弾く曲リストの終了と新規作成
昨日は仕事が何もない無職Dayだったので魚釣りでも行ったろかなと思っていたのだが、AUショップに行かなくてはならない用事があったのと雨風がエグかったので行かなかったというのは昨日の記事に書いた。
ということでAUショップの用事を済ませた後は仕事場へ行って普通に練習してた。
一曲だけ練習して録音したところで、一つの区切りを迎えた。
数ヶ月前に書いた「とりあえず一回譜面を書いてから練習して録音する曲リスト」。約200曲あったのだが、それが昨日の一曲でラストになった。
やったねー。やり切ったねー。
基本的にはこれまでにやったことのないジャズの曲を中心にリストアップしていて、一曲一曲何かしらの音源をあたってそれを譜面に起こしてから練習して録音して、という流れ。
もちろんそうやってやった所で「曲の理解」という意味ではスタートラインに立ったに過ぎないのでこれからも引き続き練習し続けないといけないのだけれど。「曲の理解」や「自分の表現として弾く」というのはまだまだ先のこと。本当にとりあえずのスタートライン。
リストの作り方は色んな作り方があるのだけれど、今回やり切ったこのリストは「Real Book」という譜面集の第2巻の目次から中心にリストアップした。
「じゃあその譜面集を見ながら弾けば良いんでないの?」と思うかも知れないが、その譜面集には極めて大雑把な情報しか記されていないので全て自分で書き直す必要がある。
これは「Real Book」に限った話ではなくて、ジャズの譜面集に記載されている情報は本当に“大まかなところ”しかない。簡単なメモ書き程度の譜面なのだ。
よく知った曲であればそれでも演奏可能だが、知らない曲を新しく覚えて理解しようと思ったらしっかり自分で譜面を書いた方が良いと私は思う。
この「Real Book第2巻」の中での最難関は、二人のミュージシャンだった。
クールジャズの旗手、Lenny TristanoとLee Konitzである。
この二人の作品に、まー苦戦させられた。めちゃんこ難しかった。
何度も途中で投げ出したくなったが、「アホでも弾けるぐらいのゆっくりなテンポから少しずつ少しずつ速くしていく&何回も弾く」という必殺技を駆使することで“とりあえず一回弾けるようにして録音する”という第一関門はクリアできた。
冗談抜きでこの必殺技を使えば弾けない曲は世の中から無くなるからね。地獄のようにめんどくさいけど。
「Real Book第2巻」の目次を中心に書かれた「弾く曲リスト」が一旦終了したので、今日は次のリスト作成に一日使った。出来上がったのがこれだ。
今回は「Real Book第3巻」とブラジル音楽譜面集の目次から中心に。
今回の強敵は誰かな。楽しみだな。
今日の演奏動画。
Lars Janssonの作曲した『Hilda Smiles』をソロピアノで弾いてみました。
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