俺のインスタントラーメン
「ラ王」と「マルちゃん正麺」がそのブームの火付け役だったとは思うのだが、ここ何年か、「ちょっと高級なインスタントラーメン」というシリーズが流行っている。
インスタントラーメン大好きな私としては新製品が出る度に買ってみているのであるが、イマイチ「これだ!」というものに巡り合っていない。
この手の「ちょっと高級なインスタントラーメン」の特徴として、「まるで生麺」という部分がある。確かにどの製品も麺にはなかなかのこだわりを見せている。
またこれらの新世代インスタントラーメンを批判する時に「ジャンクはジャンクで良いんだよ、インスタントラーメンなのにそんなに頑張っちゃうのはちょっと違う」という声もよく聞くが、私はこれに関してはそこまで賛同しない。
麺は好きなのだ。この生麺と乾麺の中間みたいな味わいは好きだ。
一連の新世代インスタントラーメン、私は実はスープが苦手なものが多い。
化調(化学調味料)の味が強すぎるのだ。
もちろん私もそこまでオーガニック至上主義ではないので多少の化調は認める。しかしこの新世代達はあまりに化調が強い。それがあまり好きではない。いつもコショウだとかごま油だとかをかけて何とか誤魔化すが、結局は好きな味にはならない。
インスタントラーメンにおいて私にとって「最強」がある。
サッポロ一番である。
「そんなの普通じゃねえか」と思わないで頂きたい。
サッポロ一番の、ブレンドである。
私が好きなのは塩味とみそ味のブレンド。
作り方は簡単だ。塩味とみそ味を一緒に鍋に放り込んで作るだけだ。おまけでついている七味やゴマも一緒に放り込んで構わない。
もちろんサッポロ一番にだって化調は入っている。それがこのブレンドを施す事によってまろやかになる。本日の朝もこのブレンドを食したが、実にウマい。
サッポロ一番には他にもしょうゆ味があるので、他の組み合わせもあるだろう。
最近のインスタントラーメンにちょっと飽きている方は、是非一度試してみて頂きたい。
「おい、あんまりウマくねーじゃねーか!」という苦情は受け付けない。
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