2015年1月
2015年1月31日 (土)
2015年1月30日 (金)
2015年2月&3月演奏スケジュール
京都にいます。
少々早く着きすぎてしまったので、京都駅近くのネットカフェに来てスケジュールの更新です。
本日はコレです!
1月30日(金) 京都出町柳 むーら
075-703-0120
http://murra.exblog.jp/
vocal:市川芳枝 piano:福島剛 bass:鶴賀信高
京都に行って愛するボーカリスト市川芳枝さんと、昔からの仲間の一人のベース鶴賀と。彼女の事はよく「魂のボーカリスト」なんていう表現をされますが、それが伊達でも誇張でも何でもない事を確かめに来て下さい。
19:00~start music charge:2500円(予約)/2800円(当日)
そして2月以降。
《2015年2月演奏スケジュール》
2月2日(月) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Mitch Special Live vol.8」
trumpet&vocal:Mitch guitar:富永寛之 piano:福島剛
大好きなMitchさんと富ヤン先生とのトリオです。グルーヴ&グルーヴ、そしてビューティフルな素晴らしいミュージシャンと底抜けに楽しくいきます。超オススメです!
20:00~start music charge: 2500円(前売り)3000円(当日)
※予約は
africanpiano@gmail.com
(福島)まで。 もしくはお店まで。
2月7日(土) 埼玉所沢 MOJO
04-2923-3323
http://mojo-m.com/
「タケシーズ」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
タケシーズがついに埼玉上陸!「久島トリオwith駒野正美」さんたちとの対バン形式でやらせていただきます。
19:00~start music charge:1000円(1ドリンク・お通し付き)+投げ銭
2月8日(日) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Recording Jam」
全曲Pro Toolsでマルチ録音!(←よく意味がわからずに言ってます)要するに全部録音して編集して一個の作品にしちゃうよ!という主旨のセッションです。かなりシビれるこの企画。是非ご来場を!
〈ホストミュージシャン〉
「タケシーズ」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
19:30~start music charge: 1800円
2月12日(木) 東京岩本町 Eggman Tokyo East
03-5829-6400
http://egg-mte.com/
JAZZ、FUNK、BLUES、ROCK オールジャンルOK。初心者の方、演奏されないお客様も大歓迎!(要チャージ)ボーカルエントリーのお客様は譜面を3部以上お持ち下さい。ピアノ、ベース、ドラムのエントリーも大歓迎です。
*無料レンタルギター&無料レンタルベース有り!
electric piano:福島剛 bass:石綿亮 drums:南たけし
19:00~start music charge:1500円(+2drink 1000円)
2月13日(金) 東京亀有 Jazz 38
03-3690-8363
http://www.jazz38.tokyo.jp/
「Jam Session」
piano:福島剛 bass:野々口毅
2014年からスタートしました亀有「38」でのジャムセッション、お馴染みのノノさんと。たくさん演奏して頂けるように、ホストの休憩は少なめで頑張ります!
19:00~start music charge:2500円(1ドリンク付)
2月14日(土) 東京高円寺 Moon Stomp
03-3310-6996
http://www.bighitcompany.com/moonstomp/
“廣島鯉夜”2015
黒田博樹カープ復帰記念
タケシーズ(CARP JAZZ)
たいしゅん
MC:田中誠一/たいしゅん
andウグイス嬢
高円寺のMoon Stompさんで、広島カープファンイベント「廣島鯉夜2015」に出演させて頂きます。この日は私の溢れる鯉心を炸裂させようと思います。
19:00~start music charge:1500円
2月15日(日) 東京大森 Bar Veille
03-6450-0068
http://www.bar-veille.com/
vocal:Aya Sueki piano:福島剛
ソウルフルなボーカリストAya Suekiさんとのデュオ。お店の雰囲気もばっちりなこちらで、大人っぽく頑張りますが、どうしても途中で熱くなってしまうんだよなあ。
19:00~start music charge:2000円
2月18日(水) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:千葉陽子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、明るいボーカルの千葉陽子さんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start チャージ:no charge
2月20日(金) 東京亀有 Jazz 38
03-3690-8363
http://www.jazz38.tokyo.jp/
「Jam Session」
piano:福島剛 bass:茂上剛
2014年からスタートしました亀有「38」でのジャムセッション、ウッドベースの茂上さんと。たくさん演奏して頂けるように、ホストの休憩は少なめで頑張ります!
19:00~start music charge:2500円(1ドリンク付)
2月25日(水) 東京小岩 Orpheus
03-5622-3520
http://www.orpheusrecords.jp/livetheater/
「Orpheus Jam」
guitar:稲葉敬 bass:鴻野暁司 keyboard:福島剛 drum:南たけし
小岩のライブシアター「オルフェウス」でノンジャンルセッション!広いステージで演奏するのは新鮮ですよ。
19:30~start music charge:1500円(+1オーダー)
2月26日(木) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「タケシーズのジャムセッション」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
タケシーズ主催のジャムセッション。前回まではオーソドックスなジャズセッションあり、タップダンスあり、詩の朗読ありと大変な盛り上がりでした。皆様の奮ってのご参加、お待ちしております。MVPも毎回決めますので、そちらもお楽しみに。「一番オイシかった人」がMVPです。昼と夜Wの開催です。
14:30~&19:30~start music charge: 各1800円(通しでの参加は500円off)
2月27日(木) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
「タケシーズ」
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
東中野「Big River」で久しぶりのタケシーズライブ。ジャズスタンダードを中心に熱くいきます。寒くなってくるこの季節に熱いジャズライブを!
20:00~start music charge:投げ銭
《2015年3月演奏スケジュール》
3月8日(金) 東京亀有 Jazz 38
03-3690-8363
http://www.jazz38.tokyo.jp/
「Jam Session」
piano:福島剛 bass:野々口毅
2014年からスタートしました亀有「38」でのジャムセッション、お馴染みのノノさんと。たくさん演奏して頂けるように、ホストの休憩は少なめで頑張ります!
19:00~start music charge:2500円(1ドリンク付)
3月12日(木) 東京岩本町 Eggman Tokyo East
03-5829-6400
http://egg-mte.com/
JAZZ、FUNK、BLUES、ROCK オールジャンルOK。初心者の方、演奏されないお客様も大歓迎!(要チャージ)ボーカルエントリーのお客様は譜面を3部以上お持ち下さい。ピアノ、ベース、ドラムのエントリーも大歓迎です。
*無料レンタルギター&無料レンタルベース有り!
electric piano:福島剛 bass:石綿亮 drums:南たけし
19:00~start music charge:1500円(+2drink 1000円)
3月18日(水) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:千葉陽子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、明るいボーカルの千葉陽子さんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start チャージ:no charge
3月22日(日) 東京亀有 Jazz 38
03-3690-8363
http://www.jazz38.tokyo.jp/
「Jam Session」
piano:福島剛 bass:未定
2014年からスタートしました亀有「38」でのジャムセッション、ベースは現在未定です。たくさん演奏して頂けるように、ホストの休憩は少なめで頑張ります!
13:00~start music charge:2500円(1ドリンク付)
3月23日(月) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「日野林晋カルテット」
sax:日野林晋 piano:福島剛 bass:石井圭 drums:町田浩明
現在飛ぶ鳥を落とす勢いで大人気の「ヒノリン」こと日野林さんのバンドでライブ。日野林さんのオリジナル、かっちょいいんだよなあ。楽しみです。
20:00~start music charge:未定
3月25日(水) 東京小岩 Orpheus
03-5622-3520
http://www.orpheusrecords.jp/livetheater/
「Orpheus Jam」
guitar:稲葉敬 bass:鴻野暁司 keyboard:福島剛 drum:南たけし
小岩のライブシアター「オルフェウス」でノンジャンルセッション!広いステージで演奏するのは新鮮ですよ。
19:30~start music charge:1500円(+1オーダー)
3月26日(木) 千葉市川 O'd Diner
0120-12-5906
http://www.upwel.com/bar/
最近新展開を見せつつあります、ちゅんこちゃんとのデュオ。
vocal:ちゅんこ piano:福島剛
20:30~start music charge:投げ銭
3月27日(金) 東京亀有 Jazz 38
03-3690-8363
http://www.jazz38.tokyo.jp/
「Jam Session」
sax:日野林晋 piano:福島剛 bass:須川こういち
最近よくセッションをやらせてもらっている亀有サンパチですが、この日は日野林さんと。やっぱりたくさん演奏していただけるように休憩少なめで頑張ります。
19:00~start music charge:2500円(1ドリンク付)
飲酒と読書
京都に向かっております。
昼間からのビールはお許し願いたい。
料金が安い各駅停車の新幹線なので、東京から京都まで4時間弱かかる(そのかわりビール一本引き換え券がついてくる)。
時間もあるので駅で本を買った。池内恵(さとし)という学者の「イスラーム国の衝撃」という本。
連日日本を騒がしている邦人拉致人質事件のテロ組織について書かれた本である。
彼らを擁護する気は私にはゼロだが、彼らのような存在が何故現れたのかというその背景には興味がある。
京都まで4時間弱。今から飲酒と読書の時間です。
2015年1月29日 (木)
そういや昨年末に携帯が壊れたんだった
本日は市川「O'D Diner」で歌のちゅんこちゃんとライブです。このあと20:30〜。投げ銭にて。
で、明日から京都に行きます。
昨年末に携帯がぶっこわれてアドレス帳が全消えしたので、向こうの人達の連絡先が全然わからずに往生しておりますが、きっと何とかなるはず!
何とかなってほしい!
2015年1月28日 (水)
本日も白黒の88つの前から
本日は池袋「ばがぼんど」にてボーカルの千葉陽子ちゃんとデュエットです。
19:30から23:00まで合計4ステージ。
今日もたくさんピアノが弾けるので嬉しいです。
張り切ってまいります!
2015年1月27日 (火)
体調不良は半日で治す
朝起きると謎の吐き気と目眩と身体のだるさ。
二日酔いではない。昨日はそんなにたくさん呑んではいないし。二日酔いに特徴的な頭痛もなかったし。
何より自分で少々怖かったのは、何があってもなくなる事はない筈の食欲が無かった事。「うげー気持ち悪いー、何も食いたくねえー」という感じで。
さすがに少々異常事態であると感じた。
日中にあった予定を一件キャンセルさせて頂いてひたすら布団の中で寝続けたら夕方にはほとんど回復した。
食欲も戻ったのでカレーライスを食べた。
まだ少しふわふわとしたような違和感だけは残っているが、何だったんだろう。
レッスン終わったら今日はゆっくり休もう。
明日からまたライブがずっと続きます。
明日28日は池袋「ばがぼんど」でボーカル千葉陽子ちゃんとデュエット。
明後日29日は市川「O'D Diner」でボーカルのちゅんこちゃんとデュエット。
明々後日30日は新幹線でびゅーんと京都に移動して出町柳の「むーら」でボーカルの市川芳枝さんとベースの鶴賀信高くんとのトリオ。
で、東京帰ってきたらすぐに2月2日(月)は小岩「Back in time」でトランペット&ボーカルのMitchさんとギターの富永寛之さんとトリオ。
へばっている訳にはいかんのですよ!
練習もせにゃいけませんしね!
大体、食欲があれば大丈夫。
無いとヤバい。
これは私の場合の話なんですがね。
タップ楽しかった(←アホの感想)
「こんなこと言ったら怒られるかな、嫌われるかな」、「こんな感情ムキダシの姿を見られたら変じゃないかな、気持ち悪くないかな」
私クラスの小心者ともなりますと、人前に出て芸と恥をさらす商売をしておりますゆえに、そんな事を度々考えます。もちろん恥はさらしまくっておりますので、反省が実利に結び付かない顕著なパターンと言って良いと思います。
今日(日付としては昨日の1月26日)の高田馬場「サニーサイド」に於いてのタップダンサーsam'(清宮悟)さんとのライブは、久しぶりに「まあそういうこまけえこたあしらねえ」と思えたライブでした。
遠慮するのとは逆の感覚、「正直にならなかったら負け」みたいな感覚。
今日の自分用のテーマの一つが「一切譜面見ない」だったんですが、それは単純に動物的な自分に帰りたかっただけ。考えるな感じろ、の世界にどこまで自分をおけるか。
いやーねー、今日ねー、ハイパー楽しかったんですよ。
サムさん最高だなしかし!
ゲストも多数来て下さいまして感謝です。
みんな素晴らしいタップダンサーですが、昔から付き合いのあるAKKIN、知り合った頃はお互いアマチュアだったんですが、彼女は現在素晴らしいプロのタップダンサーです。それから素晴らしい感性のアイコちゃん。初めましてでした。一緒にやったジョビンの「Wave」、ぼくはしょーもない凡ミスをいくつかしました。アイコちゃん大変申し訳ありません。
それから宇川彩子さんと川村隆英さんの二人には当然感謝。
日本のタップダンサーがみな憧れる素晴らしいお二人が今回はゲストとしてご参加下さいました。最高でしたよ。素晴らしかったです。
ぼくはつくづくタップダンスが好きなんです。
宇川さんとタカさんとサムさんと一緒に合奏してたら、ちょっと泣きそうになったもんなあ。
あと今日はサムさんとのデュエットで市川修の「スンミ」という曲も演奏させてもらいました。これにも感謝です。
思えば、これは市川修が繋げてくれた「縁」なんです。
今年もあなたの命日が近付いてきて、その度にあれこれと思い出して難儀です。
今日はあなたの事をやっぱり大好きなサムさんが一緒に難儀をしてくれたので助かりました。
今日見に来て下さった方々、ありがとうございました。毎度の事ながら本番前後はブアイソですみません。「体調良くなったんですか…?」とかか言えないんですね、なんしかありがとうございました。
2015年1月26日 (月)
準備バッチリ
昼までたっぷり寝て、風呂に入って目を覚まして、近所のスタジオで二時間ほど集中して練習して、これから本番。
しっかり準備が出来るとそれだけで嬉しい。
それが必ず成功に繋がるとは限らないけれど。
さて、本日は高田馬場「サニーサイド」でタップダンスのsam'さんとデュオです。
行って参ります。
2015年1月25日 (日)
明日はタップダンスとデュオ
明日、1月26日(月)は高田馬場「サニーサイド」でタップダンスのsam'さんと二人でライブします。
タップシューズという「楽器」を使ってジャズを奏でるsam'さんと共に、粉骨砕身でピアノを弾きたおしたいと思います!
楽しんで演奏しますので、頑張って聴いて下さい。
是非お越し下さいませ!
1月26日(月) 東京高田馬場 Sunny Side
03-5272-6119
http://www.sunny-side.jp/
「sam' Tap」
tap dance:sam'(清宮悟) piano:福島剛
19:30~start music charge: 2700円
2015年1月24日 (土)
海のミルク改め海の麻薬
君の事は好きなのに、君とは距離を置かなくてはならない。
ぼくは君を心から愛している。君はどうだかはわからない。けれどぼくたちは決して一緒にはなれないんだ。
そんなプレイボーイのような、生涯吐く事のない台詞を吐く対象が一つだけある。
牡蠣である。
K・A・K・I、カキである。
私は牡蠣を愛している。
海よりも深く、というのは少々言い過ぎかも知れないが、少なくとも都営大江戸線よりは深く愛している。言っとくけど大江戸線はむちゃくちゃ深いよ。海ほどは深くないけど。
それほどまでに愛している牡蠣と、何故に距離を取らなければならないかと言えば、もちろん身体上のプロブレムである。
私は数年前のクリスマスイブに牡蠣を生のままに食して見事にヒットした事がある。ONKPP(オナカピーピー)な案件である。
以来、どうやら私の身体は生の状態の牡蠣を毒物であるとインプットしたらしく、食べれば今場所の横綱白鵬の勝率に近い確率でヒットするようになった。
牡蠣にヒットした事のある人ならばご存知であろうが、その苦しみはまさにこの世のものとは思えない最上級の苦しみである。
ONKPPなばかりでなく、絶え間無く襲うGG(ゲーゲー)感、そして全身の悪寒。身動きがほとんど取れないのに嫌が上にもKWY(厠)と仲良くならねばならないので、何ならKWYの前で寝てやろうかなと思うような有様である。
しかし、先達て述べたように私は牡蠣を心底より愛している。
この時期になると、テレビなどで「今どこそこの牡蠣が旬でーす!」などとやっている訳である。
私としては狂おしいほどにそれを喰らいたい、ダースで喰いたい!と思う訳であるが、それも能わない。
このジレンマたるや!
火を通せば大丈夫なので、いつも火を通した牡蠣を食ってはいるのだが、昨今私の中で「生牡蠣食いたい欲」がぐんぐんと上昇し、今にもクーデターを起こしかねないのである。
無理な願いである事はわかっちゃいるが、もし一週間ほど休みが取れたらその連休の初日に生牡蠣を食いまくりたい。
だって一週間あればヒットしても回復出来るし。
何なの、牡蠣って麻薬なの?
2015年1月23日 (金)
来週の月曜日は高田馬場「サニーサイド」
昨日、桜木町「ドルフィー」まで一人で観に行ったライブは楽しかった。「あ、音楽って良いな。ジャズって好きだな」と再確認するのに十二分なライブ。素晴らしかったです。やっぱり人のライブを観に行くのはとても良い。また時間が出来たら行こうっと。
さて、私は私で来週からひたすらライブが続きます。楽しみなライブが目白押しなのですが、まずは1月26日(月)、高田馬場「サニーサイド」にて、タップダンスのsam'さんとライブします。ピアノとタップのデュエットです。
複雑で派手なステップをこれみよがしに連発するスタイルのタップダンスとは真逆の、どこまでも音楽的で個性的なsam'さんのタップダンスと共にのびのびと音楽をやろうと思います。ちなみにsam'さんは現在沖縄在住なので、東京で見られるのは大変レアですので是非お見逃しなく。
sam'さんとの出会いはもう15年ぐらい前になると思いますが、2006年に亡くなりました私の音楽の師、市川修が主催していましたジャムセッションの参加者として私もsam'さんもいました。
で、そこで仲良くなって以来随分時間も経ちました。
当時は私もsam'さんも京都に住んでいましたから京都では何回かライブをやった事もあったんですが、東京では初めてです。というかsam'さんとのライブ自体がものすごく久しぶりです。
今の現時点では彼は沖縄にいますので、ライブの打ち合わせはメールでやりとりしています。
「こんな曲やろうか」という事を二人で相談しているのですが、sam'さんから提案される曲がまあ私の心をくすぐる事くすぐる事。彼はタップダンサーであると同時に、かなりのジャズマニアでもあるのです。
なので、私も気持ちとして「タップダンサーsam'」と共演する気持ちと「ジャズミュージシャンsam'」と共演する気持ちと両方あります。どちらかと言うと後者の方が割合は高いかも知れない(笑)
二人で一緒に、美しく、楽しく、そして時に激しく感情を爆発させながら音楽を作りたいと思います。
音楽フォーマットもタップダンスとピアノだけなので非常に自由なんですよ。長くなるので理由は割愛しますが、一人だけのソロピアノよりも自由です。
なかなかそんな人も少ないとは思いますが、私のピアノをたっぷり堪能したいという酔狂な方も是非(笑)
今回はかなり本領発揮すると思います。
1月26日(月)、高田馬場「サニーサイド」で19:30からスタート、ミュージックチャージは2700円です。
あーもー今から楽しみ!
2015年1月22日 (木)
半ドンからの一人遊び
昼に池袋でレッスンが終了して本日の仕事は終了。今日は半ドン。
池袋教室の近くにある某音楽スタジオにピアノを弾きに行ってみる。添付写真はそのスタジオの写真。
感想としては、防音性、ピアノの質共に文句なし。ピアノはむちゃくちゃ「鳴る」ピアノで、ちょっとこれはやり過ぎじゃねえかなと苦笑するレベル。その楽器自体は大変に素晴らしく文句は無いのであるが、その「鳴り」に頼ってしまうのは危険だと思った。
我々ピアニストはほぼ毎日各現場に置いてあるピアノを、つまり日によって異なるピアノを弾かなくてはならないので、今日のスタジオに置いてあったピアノほど鳴らないピアノを弾く事も多々ある。なので本日の「鳴り」を当たり前として弾いてしまうと、「あれ?今日は自分は調子悪いのかな?」なんて思ってしまいかねないので、そういう意味で少々危険。
ただし、今日はまあ良いやという風に割り切ってその「鳴りまくるピアノ」を機嫌良く二時間弾きたおした。
料金は高め。二時間で3000円はちょっと高いなあ。その料金だとそんなに頻繁には利用出来ない。たまの贅沢だな。
スタジオの一人練習(一人遊び?)が終わったら電車に乗って池袋から横浜は桜木町へ。一人遊び続行である。
見たいライブがあったので。
桜木町の某店にて、2006年に亡くなったピアニスト本田竹広氏へのトリビュートライブ。
ドラムはご子息の本田珠也氏。ピアノは板橋文夫氏。私が今日本人ピアニストで好きなピアニストを三人挙げようと思ったら彼は必ず入る。大好きなピアニストだ。
そしてベースが米木康志氏でサックスは峰厚介氏。
各楽器で「今私が一番見たいミュージシャン」が勢揃い。
とても楽しみである。
2015年1月21日 (水)
今年初めて雪を見る
実は今回の冬に入ってまだ一度も雪を見ていなかった。
東京ではまとまった雪はまだ一度も降っていないし、場所や時間帯によっては雪がちらついていたという話を聞いてはいたが、全て見事に見逃していた。
やっと今日、仕事に向かう電車を待っている時に白いものがちらちらと舞うのを見る事が出来た。
途端に嬉しくなる。
自分でも理由がわからないのだが、私は雨が好きだ。ものすごく好きだ。
そして雪は、その大好きな雨の上位互換と考えているフシがある。
雨や雪は自然災害をもたらす事があるのも承知の上ではあるが、それでも好きなのだ。
寒いのも好きだ。今日みたいな冬の日は、気分的には絶好調である。
本日1月21日は東中野「Big River」の開店10周年イベント。
店主の大川さんのハーモニカを、宇田大志(ギター)、皆川和義(ハーモニカ)、福島剛(ピアノ)の三人でガッチリとサポートします。
20:00スタート。投げ銭です。
2015年1月20日 (火)
2015年1月19日 (月)
久しぶりの物欲
食欲に関して人よりも意地汚い自覚は十二分にある。可愛く言えば「食いしん坊」だ。大袈裟に言えば「食欲の鬼」だ。私が食欲が無くなる時は死ぬ時だと思う。
それに対して物欲はあまり無い。仕事であり一番の趣味である音楽に関しては「あのレコードがほしい」など少々物欲も湧くが、それ以外で言えば基本的には物欲はあまり無い方だと思う。
そんな私が久しぶりに心の底から欲しいものが出て来ている。
喉から手が出るほどに欲しい。
広島カープの15番のレプリカユニフォームが。
そう、「KURODA」の文字と「15」がプリントされたユニフォームがものすごく欲しくなっている!
レプリカユニフォームは球場に野球を見に行く時もしくは冠婚葬祭などの「きちんとした服を着て正装して行かないといけない場」に着て行くものである。
これまでは私は一途に背番号は「1」だった。広島カープ史上最も難儀で最もファンに愛された選手、前田智徳のユニフォームを着ていた。
一昨年に引退した前田智徳選手であるが、昨年球場に行った時に最も多くのファンに着られていたユニフォームは私を含めて背番号「1」だった。
新しく買いたかったユニフォームが他に無かったというのは嘘になる。菊池涼介選手の背番号「33」、丸佳浩選手の背番号「9」。正直言ってちょっと欲しかった。しかし買わなかった。
だって大好きな前田智徳選手のレプリカユニフォーム持ってるし別に良いや、そんな風に思っていたし、他の選手のユニフォームを来て球場もしくは冠婚葬祭などの場所に行くのはどこか「浮気」のような気もしたのは確かだ。
しかし、今私は自らの心に正直になれば、背番号「15」の、黒田博樹選手のユニフォームがほしいっ!心の底からほしいっ!
黒田選手が登板する試合にそのユニフォームを着て球場に行きたい。そして大声で「お帰りなさい!黒田選手!」と言いたい!
他の投手が先発する試合にはこれまでと変わらずに背番号「1」を着て行こうと思う。
しかし、黒田選手の先発する試合にはっ!
買おっと。
ネットで買えんのかな。
2015年1月18日 (日)
2015年1月17日 (土)
日本人であるがゆえの苦悩
文化的に、或いはイデオロギー的に自らを「日本人」なのかと問うと、正直に言ってよくわからない部分も少なくない。
確かに私は日本的なものを好む傾向にはある。武士道にも興味はあるし、信仰としてではないが八百万の神々の伝説は好きな話だ。
しかし何をもって「日本人」という話になるのだろうかと考えると私は自分に対して若干自信が持てない部分もある。
デカルト的な思考、つまり「我思う。ゆえに我在り」という考え方は大雑把に言ってしまうと「私は本当に存在しているのだろうか。それは不確実である。しかし、今自らの存在を問うている私は確かにここに存在しているので、ゆえに私は確かに在る」という理屈である。わかりやすく現代語訳すると「これでいいのだ」という事になる。
余談だが私の座右の銘は「これでいいのだ」と「大丈夫」だ。
「日本人」としてのイデオロギーやアイデンティティを問うのは実に複雑な問題であるので一朝一夕には答えの出ない問題ではあるのだが、しかしそれでも私は「ああ、俺は日本人なのだ」と実感し確信する事がある。
私がどうしようもないほどに、そしてはっきりと日本人である証左がある。
私はものすごく手足が短い。
この厳然たる事実である。
いわゆるコーカソイドやネグロイドに顕著な身体的特徴である手足の長さ、それが私には皆無なのである。
メス(別名ナオン)どもが度々弄する詭弁の一つに「キムタクは顔は良いかも知れないけれど足が短いから別に男前ではない」というマンカスのごときロジックがあるが、私から言わせれば「寝言は寝て言え、俺に謝れ」である。今流行りの壁ドンならぬ床ドン(別名土下座)をしろ、と言いたい。
あのレベルで短足だとはちゃんちゃらおかしい。私クラスになれば腰のすぐ下、まさに目と鼻の先に膝があるし、そこからすぐ下に足首がある。
肩からすぐ先に肘があるし、そのすぐ先に手首がある。
なおかつフェイスはキムタクではない面白フェイスである。三重苦四重苦の大和魂である。
フェイスに関しては仕方がないが、もはやどこをどうしたって「日本人」である事を疑う余地もないほどに短い私であるゆえに、ズボンは裾を折り曲げなければ履けない。今から切腹をする人が履く裃のようになる。切腹はしないのに。
背広も誂えたもの以外は袖を折り畳まなければ、90年代の女性アイドルがよくやっていたような袖の余ったセーターの袖を自分で掴んで可愛さをアピールするタイプのサムシングになる。可愛さのカケラもないのに。
本日は演奏の日であり、シャツにジャケットを羽織って出かけている訳であるが、そのジャケットの袖が長くて長くて困っている私である。
日本人であるがゆえの苦悩、と呼んで差し支えないだろう。
という事で本日はこれより池袋「ばがぼんど」で演奏。ボーカルの琴音さんと。19:30から4ステージ。ノーチャージ。
ズボンの裾とジャケットの袖を折り曲げて張り切って演奏して参ります。
2015年1月16日 (金)
店は悪くない
本日はアリオ亀有でタケシーズ!
という事で朝起きてから諸々の準備をして亀有に出発。
たまたま朝から何も食べていなかったので、よし、亀有に着いたら適当に見つけたラーメン屋にでも入ってラーメン食うか!っていうのが自分の中でちょっとした楽しみで、それで予定通り亀有でテキトーなラーメン屋に入ったんですがね…
いや、もう全体的に私が悪いんです。
入ったラーメン屋は「イマドキ」の濃厚魚介豚骨の超太麺系のお店。
これがね、実は全然好みじゃないんですよ。
店は悪くない。事実結構美味かったし。ただ全く好みじゃなかったと言うだけ。
その店が好きだという人がいても全くおかしくないレベル。
何て言うんだろう…知らないで入ったライブでクラブジャズやってて、演奏者もみんな上手くて、だけど好きじゃないみたいな感覚。
行った俺が悪いんです。そうなんです。
まずけりゃ逆に良かったんですよ。何だよここウマくねえなって思えるから。
美味かったから余計に「ごめん俺が悪い!」の感覚。
今、敗北感にまみれつつ黒烏龍茶を飲みながらアリオ亀有に到着しました。
2015年1月15日 (木)
覚悟のないやつは喧嘩を売ってはいかん
仮にですがね。
読売新聞とか朝日新聞みたいな大手の新聞社が、山○組だとか会津小○会みたいなガチガチのヤ○ザをバカにしまくった記事を一面に載せるとするじゃないですか。「風刺」という名目で。もしくは「表現の自由」という名目で。
すると翌日あたりに当然のように新聞社に報復が来ますわいな。そのザーヤクの方々から。火炎瓶投げ込まれたりだとか、従業員が銃で撃たれたりとかしますよね、何なら。
当たり前っちゃ当たり前ですよね。
だってケンカ売ったんだもん。
散々コケにしといて、いざ相手が「よござんす、この喧嘩、買わせて頂きます」となった瞬間に
「いや、これ全部ジョークだし!ジョークもわかんないの?何マジでキレてんの?」
なんて言われても「知るかアホが」ですよ。
誰かを風刺したり馬鹿にしたり、そういう事をやるなとは思いません。状況においてはそういう事も大事でしょう。
けどね、人を馬鹿にする時には、反撃を受ける所まで想像してから馬鹿にしてね。
そんな事をふと思いました。
おフランスがどうとか、関係ありませ・・・
嘘です。ものごっつ関係あります。
2015年1月14日 (水)
2015年1月13日 (火)
自らの言葉で立つ
昨年にニュースで野々村元議員や佐村河内氏や小保方氏が叩かれまくっているのを見て、何かしらの違和感を覚えた人間というのは私だけではない筈だ。
昨年のそれらのケースに限らずであるが、「わかりやすい悪役」が登場した時に嬉々として彼らを叩く「正義の味方」に私はいつも辟易している。
「あいつは極悪人なんだ」と説明を受けた時、或いは逆に「あの人ほど素晴らしい人はいない」なんて言われた時、生来のアマノジャクなのかも知れないが「ホントにそうか?」と疑ってかかる私がいる。
絶対的な善、もしくは絶対的な正義。そういうものは根本から信じていない。またそれに近しいレベルで絶対的な悪というものもあまり信じていない。
だから上記の野々村氏や佐村河内氏や小保方氏の件の時に、彼らが何かをやらかしてそれで世間から叩かれているという事はぎりぎりで理解出来るとしても、「彼らの事を擁護する人間は頭がおかしい」というロジックには全く共感出来ない。擁護はしないにしろ、別段取り立てて彼らを叩きたくはない。もちろんそこには「だってオレは別に迷惑を被っていないし」という他人事の論理もあるのだけれど。
昨夜、先日NHKで放送されていた吉本隆明の特番を録画したものを見た。
とても面白かったのと同時に「そうか、オレはやはりこの人の影響を色濃く受けているのだな」と実感した。
番組の中盤で紹介された吉本の著作に『「反核」異論』というものがある。
この著作に垣間見る吉本の姿勢こそ「ホントにそうか?」の究極的なものである。
詳しい内容はここでは避ける。気になる方はこの本を読んでほしい。むちゃくちゃ面白いから。なおかつ吉本の著作としては随分読みやすい部類に入るから。
吉本は反核運動に噛み付く。「反核の連中、お前ら何か間違ってねえか?」といった具合に。その事によって吉本は文壇や論壇から叩かれまくった。「あいつは核兵器に賛成している人間だ」、或いは「あいつは戦争肯定派だ」と。
ちゃんちゃらおかしい。臍でTeaが沸いてしまう。
吉本が批判したのは、そのような「反対意見に対して排外的であり盲信的である連中」なのである。吉本は核兵器を推進などしていなければ戦争を推進している訳でもない。「反核運動のキモチワルさ」に対して疑問を投げかけているのだ。
これが冒頭に紹介した昨年の野々村氏佐村河内氏小保方氏などの糾弾ニュースにキモチワルさを感じた事にも似ている。
・みんなが「あいつは悪い事をした」と叩いている
↓
・自分もあいつらを叩いておこう
↓
・あいつらを擁護する人間は頭がおかしい
このようなロジックは
・核兵器はけしからん
↓
・核兵器に反対しないやつはヒトデナシだ
このようなロジックにとても似ていると思うのである。
多くの人が「あれは素晴らしい」と賞賛している時、または「あれはけしからん」と叩いている時。ほとんど思考の習慣みたいなもので私は「ホントにそうか?」と思うクセがある。
みんながそう言っているから、というのは私にとっては意思決定の根拠にはなりえない。
また、意思決定の結果に出てきた自分の態度を他者に同調してもらいたいとは思わない。
吉本は核兵器には反対の態度を取っていたが、核エネルギーという事で言えばどちらかと言えば肯定的な立場だった。
対して私個人の意見で言えば、私は核兵器はもちろんだが核エネルギーに関してもおよそ反対である。エネルギーの規模として人間には少々「度が過ぎて」いると思っているからだ。
しかしこれに関しては私と違う意見があって良いと思っている。様々な意見が無ければいけないとすら思っている。
私は原発に反対であるにも関わらず、日本国民の全てが(少なくとも現在の状況下において)原発反対の態度を示すようになったらキモチワルいと思う。
そんな考え方は、おそらく吉本の影響を強く受けている。
この番組、NHKのEテレで今週の17日に再放送らしいです。
むちゃくちゃ面白いです。是非見て下さい。
今の社会に必要なのは吉本隆明のような思考手順なのだなと思いました。
2015年1月12日 (月)
2015年1月11日 (日)
魅惑の赤星
添付した写真のビールである。
俗に言う「サッポロ赤星」。これがコンビニなどで当たり前に売っているのである。
私の最も好きな缶ビールの一つである。
滅多に見る事はなかった。ふらっと入った居酒屋などにこの赤星(大抵は瓶ビールだが)が置いてあると「むむっ!この店、できるな!」と鼻の穴をふくらましていたのであるが、コンビニなどで見かける事はまずなかった。
これが初めてコンビニで売っているのを見た時には、広島カープの監督就任を打診された時の緒方孝市新監督(彼は「断る理由がない」と答えた)ばりに「買わない理由がない」と即座に購入→流れるような澱み無き所作にてプシュリ→飲酒、というコンボを華麗に決めていた。
それがここ数日、毎日のようにこの赤星をコンビニで見かけるのである。見かけたからには購入→プシュリ→飲酒である。
無論仕事中にはそのコンボをする事は叶わないので、仕事中にコンビニに寄る時には酒の棚を見ないように心がけている。見たら買わなきゃいけないし。
そんなこんなで今日も仕事が終わるやいなやコンビニへ駆け込み華麗にコンボを決めた。瓶の方がもうちょいウマイんだけどね。それでも十二分にウマイ。
話題変わって。
昨年末から取り組んでいる「読書リハビリ運動」は、順調に継続し、昨日よりサマセット・モームの短編集「雨/赤毛」に突入。
ストーリーや人物造形などは面白いのだけれど…
いかんせん文章が読みづらい。
恐らく翻訳の問題なのだろうと思う。日本語が読みづらくて読みづらくて仕方がない。私が日本語が不自由な可能性も大いにあるが、ここでは一旦それを棚に上げよう。
英語で読んだらもう少しわかりやすいのかなとも思うが、もはやそんな英語力は皆無。英文科を九年間もかけて卒業した私ではあるが、もはや英語などビタイチわからない。日本語訳におんぶでだっこなので、この読みづらい日本語に文句をたれつつ最後まで読み切るしかない。
先日ピアノの生徒から何故か文庫本のカバーをもらったので嬉しくてわーいわーいとモームの文庫本にカバーをかけてみたものの、この文庫本はプチ苦行。
読みますよ、最後まで。
お金出して本を買ったんだし。
しかしなあ。
「主人」と書いて「たく」と読ませるのとかどうよ。そんな言い方しねーよ。
2015年1月10日 (土)
池袋立ち食い蕎麦屋「君塚」
添付写真は以前から気になっていた池袋の立ち食い蕎麦屋「君塚」のたぬきそば。350円。
昨年に私が講師として所属しているJill music schoolの池袋教室が池袋駅の東口から北口へ移転した。
教室が東口にあった頃には私がこよなく愛する最強の立ち食い蕎麦屋「小諸そば」がすぐ近くにあったので昼飯は常にそこだったのだが、北口に移転してからは「小諸そば」が随分と遠くなってしまった。
何か他に良い店が無いかと思っていて前から目をつけていたのがこの「君塚」。何となく「ウマそう」な雰囲気があったのだ。
今日は日中のレッスンとレッスンの間に時間があったので、ついにこちらに訪れてみた。
初めての店では必ずたぬきそばを注文する事にしている。
結論から先に言えば、なかなか美味かった。少々ダシに甘みが利いているのでそこは好みの別れる所かとは思うが、甘いダシの嫌いな私でも「これは許容範囲内」と思えるレベル。言ってみれば甘みがくどくないので、ちゃんと美味いのだ。
麺(蕎麦)も決して悪くない。何よりたぬきそばに欠かせない天かすの美味さが素晴らしかった。きちんと「天ぷらのカス」だった。どことは言わないが、某立ち食い蕎麦屋チェーンのとある店はコンビニで売っているような揚げ玉を使用している所もあり、それは私はまるっきり好きではないのだ。
この「君塚」、立ち食い蕎麦としては完全に及第点のレベル。
けれど、前述の私の愛する「小諸そば」と比べるとどうなのかと言えば、やはりそれは「小諸そば」に軍配が上がる。
麺、ダシ、天かす等のクオリティ、そして値段。
私の判断基準で、であるが、そのどれもが「小諸そば」の方が少しずつ上なのだ。
現在の池袋教室から「君塚」は徒歩三分。対して「小諸そば」は徒歩十分。
それでも私は「小諸そば」に行くかなあやっぱり、という感想。
いや、ヘンな所よりはずっと良いんですよ、「君塚」。
ちなみに私の地元小岩で最も好きな立ち食い蕎麦屋は「ゆで太郎」。
今のところ「小諸そば」と「ゆで太郎」が二大巨頭です。
2015年1月 9日 (金)
「失恋」読了
鷺沢萠(さぎさわめぐむ)氏の短編小説集「失恋」、読了。
うーむ、いまいちピンと来なかった。
四編の短編小説が収録されており、冒頭に収録された「欲望」という小説はなかなかに読みごたえがあったのだが、後半三編はあまり波長が合わなかった。
「欲望」という小説には、結構なレベルで人間の「しょっぱい感じ」や「みっともない感じ」が現れていて、それが読みながら面白かったのだが、それ以降はそうではなかった。私の印象では「カッコ良かった」。あまり肯定的でない意味で。
四編全ての小説がタイトル通りに失恋をモチーフに書かれているのだが、私が「失恋をモチーフにした小説」において読みたいと感じる内容は「恥ずかしくてみっともなくてしょっぱくて、でも愛おしいクソな人間の姿」であり、爽やかに失恋して爽やかに立ち直っていくカッコ良い話は別に読みたくない。
そういう意味で「欲望」以外の短編は期待外れだった。
鷺沢萠氏は数年前に35歳の若さで自殺してしまって、それは大変残念なのであるが、聞く所によるとかなり「困ったちゃん」であったらしい。
重度のギャンブル依存症で、かつヘビースモーカー、謎の水依存症という傾向もあり、また22歳で結婚して一年で離婚している。前述したように35歳で自殺している。(全部wikipediaで調べた)
小説家の経歴としては完全に「エリート」の部類である。
じゃあ、と私は思うのだ。
じゃあ、そんなみっともない自分をもっと描けば良かったのでは?と。こんなにカッコ良く描いてるからアンタ死んじゃったんじゃねえの?と。
人間なんてねえ、カッコ良いわけねえんだよ。私はいつもそう思う。
ひょっとしてあと10年長く生きていたら、鷺沢萠氏はもっと素晴らしい小説を書いたんじゃないか?
そんな事を読後に考えた。
いや、彼女の世界観が好きなファンの方には大変申し訳ないのだが。
2015年1月 8日 (木)
パーカーとマイルスとYシャツと私
今日は結構たくさんレッスンをしたけれど、19時には終わったのでそこから二時間練習。最近また一段とピアノを弾くのが楽しくなっていて、二時間ぐらいはすぐに過ぎてしまう。
「好きな事を仕事にするって大変でしょ?」なんてたまに人から聞かれるけれど、正直に言って全然大変じゃない。イヤな事や落ち込む事もたまにあるけれどそれよりも圧倒的に楽しい事の方が多い。プラマイ勘定をすると完全に黒字収支。すみません、ワタクシ、仕事に関しては間違いなく幸福に過ごさせて頂いております。
宮崎パヤオ先生のロリコン趣味の結晶である名作アニメ「魔女の宅急便」風に言うと「落ち込んだりもしたけれど、私は変態です。たまにうんこも漏らします」。糸井重里も裸足で逃げ出す名コピー。
まあ幸せにやらせてもらっておりますよ。
練習が終わったら即座に地元の立ち呑み屋で一人呑み。ほうれん草のおしたし(江戸っ子的プロナウンシエイション)とサンマをアテにチューハイを頂き、幸福の極致。良い人生でございます。
さて、今日の練習の時の話。
以下、音楽(ジャズ)の話の割合が高いので、音楽に興味の無い人はすんません。
本日の練習はチャーリー・パーカーというアルトサックス奏者のCDのコピー。彼が吹いているフレーズを聴いてそれを譜面に書き起こして練習する、というもの。冒頭に添付したCDの写真はそのチャーリー・パーカーCD。
ジャズには色々な種類のジャズがあるが、このチャーリー・パーカーや、ピアノのバド・パウエル、トランペットのディジー・ガレスピー等々といったミュージシャン達がやっていたジャズの事は「ビ・バップ」と呼ばれる。もちろん仲村トオル的な清水宏二朗的なサムシングではない事は言うまでもない。
この「ビ・バップ・ジャズ」のコピー(模倣)は私の「生命線」にも近い練習の一つで、この練習をしっかりと出来ている時は調子が良いし、出来ていない時は何だか具合が悪い。具合が悪くなって来たらこの練習をすれば段々調子が上がってくるので、非常に大事なレッスンの一つ。
という事で今日は添付写真のCDに入っているとある曲をコピー(パクり)していたのだが、少々困った事が起きた。
その曲の演奏はアルトサックスとピアノとベースとドラムとトランペットでやっていたのだが、トランペットが信じられないぐらいヘタクソなのだ。お目当てのパーカーのフレーズを聴き取って採譜しようとしているのに…
トランペットが邪魔ーーーーーーっ!!
ユニゾンのフレーズ間違えまくってんじゃねえよ!パーカーのフレーズが聴き取れねえじゃねえかーーーーーーっ!!
誰だこのクソなラッパは!と思ってクレジットを見てみようと思ったが、実はこの時点で私は「おそらくアイツだな」という見当はついていた。
「アイツじゃなかったらこんなヘタクソ許さねーぞ」と思いつつCDジャケットの裏を見ると、予想通りに書いてありましたよ。
「トランペット:マイルス・デイヴィス」と。
このマイルス・デイヴィスは掛け値ナシにヒドイ。ヘタクソ過ぎる。「日本で一番ピアノのヘタクソなプロピアニスト」でお馴染みの私に言われるのだから、まあヘタクソ。間違いなくヘタクソ。
けれど、そのヘタクソな演奏を聴けば聴くほど、マイルスは偉大だなあという思いに駆られた。
ジャズにちょっと詳しい人々ならばご存知だろうが、マイルスのニックネームは「帝王」である。マイルスはパーカーのバンドに所属した後、ジャズの世界において絶対的な中心人物へと成り上がっていく。
この時点では怒りを覚えるレベルでラッパがヘタクソなのにも関わらず、だ。
この時点から劇的にラッパが上達したのかと言えば、これは私の個人的な見解であるが「そんなに上達していない」。
ではどうやって彼は「帝王」になったのか。
私の想像するにこういう事である。
パーカー「ゴルァァ!マイルス!てめぇまた間違ってんじゃねえよ!罰としてシャブ買ってこいやゴルァァ!」
マイルス「バード(パーカーのあだ名)の兄貴!すいやせんでした!今すぐシャブ買って来ます!」
あ、言い忘れましたがパーカーは大天才なのですが重度のポン中です。
マイルス「(クソっ、バードの野郎!誰もてめぇみてえにパラパラ流暢に吹けねえっつうんだよこのクソ野郎)」
マイルス「(はっ!あのクソバード野郎みたいに吹こうとするのが間違いの始まりなんだ!ヤツとは全然違うアプローチで吹けば良いんじゃねえか!?)」
以上妄想である。こうした結果マイルスは「静寂の美学」のような音楽を生み出した訳なんじゃないかと私は思う訳である。
それまでにジャズの世界であまり多くの人がやっていなかった「静寂」の導入。また電気楽器の導入。そういう革新的な試みを全て成功させて、「ドヘタマイルス」は、「帝王マイルス」へと変貌していくのだ。
こんな事から学ぶ教訓であるが、「ダメな部分はむしろ武器」である。
マイルスはパーカーやガレスピーのように流暢に吹けない自分の下手さを逆手に取った。そして唯一無二でありながら後世に多大な影響を及ぼす音楽を生み出した。
そうやって考えると、今日聴いていたCDの「怒りを覚えるレベルでヘタクソ」なマイルスに対して、「そうか、この時点でマイルスが味わっていた屈辱や劣等感がジャズの歴史を大きく動かしたのか」と胸が熱くなるのである。
本日の練習における私の気持ちの変化は以下のようなものである。
・パーカーは相変わらずすげえなあ
↓
・マイルスはクソだなあ
↓
・ゴメン、嘘。やっぱりマイルスはすげえ
↓
・失敗が成功を産むってひょっとしてこういう事なんじゃねえかなあ
という訳で、パーカーはもちろんすごいしマイルスも超すごい。
好き嫌いでいうとどちらも大好き。
いやーん、ジャズ大好き!
2015年1月 7日 (水)
たまには違う事を少し
音楽にジャンルなんてなくて、良い音楽と悪い音楽があるだけ。
なんて聞くと、「聴く方はそれでも良いかも知れないけどさー」って思ってしまう。
演奏する立場から言わせてもらうと、音楽にジャンルは、ある。はっきりと、ある。
ジャンルが変わればリズムの取り方が変わるし、何だったら奏法も変わる。身体と脳の動かしている箇所が変わると言うと少々大袈裟かも知れないけれど、それぐらい変わる。
で、その中で当然得手不得手がある。
今日は空き時間に「苦手ジャンル」の音楽を少し練習。
最初はまるっきり弾けないけれど少しずつコツを掴んで弾けるようになる。
最初に「全然弾けない」のがムカつきはするのだけれど、何となく新鮮な気持ちで練習出来るので楽しい。
で、元々好きなジャンルの音楽の練習に入った時の「帰ってきた感」、これがとても幸福。
たまには違う事もやりましょう、というお話でした。
2015年1月 6日 (火)
新年一発目の無駄遣い
「家に忘れた」という理由で出先でビニール傘もしくは100円ライターを買う時の敗北感はハンパじゃないですね。
一体いつになったら家を出る時に雨が降っていなくても傘を持って家を出られるぐらいの先見性を持った大人になれるのでしょうか。
買ったばかりのビニール傘を差して岩本町へ向かいますよっと。
本日は岩本町の「eggman tokyo east」でジャムセッションです。
19:00ぐらいから22:00ぐらいまでやってます。
ホストはベースが石綿亮くんにドラムが南たけしさん。ピアノがワタクシ。
たくさん演奏出来ますよ。
どれぐらいたくさんかというと、我が家にあるビニール傘と100円ライターの数ぐらいたくさん。
2015年1月 5日 (月)
2015年1月 4日 (日)
2015年1月 3日 (土)
あやちゃんダイジェスト動画
明日から2015年仕事始め!
明日、1月4日は、おなじみ小岩「Back in time」でおなじみ「タケシーズのジャムセッション」!昼と夜のW開催です。
昼の部は14:30から17:30ぐらいまで。夜の部は19:30から22:30ぐらいまで。
まだ演奏始めされてない方も、もう既に演奏始めをされた方も是非遊びに来て下さい。
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
2015年1月 2日 (金)
2015年二日目
新年二日目は、90歳に近くなった親戚のおばさんに会いに浜町まで。
会えて良かった。まだまだ元気でいてもらわないと。
昨年末、つまりつい先日に癌の手術をしたばかりで会いに行くのも少々憚られる部分もあったが、やはり会いに行って良かった。
会うべき人には時間がある限り、いや、無くても無理矢理時間と機会を工面して会っておくべきだ。
それは最近強く思う事の一つ。
2015年1月 1日 (木)
2015年賀正
明けましておめでとうございます。
今年の初ピアノは何故か年が明けた直後の深夜に某所でフォークソングとポップスを弾き倒すという何とも奇妙なものでしたが、大変に楽しいピアノ始めでございました。サザンオールスターズの昔の曲とか良いね、やっぱり。
一回寝て起きてからはアブさん(Abdullah Ibrahim)のコピーとデューク・エリントンの楽曲群を弾き倒すタイプの練習で本年の練習始め。
相変わらずピアノは楽しい。
今年も大好きな音楽道に邁進して参ります!
本年も宜しくお願い致します!
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