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2012年6月 4日 (月)

ワークショップが終わって歌ってみようと思った

一昨日はワークショップだった。

名ベーシストの飯田雅春氏をファシリテーターに迎えて、充実の4時間だった。その後の打ち上げではいつものように酔っ払ってワケのわからない事ばかり口走っていたアホな私であるが。

ワークショップを通じて気付いた事がいくつかあるのだが、その一つが「歌の重要性」だ。

私自身レッスンをする時に、歌詞の付いているスタンダードならば生徒に歌詞を調べさせて、一度歌ってくるようにという指示を出す事も多い。言葉のリズムや単語の切れ目、そういったものから得るヒントは、ボーカリストのみならず器楽奏者にも極めて多いからだ。

けれど、それでもまだまだ足りなかった。歌を考える事は、ものすごく重要だ。私がこれまで考えていた以上に。改めてそう思った。

という事で、今日は家で一件だけレッスンがあったのだが、その後に自分の練習をする際に、色々な歌を実際に歌ってみた。自分でピアノで伴奏して。

まさに目から鱗。本当に様々な事が見えてきた。

例えばこれまでに何べんも演奏している「Georgia on my mind」や「What a wonderful world」といったスタンダード。それから「It's only a paper moon」や「I got rhythm」という曲なんか。

歌ってみる事で、曲のイメージがものすごく多角的になる。これまで一つのイメージでしかなかったのが、実に様々なイメージが喚起されてきた。ちょっとした発見である。

あと、なかなかに歌を歌うのは楽しい。

ヘタクソなので人前ではあまり披露しないだろうとは思うが、今後も引き続き家で色んな歌を歌ってみようと思う。

で、ゆくゆくは、ドミンゴ、パヴァロッティ、カレーラス、フクシマ、と呼ばれてみようと思う。

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