メンゴメンゴ
いつものように宣伝から。
明日12月26日は、東中野「Big River」にて、久しぶりのハーモニカ皆川和義とのデュエット。20時スタート。投げ銭にて。
で、普通の日記。
毎月恒例、25日は種々の振り込み並びに引き落としの日。手元にあった金に羽根が生えてぱたぱたとどこかへ飛んでいく。仕方がないね。生きるのにはお金がかかるから。
日中のレッスンの合間に銀行へ行くとなかなかにすごい人だかりで、そうか、もう年末だしなという事をこんな所で実感する。
銀行に行ってから地元の小さな本屋へ。先日買った文庫本二冊を読み終わったので、新しく二冊ほど仕入れに行く。
あまり品揃えの良くない中、散々悩みながら、サマセット・モームの「雨・赤毛」という短編集と、鷺沢萠の「失恋」という短編集を購入。
モームは学生の頃に「月と6ペンス」という小説を読んだきりだったので、もう一回何かしら読んでみようという気持ちと、あとはタイトルが気に入ったので。一言「雨」って、なかなか良いよね。
鷺沢萠に関してはこれまでに数冊だけ読んだことがある。初めて読んだ「葉桜の日」という小説が非常に好きで、その後彼女の作品を何冊か読んだのだけれど、それ以降に読んだ著作は何だかぱっとした印象がない。今日買った作品はどうだろうか。
ともあれ、これでまたしばらく楽しめる。今日は仕事が終わったら近所の安い立ち呑み屋にでも行って、レモンハイを啜りながら本を読もう、なんて思うと少々愉快な気分になる。
そう言えば、前述の鷺沢萠さんは若くして死んだんだった、と思ってwikipediaを見てみたら、35歳で自殺していた。
同い年か。
ダメだよ、死んじゃ。
今日は「生きる」という事に対する嬉しい報告を一本もらうはずが、ちょっと先送りに。
絶対に生きなくてはダメなんだ。
生きていくのはみっともなくて恥ずかしい事ばかりなのだけれど、だからこそ素晴らしいのだ。
太宰治にしたって「生まれて、すみません」とか言ってるからさっさと死ぬんだよ。「生まれてメンゴメンゴ!いやー、まいっちゃった!」ぐらいだと死なない。100パー死なない。
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