変なとこをいじらない
昨日は金町の葛西神社で行われた音楽祭、金町宵祭りに歌のaya Suekiさんと二人で出演。神楽殿での演奏は独特の緊張感で、なかなかに幸せな一時。
演奏事態は結構すぐに終わったので、金町駅すぐ近くの店で呑むのにアヤちゃんを付き合わせる。ちなみにアヤちゃんは酒豪に見えて完全な下戸。すまんねえ。
で、そこでアヤちゃんから「せっかくあんたもやっとこさスマホにしたのだから、連絡を取り合うのに便利だからLINEってのに登録しなさい」と。普段から様々な無精で周囲に面倒をかけている自覚はあるので「OK、OK、合点承知」と快諾。その場でアヤちゃんに手伝ってもらいながらLINEに登録してアヤちゃんだけを友人登録して、それはそれで良かった。
問題は家に帰ってからだった。
ほうほうLINEってのはこんな風になってるのね、と色々いじっていた所、自分の連絡先を知っている人、つまり私の電話番号やメールアドレスを携帯の電話帳に登録している方々に「フクシマ、LINEはじめましたよー!」と通達するようなボタンを誤ってクリックしてしまい、そうすると「以下の方々はあなたの知り合いかも知れませんよ」というコーナーが新たに設けられてしまった。
実際に知り合いで連絡を取り合う方の名前がそこに登場するのはいささかも問題ないのだが、中には辞めていったピアノの生徒や、過去にケンカ別れして疎遠になった人なども出てきて、それはさすがに気まずかった。
何より気まずかったのは、昔の彼女がそこに出て来てしまった事で、それを見たときに「なるほどオレは完全に押してはいけないボタンを押したな」という事に気がついた。
そのミスを挽回する術を調べてみたのだが、私のへっぽこな頭脳では見つからず、結局の所アカウントを消去、その後にアプリを消去、という方法がモアベターであると結論した。ドラクエⅢで言えばまだアリアハンを脱出したぐらいまでしか進んでいなかったので、リセットボタンを押すのはそれほどのダメージではない。
何より、酷い別れ方をしてしまった昔の彼女に私の名前をちらとでも見せてその存在を微塵でも思い出させてしまう事の失礼を考えれば、アカウント消去やむなしだった。
という事で私のLINEアカウントは一瞬で出来て一瞬で消えた。淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし。
朝、アヤちゃんから「せっかく作ってあげたのにLINEもう消したの?」とメールが来たので、これこれこういう理由で致し方なく、と説明したら「変なとこをいじるからだ!」と怒られた。そうなのだ、私はいつでも変なとこをいじっている。
アヤちゃんに今度また会った時に再度LINEを設定する事を約束。その時の注意点。
・ID登録はしない
・友達設定は近くで携帯をふるふるする「ふるふる機能」によってのみ
・変なとこをいじらない
・もう一度言う、変なとこをいじらない
という事。
今後気をつけます。
あと、女性と酷い別れ方をするのはなるべくならばやめた方が良い。これはわりかしマジに。
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