いよいよ、やるしかねえ
今日、小岩オルフェウススタジオにて打ち合わせをしてきました。
何の打ち合わせかっていうと、レコーディングの。
12月に、五年ぶりになる自分のアルバムをレコーディングします。ソロピアノです。その詳細な日程やら見積りやらの打ち合わせ。
結論から言うと日程が全て決まりました。なのでもう「やるしかない」。
正直言って今は不安しかなくて。
元々が相当ポンコツなところに加えて、このコロナ禍。いつまでこのミュージシャン生活が続けられるのかもわかりません。
何とか足掻こう、どうにかしてしがみつこう、という気持ちもかなりあります。
それから何よりも「どうせ死ぬならやりたいことやってから死のう」という気持ち。
だったんだけど、その気持ちに値するものが本当におれに作れるのかという不安。
ジャケットの写真は「いつかこの人と一緒に物作りをしてみたい」と思ってた人に頼みました。死んだ師の、とても素敵な曲なんだけどレコーディングされてないからおそらく誰も知らないだろうという曲をやろう、というのもあります。
諸々の手続きの窓口になってくれているのはバンド仲間でもある南たけしさん。そして総監督を務めてくださるのは全幅の信頼を置く梶川朋希さん。
ソロピアノとか言いながら、一人じゃ何にも出来ねえんすよ。
色んな人の助けを借りながら、今はもうとにかく丁寧に準備するしかない。これが最後の作品になるかも知れない(ならないと良いけど)という気持ちで。
良いものを作りたいなあ。作れるかなあ。
作れるかなあ、じゃねえんだよな、作るんだよ。
西新宿の親父の口癖は、なんだっけ。
そうでした。
「やるなら今しかねえ」
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