きちんと送りました(送ってもらいました)
一昨日の小岩「Back in time」でのライブ、チャリティライブと銘打ってやらせて頂きました。
きちんと公約通り、チャージを全額寄付とさせて頂いたので、その証拠写真を一枚。
1500円のチャージでお客さんが23人だったので、34500円。
実は、実際に送って下さったのは、マスターの梶川氏。感謝です。
一緒に共演していただいたギターのオオタマル氏とも話していたのですが、「オレたち貧乏だから、二人で三万円出せって言われてもなかなか難しいけど、音楽をやったら三万円送れるんだから、これ結構な話ですよねえ」と。
そういう意味ではお客さんにも感謝です。ホント、一人一人の力は微々たるものでも、こうして何十人かで一まとまりになると、数字という意味でも結構な金額になるわけですから。
お店(Back in time)のブログにもその様子が書いてあります。
あと、一昨日はオオタマル氏のソロギターが第一部、ぼくのソロピアノが第二部という形でやらせて頂いたのですが、第三部ではセッション形式で色々な方と共演させて頂きました。第三部の冒頭にオオタマル氏とのデュオをやらせて頂き、その様子をやはりマスターの梶川氏がyoutubeにアップして下さいました。
Meditandoというショーロの綺麗な曲です。
こちら。
Meditando
撮影して下さったN氏にも感謝です。
どうしてもぼくはバカなので、たまに「自分は一人で生きている」というような錯覚をしてしまうのですが、やはりこういった事(ライブ)などを通して、多くの人に支えられながら生きているなと実感します。「てめえ一人の力」などと思い上がるのは大間違いだなと思う訳です。
そういえば、日本では「人に迷惑をかけないように」と教育されるのに対して、インドでは「お前は人に迷惑をかけながら生きているのだから、人の事も許しなさいね」と教えるそうですね。
うん、やっぱり人はたくさん間違える訳で、それを許し合って、支え合って生きるというのは存外に悪くねえぞ、と思います。
あと、もう一つだけ。
こういったチャリティをやるというのは、一過性の流行でやってはいかんな、とぼくは強く思っています。
また一年後か半年後か、そんな時にもこうしてチャリティライブを出来なきゃな。
ともあれ、今回こうした運びになったのは、「一緒にライブしようよ」と誘って下さったオオタマル氏のお陰です。「チャリティでやりたいんですけど」という提案にも快く応えて下さった同氏、そして「Back in time」の梶川夫妻に深く感謝です。
そして来て下さったお客様の皆様にも感謝。
「こういうのって何か自己満足の一種なんじゃねえか?」という逡巡もずっとありましたが、一つ吹っ切れたような気もします。出来る事を「続けて」やっていく事、それぐらいしかオレは出来ねえじゃんか、と。
さ、またこういうライブをする為にも、ぼくはもっともっと勉強をして、良い音楽を出来るようにならなければいけない。
今日も練習です。
まだ勝負は始まったばっかりだ。
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