秋はその頂きを目指す
釣り新聞には、釣り船屋の情報が載っているのが普通である。例えばこんなの。
「乗合(6時半)。マダイ…18日0.4〜3キロ1〜5尾、5尾が2人。カワハギ…18日16〜30センチ12〜59尾。ワラサ…17日3.2〜5キロ0〜2尾」
何も足さない、何も引かない。まさに必要最低限の有益なる情報である。
以前一度当ブログでも紹介した事があるのだが、この釣り新聞誌上に何故かポエムを載せるというキチガ…いや、なかなかにユニークなボート店がある。その名も「斉田ボート店」。昨日購入した「週刊つりニュース」、斉田ボート店のポエジィはますます加速の一途を辿っていた。
以下、その全文。
「ボート。天空の青さの中に待ち侘びた収穫の時を迎え、突然の糸鳴りの先に続く至福の美形に楽しきボート釣りの醍醐味を知る。吹き渡る一陣の風に秋の行方を尋ね、好日喝采の中で命輝くアジと過ごす素晴らしき静寂のひととき…季節の薄衣を重ねながら秋はその頂きを目指す」
一読してげらげらと笑った後に「その頂きを目指すじゃねーよ!」とついつい突っ込んでしまった。
まさに侍。全く意味がわからない。
是非当ブログの読者諸氏も、コンビニ等で「週刊つりニュース」をお見かけの際には270円にて購入、しかる後にこのポエムの滋味を堪能して頂きたい。
私は近い内にこの斉田ボート店を訪れてみる心づもりである。
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