偉大なDuke Ellington
今週は小岩「Back in time」で二つ、やらせて頂きます。
ライブは、添付したチラシの通り。サックス日野林晋さんとのデュオ。今回はDuke Ellingtonの特集です。
ということでここのところずっとエリントンを聴いて研究(遊んでるだけか?)してるんですが、いやー、エリントンはすごい。
2018年という今現在聴いても新しく感じるハーモニーも多いのですが、逆にそれが「当たり前」に聴こえる瞬間も多く。ということは、エリントンがやった種々の前衛的で革新的な試みを、その後のミュージシャンたちが散々トレースして自らの音楽に昇華させていった結果なのではないかなと思います。だから「当たり前」に聴こえるのかな、と。
エリントンを聴くと、私の大好きなピアニスト、Randy WestonやAbdullah Ibrahim、Thelonious Monkなどが彼の影響を多大に受けていたこともわかります。あ、ここはランディだ、ここはモンクだ。ここはアブさんだ、といった具合に。
Keith Jarrettぽいところもあるし、Herbie Hancockぽいところもあるし、大袈裟に言えばエリントンという人がいなければ、その後の音楽の発展が30年は遅れていたんじゃないか、という風に感じます。
この偉大な音楽家の作品に取り組めることにものすごく幸せを感じています。
4月19日(木)、私とサックス日野林晋さんが必死のパッチで彼の音楽に挑みます。是非観に来てください。
そして、その前日、4月18日(水)は、同じく小岩「Back in time」で、ベースの野々口毅さんと共に「歌声酒場」、やります。ボーカル主体のジャムセッションです。エリントンの楽曲は、歌がついても素晴らしいものが多いのです。「Mood Indigo」とか、「Don't Get Around Much Anymore」とか、「It Don't Mean a Thing」とか、「Come Sunday」とか、「In a Sentimental Mood」とか。他にもたくさん。
この日は決してエリントン縛りではありませんので、他の歌もたくさん歌いにきてください。エリントンももちろん大歓迎です(笑)
お待ちしております!
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