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2017年4月25日 (火)

テクニック覚え書き

先ほどのレッスンで久しぶりにフィニアス・ニューボーン・Jr.というピアニストのレコードを聴いて、そのあまりの音楽性の高さとそれを支えるテクニックの高さに舌を巻いた。

普段より人生だけにのみならず、ピアノ演奏においても多くのミスを犯している私がどのツラを下げてそんな事を言うのだと多方面からお叱りを喰らいそうだが、ピアノのテクニックということについて書いてみる。
どのツラ下げて言うんだ、って、このツラ下げて言うんだよ、実際的な意味でも比喩的な意味でもデカいツラを下げて。

現状で私が考えているピアノ演奏におけるテクニックとは、端的に言ってしまえば
・狙った鍵盤の上に素早く指を移動させる
・上は上でも、鍵盤のなるべく中心に近い部分、それからなるべく手前の部分に指を移動させる
・移動させたその指を、身体の脱力によって重みを解放し、狙ったタイミングで狙ったスピードで鍵盤の下まで落としていく
・スピードの調節は身体の脱力で、ハンマーに伝わる衝撃は指と手首をどれだけ柔らかくするか(or硬くするか)によって調節する
・落とし終わった後は、伸ばしたい長さの分だけそこに指を置きつつも、次の動きに対してスムーズな動きに繋がるように軸の中心を整える


以上の動きを繋がり続けるグルーヴの中でいかに正確に行えるか、ということが、すなわちテクニックである、と私は考えている。あ、足のペダルのテクニックはここでは触れていないけれど。

前述のフィニアス・ニューボーン・Jr.やバド・パウエル、オスカー・ピーターソンやアート・テイタム、キース・ジャレットやハービー・ハンコック、他にも枚挙に暇がないが、一流のピアニストたちのこれらのテクニックの高さは、実に凄まじい。人によっては「テクニックがない」なんて意見を聞くことすらあるセロニアス・モンクは、実はこういった観点で見ると超テクニシャンでもある。

練り上げに練り上げた音楽性を、こういったテクニックが支え、凄まじい音楽が展開されるのを目(耳)にするたびに、心を強く揺さぶられる。そういった音楽は、奇跡的な行為だ。

少しずつやるしかないのだ。一つ一つ確認して、間違いを正して。

あー、もっともっとピアノが上手くなりてえなあ。

ほんでもって、良いライブがしたいなあ。

今週は結構あれこれと演奏をする機会があります。
全部、全力で頑張ります。

4月25日(火)池袋「ばがぼんど」 w/千葉陽子(vo) 19:30~
4月26日(水)六本木「Hard Rock Cafe」 w/aya Sueki (vo) Nori(篠笛) 野々口毅(eb) 南たけし(ds) 20:00~
4月28日(金)市川「O'D Diner」 w/ちゅんこ(vo) 20:30~
4月29日(土)瑞江「ホットコロッケ」 ソロピアノ(従姉妹の主催するチャリティライブです。19時ぐらいから10分ほどの出演です)

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