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2013年3月

2013年3月29日 (金)

今年のプロ野球の展望

本日より待ちに待ったプロ野球開幕!

なかなか夜は仕事で観られない事が多いのだけれど、これで生活に張りが出る。

という事で恒例の順位予想を。とりあえずセ・リーグだけね。

1位:広島カープ!

もうこれはアレです、お察し下さいというやつでアレコレ突っ込まないで下さい。

2位:読売ジャイアンツ

もうね、やっぱり戦力が段違いですよ。内海、杉内、澤村、宮国に今年は菅野まで加わって。やられる所ばかりが想像されてしまいます。

3位:東京ヤクルトスワローズ

四番を打つ畠山が今年は覚醒しそうな予感。バレンティン、ミレッジと外人選手も優秀な選手ばかりでとても怖い。

4位:阪神タイガース

やり方としては好きじゃないけれど、やはり西岡、福留の補強は強力。藤川の抜けた穴を埋める選手が出て来れば上位進出も十分有り得るんじゃないかと。

5位:中日ドラゴンズ

オープン戦を見ている限り、先発投手陣の崩壊は深刻。吉見以外に計算出来るピッチャーがいないのは勿論、浅尾の離脱は痛すぎる。

6位:横浜DeNAベイスターズ

とりあえず6位の予想なのだけれど、今年はひょっとして台風の目になるんじゃないかという気も。個人的には中畑監督は大好き。補強が吉と出れば大穴に。

てな事で予想してみました。

とりあえずは「頑張れカープ!」ですよ。

うん、それしかない。

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2013年3月28日 (木)

トンネルを抜けるとそこは

仕事(レッスン)で池袋に行く時に、私はいつも京成小岩→日暮里→JR山手線に乗り換えて池袋、というルートを利用する。これが最も近い。

今日もそのルートで池袋に向かっていたのだが、昨日の記事にも書いたように、私はここ数日はとんでもない眠気に一日中襲われている。京成線に乗ってすぐに、今日はうつらうつらと居眠りをしてしまった。

普段乗り換える日暮里駅は終点の一つ手前にあって、終点は上野駅である。私は寝過ごして上野駅まで行ってしまった。

目覚めた時に思ったのだが、電車内の居眠りは最高に心地が好い。それが愛しの京成線ならば尚更だ。

時間に余裕はあったし単に引き返せば良いだけの話なので、私は目を覚ましてすぐに折り返しの電車に乗った。

京成線は、我が家の近くの京成小岩から日暮里までへの道は全て地上を走るのだが、日暮里から上野への一駅の区間だけは地下に潜る。京成上野駅が地下にある為だ。

上野駅から折り返しの電車が発車した時、私は地下にいた。電車は暫く地下を走り、日暮里駅のすぐ手前で地上に出る。

私はぼんやりと車窓の外を眺めていたのだが、電車が地上に出た瞬間、私の背筋に強烈な電流が走った。

桜である。

電車が地上に出た瞬間に、満開の桜が目の前に飛び込んできたのだ。

恐らくは谷中霊園辺りの桜だとは思うのだが、ふと眼下に飛び込んでくる桜の衝撃的な鮮やかさはまさに筆舌に尽くし難かった。

トンネルを抜けるとそこは…という川端康成の名文さえ連想させられた。

期間限定ではあるが、まさに衝撃の美しさである。

もしこの数日中に京成上野駅から千葉方面への京成線を利用する方がいれば、何はなくともそのあまりにも美しい景色を堪能して頂きたい。

京成上野→日暮里駅間の、地上に出た瞬間の景色である。

方角的には西。電車の進行方向から見れば左手である。

いつもの事ながら京成線には驚かされる。

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2013年3月27日 (水)

余計な事は考えずに

ブログ結構放置してしまいました。

何をしてたかというと、大体寝ておりました。

いやあ眠くて眠くて。

春ですな。

今日は演奏してました。

色んな心配ごとやら何やらもあるんですが、そういった事も全部忘れて、今日はもうひたすらスイングしようと思ってやってたらなかなか楽しいでやんの。

お客さんも今日はいっぱいという訳ではなかったんですが、じっくり聴いてくれる方ばかりでホントにハッピー。

音楽ってやっぱりすごく楽しいね。

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2013年3月24日 (日)

同時に色んな事をやるのが苦手

色んな仕事案件が同時に襲来していて、諸連絡やら何やら片っ端から片付けてはいるのだけれど、多分「何か」は忘れている。

このブログを見ている方で「福島からなかなか連絡が来ない!」って方は是非御一報下さい。

もう頭がバーストしそうです。

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2013年3月22日 (金)

MP5

この時期にはどうしたって「あの事」が気になって気になってしょうがない。

あの事とはそう、「屈強な男たちが固い肌色の棒を手で握りしめ力強く速く振り、白いものを柵より遠くに飛ばして点を入れるスポーツ」の事である。

あ、野球ね。

もうすぐ開幕なんだよ、ぷろやきうが!

もちろん私は赤いユニフォームのチームを一番に応援しなければならない掟と共に生きているので、赤いユニフォームのチームを熱烈に応援する訳である。

数年前に「MK5」という言葉が流行った。広末涼子氏が流行らせた言葉であるが何の略語かと言えば「M(マジで)K(気が狂う)5(5秒前)」である。広末氏は実際にその言葉を流行らせた数年後に「大変奇特な行動を取られる人」として世間を認知させるに到った。事の経緯は「広末涼子 関東連合」というキーワードをGoogle先生の窓に入れてみると良くわかる。週刊ポスト的な観点から広末氏が「ちょっとアレなお薬」でエライ事になっていた顛末を表すインターネットサイトがたくさん出て来る筈だ。

さて、この「MK5」ではなく、「MP5」な輩が、今赤いユニフォームのチームにはいる。

エースの前田健太投手である。

となれば「MP5」は何の略語だかおわかりだろう。

「マジでポスティングする5秒前」だよバカヤロウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

先日まで日本中を熱狂させていた「屈強な男たちが固い肌色の棒を手で握りしめ力強く速く振り、白いものを柵より遠くに飛ばして点を入れるスポーツ」の国際大会であるWBC。この大会において前田健太投手は大変素晴らしいピッチングを披露してしまったのだ。

これを見た鬼畜米英達が、「HAHAー、彼のピッチングは素晴らしいデース!まるでマダックス(めじゃありいぐのスゴイ人)のようデース!いや、マダックスではアリマセーン、マエダックスデース!」などと訳の分からん事を言っとるらしいのだ。

何つまんねえダジャレ言ってんだよ!もっかい真珠湾攻撃したろかボケが!

という事で、わかりやすく言えば「田舎の看板娘的な素朴で飾らない少女(貧しい農家の娘)が、ビルゲイツかアラブの石油王かそんなよくわからんハイパーセレブから求婚されている状況」な訳である。

あーもー絶対マエケン出てくわー。

もー、すげーおもんねーわー。

という訳で、我々赤いユニフォームのチームのファンの連中は、また「ゴメンね…やっぱり綺麗事だけじゃ…生きていけないの…」的な状況を味あわなければならない訳だ。

これで巨人とか阪神に盗られたらちょっと笑うけどな。

という事で始まる前から不安要素ばかりの「屈強な男たちが固い肌色の棒を手で握りしめ力強く速く振り、白いものを柵より遠くに飛ばして点を入れるスポーツ」でした。

あーもうヤダヤダ。

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2013年3月21日 (木)

タケシお兄さんからのお願い

珍しく政治というか国際ネタを一本。

反日韓国人もしくは中国人と嫌韓(嫌中)日本人同士のやり取りを見ていると、

「バーカバーカ」

「うっさいバカって言った方がバカなんじゃお前こそバーカバーカ」

「お前もバカって言ってるしお前こそバカじゃいバーカバーカ」

「お前こそバカって…」

以下エンドレスループ

みたいな流れになっていて、本当にアホかと思う。

単に自分の普段のイライラを発散させて小学生じみた口喧嘩をして何が面白いんだ、と。

それから、そういった連中がデモなどで「殺せ」と言ってるのが不愉快。「殺せ」っていう事は第三者に向かって命令してる訳で、要するに「このデモを見ている連中、今からオレ達に代わって敵である連中を殺してこい」って訳だ。

力強く「ヤだよ、そんなん」と言いたい。

確かに腹の立つ事や何やあるのは百歩譲って、万歩譲って、マンボ踊って理解してやるとしても、懲役覚悟で殺してやりたいほど憎い訳ないもん。そんなに殺したいほど憎いんだったら自分らでやって来い。懲役覚悟で。こっちに命令されても無茶苦茶困る。

アホか。

世の中イライラしてる人が多いみたいで、自分のストレス発散目的であれこれ暴れとるみたいですが、そんな連中を見てる事がそもそもイライラ来るわっ。

やるせないイライラを、夜の校舎の窓ガラス壊してまわったり盗んだバイクで走り出したり、そういうテイル崎リッチさんっぽいやり方で発散させるのは15歳までにしてほしい。

タケシお兄さんの心からのお願いだ。

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2013年3月19日 (火)

明日3月20日は高田馬場「サニーサイド」でタケシーズ!

お知らせだけの簡単更新ですみません。

明日3月20日(水祝)は高田馬場「サニーサイド」です。

3月20日(水) 東京高田馬場 Sunny Side
03-5272-6119
「タケシーズ」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
「タケシーズ」の2013年の新展開の一つ。毎月第三水曜日は、高田馬場「Sunny Side」に出演させて頂く事となりました。前回はボーカルと一緒でしたが、今回は三人だけです。奇数月は三人で真正面から「タケシーズサウンド」を。偶数月は様々なゲストと共にバラエティに富んだステージをお届け致します。
20:00~start  music charge: 2500円

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2013年3月18日 (月)

デブゴンボール

デブゴンボール
オッス!オラ愚鈍!

みんな太ってっか?オラはめちゃめちゃ太ってんぞ!

電車の中で誰も汗なんかかいていないのにオラ一人だけ滝汗状態!じっちゃんがよく「太った人ほど汗をかく」って言ってたけどあれはホントだったなー。オラびっくりしたぞ!

今朝はヨメが「デブ専用ブレックファースト」でお馴染みの「マルタイ棒ラーメン」を「めんどくさいから」という理由で作ってくれなかったから、オラウサ晴らしで昼間に池袋で博多ラーメン食っちまった!添付写真はそこのラーメン画像だ!替え玉は二回!高菜は元の味がわからなくなるほど!いやー、オラワクワクしてきたぞ!

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2013年3月16日 (土)

知らない内にこだわっていた

私の卒業した母校、京都府立大学というのは、その名前の通り公立の大学であった為に、あまり裕福な大学ではなかった。
何かのきっかけでたまたま私立の大学に行った時などは、その設備の豪華さに驚くばかりだった。
そういった事を考慮に入れたとしても、私の母校はとても良い大学だったと思う。取り分け教授達の質の高さは他所に対しても誇れる所だと思う。
文学を学んでおきながらその後音楽家になってしまった私は、大学で学んだ学問から離れた所に行ってはしまったが、やはりそこで学んだ事は今の生活に生きている。「真摯に思考しろ」という当たり前の事を、私は素晴らしい教授陣から学んだ。正解を安易に与える事はしてくれなかった。というよりも、「何が正解なのかは正直な所私自身もよくわからん、だからこそ一生懸命考えている」という事を、自らの身をもって伝えてくれた教授達に私は心底から感謝をしている。

そんな大学で私は音楽を始めた訳だが、私がいたジャズ部というのが、設備に関しては酷いものだった。
拾ってきたドラムに拾ってきたピアノ、そしてストーブで焼け焦げた安物のウッドベースなどを使いながらいつでもガチャガチャと音を出していた。ちなみにウッドベースを焼け焦がしたのは私の友人のツネキくんだ。一緒に練習をしている時にウッドベースからもくもくと煙が立ち上がった時に「マジやべえって!」と二人でおたおたしたのをよく覚えている。
ピアノも勿論酷いものだった。調律が合っていないなどは当たり前で、鳴らない鍵盤も幾つかあった。そんなオンボロのピアノを一日に何時間もずっと弾いていた。
私は留年をしまくって9年をかけて大学を卒業したのだが、留年の主たる原因は私の怠惰であるが、それ以外に音楽のせいと言うのも確実にある。いや実に楽しい学生生活であったのだが。

そんな事があったせいで、私は数多いるピアニストの中でも楽器に対するこだわりが随分甘い方だ。
「音が鳴ればそれで良い。自由に弾かせてくれれば更に申し分ない」
そんな部分も多々ある。

けれど、やはりコンディションの良い楽器を触っているとどうしても顔がニヤニヤと緩みがちになる。きちんと調律された状態の良いピアノを弾いている時は至福の時だ。
そしてそれはピアノだけではなく、他の楽器に関してもそうだ。

私の家の近所に住んでいるIさんというピアノの生徒がいて、家が近くなので出張でその自宅まで教えに行っている訳だが、私はレッスンの時にはエレキベースを弾いている事が多く、Iさんの家にもエレキベースを置いてもらっているのだが、そのIさんの家にあるエレキベース用のアンプがここ数回極めて調子が悪く、音が割れるという現象が度々起きていた。

「まあしょうがないか」と思ってやっていたのだが、今日Iさんの家に行くと、新しいベースアンプがやって来ていた。
テンションがうなぎ登りに上がるワタクシ。

新しいベースアンプにエレキベースを差して弾いてみると、もうバッチリ。言うこと無し。

こんな時でもついつい顔が緩んでしまう。やはり、コンディションの良い楽器を弾くのは本当に楽しい。

ずっと「自分は楽器に対してはそんなにこだわりのある方ではない」なんて思っていたのだが、やはり私も人並みに「良い楽器が好き」というのはあるみたいだとわかった。

どうやらIさん曰く、壊れたベースアンプでベースを弾く私が随分と悲しそうな顔をしていたとの事。

何でもかんでも顔に出てしまうのは私の悪いところの一つなのだが、そうか、やはりそういう風になっていた訳ね。

あ、あとこの当ブログ、今日見てみたらアクセス数が30万を超えていました。

いつも見て下さっている方々、本当にありがとうございます。

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2013年3月15日 (金)

楽器を運ぶ

本日は月に一回のプライベートセッション。場所などの細かい事は書けないのだが、このプライベートセッションでは私はエレキベースを弾いている。

なので今日は楽器を持って移動する日。

普段は私はピアニストなので、楽器も持たずにカバン一つだけのお気軽なものだが、こういう時に初めて「いつも自分の楽器を持ち歩いている人」の苦労を知る。

ベース重過ぎ。

コントラバス奏者とかホント凄いわ。

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2013年3月14日 (木)

予定違い

今日は多分誰にも会わない!

そんな事を思ってoffの日に風呂に入らないような事は読者諸氏におかれては度々ある事だと思う。今日の私もそうだった。

あまつさえ、「じゃあ口臭すら気にしなくても良い訳で!」と強気になって、昼間にうどんチェーン店「丸亀製麺」で親の敵のようにネギを食いまくる、これもまたよくある光景だ。

よくある光景だと言うよりも、寸分違わずに本日の私の行動だ。私は本日は風呂にも入っていないし、昼にネギも食った。親の敵の如く。

ところがヒマとは怖いもので、インターネッツという世に蔓延る情報収集機を用いて種々の情報を仕入れていたら、友人ミュージシャン達が近所でライブをやっているとの情報を発見。ふと沸き上がる、「かまってほしい」の感情。

という事で、誰にも会わないつもりの私だったが、意外と色んな人に会った今日だった。

口はネギとニンニクの臭いにまみれていた。

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2013年3月13日 (水)

珍肉番付

風が吹けば桶屋が儲かる、なんて事を昔の人は言ったものだが、もしそれが本当ならば桶屋がアラブの石油王以上の金持ちになってしまうのではないかという程に風の吹きまくった今日の東京。

自転車に乗っていたら、向かい風に自転車が押し戻されるという人生で初めての経験をした。逆に追い風になると、下り坂を転げるかのように自転車が加速するという極端な現象。なかなかに普段では体験出来ないアレだった。

さて、本日は昼に数件のレッスンをして、夜は演奏の仕事。こんな強風の中でも粛々と運転を続ける強靭な京成線に乗って市川まで。

本当にJRと京成線の強度が全然違う。

37度1分まで熱が上がっただけで「も、もうダメです…」と音を上げるモヤシっ子のようなJR。40度5分まで熱が上がっても「い、いやっ!大丈夫っす!ちょっとフラフラしますけど大丈夫っす!」と頑張る脳みそまで筋肉で出来てしまった「珍肉くん」のような京成線。

どちらが良い悪いという話ではないが、私は断然珍肉くんが好きだ。

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2013年3月11日 (月)

逡巡するサッカー選手

震災からちょうど二年。私はとりあえずは元気で、毎日ちょこまかと忙しく暮らしていられている。何一つ問題は無い。

先日、サッカー選手である小笠原満男選手を特集した番組を観た。

東北の出身である彼が、震災以降ずっと定期的にボランティアサッカー教室などの活動を通じて東北の復興に一役買っているというニュースを特集したものだった。

この番組を通じて小笠原満男選手という人間に私は強く心を動かされた。

それは彼の逡巡する様だ。

自分のやっている事は自己満足の活動なのではないか、と彼は強く悩んでいた。

全ての子供達をケア出来る訳では無い。自分は被災地の惨状のほんの一部分しか知らないという葛藤。また、救援物資を送る事で現地の消費や流通が滞るのではないかという懸念。そういった事を思い悩みながら、それでも東北に足を運ぶ小笠原選手。

あ、この人ホントに誠実な人なんだ、と私は思った。

という訳で、サッカーにはあまり興味のない私だったが、今後は小笠原満男選手を一番の贔屓の選手とし、彼の所属する鹿島アントラーズをJリーグの中では最も応援する事に決めた。

頑張れ鹿島アントラーズ。そして頑張れ小笠原選手。

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2013年3月 9日 (土)

嬉しい再利用

料理をしている時、例えば大根。皮をむいて、そしてむいた皮は捨てる、というのが普通だと思う。

こういった事にいつの頃からか強い疑問を抱くようになった。

ん?何で捨てるんだ?食べられないからか?と。

違う、ものすごく「食べづらい」からだ、と気付いた時から、そういった野菜のクズを捨てずにとっておくようにしていた。

キャベツの芯だとか、ネギの青いところだとか、ニンジンのへただとか。

普通に置いていたら腐るのは当然なので、ビニール袋に適当に放り込んで冷凍庫で冷凍しておいた。

このクズ野菜達を使う時がやって来た。

今日は家でカレーを作ったのだが、その時の最初のスープを作る時に、鳥ガラとクズ野菜を一緒に煮込んだ。これが実に良いダシが出る。

野菜のクズはやはりそう簡単に捨ててはならない。

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2013年3月 8日 (金)

重さ

昨日の深夜、仕事から帰ってきて、家で缶チューハイなんぞを呑みながらテレビを観ていた。

投資家だか何だかの話をやっていて、別段強い興味はなかったのだがぼんやりとそれを観ていた。

横で一緒に観ていたかみさんが、「何だか農業みたいだね、この人達。種を蒔いてそれをたくさんに増やしてっていうのが」と言うので、「お前バカを言っちゃいけない、この連中と農業に従事している人達が一緒なもんか」と反論した。

確かに方法論だけ見ればそのロジックは似ているのかも知れないが、投資家だか何だかの連中は土や草の匂いと共にはいないし、何よりリアルな生命を取り扱ってはいない。その点で大きく異なる、何が一緒なもんかというのが私の感想だ。

そりゃそうか、という事で取り立てて夫婦喧嘩にもならずにいたのだが、引き続きそれを観ながら気付いた事がある。

投資だか為替だかで大成功した、要するに大金を持っている人達、これが全く「カッコ良く」思えないのだ。

何百億円だか何だかの話をしているのだが、まるで私の心が動かされない。「ふーん、そうなんだ」と思うだけで、全然憧れの感情が湧いて来ない。これはひがみや妬みからではない。恐らく彼等がリアルな生命と共にいないからだ。

帳面上の話でいくら増えたとか減ったとか、確かに世の中にはそういう仕事をする人も必要で、そういう人達のお陰で我々が生かされているという部分も十分にあろうが、とにかく私が個人的に「カッコ良い!」とは思えないのだ。例えば子供の頃にプロ野球が「カッコ良い!」と思ったように。

そう考えると、やはり私は生命を扱っている人達の仕事ぶりに「カッコ良い!」の感情を抱く事が多い。それは例えばアフリカにいる医師だったり、日々海に出る漁師だったり、土にまみれている農家だったり。

先日聞いたニュース。北海道の大雪の中で父娘が遭難したそうだ。父親は娘を身体に抱き、自分の身体でもって娘を暖め寒さを凌ぎ、そして自らは逝ったらしい。この父親が漁師だったそうだ。

もちろん全ての漁師を賛美するのもおかしな話ではあるのだが、この漁師の父親は日頃から他の命(海産物の)を奪う事をしていたせいで、感覚的に「命の重み」を知っていたのではないだろうかと思った。自らの手の中にある娘の尊い「命」、それを何としても守ろうとしたのではないだろうか。

漁師の父親が亡くなられてしまったのは非常に残念ではあるが、実に様々な事を考えさせられるニュースであったし、何より私は「やっぱ漁師ってカッコ良いなあ」と思ってしまった。

昨今、自分の子供を殺すような親が数多いるらしいが、問題の根本にあるのは「生命に対するリアリティの無さ」のような気がしている。

命というのは非常に美しい反面、非常にグロテスクでもある。

その感覚を、私ももう一度確認したい。

そして様々な生命の犠牲の上で我々は生きているのだ、と。

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2013年3月 7日 (木)

ラーメンピアニスト論

朝から夕方までびっちりレッスンを終えて、東中野へ。

本日は東中野「Big River」でピアノトリオ「タケシーズ」のライブ。

で、移動する前に随分自分が空腹である事に気付いた。よく考えれば朝メシ以来何も食べていなかった。

ふらっと入ったラーメン屋。予想以上のこってり濃厚なラーメンだったのだが、美味くてまあ満足。

濃厚でこってりしている「だけ」ではそれは単なる胸やけ製造器であり、こってりした中にも繊細な仕事やダシの味などがあって初めてそれは「美味い」になる。

逆を言えばあっさりさっぱりをうたうラーメンでも、そこに確かなコクと味の芯になるようなものがなければ、決してそれは美味くはない。

そんな事を考えている時に、我々ピアニストもまさに同じだなと感じた。

ピアノという楽器は不思議なもので、全く同じ楽器を同じコンディションの下で弾いても、弾き手が変われば見事に音色も音楽も変わる。タッチの差、感覚の差が面白いほどにそこに出るのだ。

なので、我々ピアニストは「こってりラーメンタイプ」と「あっさりラーメンタイプ」みたいな感じで分類される事がよくある。もちろん私はこってりに分類される事の方が圧倒的に多い。意外と本人には自覚は殆ど無い。

ただしここで先程の話だ。

単にこってりしているだけでもダメだし、単にあっさりしているだけでもダメだ。

こってりした情熱的な演奏には必ず中に繊細で洒脱な部分もなければならないし、あっさりしたクールで理知的な演奏の中にも静かに燃える青い炎のような熱い部分がなくてはならない。

まさに美味いラーメン屋の如し。

硬軟織り交ぜながら、今日も良い演奏が出来れば良いなあと思うのだ。

あ、本日は20:00〜です。

全力で頑張ります。

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2013年3月 6日 (水)

近日中の宣伝と冬の名残惜しさ

先に宣伝を二件。

本日3月6日は池袋「バガボンド」にてボーカル千葉陽子チャンとのデュオです。19:30〜23:00まで、たっぷり4ステージでお届けします。

で、明日3月7日(木)は東中野の「Big River」。ピアノトリオ「タケシーズ」にて渾身の3ステージ。場所や状況によっては「ちょっと聴き易いように」とか「いつもより少しオサレに」なんて事もやる我々「タケシーズ」ですが、明日は「これでもか!」というほどに遠慮無くいきます。三人の「タケシ」のエネルギーのぶつかり合いをどうぞ御堪能しに来て下さい。20:00からです。

で、以下はエッセイ。最近ちょっとエッセイをサボりがちだったので。

一気に春めかしくなって来て、これまでと同じような服装で外に出ていると日中などは汗だるま親方(出典:なめだるま親方)になってしまう事が多々ある。時折寒い日などもあるが、そうかいよいよ冬も終わりか、と実感する。

これぐらいの季節というのが、私は一年の中で一番嫌いだ。

多くの人々を悩ませる花粉症が原因ではない。私には幸い花粉症は無い。

また、春の到来に人々が浮かれているのが嫌な訳でも全然無い。春の到来だろうとクリスマスだろうと浮かれるチャンスがある時には好きなだけ浮かれれば良い。何だかんだで私など一年中浮かれているのだから。

日本に四季があって良かったとは確かに思う。折々の季節にはそれぞれの楽しみ方がある。

けれど何なのだろう、私は冬が一番好きなのだ。

東京で生まれ育っているからかも知れない。寒さの厳しい雪国などで育ってしまったら、「冬が好き」なんてヌルい事は言えないかも知れない。それはまさに生き死にに関わる程の寒さを伴う季節だからだ。

けれど東京。寒い寒いと言った所でその寒さはたかが知れている。

頬を刺す寒風や乾いた空気。冬独特のこれらのものが私は好きなのだ。

寒い日に呑むキンキンに冷えたビールなんてのもたまらない。何せ私は冬が好きなのだ。

で、これぐらいの「冬の終わり」と「春の始まり」との間ぐらいにある季節というのは、「そうか、もう冬も終わりか」という寂しさを私に感じさせる。

春になったらなったで「春になった」と諦めもつくのだが、これぐらいの「寒いんだか暖かいんだかよくわからない時期」は、ちょっとまだ諦め切れないような感じでイヤなのだ。

今日も暖かい。

ああ、もう冬は終わりなんだなあ。

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2013年3月 5日 (火)

高くない店

近所で一番の大衆居酒屋へちょっくら一杯ひっかけに。

「安い美味い」は魔法の言葉。

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2013年3月 4日 (月)

2013年3月演奏スケジュール

3月の演奏スケジュールです。最近更新滞ってます。すみません。

3月3日(日) 東京板橋 Cafe & Bar Marquee
03-3964-9011
「タケシーズ」
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
2月に引き続き板橋の「マーキー」にタケシーズが。この日はBGMっぽくゆったりやります。ゲストもあるかも。
19:00~start チャージ:カンパ制

3月6日(水) 東京池袋 ばがぼんど
03-3983-9109
vocal:千葉陽子 piano:福島剛
池袋の隠れ家的な呑み屋で、明るいボーカルの千葉陽子さんとデュオ。たっぷり4ステージやります。お店のピアノはグランドピアノです。
19:30~start チャージ:no charge

3月7日(木) 東京東中野 Big River
「タケシーズ」
electric piano:福島剛 bass:野々口毅 drums:南たけし
タケシーズのガチンコライブ。3月は2本ありますがその内の1本。東中野の超個性派ジャズバー「Big River」でジャズスタンダードを中心に怒涛のインプロビゼーション。張り切って参ります。
20:00~start  music charge: 2000円

3月13日(水) 千葉市川 O'd Diner
0120-12-5906
歌伴です。遅い時間からやってますので、仕事帰りにでもどうぞ。この日はデュオです。
vocal:ちゅんこ piano:福島剛
21:00~start チャージ:カンパ制

3月20日(水) 東京高田馬場 Sunny Side
03-5272-6119
「タケシーズ」
piano:福島剛 bass:野々口毅 drum:南たけし
「タケシーズ」の2013年の新展開の一つ。毎月第三水曜日は、高田馬場「Sunny Side」に出演させて頂く事となりました。前回はボーカルと一緒でしたが、今回は三人だけです。奇数月は三人で真正面から「タケシーズサウンド」を。偶数月は様々なゲストと共にバラエティに富んだステージをお届け致します。
20:00~start  music charge: 2500円

3月27日(水) 千葉市川 O'd Diner
0120-12-5906
歌伴です。遅い時間からやってますので、仕事帰りにでもどうぞ。
vocal:ちゅんこ sax:古田一行 piano:福島剛
21:00~start チャージ:カンパ制

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2013年3月 1日 (金)

久々の福福

久々の福福
小岩で一番美味い中華料理屋「福福」に来ました。

チャーシュー油あるとことビール。

バカウマ。

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