなことを思い出して考えていたら、御茶ノ水にいた。

池袋から小岩に帰る時には丸ノ内線で御茶ノ水に行ってから総武線に乗り換えるのが最短ルートなのだ。

御茶ノ水ときたらそりゃああそこだ。

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ディスクユニオンだ。

最近よくジャズを聴いているせいですごく上達した生徒を見て「こりゃあおれもレコード買わなきゃな」と思っていたら知らない間に辿り着いてしまった。

知ってるよ!別にレコード買わなくても良いのを!

「今どきサブスクで何でも聴ける」とか「どんな音源も大体YouTubeにある」とか知ってるよ!そういう眠たいことは言わなくていいんだよ!

お金もないくせに無駄遣いばかりして、とかそういうこと言うな!これは必要なの!

「私は・レコードが・ほしいんだ!」

ということで仕方ない。

いつも安いレコードばかり買うのだけれど今日ももちろん安いレコードを三枚購入。

その内の一枚が冒頭に挙げたBilly Strayhornのライブ盤。

他にはDuke Ellingtonのライブ盤とEarl Hinesの古いレコーディングを買った。どれも500円以下だったから全部で1300円ちょい。良いじゃん、これぐらい。

せっかく買ったので、これまでにやったことのない曲は全部採譜して練習しよう。

残りのレコードは明日以降のお楽しみ。

今日の演奏動画。

Irving Berlinの作曲した『Remember』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 6日 (木)

近本選手の離脱で考えたこと

プロ野球の話。


我らが広島カープ。
・監督が一年目
・なおかつ監督が新井さん
・戦力的にも他球団から劣るように見える
・そして監督は新井さん

という理由でどう贔屓目に見ても今シーズンは良くても6位、まあ普通に悪ければ最下位の6位でしょという、「最高で金、最低でも金」というシドニーオリンピックの時に田村亮子選手が残した名言の逆パターンの「最高で6位、最低でも6位」を思い出させながら始まった今シーズンだったが、なかなかどうして健闘している。よくやっている。

今日7月6日の夕方の時点での成績は40勝35敗の3位。本当にまさかまさかの大健闘である。まさかの新井さんである。


一昨日から始まった首位阪神との3連戦は、今シーズン前半戦の一つの山場になるのではないかなと思って練習の合間などにスポーツ速報で逐一経過をチェックしていた。


その時に一つ気になったことがあって。

昨日7月5日の試合には0-2で負けた。これは仕方がない。相手ピッチャーの大竹投手が良すぎた。カープの先発ピッチャーの森下投手も非常に良かったが、これは相手が良かったと言わざるをえない。これは仕方ない。

その前の日、一昨日7月4日の試合であるが、これはカープが勝った。しかも9-1の大勝である。この時に「あれ?」と思ったことがあった。

ヒットの数はそんなに変わらなかったのである。カープが13本で阪神が9本だった。

もちろんカープのヒットの中では効果的な場面でのホームランがあってそれが大量点に繋がったのは確かなのだが、それを言えば阪神にもホームランは出ている。ヒット数の比較だけで見ればここまでのワンサイドゲームにはならないはずなのだ。

これはあくまでも私の私見であるが、このワンサイドゲームの要因は「近本選手の不在」が非常に大きいのではないだろうか、と感じた。


近本選手というのは阪神の選手だ。

俊足巧打好守のリードオフマンである近本選手。この選手がカープとの三連戦の直前に不慮の怪我によって戦線を離脱した。

これによって打線が繋がりづらくなったのが一昨日のワンサイドゲームに少なからず影響しているのではないかと思った。

1試合にヒットが9本も出たら、普通ならばもう少し点は入っても良いはずなのだが、打線が「線」として繋がらずに「点」であった為に得点に結びつけることが出来なかったのではないかな、と。

私は野球に関してはド素人なのでこれは非常に見当外れな意見かもしれないのだが、そのように感じた。


それがもしその通りだったとしたら、と考えた。

野球チームはホームランバッターだけで成り立っているわけではない。塁に出るリードオフマンがいて、それを先の塁に進める選手がいて、それをヒットやホームランによって本塁に返す選手がいて。様々な個性が混ざり合って打線は初めて「線」になる。おそらくそうやって一つのチームというものが成り立っている。

これは全てのことに当てはまるのかもしれないなと思った。仕事においても、音楽においても。

例えば仕事で「アイディアを出す人」がいたとする。誰にも考え付かないような独創的で個性的なアイディアを捻出できるアイディアマンが。

しかし彼だけでは仕事は成り立たない。その独創的で個性的なアイディアを「形にする人」が必要なのだ。

アイディアマンの出したアイディアに対して「なるほどそれは面白そうだ!ではそれを実現させていくためにはまずはこれをやって、次にあれをやって…」という段取りを組み立てていく人間の存在が欠かせない。

私などはずっと会社に属さないフリーランスの一人ものであるので、自分の中にこの別々の二人を住まわせるように気を付けている。

「アイディアを出す人」と「それを実現させる人」。

会社でいうと”部署が違う”ということになるこの二人をバランス良く自分の中に住まわせておくことに気を付けている。どちらか一人では物事は進まない。


一昨日の阪神タイガースを見て、近本選手が離脱したことによって一時的にそのバランスが乱れているのだろうか、と私は感じたのだ。

違うかもしれないけど。


さて、今は3連戦の3試合目の真っ最中。このブログを書いている今まさに試合をやっている。

現在は3回の裏で3-0とカープがリード。さてここからどうなるかな。


我らがカープ。この阪神との3連戦を勝ち越すことが出来たらまさかの上位進出もありえるかも!と思っているだけに、ここは注目して見ていきたい。

ということで私はピアノの練習に戻るが、ピアノの横にはスマホを置いて一球速報をちらちら見ながら練習する。

がんばれカープ!


今日の演奏動画。

Lloyd Woodardの作曲した『I Never Heard A Man』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。


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2023年7月 5日 (水)

練習はいつも試行錯誤

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久しぶりに「今日のレコード」。【Coleman Hawkins 1944 vol.1】。

トランペットがロイ・エルドリッジでピアノがテディ・ウィルソンでドラムがコジー・コールという盤石の布陣。リラックスしているのに熱くてとても良い。やっぱり良いなあ、このいわゆる「中間派セッション」。大好き。


さて、いつもの写真を。

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今日も河原に階段ダッシュに行けた。今日で三日目。明日は朝からレッスンあるから行けるかどうかわからないので今日行けて良かった。

まだ始めたばかりなので色々と試行錯誤を重ねながら。

階段をダッシュする時に
・一段飛ばしで昇った方が良いのか
・一段ずつ昇った方が良いのか
というのが最初からの疑問だったのだけれど、今の時点では「どっちもやる」ということにしていた。

そして写真をよく見てほしいのだが、階段の横には平らな坂道もある。今日出てきたアイディアが
・坂道もダッシュしてみてはどうか

ということだった。

なので今日も20本のダッシュをやったのだが、18本目までは「一段飛ばし」と「一段ずつ」を交互に、最後の二本は「坂道ダッシュ」という風にやってみた。

それぞれのメリットが見えてきて
・一段飛ばし→常にジャンプのような運動になるので足への負担は大きく瞬発力を鍛えるのに良い
・一段ずつ→足への負担は一段飛ばしほどではないが、足を細かく速く動かすので柔道に必要な足の回転性を高めることが出来る
・坂道ダッシュ→上記二つの中間みたいな感覚。脚への負担もそこそこあるし、足の回転性も必要になってくる

という感じだった。

なのでこれから以降は
「一段飛ばし→一段ずつ→坂道ダッシュ」の3本セット×2のダッシュ6本を1セットとしてやろうと思う。これを4セットやると合計24本。ちょっと本数は増えてしまうがそれもまた良し。


こうやって自分で試行錯誤して工夫しながら鍛錬していくのってとても好きで、音楽もまさにそういう風にやっている。

自分なりに色んな練習を試してみて、どんどん負荷をかけていくようにして。

今やっている練習は10年前にやっていた練習とはだいぶ違うし、その頃よりも遥かにキツい。

そして間違いなくこれからも練習方法は少しずつ変化していく。よりキツいものへキツいものへと。

最初は50kgのバーベル持ち上げるのが精一杯だったとしても、やってる内に50㎏は楽勝になってくる。じゃあ55㎏へ。それに慣れたら60㎏へ。

練習の基本ってここなんだと思っている。常に今の自分にどれだけの負荷をかけられるか。そこは自分との「勝負」なんだよなあ。音楽の修行も完全にこれと一致している。

こういうことを繰り返して少しでも理想の自分に近づけるといいな。


今日の演奏動画。

Lionel Hamptonの作曲した『Midnight Sun』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 4日 (火)

筋肉痛の時限爆弾

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昨日に引き続き似たような写真で申し訳ない。

今日も朝の自宅トレーニングの後に無事階段ダッシュに行くことが出来た。

もちろん起きてすぐには「トレーニングめんどくさーい、ダッシュもしんどいからイヤだー、行きたくなーい、もっと寝たいー」と私の中のハイパー怠け者が活躍していたのだが、「昨日ブログにも行くって書いちゃったし…仕方ない…行くか…」と覚悟を決めて行った。

行ったら行ったでなかなか爽快感があるのだ。

やっている時は確かにしんどいのだけれど、終わってから汗を拭いながら一本だけタバコを吸いつつプロテインを飲むと「はー、今日もやり切ったー」と思える。それはなかなかに満足度の高い爽快感だ。


今は脚が全体的に筋肉痛になっている。

これがいつの筋肉痛なのかがよくわからない。

私は原則として「運動してからきっちり二日後」に筋肉痛がくる。もちろん中年だからだ。若い時は即日きていた。今はきっちり二日後なのだ。

土曜日に柔道の稽古をした。日曜日は運動をしていない。月曜日はきっちりトレーニングをした。今日(火曜日)もやった。

今の筋肉痛はどこ由来なのかがわからない。稽古由来なのか、トレーニング由来なのか。筋肉痛の時限爆弾を身体にいくつも抱えているみたいでとても面白い。

トレーニング後には一旦帰宅してメシと風呂を済ませて急いで接骨院へ。今はとにかく接骨院に行くことこそが最優先事項だ。少しでも治療を進めたい。

接骨院に行ったら奥さんのエリちゃんが院内に七夕の飾りつけをしていて「福島さんは何か七夕にお願いしたいことありますかー?」と聞かれたので即答で「怪我を治したいっす!」と答えた。そりゃそうだなとエリちゃんは苦笑していた。


その後はひたすら練習。まずは現在練習中のブラジル音楽シリーズを3時間ほどみっちりやってから、いつものジャズの練習を。

怪我した指が痛くないといえば噓になるのだけれど、「痛い」というのは所詮脳からの「信号」に過ぎないので、それを無視して「痛くない」と思い込めば痛くない。今後の演奏の仕事も全てこれで乗り切る所存だ。


ということで今日は無職の日でしたが充実の日でした。明日からはちょこちょこ仕事がある。仕事も仕事でがんばろう。


今日の演奏動画。

Jim Hallの作曲した『Something Special』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 3日 (月)

階段ダッシュ初日

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昨日のブログにも書いた通り、今日は階段ダッシュに行ってきた。近所の河原の土手まで。

ブログで宣言しておくっていうのはやっぱり良いなと思った。「えー、階段ダッシュ行くのー?めんどくさいよー、しんどいよー、やめとこうよー」という怠け者の自分がすぐに出てきてしまうのだけれど「でも昨日ブログで階段ダッシュやるって書いちゃったしな…しょうがねえな、行くか…」となったから。

そんなに多くの人がこのブログを読んでくれているわけではないのだけれど、それでも「やるって言っちゃった手前、やるか…」となるので良い。私は筋金入りの怠け者なので、私と同じように怠け者を心の中に飼っている人たちには是非とも有言実行をオススメしたい。不言実行は無理なんだよ、本当に怠け者だから。


この階段ダッシュ、今日が初めてなので「何本ぐらいやれば良いんだろう」と始める前に思った。

10本は絶対楽勝だし、かと言って30本はキツそうだし、まあ間を取って20本ぐらいで良いかな。最初だし少し軽めでもいいでしょ。

なんて思っていたのだが甘かった。

結論から言うと20本はめちゃくちゃキツかった。

最初の5本は楽勝だった。「なんだよ大したことないな、やっぱり目標設定30本にしとけば良かったかな」なんて思っていたのだが、そこから10本、15本と経過していくにしたがって息が上がって足がぷるぷるしてきた。

ふざけんな!キツいよ!誰だよ30本ぐらいでもいけるんじゃないのなんて言ってたヤツ!出て来いよ!殴ってやる!と思った。

でもとりあえず20本と決めたのできっちり20本。

これね、足のトレーニングとしてもしんどいし、心肺機能のトレーニングとしてもキツイ。距離が短いとはいえやっぱりダッシュだもんな。

かなり良いトレーニング。これはスタミナもつく。

ということで別に誰が見ているわけでもないけれど、これも宣言しておく。明日と明後日と明々後日は雨が降ってなかったらこの階段ダッシュに行く。金曜と土曜が行けない可能性が高いから。

なんで私はこんなに怠け者なんだろうか。本当にすぐにサボってしまうなあ。

今日の演奏動画。

Jerry Bergonziの作曲した『Loud-Zee』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 2日 (日)

7月のテーマは右回転と階段

昨日は柔道の稽古だった。

とはいえ指を怪我しているのでまともな稽古は出来ず。

唯一可能な右の一本背負いを何本か打ち込みさせてもらうもなかなかうまいこといかない。

人間に「利き手」があるように、人間は「回転する方向」にも「利き向き」があるらしく、私は左回転がその利き向きで右回転はてんでダメ。昨日練習していた右の一本背負いは右回転の技なのだけれど先生から「2/3ぐらいしか回転出来てない」とのご指摘を頂く。

確かに自分でもものすごい違和感があった。私は日常生活でも鉛筆もお箸も左手の純然たる左利きなのだけれど、右手で鉛筆やお箸を使うような違和感に近かった。

怪我が治るまではこれしか出来ないので、良い機会だからこの右の一本背負いをもう少し形にしたいな。どうにかならんかな。

先週はほとんどのトレーニングをサボった。どんなトレーニングをすることよりも接骨院に行って治療することを優先順位の最上位にしたからというのと、あとはやっぱり怪我のせいで自分のテンションが下がっていたから。普通に落ち込んでたんだな。

このままではいかんなあと思うので、来週からは少しずつ復活しよう。絶対に欠かせないプランク(体幹トレーニング)と腹筋運動、あとは公園に行って打ち込みをすることが出来ない代わりに、階段ダッシュをやろう。近所の土手に行ってやればいいかな。それと接骨院は欠かさず行こう。とにかく早く怪我を治したいから。今回の怪我は一番大切なピアノ演奏にも直接響く怪我だから何とか早く治したい。

2023年後半戦、なかなか良いスタートは切れていないけれど出来ることを少しずつ。


今日の演奏動画。

Thomas Dorseyの作曲した『Servant's Prayer』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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2023年7月 1日 (土)

発表会資料送付完了

今日は7月1日ということで、今月も1日にはこの通常のブログと並行して演奏スケジュールのブログも更新しておいた。

そのスケジュールのところにも書いたのだけれど、再来月の9月には教室の発表会を久しぶりに開催する。

前回に開催したのが2020年の3月だったから、実に3年半ぶり。

前回の開催時にはコロナウィルスが流行し始めてこれから世間がどうなっていくんだろう、という時点での開催だった。

そこから色々あったなあ。

緊急事態宣言で家から出られない日々。街がゴーストタウンのようになった日々。

もちろん今でもコロナウィルスがなくなった訳ではないけれど、未知のウィルスを相手にその当時はみんな手探りで何とか生き延びることに必死だった。


コロナ禍が収束したとは私はまだはっきりと思っているわけではないのだけれど、それでも色んなことに注意しながら再び発表会が開催できることをとても嬉しく思う。

ということで今日はサポートしてくれるミュージシャンにその発表会の資料(譜面とか音源とか)をまとめて送付した。

この作業だけですさまじい時間がかかる。ここまでに何日かに分けて時間を見つけて資料作成していたのだけれど、今日やっとまとまったので送付。

まだまだ全然終わりじゃないけれど、第一関門突破という感じ。


今回の発表会はみんなどういう演奏を見せてくれるのかなあ。


毎回うっかりちょっと泣きそうになるんだよな。


今日の演奏動画。

Lucie E. Campbellの作曲した『Jesus Gave Me Water』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。

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演奏スケジュール (2023年7月1日更新)

演奏スケジュール
(2023年7月1日更新)


2023年

7月17日(月祝) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
14:00~start music charge:2600円


7月19 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:野々口毅
19:30~start  music charge: 2000円


7月26日(水) 京都西院 さうりる
050-3749-3566
http://sahouril.com/
vocal:西池のり子 bass:矢野克宏 piano:福島剛
19:30~start music charge:2000円


7月27日(木) 京都三条 Sesamo
075-251-0858
http://sesamo.okoshi-yasu.net/
「Sesamo open jam session」
vocal:市川芳枝 bass:矢野克宏 drums:大江秀明 piano:福島剛
20:00~start music charge:1500円


7月28日(金) 京都先斗町 Stardust Club
075-221-2505
http://stardustclub.jimdo.com/
vocal:市川芳枝 bass:村田博志 piano:福島剛
20:00~start music charge:2500円


8月16 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:木田浩卓
19:30~start  music charge: 2000円


8月30日(水) 東京立川 Jesse James
042-525-7188
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/
vocal:高原かな piano:福島剛
19:00~start music charge:2600円


9月2日(土)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
【福島剛トリオ】
piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野 
20:00~start music charge:3000円

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9月3日(日)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
【福島剛ジャズピアノ教室発表会】
サポートミュージシャン
bass:鶴賀信高 drums:市川綾野
13:00~start music charge:1000円


9月6日(水) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
sax:登敬三 piano:福島剛
19:30~start  music charge: 3000円

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9月20 日(水)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「歌声酒場 (Jam Session)」
piano:福島剛 bass:上條貴史
19:30~start  music charge: 2000円

9月24日(日) 千葉本八幡 cooljojo
080-2624-0879
https://www.cooljojo.tokyo/
vocal:鈴木麻美 piano:福島剛
14:00~start  music charge: 3000円

20230924asamicooljojo

11月7 日(火)東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Solo Piano」
piano:福島剛
20:00~start  music charge: 2500円


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