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2011年8月24日 (水)

悶絶のポテサラレシピ

数日前に作ったポテサラがスマッシュヒットだった事はここにも書いた通りだが、たまにはレシピなんぞを書いてみようと思う。

少しは人様の役に立つ情報を載せてみようという殊勝な心掛けと、普段から下ネタばかり書いてすみませんという気持ちが入り混じった格好だ。

ポテサラ作り。

何はともあれ玉葱を切る所から始めよう。今回は小さめの玉葱丸々一個を刻んだ。なるべく薄く。そしてスライスしたら簡単に刻んで手頃な大きさにする。これをボウルに水を張ってその中に。ご存知の方も多いかとは思うが、玉葱は水に晒しておくと辛みと生臭さが消える。この水漬けには最低でも30分はかかるため、何はなくとも玉葱が最初なのだ。

この作業に時間がかかるので、私はここで別の事をする。今回は別の料理の下拵えをしたが、普段ならばここでタバコを一服しながら、かみさんに最近練習中の新作モノマネを披露する。先日は小田和正のモノマネを披露したが、かみさん曰く「似てないだけならまだしも、嫌悪感をもよおす。キモい」との感想だった。

玉葱の準備が終わったら鍋に湯を沸かす。ゆで卵を作るのだが、順序としては、空の鍋にそっと卵in→水→火、だ。水を張ってから卵を入れると、落とした衝撃で卵が割れる事があるから注意だ。

ゆで卵の準備をしたら(火をかけたら)、次いでじゃがいも。今回は中型三個使用。皮を剥いて水洗いしたら、それらを一個ずつラップで包む。包んだら爪楊枝でぷすぷす穴を空けよう。このラップで包んだじゃがいもをレンジにぶち込む事でじゃがいもを蒸した状態にする訳だが、ぷすぷす穴を空けていないと、レンジの中で爆発する恐れがある。「そんな馬鹿な」と思った人は、レンジで生卵をチンしてみると良い。きっと後悔するから。

さて、ここまでくるとゆで卵が良い感じに仕上がっている。ゆで卵の殻を剥こう。鍋等の中に水を張った状態、つまり水の中で剥くと簡単に剥ける。これ豆な。

すると、ボウルの中の玉葱も良い感じに仕上がっている。玉葱の水を切り、ボウルの中にゆで卵二個と蒸したじゃがいも三個をぶち込む。

ここでまず塩とコショウとオリーブオイルを入れる。何故オリーブオイルを入れるかと言えば、私がイタリア人だからだ。

この状態で棒でひたすら具材を潰す。「死ねっ!○○!」と嫌いな人の名前を呟くと、ストレスも解消されて一石二鳥だ。

ほどよく具材が潰れて来たら、ここにマヨネーズを投入。また更にぐちょぐちょヤってやる。「ホラお前?口ではいややいややゆうたかて、大事な所はぐちょぐちょやないか?あん?」と呟いても良いだろう。ふと死にたいほどに虚しくなるかも知れないが、そんな事まで私は面倒は見きれないので、各自その辺は適当にやってくれ。

これで完成!と思い、ちらっと味見をしてみたのであるが、「何かが足りん…何かが足りんのやっ…!」と思った私である。「何が足りんのやっ…!何を足したら良いんやでんがなまんがなっ…!」と考えた結果、私は料理の基本の「さしすせそ」を思い出した。

ご存知の通り、「さ」は「サマータイム制度」、「し」は「死」、「す」は「酢」、「せ」は「瀬川瑛子」、「そ」は「その男、凶暴につき」である。私は直感的にわかった。「し」か「す」だ、と。

つまり、「酢か、さもなくば死か」である。

私は死ぬのは嫌なので、酢を入れた。

結果、これが勝因となった。間違ってここに瀬川瑛子を投入していた際には、目もあてられぬ有様になっていただろう事は想像に難くない。

以上でポテサラは完成だ。

食べている時に美味過ぎて悶絶死しそうになったので、「酢か、さもなくば死か」は、あながち誤りでもなかったのだ。

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コメント

瀬川瑛子にだけは気をつけます。

作るのが楽しみです。

投稿: れいこ(ジャズ研) | 2011年8月25日 (木) 00時53分

れいちゃんへ
料理やってる?良いレシピあったら教えてね。

投稿: ふくしまたけし | 2011年11月19日 (土) 15時11分

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