さよなら「どうにもならん」
昨日、近所のAUショップに行った。
今使っているスマホはAUのものなのだけれど、それをUQモバイルというやつにすると月額料金が結構安くなるという話をずっと前に人から聞いていたからだ。
聞いてはいたもののこういうことに関してはものすごく面倒くさがりなのでそのまま放置していたのだけれど、毎月決まった日に結構な額をAUから引き落とされるたびに「くっそー」と思っていたのでやっと昨日重い腰を上げてAUショップに行ったというわけだ。
結論から言えば昨日の時点ではUQモバイルへの変更は出来なかった。店が混んでいて昨日中の対応は出来ない、と言われたのだ。それは仕方ない。
で、「明日(今日)なら来店予約を入れてくれれば大丈夫ですよ」と言われたので、来店予約を入れて今日再び行ってきた。
本当は昨日の時点でそう言われて少し迷った。
今日は久しぶりの何も無い日だったのであわよくばどこかに遊びに行こうかなと考えていたからだ。
先日までの京都ツアーの際に使った青春18きっぷの使用回数がもう一回余っていたのでどこか遠くへ行って魚釣りでもしようかなと目論んでいたので、昨日AUショップで「明日再び来てください」と言われた時に「えー、明日は魚釣り行きたかったんだけどなー」と思ったのだけれど、そこで翌日(今日)の天気予報を見たら「一日中春の嵐で海は大時化」とあったのでその時点で魚釣りに行く線は消えたので「わかりやした!明日再度来店させていただきやす!」と答えた。
今朝AUショップに行ったら30分ほどでUQモバイルへの変更はあっさりと終わった。
AUからUQモバイルへ変更することによって料金が安くなる代わりにいくつかの些末なデメリットがあるのだが、その一つが「キャリアメールが使えなくなること」というもの。
実際私ももはやキャリアメールはほとんど使っていなかったのだが、メールアドレスは気に入っていたので少しだけ寂しい。
サミュエル・ベケットの不条理演劇『ゴドーを待ちながら』の英語版(『Waiting for Godot』)の冒頭のエストラゴンの台詞、「Nothing to be done」というものを使ったメールアドレスだった。
日本語訳ではこの台詞は「どうにもならん」と訳されている。
「Nothing to be done (どうにもならん)」は、私の座右の銘なのである。私の人生はまさにどうにもならん。
仕方ない。
これ以降はそのメールアドレスにメールを送っても「どうにもなりません」となるのでご注意を。
現在も使えるメールアドレスは尊敬するAbdullah Ibrahim (Dollar Brand)氏のヒットアルバム
こちらのアルバムのタイトルを使ったgmailのアドレス。
ちなみにAbdullah Ibrahim氏本人に昔初めてこのメールアドレスを伝えた時はそのアドレスを見て「お前ワシのガチファンやないか」と苦笑されたあとに「わかった、後日使用料金の請求書をお前の家に送っておくよ」と言われた。もちろん送ってこられてはいない。メールはよく来る。
とりあえずUQモバイルに変更できたので良かった。
あとは青春18きっぷを使う日を何とかして探さないと。4月10日が使用期限だからあと数日しかない。
今日の演奏動画。
Jimmy McHughの作曲した『I Can't Give You Anything But Love』をベースの野々口毅さんとデュオで弾いてみました。
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