謎すぎるTadd Dameronの『The Scene Is Clean』 ※譜面アリ
今日たまたま練習していた曲について。
ピアニストTadd Dameronの作曲した『The Scene Is Clean』という曲のこと。
どんな曲でも練習する前に元の音源を聴きながら自分で譜面を書く。書きながら楽曲の構成やコード進行の意図などを分析する。この作業が私にとってはとても大事なのだ。かなりじっくり分析をするから、書き上がった譜面を目の前に置いて実際にピアノを使って練習という時には実はもう結構弾ける状態になっている。「聴いて→考えて→身体に落とし込んで」という流れは本当に大切だなと思うのだが。
今日やっていた『The Scene Is Clean』は本当に謎だった。謎過ぎて頭が混乱した。
どういうことかを説明する為に私が作った譜面をここに貼ってみたい。
こちらがその譜面である。
「ふんふん、イントロはラテンリズムの1コードのベースリフね。で、そこからテーマに入って、テーマからスイングか、はいはい。ほんで…」と採譜していたのだが、テーマ部(上記画像1枚目)からアドリブ部(上記画像2枚目)に入った時に「意味がわからない…」とうなだれた。ネットスラングで言うところのorzである。マジで意味が分からなかった。
キーA♭の調性のテーマ部。それがアドリブ部に入った時にキーCに転調する。それは良い。そこまではまだ許そう。
本当に意味がわからなかったのは、アドリブ部のコード進行がテーマ部と全く関係が無い!ということだった。
ねえなんで?Tadd Dameronさん、ねえなんでよ?と思って音源に耳を傾けてみたが、Tadd Dameronさんはテーマ部と全く関係のないコード進行の上で音数の少ないシュールなアドリブソロを弾いていた。もう全然意味がわからなかった。
私が聴いていた音源では、そのアドリブソロが3コーラスほどあった後に、ダカーポして冒頭のイントロに戻っていた。
「戻るんかい!!!!」と一人で盛大にツッコんだ。
戻るんだったら余計意味がわからないよ、この牧歌的なジャズスタンダードにありがちなコード進行のアドリブ部。なんなんだよこれ。
エンディングは何か仕掛けがあるのかなと思っていたのだが、何もなくあっさり終わった。
余計に頭が混乱した。
別にそれほど難しい曲というわけではないのだ。しかし意味不明過ぎて眩暈がした。
私の中でのとりあえずの結論としては「多分ラリって作った」ということになった。
もしこの謎のアドリブ部についてご存じの方がいたら謎の秘密を教えて頂きたい。
ということで今日の演奏動画はもちろん。
Tadd Dameronの作曲した『The Scene Is Clean』をソロピアノで弾いてみました。
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