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2013年10月

2013年10月31日 (木)

酔っ払い日記

本日東中野ビッグリバーにて20:00よりタケシーズライブ!

酔っ払っている。

酔っ払ってブログなど書いて翌日に後悔しなかった試しなどはこれまでに一度も無いのだが、懲りもせずにこういう自己顕示なんだか自慰なんだかよくわからん行動に出ている訳である。携帯からピコピコと文章を打っているのだが、いつも思う、最近はスマホだの何だの新しい機能を多数携えた携帯電話が多々あるのだから、呼気から一定値以上のアルコール臭が検知された場合には携帯が全ての機能をオフにする機能とかが出来れば良いのに。そしたらすぐに買う。

駄文を。

酔っ払っいつつふと思った。

私の周囲にはちらほら、他人に絶望している人がいる。

或いは社会に。更には政治に絶望している人達がいる。

これはなかなか健全なんだよな、と思う。それは決して厭味では無く、だ。

それに比べると、私などは恐らく自分自身に絶望している。ひどく自信過剰で唯我独尊な部分がある事は承知しているが、恐らく何年も前から私は私に絶望している。

あっさりと命でも絶てれば楽なのであるが、そんな事は怖い上に痛いのは嫌だという臆病さまで兼ね備えているので、実行に移される事は多分ずっと無い。「死んじゃえば良いのにー!」と明るく言えば絶望は少し和らぐ。ネガティブワードは時として人を慰める。「死ねば良いのに」と呟く事で死なずに済むのだ。そういう事は当たり前にある。

そんなものだ。その程度の絶望だ。

思えばこの「にっちもさっちもいかなくて明るい未来なんて微塵も見えておりませんが、逃げ出すほどの度胸もあるわけでなし、さあてどうしましょうかねえ」というのが私の人生の大部分を占めている。

成り行き任せで音楽家なんぞになってしまったものの、日々自分の努力不足と才能の無さを痛感する事ばかりで、「いっそ辞められたらどんなに楽か」と思う事も多いが、まだ辞められない。

辞めないからには単に絶望しているだけでは始まらない。何を改善しなくてはならないのか、どうしたら勝負になるのか。それを考えなくてはならない。そして努力しなくてはならない。

薄く長いクレープ生地のような自己への絶望が私をいつもやんわりとヌルく包んでいるのだが、その中で前に進んでいるんだかいないんだかもわからずにとりあえずもがく、というのがここ十年ぐらいの話なのだろうか。

20代を終えて30代も半ばに差し掛かって、迷走っぷりは加速している実感がある。恐らく40代50代は更に迷走するだろう。

人様に迷惑をかけないようにとはうっすら教わったような記憶もあるが、人様には迷惑しかかけていない。だから少なくとも人からの迷惑に関しては出来うる限り寛容でいようとも思っているのだが、これもままならない時が多い。心が狭い。

明日からも迷走の日々は続く。

ほら、酔っ払ってるしつまんねえ事書いてる。

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2013年10月30日 (水)

勝負から逃げてはいけない

先に告知。

明日は東中野ビッグリバーにて「タケシーズ」です。

東京西部、って言っても自分の認識では「新宿以西」なんですが、西部では初めてのレコ発ライブです。今月頭に発売された『みんなのジャズ』ね。もちろん持っていきます。明日は思い切りジャズやります。是非お越しを。20:00〜です。

さて、日本シリーズが盛り上がってはいるものの、我々広島カープはもうオフシーズン。この時期は「また誰かが出て行ってしまうかも…」という心配に苛まれている。

悪魔の制度であるFA制度。この制度をご存知ない方の為に説明しておくと、プロ野球選手というのはある決まった年数を働くと、「挙手の権利」を貰える。この権利をFA権と呼んでいる。

挙手の意味は「はーい、オレの事を最も高値で買い取ってくれる所、集まってー」という意味である。球団の枠に縛られずに自分を一度オークションにかける権利なのだ。

優秀な選手の場合にはそこからマネーゲームに突入する。「お宅は3億円出すの?じゃあウチは5億円出すよ」といった具合に。

我らが広島カープは日本屈指の貧乏球団であるがゆえに、このマネーゲームには参加出来ない。よってカープの選手はFAの挙手をした瞬間によそに金で買われて行くというのが定例になっている。

FA権を保持し今年出て行ってしまう可能性があるのがカープでは計四人。

投手で大竹寛投手と永川勝浩投手。野手で栗原健太選手と捕手で石原慶幸捕手。この四人。

早々に「FA宣言はしない」と残留を約束してくれたのは永川だ。数年前はカープの守護神であった彼も怪我と不調で一時期は二軍暮らしが続いた。しかし、守護神という立場も自分のそれまでのスタイルも変えてまで彼は復活した。今は最も信頼のおけるセットアッパーの一人だ。彼が残ってくれたのは本当に心強い。もう全力で永川は応援したい。

大竹と石原の二人に関しては「出て行かれたら本当に困る」というレベルだ。

今年10勝を上げ、年間通して先発ローテーションを守った大竹はもちろん来期も超重要な戦力であるし、守備の扇の要である石原にも何としても残ってもらわないとならない。カープにはもう一人、倉義和という素晴らしいベテラン捕手がいるが、倉も年齢が年齢だ。いつまで現役でいられるかはわからない。それに困った事にカープでは若手の捕手がまるで育っていない。白濱、會澤、磯村といった若手捕手がいる事にはいるが、石原・倉の両ベテランをまるで脅かしてはいない。大竹と石原の残留は絶対必要条件なのだ。

それに比べてかつての四番バッターである栗原。彼は今かなり現実的にFA権の行使を視野に入れていると聞く。

彼の従来のポジションは一塁であったのだが、ここに今年、キラ・カアイフエという凄腕の助っ人外人がやってきてしまった。栗原が二軍でチンタラやっている間に戻ってくる場所はなくなってしまった。

栗原はFA権の行使について「やはり試合に出たいので、他球団でもそういうチャンスがもらえるならば」と言っているそうだが、私はこの発言に少々失望している。

じゃあ奪い返せよ、と思うのだ。キラでも松山でも堂林でも、全盛期のお前さんほどの成績は残しとらん。

何を競争から逃げているのだ。

現状ではお前に出ていかれても何も困らないし、よその球団でお前を欲する所があるとも思えない。

復活しろよ!輝きを取り戻せよ!

そんな事を強く思う。

少なくともキラや松山、堂林との競争から逃げているようでは栗原の復活はありえない。

死ぬ気で取り返してみやがれ!栗原!

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2013年10月29日 (火)

2013年残りの演奏スケジュール

年内の演奏予定を決まっている、というか、書ける所だけざっと書いていきます。楽しみなライブが目白押しです。皆様是非ご来場を!

《2013年10月演奏予定》

10月31日(木) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
ビッグリバーで「タケシーズ」。もちろん新譜の「みんなのジャズ」、持って行きますよ!
20:00~start  music charge: 2000円

《2013年11月演奏予定》

11月9日(土) 東京八王子 Band Box
042-649-3422
http://bandboxjazz.com/
「市場美惠子withタケシーズ」
vocal:市場美惠子 piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
ボーカルの市場さんとタケシーズ再び。初めて行くお店です。ジャズのスタンダードに加えてラテンナンバーも。楽しいライブになりそうです。
19:30~start  music charge: 2500円(1ドリンク付)

11月12日(火) 東京岩本町 Eggman Tokyo East
03-5829-6400
http://www.egg-mte.com/
JAZZ、FUNK、BLUES、ROCK オールジャンルOK。初心者の方、演奏されないお客様も大歓迎!(要チャージ)ボーカルエントリーのお客様は譜面を3部以上お持ち下さい。ピアノ、ベース、ドラムのエントリーも大歓迎です。
*無料レンタルギター&無料レンタルベース有り!
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
19:00~start  music charge:1500円(+フリードリンク1000円)

11月15日(金) 東京住吉 ティアラこうとう第四練習場
http://www.kcf.or.jp/tiara/
「ジャムセッション&ワークショップ」
bass:福島剛 drums:楠原木曜
毎月第三金曜日に私が勤めているJill music schoolの生徒さん向けに行っていたセッション&WSですが、最近は一般の方の参加も増えて来たので「じゃあもう大々的に誰でも参加オッケーで」という事になりましたので告知します。私はベース弾いてます。
19:30~start  music charge: 1500円(見学の方は500円)

11月20日(水) 東京高田馬場 Sunny Side
03-5272-6119
http://www.sunny-side.jp/
「タケシーズ」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
タケシーズのマンスリーライブです。11月は三人でじっくりと。炸裂するインプロビゼーション(即興演奏)の応酬。ご堪能下さい。
20:00~start  music charge: 2500円

11月21日(木) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
「Trees」
harmonica:皆川和義 vacal:大塚美香 guitar:藤枝暁
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
大所帯の「Trees」。何が飛び出すかわかりません。ちなみに前回は「ミル・マスカラスのテーマ」なんてのまで飛び出しました。
20:00~start  music charge: 2500円

11月22日(金) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
「Birthday Jam」
出演者(楽器不明・流動・順不同):根岸亜希子 上長根明子 角口琴映 安井希久子 福島剛
ビッグリバーに出演中の11月生まれのミュージシャンが集結して自分たちで自分たちの誕生日を祝う会です。宴会とも言います。
20:00~start  music charge: No Charge

Special Live
11月26日(火) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351

http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Mitch Special Live vol.4」
trumpet&vocal:Mitch  piano:福島剛 
Black Bottom Brass Band(BBBB)の創始者、本場ニューオーリンズから日本に持ち込んだ「本物Jazz」の稀有な体現者、そして時には河内音頭の音頭取り「河洲虎丸」としてライブ、TV、ラジオ等の各メディアを通じて日本中を魅了してやまない稀代のアーティストが再び小岩「Back in time」に!お早目のご予約を!
20:00~start  music charge: 2500円(予約)/3000円(当日)
*ご予約は 
africanpiano@gmail.com までお名前とご人数を。



11月27日(水) 千葉市川 O'd Diner
0120-12-5906
http://www.upwel.com/bar/
しっとりとジャズボーカルを。遅い時間からやってますので、仕事帰りにでもどうぞ。
vocal:ちゅんこ sax:古田一行 piano:福島剛
20:30~start music charge:カンパ制

11月29日(金) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:千葉陽子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、明るいボーカルの千葉陽子さんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start チャージ:no charge


《2013年12月演奏予定》(未定の部分が多いです)

12月3日(火) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:千葉陽子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、明るいボーカルの千葉陽子さんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start チャージ:no charge

12月13日(金) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「タケシーズのジャムセッション」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
タケシーズ主催のジャムセッション。前回まではオーソドックスなジャズセッションあり、タップダンスあり、詩の朗読ありと大変な盛り上がりでした。今回はどうなるのでしょうか。皆様の奮ってのご参加、お待ちしております。MVPも毎回決めますので、そちらもお楽しみに。「一番オイシかった人」がMVPです。
19:30~start  music charge: 1500円

12月14日(土) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
落語:林家さん歩 electric piano:福島剛
落語家林家さん歩氏との異種格闘技戦。年末恒例の、私も大好きな古典落語をさん歩氏と演じていきます。これはかなりおもしろそうです。
20:00~start  music charge: 2000円

12月18日(水) 東京高田馬場 Sunny Side
03-5272-6119
http://www.sunny-side.jp/
「タケシーズ(ゲスト予定あり)」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
内容未定。多分ゲストがあります。
20:00~start  music charge: 2500円

12月20日(金) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
ビッグリバーで「タケシーズ」。寒い冬の時期ですが、暖房いらずなほどにホットにいきます。
20:00~start  music charge: 2000円

12月24日(火) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「タケシーズのクリスマスパーティー」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
タケシーズでクリスマスパーティーをやります。実は昨年も企画したのですが、私はインフルエンザにかかり欠席してしまいました。今年は腕をふるいます(料理の)。色んな料理を出せればいいなあと思っていますが、今のところはあれこれは未定です。
20:00~start  music charge: 未定

12月25日(水) 千葉市川 O'd Diner
0120-12-5906
http://www.upwel.com/bar/
しっとりとジャズボーカルを。遅い時間からやってますので、仕事帰りにでもどうぞ。
vocal:ちゅんこ sax:古田一行 piano:福島剛
20:30~start music charge:カンパ制

12月28日(土) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
harmonica:皆川和義 electric piano:福島剛 drums:峯村亮祐
長年の相方皆川と新進気鋭の若手ドラマー峯村との変則トリオ。ベースレスならではの面白さがあります。
14:00~start  music charge: 2000円

12月30日(月) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
vocal:南雲剛樹 electric piano:福島剛
変幻自在、そして驚くほどの表現力をもったボーカルの南雲さんとデュオ。これは単なる歌伴ではありません。楽器と楽器とのインタープレイのようです。
20:00~start  music charge: 2000円

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2013年10月28日 (月)

東中野ウイーク

今週は東中野「ビッグリバー」へよく行きます。

まずは今日、10月28日(月)はソロピアノ。一人なので派手な事は出来ません、のんびりと、心に染みるジャズの名曲達を。

「仕事帰りにちょっとジャズでも聴きながら軽く呑むかな」みたいな人が疲れを癒しつつ美味い酒が呑めるように、というのが目標です。という訳なので私はいかにお客様をリラックスさせられるかを考えながら、その部分に細心の注意を払いながらいきます。

20:00スタート。チャージは1000円です。

続いて31日(木)は同所にて「タケシーズ」。お馴染み、福島・南・野々口の三人のタケシ達のピアノトリオです。

ここでは本日のソロピアノとは真逆。汗水たらしながらの体育会系でいきます。「どれだけ出し切るか、どれだけイキちぎるか」という事を目標にいきます。

やはり20:00スタート。チャージは2000円です。

是非お越し下さいませ。

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2013年10月27日 (日)

久しぶりの愛聴盤

レッスンの時に参考音源が必要な時には生徒と一緒にレコードを聴く事があるのだけれど、今日はやはり何枚かのレコードを聴いた。

Meade Lux Lewisのソロ・ピアノ、Otis Spannの弾き語り、それからJohn Coltraneの「LushLife」というアルバムのA面の一曲目、Like someone in love。

コルトレーンの演奏はピアノが入っていなくて、サックスとベースとドラムだけの演奏なのだけれど、独特の美意識によって曲一曲が凛と立つような厳しさと美しさがあって、レッスンの最中だったけれどついつい聞き惚れてしまった。

たまにはお気に入りのレコードに針を落としたいものだ。

明日は東中野ビッグリバーでソロピアノです。チャージ1000円でやってますので、お気軽にジャズの小唄を聴きに来て下さいね。

追伸・コメント読みました。11月と12月のスケジュールは近々アップします。少々お待ちください。

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2013年10月25日 (金)

ハロウィンの仮装

本日池袋「バガボンド」にてボーカル千葉陽子ちゃんとデュオ。19:30から。

世間では「ハロウィン」とかいう米利堅から輸入した祭の真っ最中だそうだ。

私は正直言ってまるでピンと来ていない。理由は明快だ。私が子供の頃にはそんなものはなかったからだ。

キリストが何かをした事を祝う切支丹やら伴天連たちの祭らしいのだが、さっぱり馴染みが無い。

祭の中身を聞けばとにかく「仮装をする」との事。

本日の「バガボンド」でのライブでも「ハロウィンなので仮装をしてくるように」という御達示が千葉陽子ちゃんからやって来た。

が、先程から述べているように私には仮装の意味がさっぱりわからない。更に言えば、何をもって「仮装」とするのか、その基準もわからない。

仮装…仮装…と考えた私の脳裏に一瞬浮かんだのは、「裸族の仮装」であるが、これは仮装の為に全ての衣服を脱ぎ捨てなくてはならず、京成小岩駅〜日暮里〜池袋までの行程を恙無く乗り切れる自信が皆無、途中で必ずポリス沙汰になるのは必至だったので、裸族の仮装は断念した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ブログの途中ですが、ここでニュースです。今日夕方、東京都の京成小岩駅構内で全裸になっていた自称音楽家の男(33)が逮捕されました。調べに対し男は「ハロウィンだ。裸族の仮装だ」などと弁明しており、取り調べ員の「裸族だってチンコケースぐらいしているぞ」という問いには「オレのに合うサイズが無かった」などと見栄180%の嘘をついている為、当局は近くこの男を少し痛くする予定です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ニュース終わり。

いや、裸族の仮装は無理なのだ。法治国家のここ日本では。

続いて考えたのは、ドカジャンにニット帽で「北の国から」の黒板五郎の仮装、というのも考えたのだがこれもやめた。今は時期的に暑すぎるし、誰にもそれを仮装とわかってもらえない恐れがあるので。

仕方が無いので私は家を出る時に中央に「C」の文字の書かれた赤い帽子を持って出た。

某プロ野球球団のファンのコスプレである。

ああ、これもわかりづらかったなあ…とちと反省。

これから演奏です。

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2013年10月24日 (木)

今年も指名されず

今日、プロ野球のドラフト会議にて広島カープから指名を受けたら断腸の思いで音楽家を引退して赤ヘル戦士として生きて行こうと思っていたのですが、幸か不幸か今年も指名されなかったので明日からも音楽家として地道に生きていきたいと思います。

という事で明日は台風も来ているようですが、池袋「バガボンド」にてボーカル千葉陽子ちゃんとデュオです。19:30〜23:00まで4ステージ。ノーチャージなのでお気軽にどうぞ。

今年カープに入れる新人達、超頑張れよ。

オレも頑張るぜ。

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2013年10月19日 (土)

拡散希望

伊豆大島の災害について情報を求めている方がいます。

友人の作家、石田ゆうすけのブログより。

http://yusukeishida.jugem.jp/

何かご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご一報をお願い致します。

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2013年10月17日 (木)

明日は月例セッション

野球。二連敗にて後がなくなる。まんじりともせずに携帯から速報を眺める。

告知を一つ。明日18日(金)は月例のセッション&ワークショップ。19:30から21:30まで「ティアラこうとう」にて。誰でも参加可能なので希望者は私まで御一報を。

簡単ですんません。

プロ野球のせいで若干機嫌が悪いのです。

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2013年10月13日 (日)

いつものコース

いつものコース
いつものコース
いつものコース
定番の、墓参り→みなもとのコース。

ここのカレーうどんの美味さは異常。

最高です。

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2013年10月12日 (土)

今日から京都でライブ

新幹線の移動中に時間があったので、韓国記、全部書き上げました。ご笑覧下さい。

今日から京都にいます。

亡くなった私の師匠、市川修の奥様でもあります市川芳枝さんとライブします。

ベースには進境著しい鶴賀信高と。

本日が出町柳「むーら」で19:00より。

明日13日が河原町「Blue Note」で20:00よりです。

素晴らしいボーカルとベースです。是非ご来場下さいませ。

また、先日発売されたタケシーズの『みんなのジャズ』も数枚持って行っていますのでほしい方はおっしゃって下さい。

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韓国記5

アブさんがステージに現れた。その時点では私は軽く苛立っていた。周囲はその前の電子音バンドの興奮の名残で未だにざわついていたし、相変わらず携帯電話で通話をする連中もいた。頼むけえ、頼むけえ静かに聴いてつかあさい。私はそんな事を考えていた。

アブさんは今ステージ上で何を考えているのだろう。そんな事を思っていたが、巨匠はピアノの前に座ると何のてらいも無く、極めて自然に音を紡ぎ始めた。

一曲目から、彼の曲の中でも私のフェイバリットである「Blues for a Hip King」が演奏された。どこまでも静かで深く美しいピアノの音、音、音。拡がっていく音はやがて景色となり、そして私の耳や皮膚を通して慈しみ深い至福が細胞に染み渡り始めた。

この時点で私は既に号泣だった。

常々私は「世界最高峰の音楽を出来る限り生で観るべきだ」と思っている。それは実を言えば「勉強の為」では無い。アブさんの音楽は技術的な側面から見て勉強になるかならないかで言えば、あまりならない。高度過ぎるからだ。技術的な事だけで言えば「わからない事」の方が多い。

しかし、彼の音楽を生で享受した時に、私はいつでも「音楽」というものに対して強固な確信を得る事が出来る。

それは「音楽とはこんなにも美しくそしてこんなにも素晴らしいものなのだ」という確信だ。「音楽には無限の可能性がある」という希望だ。それを得る事で、私はもう一度遥かな地平の彼方を見つめる事が出来る。人生を捧げる事を決めた「音楽」に、再び忠誠を誓う事が出来る。

そうなのだ、私がわざわざ韓国まで行って彼の音楽を聴きに行ったのは、その忠誠心を確かめに行く為だった。

アブさんの音を全身で浴びながら、「音楽とはこんなにも素晴らしいのか」と感動に打ち震えていた。

その時点で一つの異変に気がついた。先程までざわついていた客達が、完全に静寂の中にいた。目の前で、Abdullah Ibrahimという一人のアフリカ人が今まさに奇跡的な音楽を奏でている。その事に全ての人達が気が付いた。誰もが耳を澄ましながらアブさんの奏でるピアノの音色に聴き入っていた。それもまた私にとっては感動的な光景だった。

アブさんのソロピアノのスタイルは、一曲一曲を区切って弾かない。数十曲もの曲を組曲のように一曲に繋げながら一時間ほどノンストップで弾ききるスタイルだ。

私はAbdullah Ibrahimの熱心なファン、というよりも「アブオタク」なので、当然全ての曲がよく知った曲だった。

大好きなメロディーが、最高の音色と大地のリズムに乗って次々に流れて来る至福。まさに桃源郷だった。

ここ最近では最後は必ず「Blue Bolero」という曲で締め括るのがお決まりとなっている。約一時間の演奏。時の経つのを忘れながら聴いていたせいで、「Blue Bolero」の旋律が奏でられた時に、そうかもう終わりかと少しだけ残念に思った。

最後のピアニッシモの一音が途切れた時には、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響いた。そこにいる多くの人達がアブさんの音楽に感動していた。もちろん私も。

私はいても立ってもいられなくなり、荷物を即座に片付けて自分が座っていたスペースを後にした。

ステージ脇に駆け寄り警備のスタッフに「Mr.Abdullah Ibrahimに会わせてくれ」と頼みに行ったが「ハア?お前アホか!会える訳ないやろが!」と一蹴された。冷静に考えればそれもそうだ。私のような得体の知れないよくわからん謎の日本人が会える訳が無い。それはごもっともだ。しかしこちとら日本からわざわざ飛行機を乗り継いで彼に会いにやって来たのだ。簡単には引き下がれない。

「ノープロブレム!大丈夫だ!私は彼を知っているから!私は日本から来た!」と主張したが、今から考えれば「私が彼を知っている」のは当たり前の事で、それは有効な主張ポイントではない。

しかし念ずれば叶う事も色々あるものだ。私が警備スタッフに懇願している真横をアブさんがたまたま通り掛かった。

ギャア!アブさんだ!

「ミスター・アブドゥーラ!」と私が彼に呼びかけると、彼はこちらに気付いてくれた。

そして私を手招きし、彼の胸元に抱き寄せてくれた。

もう私の涙腺は完全に崩壊していた。えぐえぐ言っていたのできちんと英語が喋れていたかは謎だが、「覚えていますか、数年前の上賀茂神社でのコンサートを手伝わさせて頂いた者です、今回は日本から来ました。素晴らしくてアメイジングな演奏でした。私もピアニストなんです。今日の演奏もどれだけ感動したか!」みたいな事をえぐえぐ言いながら彼に伝えた。

「ありがとう、ありがとう」と穏やかに微笑む彼は、やはり私にとっては特別な存在なのだと改めて実感した。

時間にして5分ほどだったろうか、彼と喋って、そして別れた。頭がぼうっとしていた。

その後のラリー・カールトン・バンドも当初は観て帰るつもりでいたのだが、何だかもう私の頭の中のキャパシティが限界になってしまったので、目の前で演奏は始まっていたのだが、「もう良いや、充分だ」と思って会場を後にした。

帰りの電車でも、翌日の飛行機でも、私の耳に彼の奏でた音が確かに残っていた。

会いに行って本当に良かった。

私はまたもう一度、音楽に立ち向かう事が出来る。

(了)

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韓国記4

私が何故韓国へ旅行しようと思い立ったかと言えば、加平(ガピョン)という所で行われる「Jarasum Jazz Festival」というイベントにおいて私が最も尊敬し、そして心底より愛してやまないピアニスト、Abdullah Ibrahim(以下アブさん)が演奏をすると知ったからだ。

ジャズフェスティバルは3日か4日間ほど開催されていて、10月3日がその初日だった。アブさんの出番はこの初日だけだった。

「わざわざライブを観に韓国まで?」と言われるかも知れないが、韓国が最も手軽だったのだ。アブさんのHPに記載されている年内のスケジュールを見たならば、ライブをする予定地がイタリアだのスイスだの南アフリカだのと、ものすごく遠い所ばかりだったのだが、そこに一つだけ韓国が予定されていた。「イタリアとかアフリカに比べりゃ韓国なんて近所みてえなもんだろ」と思って韓国を目指した。行ってみてわかったが全然近所ではなかったが。

私は私で10月1日と10月4日にはライブの予定が入っていたので、「2日の昼に韓国に着いて4日の朝に日本に帰る」という強行スケジュール以外は許されていなかった。しかし、そのスケジュールならば行けなくはない、ならば行く、そういう思考回路だった。

梨泰院から加平までは電車で約二時間ほど。前日に「電車の中で携帯で会話をする韓国人」に文化の違いを感じた私であったが、この梨泰院→加平間の電車の中では「電車内に自転車を乗り入れまくる韓国人」に圧倒された。

電車で吊り革に掴まって立っていたら一組の韓国人カップルが自転車を車内に持ち込んで来た。「へえ、韓国の電車は自転車を載せて良いんだ」と思ったのもつかの間、次の駅、更に次の駅で自転車がばんばん搬入された。車輌の一部が駐輪場と化した。何じゃこりゃあ!と「太陽にほえろ!」のジーパンよろしく思ってしまったのも無理はない。電車の車輌面積の約半分を自転車が占めているんだもの。

日本では決して味わう事のない、奇妙な満員電車を味わいながら加平へ着いた。

加平駅からジャズフェスティバルの開催地までは徒歩15分ほど。この加平という土地は悪い意味でなく「田舎」だった。日本で言うと長野県辺りの村、といった具合か。初めて行く場所なのに何となく懐かしさを感じてしまった。

私は勝手な思い込みをしていて、大きなコンサートホールみたいなものが村の真ん中にででんとあってそこに様々なアーティストが出演するのかと思っていたのだが違った。

いわゆる「野外フェス」だった。

だだっ広い広場(東京ドーム約10個分)に幾つものステージが設営され、そこに著名なジャズミュージシャン達がかわるがわる登場するという感じ。「フジロックじゃん」と思った。フジロックは一回も行った事がないが。

早めに着いてしまっていてイベント開始までは随分時間もあったので、屋台で韓国風焼き飯みたいなものを食ってからビールまで一本呑んだのだが、全然時間も経たないので、その辺の路上で寝た。

気温は低いのだがモロに直射日光、という暑いんだか寒いんだかわからないような状況で二時間ほど寝たので、汗だくになりながらも「ウォウ、めちゃ寒い!」という訳がわからない感じで目が覚めた。

起きた時にはぼちぼちイベントがスタートしていて、メインステージの一つではよくわからないバンドがよくわからない音楽をやっていて、客も適当に盛り上がっていた。

私はもう一つのメインステージに向かった。アブさんが出演するステージだ。

アブさんの前には二つのバンドが出演して、アブさんの後にはラリー・カールトンという超有名ギタリストのバンドが出演する、というのがそのステージのタイムスケジュールだった。ラリー・カールトンというギタリストは本当に超有名で、私のような「最近のジャズ」に完全に疎い人間でもその名前は知っている。きちんと聴いた事は一度も無いが。

メインステージに到着して、演奏が始まるまではまた寝ていた。寝てばっかりだ。だって仕方がない。やる事がないんだもの!なおかつ喋る相手もいないし!しかし本当に「お一人様」がいなかったなあ、自分以外に。

目が覚めてしばらくしてから一つ目のバンドを観た。この「Jarasum Jazz Festival」では毎回コンペが行われるらしく、前回のコンペの優勝バンドという事だった。韓国人の若いお兄ちゃん達のギタートリオ(ギター・ドラム・ベース)だった。

最初の一曲ぐらいは「お、なかなか上手いなあ、心地好い」と感心しながら観ていたのだが、二曲目以降は完全に飽きた。正直に言えば「早く終わんねえかな」ぐらいに思っていた。それでも最後まで聴いたけれど。

続いて登場したのは白人のおじいちゃんトランペットのバンド。見るからに「全員超ベテラン」といった雰囲気だった。客席も「いよっ!大御所来ました!待ってました!」という感じで盛り上がっていた。

これはどんなもんだろと思って観ていたが、一曲目の途中で飽きた。何なのあの脆弱なビート。それから電子音まみれのサウンド。アホなの死ぬの?そう思って寝た。また寝た。寝てばっかりだ。

白人おじいちゃんトランペットバンドは私の心の琴線には1mmも触れなかったが、終演後にはかなりの盛り上がりようだった。別段、人が「良い」というものを悪く言いたい訳では無い。私にその音楽を理解する耳がなかっただけであるし、または好みもある。こればっかりは仕方が無い。

しかしここまでに幾つかのステージを観て、「なるほど野外フェスの雰囲気とはこんな塩梅なのか」と理解する所もあった。酷く貧困なボキャブラリーによる表現になるが、ノリノリ・アゲアゲ・アッパー系の音楽がそこまでに聴いた殆どだった。

アブさんの出番を直前にして、私は勝手に一つの心配をしていた。

アブさんの音楽はそういった「ノリノリ系」の音楽とはかなり異なる。深い海の底や、雄大で静寂たる大地を思わせるような静謐で深度の高い音楽だ。このような場所(野外フェス)にうまくマッチするのだろうか。そんな事を考えていた。

程なくして様々な楽器達がステージから片付けられ、グランドピアノだけが一台運び込まれた。

そしてアブさんがステージに現れた。

(韓国記5に続く)

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2013年10月11日 (金)

韓国記3

宿泊していたゲストハウスの周辺を散歩している時に、一軒のジャズクラブを見つけていた。ちらっと店内を覗いて「今晩はライブはありますか?」と聞いた所、20:30からだと言うので後から来ようと思っていた。

折角だから「韓国のジャズ事情」もリサーチ出来れば良いなという目論見があった。

「ジャズ」と一口に言っても様々なジャズがある。今の韓国ではどういうジャズが流行っているのかを知りたかったし、後は多少イヤラシイ話になるのだが、どれぐらいのレベルのミュージシャンがどれぐらいのミュージックチャージを取って演奏しているのかを知りたかった。

ジャズクラブに着いたのが20:15ぐらいで、絶賛お一人様である私は隅に座ってビールを注文した。ミュージックチャージは5000ウォン(約500円)と安かったのだが、ビールは一本8000ウォン(約800円)と高かった。

どんなバンドが出て来るのだろうと楽しみにしていたが、私の背後に本日のバンドマンらしき連中がいた。この辺はやはり同業者の勘でわかる。「あ、こいつらミュージシャンだ」と。

勿論その勘は当たっていたのだが、彼らは韓国人ではなかった。白人の5人組だった。後からわかったが、スウェーデンからやって来た5人組のバンドだった。

この時点で私は少々心が萎えていた。

「えー、韓国のジャズ事情が知りたかったのにー。白人かよー。しかもこいつらきっとフュージョンとかコンテンポラリーとかやるんだろー。オサレなやつー。えー、ヤダわー、おもんねーわー」と。

そりゃあビシッとスーツを着た五人のイケメン白人。私がそう思うのも無理はなかったのだが、ステージが始まった瞬間それは完全に裏切られた。

バックビートの良く効いたセカンドラインのドラムが叩かれた瞬間に自然と身体が動き出す。そこにエレキベースが強靭な2ビートを刻み込む。

フロントはアルトサックスとテナーサックスの二管だったのだが、その片割れが「本日はようこそ!云々かんぬん」と簡単に挨拶をしてから歌を歌い出す。

「Let's fly down, or drive down, to New Orleans」と。

ギャア!私の大好きな歌の「Bourbon street parade」だ!

一番の歌詞を歌い終わった所で再びフロントの片割れが挨拶をした。

「我々はスウェーデンからやって来ましたJAZZ5というバンドです。ニューオーリンズスタイルのジャズを演奏しています。今夜は楽しんでいって下さい!」と。

完全に裏切られた。勿論良い意味での裏切りだ。ニューオーリンズスタイルのジャズというのは私の専門分野であり、最も好きなジャズの形態だ。しかもこのバンド、べらぼうに上手い。全ての楽器の人間が極めて高い技術を持ち、そしてこの上なくゴキゲンな演奏をする。

「ギャップ萌え」というのは確かに存在する。自分が相手に対して抱くイメージというものはある意味では相手を枠の中に嵌めて考える事であり、それは「恐らくこいつはこんな人間なのだ」という無意識の限定だ。そこからはみ出した一面を見た時に、人は時にキュンキュンに萌える。

仮に私が女優の石田ゆり子女史にデエトに誘われたとする。

「ねぇ、今日行きたいお店があるんだけど、たけちゃん一緒に付き合ってくれない?」と。

「良いよ、ゆりちゃんの行きたい所ならどこでも良いよ」と穏やかに私は答える。しかしそれと同時に心中では「ゆりちゃんの行きたい店って事は何とかヒルズの45階ぐらいにあるレストランだかバーだかで、そんなん一回行ったら幾らかかるんだよ!やべえぞオレ今日3000円しか持ってねえぞ!?」というみみっちいシャウトを一通りカマした後に「ラララ無人くんラララ無人くんラララ無人くん」と虚ろな表情で歌いながらサラ金から借金をしなくてはならない。

しかし、私のそんな心配をよそにゆりちゃんが私を連れて行ったのは下町の赤ちょうちん。ゆりちゃんはちょっと恥ずかしそうに

「オヤジくさいって笑われるかも知れないけど、実はあたしこういう所、好きなの」

そう言って笑顔で焼酎ハイボール(氷ナシ)を啜るゆりちゃん。

瞬殺である。あまりの可愛さに瞬殺されてしまう。もはや警察に通報しないといけないレベルのギャップ萌えである。

「お巡りさん!早く来て下さい!激しく可愛らしい人がいます!このままではぼくはギャップ萌えで悶え死んでしまいます!」と。

そこまでの激しいギャップ萌えではなかったにしても、明らかにシュッとした感じの長身白人五人組が演奏するゴキゲンなニューオーリンズジャズ。これにキュンキュン来ない訳がなかった。

その後も「Basin street blues」だの「St. James infirmary」だのといった私の大好きな曲のオンパレード。

激しく素敵なライブだった。観客も満員だったのだが、そりゃそうだろと納得。こういうライブは本当に良い。韓国のジャズ事情を伺い知る事は出来なかったが、しっかりと満足した。

宿に帰る前にコンビニで缶ビールをもう一本買って周辺を軽く散歩した。こういう所は日本と何ら変わらない。便利さが常に良いとは思わないが、どこでもビールが呑めるのはなかなかに良い。

宿に帰ったらすぐに寝た。

翌朝起きた私は梨泰院から電車に乗って加平を目指した。

今回の韓国旅行の最大の目的であるAbdullah Ibrahimに会いに行く為だ。

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2013年10月10日 (木)

韓国記2

どこまで書いたっけと思って昨日の日記を見返した。

そうそう、街中で見つけた現地人向けの食堂に迷わず突入した所まで書いた。

迷わず突入した。

そこは予想通りに現地の韓国人向けの食堂で、英語も日本語もビタイチ通用しなかった。

「一人です」というジェスチャーとして人差し指を一本突き上げてみたらばそれが通じて奥の席に通された。私は内心ヒヤヒヤしていたのでホッとした。ジェスチャーというのは国によって異なるからだ。

日本において新卒のサラリーマンが会社の近くのレストラン乃至居酒屋で、友達以上恋人未満な感じの女友達と二人で食事をしていたとする。これは彼にとってはまさに関ヶ原だ。天下分け目の決戦だ。目の前の娘さんとねんごろになる為には会話の中の単語一つに関しても微に入り細に渡って注意を払わなければならない。

「何て言ったっけ、あのスイスとフランス両国にまたがる中央ヨーロッパで二番目に大きな湖、名前が出て来ないなあ、ど忘れしちゃったなあ」と女子の前でのたまって

「レマン湖でしょう?うふふ。レマン湖…?レマン湖…アンタ!何言わせんのよっ!!」などとなっては目も当てられない。完全に御破談フラグである。

こうならない為にも新卒サラリーマン男子は「ホットドックプレス」で特集されていた「女をオトすモテ男の会話術」に書いてあったモテワードを駆使し、ロマンティックでリリカルでオーガニックな会話をする為に粉骨砕身する訳だ。どんな会話だか知らねえが。

そこへ全てをブチ壊す悪魔が登場する。

部長である。

「彼が通った後は全て焼け野が原、草も生えない。全てを壊しつくす破壊神」でお馴染みの部長である。

新卒サラリーマン男子はその瞬間に己の計画性の杜撰さを呪う事だろう。

「しまったあああ!そういえばここは会社のすぐ近く!部長とバッタリ遭遇なんて事も想定の範疇!何をやっているんだオレはああああ!」と。

「あ、部長、お疲れ様です…」などと会釈をした瞬間に食い気味に駆け寄る部長。

「何だねチミィ!チミも隅に置けないねえ!こちらのキレイな女性はチミのコレかね?コレ?」と言って行うお決まりのジェスチャーがある。そう、右手に拳を作りその裏拳を相手の側に見せ、小指を一本突き立てるタイプの「あのジェスチャー」である。

このジェスチャー、日本では「恋人の女性」を意味するが、インドでは「厠(かわや)」を意味する。所変わればジェスチャーの意味も変わるのだ。

といった具合に上記の寸劇は「ジェスチャーには地域差がある」という事が言いたかったのであるが。

なので私も食堂に入った時に「一人です」というつもりで人差し指を上に掲げたのだが、このジェスチャーが「韓国人よ、天に還る時が来たのだ」というラオウに対峙した時のケンシロウ的なニュアンスを持っていたらどうしようなどとヒヤヒヤしていたのだが、そういった誤解を招く事無く席に案内してもらう事が出来た。

店員の中年女性がメニューを持ってきてくれたのだが、全てハングル語で書いてあるので何が書いてあるのかはまるでわからない。

こういう時に私は無駄にワクワクしてしまう。よし、あてずっぽうに注文しよう、と。

幸いにして値段は書いてあったので、お手頃な5000ウォン(500円ぐらい)のメニューを指さして「これジュセヨ」と言ってみた。ジュセヨは「下さい」の意味だ。多分。

頼んだ料理がやってくるまではなかなかにドキドキものだ。異国の地であてずっぽうに注文したら何が来るのだろう。私には殆ど食べ物の好き嫌いはない。大体のものは美味しく頂ける。甘いモノが死ぬほど嫌いなぐらいだ。あんこも生クリームもチョコレートも大嫌いだ。もしそれらが出て来たならば、きっぱりと敗北を認めてそれらを涙目で完食しようと覚悟を決めた。

待つこと数分。目の前に出て来たのは、かなり見覚えのある料理だった。

「キ、キムチチゲ…?」と私が聞くと、店員のオバチャンは「いかにもいかにもキムチチゲ」と頷いた。

あろう事か私はあてずっぽうでメニューを指さしたにも関わらず、「韓国初心者の日本人旅行客が手堅く注文する韓国料理ベスト3」のぶっちぎりでトップにランクするキムチチゲをば頼んでしまったのだ。

何たる不覚!オレとした事が!

そう狼狽したのもつかの間、目の前の石鍋の中でグツグツと煮えたぎるオレンジ色のあんちくしょうに、私はゴクリと固唾を呑まずにはいられなかった。

出て来たキムチチゲは石鍋に入ったそれだったが、その周りを五つの小さな銀皿が囲い、そこには大根キムチだのニラの漬物だのが鎮座ましましていた。

どれから行くか。「迷った時には本丸から攻めよ」という格言を思い出し、いや、そんな格言は無いのだが、その場で適当に作り、私は本丸であるキムチチゲに匙を延ばした。

烈火の如く赤く煮えたぎる石鍋。そしてその中で可憐に震える真白き豆腐。それにそっと匙を入れる。

そろりと口に入れる。その刹那の事である。

「むっはああああ!何ですとおおおお!」

思わず叫びそうになってしまった。

キムチの酸味、辛味、そして野菜の甘味、それらが渾然一体となって口の中でとろけ合う。後から唐辛子の刺激がガツンとやって来る。

「テーハミング!ドドンドドンドン!テーハミング!ドドンドドンドン!」

私の頭の中で韓国サポーター達がナショナリズムを爆発させた。

「お前ら頼むから日の丸焼いたりすんなよ!色々揉めるから!また!」

そうツッコむ事は忘れなかったが、私の頭の中では「テーハミング!ドドンドドンドン!」の人達が恍惚とした表情で「美味いニダー…美味いセヨー…」と口々に歓喜の声を上げていた。

これまでに食べたどんなキムチチゲよりも美味かった。間違いなく美味かった。

流れるような所作で続いて周囲の小皿に手を出した。

キムチを一口食べて全てに合点がいった。キムチ自体が異常に美味いのだ。それのせいでキムチチゲも美味い。日本のスーパーで買ってくる安価なキムチにありがちな嫌らしい甘味や、化学調味料の味が殆どしない。何を原料として漬け込んでいるのかは知らないが、キムチそのものが激しく美味い。

余りの美味さに「竹島…くれてやっても良いかも…」なんて考えそうになってしまった。

いかんいかん!竹島はやらん!

今回はプルコギなどを食べる機会がなかったので、まだ私の中では竹島はくれてやれない。プルコギとサムギョプサルの美味いやつを連チャンでいってしまった時には「ほしいの…?竹島…でもなあ、ウチのもんだしなあ…でもほしいんでしょ…?サムギョプサルにプルコギにサムゲタンまでつけちゃうの…?うーん困ったなあ…そんなに欲しいの…?じゃあちょっとウチのボスのアベちゃんに聞いてみるね…」ぐらいにはなってしまうかも知れない。

人を迷わすキムチチゲの魔力。しかと堪能した。

路地裏散歩を堪能した後に、私はジャズのライブに向かった。宿の近くにジャズクラブを一件見つけたので、そこで行われるライブに向かったのだ。

(「韓国記3」に続く)

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2013年10月 9日 (水)

韓国記1

ブログをまたしても随分とサボっておりまして。

今月はメルマガもまだ書いていない。一度サボり出すとホントに癖になるなと後悔しつつ、少しずつでも戻さなくてはならないのでこうしてチマチマとまたブログを更新したりして。

冒頭に告知を一つ。本日10月9日(水)は小岩「Back In Time」でレコーディングジャムやります。ジャムセッションをそのままレコーディングしてしまおうという緊張感満載のこの企画。19:30からです。ホストは「タケシーズ」でやります。

そういや他にもあれこれと告知はあるのだった。先週CDがリリースされたし、今週末は京都へツアーに行くし。

言わなきゃいけない事はたくさんある筈なのに、「後で後で」で後手後手になってこうして告知も遅れています。何だかなあ。

先週行った韓国の事を少し。

結構な突貫スケジュールで、2日の昼に日本を出て夕方過ぎに韓国に着いて、4日の朝に帰って来た。移動ばかりだったような気もする。

韓国は仁川(インチョン)国際空港という所に降り立ったのが2日の夕方。とりあえずその日の宿は事前に予約していた。梨泰院(イテウォン)という街にある安宿(一泊約1500円)で、空港から電車で一時間ほど東に行った所にその街はあった。

翌日にそこから離れた加平(ガピョン)という所に行きたかったので、私は空港で一瞬躊躇した。初日の宿は放棄してそのまま加平に行くか、それとも今日は予定通り梨泰院で一泊するか。

結局予定通りの梨泰院に向かった。これは後から考えれば正解だった。加平では宿など予約していなかったので、その辺の路上でホームレスよろしく寝れば良いだろと簡単に考えていたのだが、翌日に行ってみてわかった、加平はものすごく寒かった。あそこで野宿したら死にはしないだろうが確実に風邪はひく。野宿しないで良かった。

空港から梨泰院までのんびりと電車に揺られた。空港を出てからすぐにちょっとした衝撃があった。仁川国際空港近くには、「風の谷のナウシカ」で言う所の腐海みたいな所がある。何も植物も生えていない、単なるだだっ広い干拓地みたいな所が。何じゃこりゃとぼんやり考えていたが、引き続きライトなカルチャーショックがやって来た。

韓国人は、電車の中でも平気で携帯電話で会話をする。電車内のテレビ画面に映るマナー啓発のCMでも「電車内で携帯電話で会話をするな」とは言っていなかった。「なるべく小さな声で話しましょうね」という具合だった。これを見て「なるほど文化が違うな」と感じた。

私は電車内で携帯電話で通話をする事はあまり格好の良い事だとは思わないが、韓国では当たり前にそれがなされている。

何故なのだろうと考えてみたのだが、これはやはり国民性に由来する所が大きいと私の中では結論付けられた。

今から十年以上前にまあまあの長期間、インドやその周辺国を旅行した事があって、その時にも韓国人に何人か出会ったのだが、全体の傾向として彼らは団結力が強かった。悪い言葉で言えば「ツルみたがる」。韓国人が韓国人同士と一緒にいる場面を見る事が多かった。

この団結力は当然の事ながら家族などの日常的なコミュニティの結び付きを強固にする事も多く、それは良い部分もあれば悪い部分もある。我々日本人の文化に良い部分も悪い部分もあるのと同じだ。

そういえば韓国ではいわゆる「お一人様」をほとんど見なかった。皆、友人や家族や恋人と一緒に行動していたし、そのどれもが本当に仲が良さそうだった。私が韓国での行動が全て「お一人様」であったが為に余計に気になったのかも知れないが、とにかく韓国人は誰かと二人以上で行動している事が非常に多かった。

こういった団結力や繋がりの強固さを維持する為に携帯電話というのが多分うまい事マッチしたのだろうなと私は実感した。韓国人はとにかく携帯電話が好きだ。

梨泰院という街に着いてまずは予約していた宿を探した。宿を探しながら街をウロウロと歩いていたのだが、この梨泰院という街は恐らく日本でいう所の六本木のような街なのだ。外国人が多く、繁華街、取り分けナイトスポットが充実していた。私は六本木という街は全く好きではないので、この梨泰院に対してもあまり良い印象を抱けなかった。

一時間ほど周辺をウロウロしながら探したら宿に着いた。良くあるゲストハウスで、ドミトリータイプの部屋だった。一部屋に二段ベッドが5つぐらい置いてあって、そこで各々勝手に寝るタイプの部屋。短期間の滞在だから宿などはどうでも良かった。安ければ安いほど良かった。

そこに荷物を置いて、30分ほどゴロリと横になって疲れを癒した。前日までも休み無く働いていたので、それなりに疲れは溜まっていた。

30分してから、財布とパスポートの貴重品だけを小さな鞄に入れて首からぶら下げて、街に散歩に繰り出してみた。メインの通りではなくて、とにかく路地へ路地へ。裏通りにどんどん入っていった方がその街の実際が見える。

恥ずかしながら私は韓国語がほとんどわからない。コミュニケーションの道具はカタコトの英語のみだ。これに関してはかなり後悔していて、もう少し現地の言葉を勉強していけば良かったと思っている。裏通りで笑顔で話すオバチャン達が何を言っているのかわからない。これはやはり後悔した。

散歩の途中で、どこからどう見ても観光客向けではない、現地の韓国人がちらっと寄って一杯やっていく、という風情の食堂(小料理屋?)があった。迷わず突入。

(明日以降に続く)

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2013年10月 4日 (金)

帰国しましてライブします

京成の大佐倉駅の美しさに見とれつつ「コレが日本の美しい駅だよチミィ…」なんて心の中で言っておりますんで、無事日本に帰って参りました。韓国の良い所も悪い所もよくわからないまま、言い換えれば殆ど韓国の方々と触れ合う機会も持てないような忙しい行程でしたが、「現地のその辺の食堂のキムチチゲが死ぬほど美味い」という事と「韓国人はかなり携帯電話好き」という事だけが脳裏にインプットされました。

目的であるAbdullah Ibrahim氏にはちゃんと会えました。最初は「野外ステージでアブさん!?このアゲアゲな感じの場所であの静謐な音楽を!?」なんて違和感を感じていたのですが、アブさんの一つ前のしょーもないバンドの意味わからん音楽にノリノリになっていた客達が、アブさんが登場した時こそ「何やよー知らんおじいちゃん出てきよったで、ソロピアノかい、辛気臭いのう」なんて感じにざわついておったのですが(その時のぼくの心の声は「黙って聴けやアホンダラ!」でした)、アブさんが1〜2分音を奏でただけで一気に会場は静まり返り、一時間弱のぶっ通しの演奏が終わった時には割れんばかりの拍手。素晴らしい演奏でした。

欲を言えば、やはりマイクを通したピアノの音がなあ…野外だし仕方がないのは充分わかるんだけど…

演奏後に会場スタッフに「Mr.アブドゥーラに会わせてくれ」と言ったら「は?アホかお前、ダメに決まっとるやろが!」と言われたのですが、「頼むけえ、何とか会わせてつかあさい会わせてつかあさい!」とか言っていたらたまたま横をアブさんが通ってこっちに気付いてくれたのでちゃんと会えました。お土産渡せました。アブさん最高でしたよ。「東京で会おう。メールくれ」って言ってくれたので後ほどメールしてみます。ホントに会えたらすごいビビる。

帰国していきなりなんですが、本日はライブです。小岩「Back In Time」にて20:00から。福島・野々口・南の「タケシーズ」です。実は今日は1stCD『みんなのジャズ』の発売日。という事はいわゆるレコ発ライブです。現地でCDを買って頂くとおまけのCDとライナーノーツを特典としておつけ致します。

家帰ってこの三日間放置しまくったメールを返信して風呂に入って「Back In Time」に向かいます。

ちょっとふざけて茶化しながら言わないと恥ずかしいぐらい、アブさんとの再開には心が震えました。無理して会いに行って良かった。

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2013年10月 2日 (水)

今日も終電か

(書いている時点ではまだ10月1日)

明日は朝から成田空港に行って韓国へ飛行機でびゅーんと行かなきゃいけないのに、何の準備もしていない。今日はライブが終わったら酒も呑まずに即帰ろう!なんて思っていたのに今日も終電。ああ。呑んだよ。だって楽しくてゴキゲンになっちゃったんだもん。

今日のボーカリスト、南雲剛樹さん、異常なレベルで素晴らしかった。歌の伴奏をしているなんて意識はほぼゼロ。同じ視点のインプロバイザーとして演奏させてもらった。最高だった。ジャズ、超楽しい。

今日はゲストも豊富で。後半ずっと参加してくれたサックスの安藤さんもものすごく味があったし、ゲストで一曲だけ歌ってくれた森郁さんがホントに良かった。一音一音すごく丁寧に音を置くという感覚と、奥に秘めた強烈な感性。彼女みたいなボーカリストの伴奏は死ぬほど神経を使うのだけれど、しかしたまらん楽しい。

さて、明日は異国へ。真の意味での「アフリカンピアノ」を見に行くぜ。

オレ、今日まではナマイキにもイッパシにミュージシャン面していましたが、明日から2、3日は単なる「音楽ファン」になります。

Abdullah Ibrahimに会いに行ってきます。

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2013年10月 1日 (火)

2013年10月スケジュール

10月(11月もちょこっと)の演奏スケジュールです!今月も頑張ります。明日から韓国行って来ますので暫く連絡取れなくなります。すみません。

《2013年10月スケジュール》

10月1日(月) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
vocal:南雲剛樹 electric piano:福島剛
ボーカルの南雲さんとの初共演です。スタンダードを中心に。歌が入ってジャズスタンダードやるのってホントに良いよね、最近特にそう思います。
20:00~start  music charge: 2000円

10月4日(土) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「タケシーズ、レコ発ライブ!」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
ついにこの日に発売されます、お笑いジャズピアノトリオ「タケシーズ」の初アルバム、『みんなのジャズ』!勿論この日に会場で販売いたします。物好きな方にはメンバーのサインも入れますので休憩中や終演後にお気軽にお申し付け下さい!
20:00~start  music charge: 2000円

10月9日(水) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Recording Jam」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
ジャムセッションを全編protoolsによって録音してしまおうというかなりシビれるジャムセッション。もちろん録音したものは後日聴けますよ!是非ご参加を!
19:30~start  music charge: 1500円

10月12日(土) 京都出町柳 むーら
075-703-0120
http://murra.exblog.jp/
「市川芳枝2Days 初日!」
vocal:市川芳枝 piano:福島剛 bass:鶴賀信高
関西京都に参ります。魂のボーカリスト、市川芳枝さんと2Daysの初日は出町柳のむーらから。ベースは長い付き合いで気心の知れた後輩、鶴賀と。思い切りぶちかまします。
19:00~start music charge:2500円(予約)/2800円(当日)

10月13日(日) 京都河原町 京都blue note
075-223-0398
http://www.kyoto-bluenote.jp/index.html
「市川芳枝2Days 二日目!」
vocal:市川芳枝 piano:福島剛 bass:鶴賀信高
芳枝はん2Daysの二日目は、今は亡き私の師匠であり芳枝さんのダンナ、市川修が定期的に出演していた縁の深い京都ブルーノート。万感の想いで。
20:00~start music charge:2000円

10月15日(火) 東京岩本町 Eggman Tokyo East
03-5829-6400
http://www.egg-mte.com/
JAZZ、FUNK、BLUES、ROCK オールジャンルOK。初心者の方、演奏されないお客様も大歓迎!(要チャージ)ボーカルエントリーのお客様は譜面を3部以上お持ち下さい。ピアノ、ベース、ドラムのエントリーも大歓迎です。
*無料レンタルギター&無料レンタルベース有り!
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
19:00~start  music charge:1500円(+フリードリンク1000円)

10月16日(水) 東京高田馬場 Sunny Side
03-5272-6119
http://www.sunny-side.jp/
「梶川朋希vsタケシーズ」
guitar:梶川朋希 piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
小岩「Back in time」のオーナーにして現役の凄腕ギタリスト梶川朋希氏とタケシーズが高田馬場「Sunny Side」で共演。スタンダードを中心にしながら、一筋縄ではいかない独特の美的感覚を持った「梶川ワールド」を是非体験しに来て下さい。
20:00~start  music charge: 2500円

10月18日(金) 東京住吉 ティアラこうとう第四練習場
http://www.kcf.or.jp/tiara/
「ジャムセッション&ワークショップ」
bass:福島剛 drums:楠原木曜
毎月第三金曜日に私が勤めているJill music schoolの生徒さん向けに行っていたセッション&WSですが、最近は一般の方の参加も増えて来たので「じゃあもう大々的に誰でも参加オッケーで」という事になりましたので告知します。私はベース弾いてます。
19:30~start  music charge: 1500円(見学の方は500円)

10月23日(水) 千葉市川 O'd Diner
0120-12-5906
http://www.upwel.com/bar/
しっとりとジャズボーカルを。遅い時間からやってますので、仕事帰りにでもどうぞ。
vocal:ちゅんこ sax:古田一行 piano:福島剛
20:30~start music charge:カンパ制

10月25日(金) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
http://www.vagabond.jp/
vocal:千葉陽子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、明るいボーカルの千葉陽子さんとデュオ。23:00までたっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start チャージ:no charge

10月28日(月) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
electric piano:福島剛
ソロピアノで古いジャズナンバーをたっぷりと。スイング・ジャズばっかりやります。
20:00~start  music charge: 1000円

10月31日(木) 東京東中野 Big River
http://www.bigjazzriver.com/st/nd.html
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
ビッグリバーで「タケシーズ」。もちろん新譜の「みんなのジャズ」、持って行きますよ!
20:00~start  music charge: 2000円

11月26日(火) 東京小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
「Mitch Special Live vol.4」
trumpet&vocal:Mitch  piano:福島剛 
Black Bottom Brass Band(BBBB)の創始者、本場ニューオーリンズから日本に持ち込んだ「本物Jazz」の稀有な体現者、そして時には河内音頭の音頭取り「河洲虎丸」としてライブ、TV、ラジオ等の各メディアを通じて日本中を魅了してやまない稀代のアーティストが再び小岩「Back in time」に!お早目のご予約を!
20:00~start  music charge: 2500円(予約)/3000円(当日)
*ご予約は africanpiano@gmail.com までお名前とご人数を。

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