寒の戻り
声が出なくなってはや数日。声が出ない以外は極めて健康で、酒もタバコも元気よくいっているのですが。ここぞとばかりに練習していた森進一のモノマネにもいい加減飽きが来ております。
ちなみにぼくは「おふくろさん」よりも「襟裳岬」派です。
「いじける事だけが生きる事だと飼い馴らし過ぎたので。身構えながら話すなんて、アァ臆病なんだよネ」
という歌詞が昔からとても好きなのです。
泉谷しげるの「春夏秋冬」における
「隣を横目で覗き自分の道を確かめる、また一つ狡くなった、当分照れ笑いが続く」
という歌詞の素晴らしさと共通するものがあると思います。
ピアノの演奏だけならば黙って弾いてりゃ良いので声が出なくとも問題無いのですが、今日から数日はレッスンが続くのでそれをどう乗り切ろうかと思案しています。
手話なのか、筆談なのか。
基本的には生徒に頑張ってもらって口の形やら雰囲気で何と言っているのかを読み取ってもらおうと思います。
この経験はおそらくいつの日か私の生徒が森進一氏にレッスンを受ける時に役立つ経験である筈です。
二月のこれぐらいの時期に、寒の戻りという具合に寒くなっている本日の東京。こんな日は決して嫌いではありません。
今日も一日(声帯以外は)張り切って参ります。
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