京都ツアー三日目
昨日の先斗町「スターダストクラブ」でのライブ、開始時間のちょっと前の時点ではちょっと客席が寂しいような状況で、「大丈夫かな。ま、一生懸命やるだけだな」と思っていたのだけれど、始まったらどんどんとお客さんが増えてきて最終的には満席に。
入って来てくれたお客さんの何割かは観光に来ている外国人のお客さんで、そういう人たちから愛されているお店の力に感謝すると同時に、コロナウィルスの影響による人の往来の制限はもう終わりつつもあるのかなと思った。もちろんコロナウィルス自体はこれからも我々の生活の中にあり続けるんだけど。
演奏もとても楽しかった。感謝。
終わってからすぐ近くにあるジャズ喫茶「Jazz in ろくでなし」に。明日共演させて頂くサックスの登敬三さんがいた。昨日、登さんは「ろくでなし」でライブをしていてそのことは知っていて見たかったのだけれど私もライブがあって見られなかったのだけれど、終演後にちょっと会うことが出来た。
登さんが所属する「渋さ知らズ」というバンドの方が何人かいらっしゃって、その方々と一緒に少しお酒を飲ませて頂いた。良い時間だった。
帰り道で2日連続でなか卯ではいからうどん290円を食べてしまった。やめられんなあ、深夜のはいからうどん。
今日は朝起きてから風呂に入って(簡易シャワーだけだけど)、それから宿の共有スペースで読書。
一ヶ月ぐらいかけて読み続けてきた村上春樹氏の新作『街とその不確かな壁』読了。
色々と感想も書きたいのだけれど、その前にいくつか検証したいことがあるのでそれらの検証が終わったらゆっくり感想を書こう。とりあえず現状では読み応えがあってとても有意義な時間だったとだけ書いておく。
で、昼過ぎに出町柳のジャズ喫茶「Lush Life」へ。
よく知ったミュージシャンの方とも会えて嬉しかった。店主の哲也氏は足を怪我して入院されていたのだけれど復活したみたいで良かった。極上のレコードをたくさん聴いて至福の時間。
「Lush Life」を後にして京阪電車に乗ってこのブログを書いている。
これからは伏見へ。
今日は自分のリーダー(名前だけね)バンド、「福島剛トリオ」のライブ。
5月27日(土) 京都伏見 レミューズカフェ
075-622-0014
http://lesmuseskafe.com/
【福島剛トリオ】
piano:福島剛 bass:鶴賀信高 drums:市川綾野
19:00~start music charge:2500円
練習もライブも重ねられてとても楽しくなってきたこのトリオも、今日のライブと9月2日の東京でのライブを区切りに一旦休止。多分半年から一年ぐらいはお暇を頂きます。もちろん「飽きた」とか「ケンカした」とかのネガティブな理由じゃなく、もっとポジティブな理由。プライベートな家庭の話なので詳しくは書かないけれど。
なので今日は残り少ない二人との演奏を存分に楽しませてもらってきます。
しかしまー自分でアタマ張ってリーダートリオやるとかあんまり想像もしてなかったなあ。
精一杯やります。是非観に来て下さい!
今日の演奏動画。
Keith Jarrettの作曲した『Prism』をソロピアノで弾いてみました。リードシート(譜面)も添えてあります。
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