2023年日本プロ野球順位予想
この時期になると毎年うっすらとワクワクする。
プロ野球が開幕するからだ。
先日のWBCのドラマチックな幕切れの余韻もそこそこに、さて今年の広島カープはどうかなという気分になる。
私は広島カープを応援している。今年も応援する。
ただし、10年前よりも熱心にカープを応援しているかというと、それは確実にNoだ。
カープが嫌いになったわけではない。ここにはいくつかの要因がある。
参考までに10年前のカープの開幕スタメンを調べてみた。
2013年の開幕スタメンである。
1(二)菊池涼介
2(中)丸佳浩
3(右)ルイス
4(一)エルドレッド
5(左)松山竜平
6(遊)梵英心
7(三)堂林翔太
8(捕)石原慶幸
9(投)バリントン
うっとりするようなスタメンだ。三塁とレフトにものすごく守備力の不安があるが、それでもうっとりする。
この年は69勝72敗3分で三位だった。負け越してるのに三位なんてラッキーも良いところだ。ぶっちゃけ、この頃のカープは弱かった。
この年の前後のことはよく覚えている。本当によく球場に足を運んだ。
だって行けたんだもん。カープはそこまで人気が無かったから。
千駄ヶ谷の音楽教室で19時にレッスンが終わったら近所の神宮球場へ行ってヤクルト対カープ戦が飛び込みでその場でチケットを買って観れた。ほんの10年前だが、良い時代だったと言わざるをえない。
ご存知の方も多いかも知れないが、この三年後の2016年にカープは優勝する。25年ぶりの快挙だったそうだ。私も本当に嬉しかった。優勝の瞬間にはちょっと涙ぐんだことを昨日のことのように覚えている。
そこからのカープはすごかった。
2017年、2018年とぶっちぎりのリーグ優勝を果たした。三連覇である。
弱かったカープが、確実に強くなってしまった。
すごく嬉しいのだけれど。
うん。すごく嬉しいのだけれど。
段々とカープは人気球団になってしまった。カープを応援する女性を指す「カープ女子」なんて言葉が世間を賑わせた。
球場のチケットは当日の19時過ぎには買えなくなった。
無理をして買えば買えたのだけれど、新しいファンの方こそ大切なんだという思いで私なんかは慎ましく身を引いておこうという気持ちもあった。
そんなことで私とカープとの間に少し距離が出来てしまってなかなか気軽に球場に足を運べなくなってきた頃に、コロナ禍がやってきた。
観客の人数制限が発生し、余計に球場には行けなくなった。
こういう経緯があって、私はなかなか球場にカープの応援に行けなくなった。
もう三年は確実に球場に行っていないと思う。私の持っているレプリカユニフォームは未だに前田智徳の背番号1と黒田博樹の背番号15のユニフォームだ。二人ともとっくに引退してるっつーの。
最近のカープはまた弱くなりつつあるしそれによって人気も低調なので今年こそは球場に行きたいなあと思いつつオープン戦の結果を逐一チェックしているのだが、今のところ希望的な要素がほとんどない。
毎年開幕前にはセ・リーグの順位予想をしていて、好きだからという理由一つでカープを一位にしていたのだけれど、今年はカープを一位に推せる要素が皆無だ。
どう贔屓目に見ても四位が良いところ。Aクラスへの進出はどうやったって難しいだろうというのが私の見解だ。
ということで今年のセ・リーグの順位予想はコチラ。
一位:広島東洋カープ(好きだから)
二位:東京ヤクルトスワローズ(前年度の実績、村上選手の更なる飛躍、それと好きだから)
三位:中日ドラゴンズ(高橋宏斗投手の活躍がヤバいことになりそう)
四位:横浜DeNAベイスターズ(二年目の三浦監督による投手陣の底上げプラス牧選手の更なる飛躍、あと好きだから)
五位:阪神タイガース(優勝しちゃうと道頓堀川に人が飛び込んで死んじゃうから)
六位:読売ジャイアンツ(丸がいるから)
以上である。
私怨も独断も偏見も何もないフラットな予想である。
とにかくみんな頑張ってプレーしてね!
あと、ホントのこと言うと丸佳浩選手は未だに好きだからね。
好きだからこそ、そのユニフォーム着てるとイヤなのよ。
ごめんね、未練がましいメンヘラ彼女みたいで。
今日の演奏動画。
Lars Janssonの作曲した『Hope』をソロピアノで弾いてみました。
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