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2016年11月

2016年11月29日 (火)

今週のあたくしの予定

今週の演奏予定です。金曜日には久しぶりのMitchさんライブもやります。寒い冬をアツく乗り切りましょう!

11月30日(水) 東京亀有 Jazz 38
03-3690-8363
http://www.jazz38.tokyo.jp/...
「Jam Session」
piano:福島剛 bass:木田浩卓
サンパチセッション、水曜の昼開催バージョンです。ベースは木田くん。たくさん演奏して頂けるように、ホストの休憩は少なめで頑張ります!(※料金に改訂があります)
13:00~start  music charge:Aコース3400円(参加費2500円+ランチメニュー900円)、Bコース3000円(参加費2500円+1アルコール500円)


11月30日(水) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:池田聖子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、ボーカルの池田聖子さんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start music charge:no charge


12月2日(金) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Mitch Special Live vol.12」
trumpet&vocal:Mitch drums:木村オージ純士 piano:福島剛 
久しぶりにMitchさんライブやります。明るく大らかに聴く人すべてを暖かく包み込む極上のトランペットとボーカルを是非堪能しに来てください!
20:00~start  music charge: 2500円


12月3日(土) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:aya Sueki piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、ボーカルのayaちゃんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start music charge:no charge

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2016年11月22日 (火)

悪夢で良かった

Amazonだかitunesだかのところに配信用の音源を発表したところ、レビューの欄に「このピアノが全てを台無しにしている」とか「リハーサルというものの意味をもう一度見つめ直した方が良い」などという酷評レビューが羅列するのを見て、「あーもう!好き勝手なことばっかり言いやがって!ふざけんなよクソが!」と怒り心頭に達したところで目が覚めてそれが悪夢であったことに気付く、という、割と目覚めの良くない本日でございました。リアル過ぎて起きても「え?夢?ああ、夢か…夢で良かった…」と生きた心地がしませんでした。

先週がほぼ毎日演奏の現場があった反動か、今週は一つのみ。本日、11月22日(火)、池袋「バガボンド」で、ボーカルの千葉陽子さんと二人でやっています。
ピアノのせいで全てを台無しにしないように頑張ります。
19:30から23:00までの4ステージ、ノーチャージですのでお気軽にお越しくださいませ。

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2016年11月16日 (水)

肉体性

仕事に出掛ける際に空を見上げると、すっかりと秋の空である。

ころころと移り変わるので予測のつかないものの例えに秋の空もよく挙げられる。皆様もどこかで聞いたことがあるはずだ。
「女心と秋の空、それから尿の軌道」と。
尿の軌道に関しては、あまりに予測がつかないので私はここ数年はクラウチングスタイルでの小用を旨としている。スタンディングスタイルの限界を悟ったのだ。爽快感では多少スタンディングスタイルに分がある感は否めないが、クラウチングスタイルの圧倒的な安定感を前にすると、スタンディングスタイルは無力である。掃除めんどくせえしね。

しょーもないことばっかり言ってねえで、と。

昨日は明日11月17日の渋谷「Star Lounge」での公演のゲネプロ(通しリハ)だった。今回のこの公演の主役は主に二人、いつも一緒に演奏しているボーカリストのaya Suekiと、彼女の実弟でもあるフラメンコダンスの名手、末木三四郎である。私はaya Suekiの演奏を主としてやる。三四郎氏の演奏は、フラメンコの専門のミュージシャンたちがやる。少し入り乱れたりもするのだけれど。

昨日のゲネでもかなりじっくりと見られることが出来たのだが、フラメンコ、実にカッコいい。見ていて聴いていてわくわくする。興奮する、と言っても良いかも知れない。以前のリハや三四郎氏の公演などでこれまでにも数回見ていたが、昨日改めてフラメンコの魅力に触れた。

その魅力の一因として、極めて高い肉体性と、その肉体性がもたらす有無を言わさぬ説得力、というものを感じた。

肉体性というのがどういう事かと言えば、このフラメンコという音楽、「人がやっている。人がそこにいる」のである。
ダンス、そしてパルマ(手拍子)、カンテ(歌)、ギター。まさに人力。人間の肉体がそこにあり、そしてそれらが音楽を奏で踊っているのだという実存性がこれでもかと言わんばかりにある。肉体が音楽を作るのだというプリミティブなその形態は、とてもダイレクトに聴き手の心を打つ。実に素晴らしい、と私は一人で唸っていた。

この公演はありがたいことに既にチケットは完売。
私も全力で臨みます。

本日11月16日は、小岩「Back in time」で「福島剛の歌声酒場」。ボーカル系ジャムセッション。ベースの木田浩卓くんと。19:30開始です。

ピアノを弾くときにいかにして高い肉体性を出せるか、実存性が出せるかというのは私のずっと考えているテーマの一つである。昨日は一つ、そこのヒントを得たような気もする。

今日も人間の人間による音楽をやりましょう!皆様のご参加をお待ちしています!

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2016年11月14日 (月)

今週の予定

今週は何やらてんこ盛り過ぎて若干テンパりそうですが、集中して駆け抜けたいと思います。

まずは11月16日(水)、小岩「Back in time」で「福島剛の歌声酒場」、ボーカルセッションです。ベースは木田浩卓くん。最近木田君は自己のトリオ、「Sky Trio」でニューアルバムもリリースしました。ノリにノっています。19:30からです。譜面のチェックなどをご希望の方は19時にいらっしゃれば対応させていただきます。
http://www.bqrecords.net/backintime.htm


それから翌日、11月17日(木)は、渋谷「Star Lounge」で、「Metcha au lait ! ~メッチャ俺ッ!~」というイベントに参加します。毎年これぐらいの時期にやっているaya Sueki祭ですが、今回は何とayaちゃんの実弟にして日本のフラメンコダンス界の若き旗手、末木三四郎氏が参加。盛り上がり必至です。詳細は以下。チケット残り僅少です。
https://www.facebook.com/events/1822371954647456/


そして翌日11月18日(金)は、市川「O'd Diner」で、ボーカルのちゅんこちゃんとデュオライブ。ジャズスタンダードやポップスを中心に楽しくやっています。20:30から23:00くらいまで。投げ銭ですのでお気軽にどうぞ。
http://www.upwel.com/bar/


その翌日、11月19日(土)は、小岩「Back in time」で昼ライブ。古くからの友人、サックスの黒田雅之を京都から迎えて、タケシ(ピアノ)タケシ(ベース)タケシ(ドラム)のお馴染み「タケシーズ」でやります。スタンダードを中心に熱くいきます。14:30openの15:00startです。
https://www.facebook.com/events/1161433980593625/


で、今週のシメは11月20日(日)、本八幡の「cooljojo」にて、「ミュージックワークショップ市川」。ファシリテーターに廣木光一(gt)をお迎えします。普段の練習方法や合奏のコツ、はたまた音楽的な悩みについて等々。様々な問題をみんなで一緒に考える学びの場です。確かに私が主だって段取りをやっていますが、これに参加できるのを一番楽しみにしているのは当の私自身かも知れません。ご参加ご希望の方は、私まで直接ご連絡くださるか、以下のページにコンタクトくださいませ。
https://www.facebook.com/events/878623068906561/


合間にレッスンはあるわ作曲もしなきゃなんねえわ、譜面も書かなきゃなんねえわもちろんリハーサルもあるわでテンテコ舞いですが、風邪ひかないように、全力で一つ一つ丁寧に向かい合っていければと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

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2016年11月 8日 (火)

準備万端

準備万端
前日にはあまり酒を呑まずに早めに寝て、昼頃までゆっくり寝て、昼過ぎに飯を食って風呂に入って身体を少しずつ覚醒させてから練習に向かって、それから本番へ。

なんてことを年に一回か二回やるんですが、それが今日です。毎回こういう風に出来ると良いのですが、普段はやっぱり午前中はレッスンだリハーサルだ打ち合わせだと色々あってそういう風にはならないのですが、今日はスケジュールを調整してそういう予定にしました。

出来る限りの準備をして、少しでも良い演奏が出来ますように。

本日11月8日、小岩「Back in time」でソロピアノ、独奏やります。ピアニスト大澤香織さんとの前半後半での対バン形式。宜しければ是非お越し下さい。20:00から、ミュージックチャージ2000円です。

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2016年11月 6日 (日)

区別したほうがいいもの、そうでないもの

「音楽にはジャンル分けなんて意味がない!良い音楽は良い音楽!」なんて言われると、「ま、リスナーとして聴くだけならそれで良いけどさ」と、いささかひねくれた気持ちになったりもする。

聴くだけでなくて自分も演奏しようと思ったらそうではない、というのが私の持論だ。

音楽にはジャンルはある。一番明確なのはリズムの違いだ。そこから派生して、様々な方法論も変わる。一つのジャンルのリズムや方法論を別のジャンルに無理矢理に当てはめようとすると、悲惨な結果になることが少なくない。まれに面白いことにもなるけれど。

様々なジャンルのリズムや仕組みを学んでみることはとても面白い。そこには言語的な背景や文化的な背景、はたまた民族的、歴史的な背景まで見て取れて、それらを十把一絡げにしてしまうことなんて私には到底不可能だ。

今日はレッスンの中で、ブルースと20世紀初頭のジャズをやった。

この二つに関して言えば、逆にジャンル分けされていることが不思議に感じるぐらい、共通性が多い。もっとシンプルに「ブルースと20世紀初頭のジャズは同じだ」と言ってしまっても良いのかも知れない。そこに更にトラディショナルなゴスペルを加えて、ゴスペルと初期のジャズとブルースはほぼ同一の背景のもとに成り立っている!と断言したら、その辺に詳しい方もしくは単にイチャモンをつけたい方からクレームが来そうなので、ほぼ同一の背景のもとに成り立っているような気がしないでもないような気がする今日この頃!ぐらいにしておく。

少なくとも上記のジャンルに関して言うと、「黒人たちの伝統音楽」という共通性がある。日本の民謡などが地域によっての差異はあるものの、ある一定の共通性というか似たような雰囲気を纏っているのと同じような理屈だ。

Louis Armstrongは粘っこくて泥臭いブルースをも演奏するし、B・B Kingは小粋なジャズスタンダードをも演奏する。そのどちらもがまるっきりニセモノ臭さはなく、「これぞ本物!」という説得力に満ちている。

そう思ったときに、海外の音楽シーンはどうなのかは知らないが、日本の音楽シーンでは「あの人はジャズの人、あの人はブルースの人」と、この二つを分ける傾向があり、またその二つの世界での交流がそんなに盛んではなあよなあ、と思うに至った。と言うか、昔から「一体どういう了見そなんだろう?」とずっと疑問を持っているし、その疑問は未だに晴れていない。

「あの人はジャズの人、あの人はクラシックの人」という分け方ならば十分に合点がいく。それは明らかに方法論とバックボーンが違いすぎるので、ごっちゃに考えるとマズイだろうと思うからだ。ギリギリわからなくもない、というラインが「クラシック寄りのジャズの人とブルースorロック寄りのジャズの人」という区分。これは確かにあるっちゃある。

少なくとも、トラディショナルなジャズやブルース、ゴスペルなどは分離不可能なものなのではないかなと私は感じる。

本当に似ている、っつーか一緒なんだもん。

十代の終わり頃からこっち、そういった「黒人の伝統音楽」に心を惹かれて、憧れてずっと今日まで来ている。

そういったものを、来週の火曜日、11月8日に、小岩「Back in time」で演奏しようと思っています。久しぶりのソロピアノです。

大澤香織さんという素晴らしいピアニストと共に、前半と後半に分かれてソロピアノでの独奏をやります。

実はかなり気合い入ってます。宜しければ是非ご覧にいらっしゃってください。20:00からです。

長々書いて最後は宣伝ですよ。ええ。

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2016年11月 1日 (火)

犬ことワタクシ

犬ことワタクシ
かつてまだ私が若かった頃に、目の前でタバコを一口か二口だけ吸って、まだまだ長い状態で火を消す大人を見て、「何て金持ちなんだ」と驚愕したことがある。金は無いがタバコは吸いたいという私にとって、それは高級料理を一口だけ食べて残すような蛮行に見えたのだ。

大学時代の後輩の女の子が、私が所属していたジャズ研の部室にあった灰皿を良かれと思って掃除した際に「てめえ!何しやがるんだ!あそこにはまだまだ吸えるシケモクがたくさんあったのに!宝の山だったのに!ふざけんな!」と、割とマジに怒る私を見て、「ああ、世の中にはこんなにわかりやすいカスがいるのだなと思った」と言われたのはここ数年の内にその子とちらと再会した時の事だった。確かに、360度どこから見てもカスである。

そのような贅沢をしているのは資本家の豚で間違いないから、プロレタリアートとしての自覚を持つためにも矜持を抱きつつシケモクを吸おう、とワケのわからない決意をしていた当時の私の後頭部を鈍器のようなもので強かに打ちたい衝動に駆られなくもないが、私は或いは既にそういった資本主義の犬に堕しているのかも知れないとふと思った。

私はこれまでに決してやるまいと心に決めていた、贅を尽くしきった贅沢をしてしまった。それをやったが最後、もはやプロレタリアートとしては生きてはいけぬというレベルの贅沢である。そもそもプロレタリアートじゃねえけど。

「CDで既に所有している音楽アルバムを、アナログレコードでも買う」

この禁忌を、私は終いに犯してしまった。

もはや私は資本家の犬であり、資本主義の豚である。

だってほしかったんだもーん!

買ってしまったのは、ピアニスト Abdullah Ibrahim の2014年の作品『The Song Is My Story』。ソロピアノの作品だ。

イタリアの名機「FAZIOLI」のグランドピアノを前にして、孤高のピアニストAbdullah Ibrahimが海の底のように深く美しい音を奏でてゆく。

確か2014年の年末に日本でも輸入盤のCDが流通し出したので、私も即座に購入した。一聴して度肝を抜かれ、その後に何度も繰り返し聴く度にその滋味は深さを増していった。

間違いなく私の愛聴盤の一枚であったのだが、つい先日、御茶ノ水にある伏魔殿「ディスクユニオン・ジャズ館」にふらりと立ち寄った時に、このアルバムのアナログレコードを発見してしまったのだ。

買いたい!聴きたい!所有したい!

押し寄せる煩悩。しかしそれを遮る理性も存在していた。

「オマエはそれをCDで持っているだろう、同じやつを!そんな贅沢をして良いのか!?それこそオマエは資本主義の犬になってしまうのだぞ!?」と。

それに対して返す刀で「犬で良いわん!ほしいわん!買うわん!」と即答する「ミスター煩悩」こと私。30秒ほどの懊悩の後にレジカウンターへ。なぜか買う予定もなかったMahalia Jacksonのゴスペルのレコードなども「つい勢いで」などと言い訳しつつ携えて。

帰宅して即座にちらっと聴いてみたのだが、「あ、これ、ゆっくり聴きたいやつだ。今度時間が取れた時にゆっくり聴こう」と思ってその時には聴くのをやめた。

で、今日。一時間ほどの空き時間をゲットしたので『The Song Is My Story』アナログ盤、じっくりと鑑賞。

結論。めっちゃ良い。

高音の響き方がナチュラルで、私はアナログ盤の方が好み。逆に言えばCDの方がくっきりと聴こえる。なのでこれは主観と好みの問題なのだが、残響や音の輪郭をクリアに聴きたいならばCD、全体的な音の奥行きや立体感を楽しみたいならアナログ盤、という印象。

とりわけアナログ盤で聴いて良かったな、という曲は、B面の6曲目の「African Dawn」という短い曲と、B面の9曲目の「For Coltrane」。もうね、涙が出そうなほどに美しい。

やっぱり何だかんだで、CDとかレコードが好きなんで、私はまだ暫くは「ダウンロードで音源購入」には手を出さなさそうです。

良いレコードを聴くと、幸せな気持ちになれるのだわん。

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