昨今のJASRAC騒動について
ここ数日、JASRACが音楽教室から著作権料を徴収する、ということで世間が騒いでおりまして、音楽教室を自分でやってもいるし、またJill music schoolという音楽教室に講師として所属している私もそれなりにビビっております。
結論から先に言えば、私は、払う必要があるのであれば適正な金額をさっさと払っちゃおうと思っております。そもそも何にビビっているかと言えば、金額的な問題よりも、その些末な問題により時間を割いたりイライラしたりするのがイヤだ、という点が一番大きいので、なので、払う必要があれば払っちゃおう、のスタンスです。
で、適正な金額、ということなのですが、実は私のレッスンはその大半がコードの習得とスケールの練習に時間を割きます。これは習って下さっている生徒さんがうんざりするほど知っていることなのですが。
メジャーキーにおける
結論から先に言えば、私は、払う必要があるのであれば適正な金額をさっさと払っちゃおうと思っております。そもそも何にビビっているかと言えば、金額的な問題よりも、その些末な問題により時間を割いたりイライラしたりするのがイヤだ、という点が一番大きいので、なので、払う必要があれば払っちゃおう、のスタンスです。
で、適正な金額、ということなのですが、実は私のレッスンはその大半がコードの習得とスケールの練習に時間を割きます。これは習って下さっている生徒さんがうんざりするほど知っていることなのですが。
メジャーキーにおける
Ⅰ△7-Ⅵ7(♭9)-Ⅱm7-Ⅴ7
の押さえ方を12キーで覚えたのちにその後様々な転回形と様々なテンションを付加した形を覚えていく。
の押さえ方を12キーで覚えたのちにその後様々な転回形と様々なテンションを付加した形を覚えていく。
マイナーキーにおいても
Ⅱm7(♭5)-Ⅴ7(♭9)-Ⅰm7
を同様に様々な形で習得していく。
という練習にかなりの時間を割きます。生徒は「またそれかよ」とうんざりしていますが、「またそれです」と悪びれずにひたすらそれをやります。
それらのコードから派生するスケール(音階)も様々に出てきますから、そのスケールも練習します。それと同時に、そのコードやスケールを使ってリズムトレーニングや身体運用も学んでいきます。
で、気付いたんですが、少なくともその練習に関しては著作権の発生する範囲外なんじゃね?と。
もちろん、それらの知識を実践に落とし込むこともします。その際に既存の楽曲を使用することは少なくないのですが、これは私の音楽的な嗜好もあり、トラディショナル楽曲や、作曲者の死後50年以上経過した楽曲、いわゆるパブリックドメイン、著作権フリーの楽曲をその題材に選ぶことがかなり多いです。私は古うううううういジャズが好きなのです。
なので、私サイドで疑問に感じている論点は
・ツーファイブのコード練習やスケール練習に著作権料は発生するのか
・パブリックドメイン楽曲の使用に関してはどうなのか
です。
もちろん、作曲者が死後50年を経過していない楽曲の使用に関しては、法律の解釈により著作権料の支払い義務が生じることがありうることは承知していますので、そこはしかるべき金額をしかるべき形で支払おうと思っています。
とにかく、無根拠には支払うつもりはありませんので、もしもJASRACの方がお話に見えましたら、一度レッスンを受講して頂こうと思っております。もちろんレッスン料は頂きます。そしてレッスン内容を精査して頂こうかな、と。
一番良いのは、街の小さなジャズピアノ教室ですから、無視しておいていただけるのがベストなのですが。
なお、JASRACから目をつけられたくないので、このブログは拡散してはいけません。
やめろよ。絶対やめろよ。絶対だぞ。
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