サイゼリヤで読書する私の背後で
今日のレコード。
Phineas Newborn Jr. の【I Love A Piano】。ノってる時のフィニアスって最強のピアニストの一人だと思う。A面一曲目のアップテンポの「Teke the ”A” train」でのパッセージの美しさの後に二曲目でくる「Gee Baby ain't I good to you」のブルースフィーリング。たまらんわー。ホントにたまらん。
今日は朝から良い天気だったので自宅でのトレーニングの後に公園に行って打ち込みできた。
いつも打ち込みをする木の前のベンチに人が座っていたので別の木でやったのだけれど、こっちの木の方が良かった。木にコブがあってそこに帯が引っかかるので打ち込みを続けても帯が下にずり落ちてこなかった。明日からも空いてたらこっちの木でやろう。
さて、こちらの写真。
近所のサイゼリヤでの読書風景である。
最近久しぶりに読書をしている。村上春樹の新作【街とその不確かな壁】。
もちろん「読みたかった」というのもあるのだけれど、最近本当に読書をしていないのでたまには読書をしたいなあと前から思っていた。
若い頃は結構たくさん本を読んだ。確実に「読書の習慣」というものがあったのだけれど、いつの間にかそれがなくなってしまった。
こうして毎日取り留めもなくブログを書いているのも「書く習慣」を身に付けたいというのが一番だ。それと同じで読書の習慣も取り戻したかった。丁度村上春樹の新作も出たところだし、この辺から少しずつ読書の習慣を戻したい。
この本に関しては読み終わったらまた感想を書きたい。
原則として読書は飲酒とセットにしようと思っているので、このサイゼリヤや立ち飲み屋などで酒を飲みながら一時間ちょっとゆっくり本を読んでいる。この村上春樹の新作は今の所全ページ飲酒現場でしか読んでいないし、今後もそうしたいと思っている。
昨日のサイゼリヤでは、読書に集中できないほどではなかったのだが、背後の二人組の客のことがちょっと気になってしまった。
男女二人組。完全に背後にいたので振り向いて姿を確認することはなかったが、会話が逐一聞こえてきた。
男が「カシコぶる」のがものすごく気になった。
自分は色んなことをわかっている、相手の女性の人は色んなことに理解が足りない、そう言わんばかりの口調だった。
最初は男の喋り方が何となく気に食わんなあと思っていただけだったのだが、途中から面白くなって男の文頭(話し始め)の言葉をメモしてみた。
話し始めの言葉、上位4つは以下の通りだった。
・いやいや
・じゃなくて
・むしろ
・あーそういうことね
おわかりだろうか、このイラっとする感じ。
人の振り見て我が振り直せ。このような話し始め方はしないようにしようと心に誓った。
ちなみに相槌を
・あるいは
・かまわないよ
・もちろん
・ほんの少しだけれど
にすると会話が一気に村上春樹テイストになります。こういうのは積極的に使っていきましょう。
今日の演奏動画。
Michel Legrandの作曲した『You Must Believe In Spring』をソロピアノで弾いてみました。
| 固定リンク
コメント