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2011年12月25日 (日)

クリスマスの思い出

我が家自体は浄土宗であるが、母親はクリスチャンである。

であるので、クリスマスとか何とかいうイベント自体は比較的馴染み深いはずなのだが、サンタクロースの存在を信じなくなってからこっち、クリスマスとはほぼ無縁の生活を送って来た。

ここ数年でのクリスマスの思い出と言えば、その前後でライブがある時には申し訳程度にセットリスト(当日演奏する曲目リスト)にクリスマスソングを入れたりするぐらいのものである。ヒドイ時には曲間のアドリブソロの中にクリスマスソングの一節を引用したりするぐらいで済ましてしまう。昨日のライブでは一曲だけやった。クリスマスソングを。最後にトラディショナルの「聖者の行進」をやって、共演のハーモニカ皆川和義は「ちょっとこの曲もクリスマスソングぽい」と言ってはいたが、この「聖者の行進」は紛れも無く葬式の時の歌である。キリストの死を悼むのであれば関係もあるのだろうが、クリスマスって要はキリストの誕生日祭りでしょ?じゃ「聖者の行進」とか関係なくね?というのが私の見解であるのだが、詳しい事も知らぬので、余計な事をこれ以上言うのも止しておこう。

あ、あともう一つあった、クリスマスの思い出。京都に住んでいた時に、京都のとあるパチンコ屋が12月24日に「クリスマス記念パチスロ北斗の拳全台設定6祭」というのをやっていて、たまたま昼からその店にパチスロを打ちに行った私はパチスロのコインをパチスロ機からざくざく出した記憶がある。「パチスロ北斗の拳」の設定6というのは、パチスロ機についている三つのボタンを「えい、えい、えいっ!」と押すとコインがジャラジャラジャラアッ!と排出される台なのである。

「えい、えい、えいっ!」ジャラジャラジャラアッ!「えい、えい、えいっ!」ジャラジャラジャラアッ!という至福の単純作業だ。ボタン押すだけで金が儲かるってアホな話やでホンマ。

さて。私は別にクリスマスをdisっている訳ではない。その時期に彼女なり何なりがいた事もあるし、今はきちんと妻がいる。マウンテンアンダー達郎が言う所の「きっと君は来ない一人きりのクリスマスイブ」みたいな事も、あった時もあればなかった時もある。でもどちらでも一緒だ。有り体に言えば、「ほぼ関係無い」のだ。山アンダーも何が「サイレンナイホーリーナイー」だ、邪悪なスヌーピーみたいなツラしやがって。

ちなみに妻以前に付き合った事のある女性がいた事についてはこの間酒の席で田嶋陽子女史がアンチフェミニストを糾弾するかのような勢いでdisられた。理不尽極まりない。この事についてはまたいずれ。

なので、クリスマスで街がチカチカしている事によってテンションが「ヒャッハー!」とアッパーストラクチャートライアドにもならないし、かといって「浮かれてる奴らマジでウゼエ!」という気持ちがディレイドリゾルブする訳でもない。もちろん「良いんだ、どうせオレなんて…大五郎でも呑んでやる…」とアウトサイドにドロップ2もしない。というか、大五郎は普通に日常的に呑む。これが私の脳のトーナルセンターを破壊しているのだ。大五郎はクるぜマジに。

クリスマスは、粛々と何事も無く過ぎる。これが私のスタンダードだ。

ちなみにこの文章も、小岩駅近くの立ち呑み屋で一人で150円のポテサラをツマミに200円のレモンハイを呑みながら書いている。誇らしくも無く、いじけている訳でも無く、どこまでも「超普通」だ。

という事で、今年もほぼクリスマスは無関係にその前夜祭と本祭の二日間を過ごした。

それが私の「クリスマスの思い出」なのだ。

けれどね、ワクワクするのだ、クリスマスが終わると。終わった事ではなく、次にやって来るものに!

大好きな大晦日と正月がやってくる!

この二日間こそ祭なのだ!私は大晦日と正月が大好きなのだ。

という事で、皆さん良い年をお迎え下さいよ。

このブログも今年はあと6回ぐらいは更新出来るように頑張りますね。

年末の大掃除に飽きた時にでもまた見てやって下さいね。

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