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2011年4月

2011年4月30日 (土)

GWのライブ情報

これから一週間の間にライブ三本あります。

なので宣伝しときます。

今は携帯から書いているので、簡易版です。きちんとした情報は後ほどアップします。

まず、5月2日(月)は、東京上野のアリエスです。ハーモニカ皆川和義にゲストボーカル大塚美香。ポップスからブルーズまで色々やります。私のオリジナルも少し。たっぷり3ステージです。チャージは2000円。19:30〜スタートです。

翌日5月3日(火)は、大阪高槻の「Billie's Bounce」でソロピアノ。「高槻ジャズストリート」の一部です。私のオリジナルの組曲「銀河鉄道の夜」をぶっ通しでやります。45分1ステージのみ。17:00〜スタート、チャージは0円(カンパ制)です。

更にその二日後、5月5日(木)は京都深草「ざぶざぶ」にて、ボーカル市川芳枝、ハーモニカ皆川和義とです。ヨシエはんです。最強です。豪快さと繊細さと美しさを併せ持つ、最強のボーカリストです。店があまり広くないので、確実に聞きたい方々には予約をオススメします。チャージ2400円、19:30〜スタートです。

東京→大阪→京都だから移動が大変ですが、頑張ります。

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2011年4月29日 (金)

知らないものを見る

五月中のスケジュールがほぼ九割方決まる。

どうやら東京を離れる日が結構ありそうだ。

そういえば学生の頃は、金が入る度にふらふらとあちこちへ出掛けていたっけ。

知らない街で知らない人達に会って、知らない言葉を聞いて知らないものを見た。

そんな事が、とても楽しかった。

また、知らないものを見に行こう。

そうだよ、ちゃんと覚悟決めてさ。

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2011年4月28日 (木)

ご褒美が欲しい

昼から練習と、頼まれていたアレンジとをしながら過ごす。

要は真面目に仕事をして過ごす。

こうやって「サボらない一日」を過ごしていると、やはりご褒美が欲しくなる。

ご褒美は、勝利で良いの、ノムケンさん

本日の川柳でした。

そう、カープが勝ってくれりゃあそれで良いんだよ?

頑張ってね!カープ選手!

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2011年4月27日 (水)

とても切ない

大衆的な飲食店というものを考えた時に、大事な点は何だろうかと考えていくと、私には以下の三点が挙げられる。

・美味い
・安い
・居心地が良い

何という事は無い、当たり前の話であるが、実はこれら三点が綺麗にそろっている店というのはそれほど多くは無い。

「美味いのだけれど高い」であるとか、「美味くて安いのだけれど居心地は悪い」とか、様々である。それでも「まあ総合的に考えると及第点」という理由でその店に行く事はある。

勿論中にはそれら三点が全てバランス良く調和された店というものもある。そういう店に行く時には、「そこに行く」という事だけで心が躍るのである。

そういった観点から見た時に、私が「東京西部最強の店」と自信を持ってオススメ出来る店がある。

東京メトロ丸の内線、東高円寺駅から徒歩2分の位置にある広島焼きの「お好み村」がそれである。ここはまさに「美味く、安く、そして居心地の良い」店なのである。

まず美味さに関して言えば、絶品だ。恐らく材料はさほど高価なものを使っているわけではないと思う。しかし、それらを職人の匠の技術で至高の料理へと昇華させるその技術は、まさに圧巻である。何の変哲も無い「もやし炒め」や「ねぎ焼き」、そして定番の広島焼きに始まって、私はこの店で「美味くないもの」を一度たりとも食った事が無い。たまには「マズイもの」、とまではいかなくても、「そこそこ普通のもの」ぐらい出てきても良さそうなものだが、この店ではついぞ一度たりともお目にかかった事が無い。

値段に関してであるが、これも驚くほどに安い。例えば、セットメニューとして置いてある「広島焼き+とんぺい焼き+ねぎ焼き+ドリンク二杯(生ビール二杯など)」のセットは、何と驚愕の2000円ぽっきりである。食事の量としては、二人分は楽にある。つまり、「ちょっとかみさんとメシでも」というような気分の時に行けば、一人頭1000円で絶品フルコースが食えた上にビールまで呑めてしまうのである。他にも、私が個人的に「この店では外せない」と思うお気に入りのメニュー、「砂肝のしょうゆ漬け」に至っては、200円である。安過ぎる。

そして居心地。例えば私が2時間ぐらいで帰るつもりでこの店に行くと、4時間から5時間居てしまう。その事から居心地の良さは推し測って頂きたい。

店内は広島に本拠地を置く某野球チームを応援しているが為に、全体的にとても「赤い」のであるが、それは取り立てて私の心をくすぐる要因ではない。いや、それは嘘かな。少しぐらいはくすぐるかな。店主であるK氏の朴訥ながらも暖かい雰囲気や、女将のSちゃんの気さくな性格もとても良い。

まだ私がかみさんと結婚する前、かみさんはこの東高円寺駅の近辺に住んでいた。私はその家に足繁く通っていたのであるが、かみさんの帰りはいつも終電近くになる為に、私はいつもこの「お好み村」で時間を潰していた。別段興味などは無いが、テレビに映し出される広島の何とかという赤い野球チームの試合を眺めながら、ホッピーを呑んでいた。

夜の11時や12時を回った辺りで、かみさんが私を迎えに来る。ちょっと酔っ払って上機嫌になっている私は、かみさんに手を引かれながら、某野球チーム、何とかカープの選手ごとの応援歌などを口ずさみながら家路についていた。

そんな、とても思い出深い店でもあるのだ。

その「お好み村」が、来月の5月9日をもって閉店する、という話を聞いた。昨日、女将からメールが入って来ていた。建物の取り壊しが直接の原因であるらしい。そんな話は、昨年末辺りからちょこちょこ聞いていたが、いざ閉店、となると寂しさも一層に増すのである。

あと二週間少々であるが、私も一度は行かなくてはと思っている。

また、当ブログの読者諸氏も、是非一度、閉店になる前にこの店を訪れて頂きたい。あの絶品料理の数々に舌鼓を打って頂きたいのである。

お店の詳細情報はこちら
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13039660/

しかし「お好み村」が閉店になったら、私は何を楽しみに生きていけば良いのだろうか。

ああ。本当に寂しい。

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2011年4月26日 (火)

きちんと送りました(送ってもらいました)

一昨日の小岩「Back in time」でのライブ、チャリティライブと銘打ってやらせて頂きました。
きちんと公約通り、チャージを全額寄付とさせて頂いたので、その証拠写真を一枚。
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1500円のチャージでお客さんが23人だったので、34500円。
実は、実際に送って下さったのは、マスターの梶川氏。感謝です。
一緒に共演していただいたギターのオオタマル氏とも話していたのですが、「オレたち貧乏だから、二人で三万円出せって言われてもなかなか難しいけど、音楽をやったら三万円送れるんだから、これ結構な話ですよねえ」と。
そういう意味ではお客さんにも感謝です。ホント、一人一人の力は微々たるものでも、こうして何十人かで一まとまりになると、数字という意味でも結構な金額になるわけですから。
お店(Back in time)のブログにもその様子が書いてあります。

あと、一昨日はオオタマル氏のソロギターが第一部、ぼくのソロピアノが第二部という形でやらせて頂いたのですが、第三部ではセッション形式で色々な方と共演させて頂きました。第三部の冒頭にオオタマル氏とのデュオをやらせて頂き、その様子をやはりマスターの梶川氏がyoutubeにアップして下さいました。
Meditandoというショーロの綺麗な曲です。
こちら。

Meditando

撮影して下さったN氏にも感謝です。

どうしてもぼくはバカなので、たまに「自分は一人で生きている」というような錯覚をしてしまうのですが、やはりこういった事(ライブ)などを通して、多くの人に支えられながら生きているなと実感します。「てめえ一人の力」などと思い上がるのは大間違いだなと思う訳です。
そういえば、日本では「人に迷惑をかけないように」と教育されるのに対して、インドでは「お前は人に迷惑をかけながら生きているのだから、人の事も許しなさいね」と教えるそうですね。
うん、やっぱり人はたくさん間違える訳で、それを許し合って、支え合って生きるというのは存外に悪くねえぞ、と思います。

あと、もう一つだけ。
こういったチャリティをやるというのは、一過性の流行でやってはいかんな、とぼくは強く思っています。
また一年後か半年後か、そんな時にもこうしてチャリティライブを出来なきゃな。

ともあれ、今回こうした運びになったのは、「一緒にライブしようよ」と誘って下さったオオタマル氏のお陰です。「チャリティでやりたいんですけど」という提案にも快く応えて下さった同氏、そして「Back in time」の梶川夫妻に深く感謝です。
そして来て下さったお客様の皆様にも感謝。
「こういうのって何か自己満足の一種なんじゃねえか?」という逡巡もずっとありましたが、一つ吹っ切れたような気もします。出来る事を「続けて」やっていく事、それぐらいしかオレは出来ねえじゃんか、と。

さ、またこういうライブをする為にも、ぼくはもっともっと勉強をして、良い音楽を出来るようにならなければいけない。
今日も練習です。
まだ勝負は始まったばっかりだ。

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2011年4月25日 (月)

もっと上手くなりたい

家を出る時に、滅多に使う事のないiPodがたまたま目に入ったので、上着のポケットにそれを無造作に突っ込んだ。

仕事へ向かう電車の中で、イヤフォンを耳にはめてみる。

中に入っている楽曲を確認してから、バド・パウエルを聴く。圧倒的に凄い。

こおん、と透き通るような美しい音色もあれば、ぐしゃっと潰れるような音もある。それらの音が、次々と湧いて来る想像力の波に乗せられて、緩急自在なリズムと共に「音楽」を作っている。

まさにこれが「音楽」だ、とうっとりする。

ジャズに触れ始めた頃、一番最初に熱心に聴いたピアニストはモンクだった。わかったような口を利きたかった若い頃の私には、モンクのその「難解さ」が魅力的だった。きっかけは、そんな下らない事だったけれど、今なおモンクは私の一番のアイドルだし、一番の研究対象だ。恐らくこれからもずっと。

モンクに次いで私の心を捉えたピアニストはオスカー・ピーターソンだ。流麗で極めて高度なテクニックと、明るい世界観が良かった。結局、ピーターソンに似たような(或いは彼の系譜下にある)ピアニストを聴く内にジーン・ハリスやモンティ・アレキサンダー、ジュニア・マンスというピアニストに興味を持つようになった。今ではそんなに頻繁にピーターソンのアルバムを聴く事も無いけれど、先日手持ちのCD及びレコードの整理をしていたら、ピーターソンのアルバムだけで30枚近くあった。

その次に夢中になったのが、バド・パウエルだ。同じ名うてのテクニシャンでも、パウエルとピーターソンは明らかにその音色を異にした。パウエルの音色は硬質だ。それも刺すように鋭い硬質さではなく、岩のようにゴツゴツとした硬質さだ。私はあっという間にパウエルの虜になった。

そんな事を、電車の中でiPodを聴きながら思い出した。

昨日、人前で演奏して、改めて「もっと上手くなりたい」と思った。

そう思って、今日もじっくりピアノに向かって練習をした。

まだまだ道のりは長い。

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2011年4月24日 (日)

今日は珍しく忙しい

朝選挙行った。

昼レッスン終わった。

さあて、ライブです。

良い演奏が出来ると良いな。

気負わず焦らず。

という事で、20:00から小岩「Back in time」で。

ちなみに開場は19:30です。

宜しく!

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2011年4月23日 (土)

形あるもの

形あるものはいずれ壊れる。

命は、限りがあるからこそ価値があると思う。

物事には、終わりがあるから良いのだ。

何の事を言っているかと言うと、昨日ついに広島カープの連勝が止まった件について。

また今日から勝てば良いのだ。

今日大事だよ!今日!

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2011年4月22日 (金)

休みでした

休み。というか仕事ナシの日。

久しぶりに昼過ぎまで寝てだらだらする。そしてその後はピアノの練習。夕方からは買い物に行って、料理して、もうすぐ夕飯を食べる所。

明日からはまた忙しくなる。レッスンもあるし、ライブもある。

「よし、働くぞ!」というエネルギーをこういう時に蓄えておかないと。

ということで、ライブに関してはしつこいようですが宣伝。

4月24日(日) 小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
チャリティーライブ「オオタマルvs福島剛」
微力ながらも震災地に協力が出来れば、と思いまして、チャリティーライブを企画させて頂きました。対バンをして下さるオオタマル氏は、ショーロというブラジル音楽の7弦ギターの名手。彼のソロギターとぼくのソロピアノを1ステージずつお届けいたします。この日は、ブルーズピアノをやろうと思っています。3ステージ目はセッションです。
20:00~start チャージ:1500円

ライブも見れてなおかつ募金まで出来てしまうという、一粒で二度美味しい仕組みになっております。

なお、当日設置される予定の募金箱は、我々ミュージシャンの為の募金箱です。そのお金は被災地に行きません。チャージが被災地に行きます。

けれど、我々もこれでメシを食っております。もし宜しければお気持ちだけでもお願い致します。

チャージは被災地、募金は我々というこのシステム、今回私が考えたのですが、「バカバカしくて良い」と笑って承諾して下さったのは、共演のオオタマル氏とお店の梶川氏です。感謝です。

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2011年4月21日 (木)

一人満喫

一人満喫
かみさんが友人宅へ遊びに出たので、久しぶりに家で一人。折角の機会だから、と一人を色々な角度から満喫してみた。

まずは昼飯、一人ランチ。近所にある「サンサール」というインドカレー屋に行く。日替わりランチ750円。今日は大根の葉っぱとチキンのカレー。美味し。添付写真はその時のもの。

家に帰ってからは今日はやる事がたくさん。インターネットを使って広島カープ対横浜ベイスターズの試合、並びに将棋の69期名人戦を鑑賞しつつ、ピアノの練習。

カープは勝った。将棋は森内九段の勝利。

さて、夜からは何をするかなという所。

一人だと持て余すな。しかし。

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2011年4月20日 (水)

We are No.1

カープが…首位だと…?

何かの間違いだとは思う。間違いはいずれ訂正されるので、恐らく近い内に定位置(五位)に戻る筈なのだが、今だけは夢見心地に浸らせてもらおう。

そうさ、We are No.1。

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2011年4月19日 (火)

権力の犬

「さあ!呑むぞー!」というゴキゲンな状態の時に、強大な「権力達」(主にかみさん、両親、叔母さん、従姉妹、その他もろもろ、つうかそいつら)にそれを邪魔された。

無理矢理車に叩き込まれて、ザ・帰宅。

不愉快なので家で呑む。

ああ、オレは権力の犬だ。

でもオレは不良なので今からロックを聴く。

ブルース・スプリングスティーンを聴くぜベイビー。

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首位攻防戦?

本日13:00より横浜スタジアムにて横浜ベイスターズ対広島カープの試合。

実はこの試合、勝った方が首位、という試合なんである。驚きである。

プロ野球ファンならばご存知だと思うが、この両チーム、所属するセントラル・リーグ(セ・リーグ)の中では完全に「お荷物」扱いになっていた。

かたやシーズン中の最多敗戦記録を更新しまくる横浜ベイスターズ、かたや十年以上Bクラスに甘んじる広島カープ。恐らく他球団からすればこの2チームとの試合は「勝って当たり前」ぐらいに思っていた事だろう。

その2チームが首位攻防戦である。どうした急に!?と訝るのも無理はない。

無論私が応援するのは広島カープ。今日横浜に勝って、同率首位の阪神タイガースが負ければ、何とカープ、二千数百日ぶりの単独首位である。どれだけ長い間我々ファンを待たせるつもりだ。

まだまだシーズンも序盤だが、それでも首位になれるというのは嬉しい。是非とも勝利して頂きたい。

あ、そうそう。今週末の日曜日は小岩「Back in time」でライブです。7弦ギターの名手「オオタマル」氏のソロギターと私のソロピアノとの対バン形式のライブ。20:00開演です。またチャリティライブですので、ご都合宜しければ是非足をお運び下さい。

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2011年4月18日 (月)

二人で作る棋譜

ふと新聞のスポーツ欄を見たら、カープ現在首位!いつものように鯉のぼりが降りるまでの天下だろうが、やはり嬉しい事は嬉しい。頑張れカープ。

午前中に小岩の実家でのレッスンを終えて、少し練習をしてから一旦家に帰る。

休憩がてら、TSUTAYAで借りて来ていた羽生善治九段、森内俊之名人のライバル関係に焦点を当てたドキュメンタリーを観る。

非常に印象に残ったのは、森内名人の言葉。

羽生善治九段との対局の際、それは確かに「勝負」をしているのだが、それと同時に一種の「共同作業」をしているような感覚を抱く、との事。二人でアイディアを出し合いながら新たな棋譜を作る作業だ、と森内名人は言った。

それは互いが互いを高め合う行為だ。

片方が思いもつかなかった一手を、もう片方が打つ。するとそこに、独りでは生まれ得なかった独創的なアイディアが新たに生まれる、と言うのだ。

素晴らしい共同作業だ。芸術を生む、というのは或いはこういった土壌から生まれるのかも知れないと私は思った。

翻って昨日のワークショップを思い出す。音楽もやはり同様に、様々な人間が同時に共通の空間を共有する事で、新たなアイディアが生まれ、新たな作品が出来上がる。思いもよらない一手が次の奇跡的な一手を生むように。

それは何だかとても素晴らしい事のように思えるのだ。

そういえば昨日、そんな事を思った。

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2011年4月17日 (日)

新たなるトルネード旋風

午前中のレッスンを終えて、一路笹塚へ。

久しぶりのワークショップ。気分はすっかり「勉強モード」。よし、頑張ろう。

昨日テレビで広島−巨人戦を観ていて気になった事を一つ。解説の野茂英雄氏のあまりにカープ贔屓過ぎる解説にびっくりした。

・今年はカープが優勝しますよ。若いピッチャーが良い。

・ぼくはカープが勝てば嬉しいんで、他はどうでも良いです。

あまりの露骨なカープ贔屓に絶句するアナウンサー。「あ…そ…そうですか…」みたいに。

野茂英雄氏は今年、昨年とキャンプ中にカープの臨時投手コーチを務めた経歴もあるが、もういっその事常任コーチになれば良いのに。

しかし野茂氏が眼をかけてきた今村、青木高という辺りが着実に力を付けて来ているのもまた事実。

今度は指導者として日本球界にトルネード旋風を巻き起こして頂きたいものだ。

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2011年4月16日 (土)

赤い

赤い
自宅にて野球観戦中のワタクシ。

只今二年目の19歳、今村猛投手が投げてます。ぼくはこのピッチャーを「たけるん」とか「いまむらきゅん」と呼んでいます。実はかなり期待を寄せている若手です。

頑張れカープ!

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あきらめたらそこで試合終了だよ

そんな事を言ったのは、湘北高校バスケ部の安西先生だった。

最後の最後まで、勝つ事を諦めてはいけない。私たち嘗ての少年達は、安西先生から幾つもの物事を学んできたが、とりわけ大事なのはやはりこの事だ。そう、あきらめたらそこで試合終了なのだ。

昨日、それと同じ事を、とある野球選手が教えてくれた。広島東洋カープの現役最年長選手、大ベテランの石井琢朗選手である。

昨日の広島-巨人戦、もつれにもつれたゲーム展開は、4-3で巨人がリードして9回裏2アウト、ノーアウトランナー無しという局面を迎えた。投げるピッチャーは今年から巨人の守護神を務める山口鉄也投手、そしてバッターボックスには石井琢朗選手である。

ゲームの流れは完全に巨人のものであった。ああ、この琢朗さんで今日は終わりか。私の脳裏をちらとそんな考えがよぎった。私と同じように思っていた観客も少なくなかったかも知れない。弁明をする訳ではないが、確かに「そういうムード」だったのだ。

石井琢朗選手の頭には、そんな事は微塵もなかった。彼は微塵も諦めてなどいなかった。「何としてでも塁に出る」、その事しか頭になかった。

結果として、彼は粘りに粘ってフォアボールを選んで出塁した。代走に出たのは球界一の韋駄天男、赤松真人選手。打席には昨年の盗塁王、梵英心選手である。

まず仕掛けたのは赤松選手。自慢の快足を飛ばして二塁を陥れた。圧巻の盗塁であった。こうなると、私たちファンも、「もしや、追いつくか?」という希望が出て来る。

そしてその期待に応えた梵選手。会心のセンター前タイムリーで、なんとカープは同点に追い付いたのだ!その後、続く東出輝裕選手も良い当たりを飛ばしたが、センター鈴木選手(?)の好守に阻まれ3アウト。ゲームは時間切れ引き分けとなった。

さて、この同点劇、MVPは誰だろうか。そう、私が考えるのは、2アウトから四球を選び出塁した石井琢朗選手である。盗塁を決めた赤松選手も素晴らしかった。そしてタイムリーで応えた梵選手も流石であった。しかし、最後の最後まであきらめない、何が起こるかわからない、そういった事を身体全てを使って表現した石井琢朗選手、私は本当に胸を打たれた。

「どうせ勝てっこないだろう」

「やっぱり金持ちは強いよね」

そんな風にいじけるのは簡単だ。しかし、「絶対に勝ってやる」、「負けてなるものか」と歯を食いしばり必死の抵抗を見せるその姿こそ、我々ファンの心を強く打つのだ。

まさにプロフェッショナルベースボール。「これぞプロ野球!」というものを昨日は堪能した。最高だった。

本日も我らが広島カープは、読売ジャイアンツとの試合である。昨日にも勝るような好ゲームを期待したい。

頑張れカープ!

あ、それと明日はワークショップです。詳細はこちら

4月17日(日)東京笹塚 スタジオミュージアム Gスタジオ
tel 03-3370-9764
http://www.studio-museum.com/sasazuka/index.html
「ミュージックワークショップ東京 vol.12」
ファシリテーター:廣木光一
しばらく間が空いてしまいましたが、恒例のワークショップ、第12回目です。発足当初からご尽力頂いている廣木光一さんをお迎えして、濃密に、そして真剣にみんなで音楽と向かい合っていきましょう!
15:00~start  参加費:2000円(見学のみの方は1000円)
参加ご希望の方は
musicworkshop.tokyo@gmail.com
までご連絡を。

私も全然音楽が上達しないけれど、それでもあきらめない。あきらめたら、そこで試合終了だよ。

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2011年4月15日 (金)

暗闇の中で灯りをともす

素晴らしいニュースをネットで目にした。

東工大のとある研究チームが、化粧品などに使われる顔料を用いて、汚染水に含まれる放射性ヨウ素やセシウムの除去に成功したそうだ。

除去装置は近い内に実用化されるようで、そうなれば原発の二次災害である汚染水問題も、少しずつ現状復帰の道を辿る事だろう。

嘗てアインシュタインが発見した「質量とはエネルギーである」という法則、つまり「E=m×c×c」という余りにも有名なこの式から、原子力は発明された。

私も専門家ではないので詳しい事はわからないが、原子力のおおよその理屈はこうだ。

元素(原子?)は、くっついて融合したり、二つに分裂する時があるのだが、その時に「1+1=2」という理屈が成り立たなくなるケースがある。

融合の時で言うと「1+1=1.9」ぐらいになったり、分裂ならば「2=0.95+0.95」ぐらいになるといった感じか。つまり、融合や分裂の過程で質量が失われているのだ。

この失われた質量こそが、実はエネルギーなのだ。失われた質量mに、cの二乗をかける。これがエネルギーの計算式であるが、このcとは、光速度の事である。一秒間に地球を7周り半してしまう、光の速さの事なのだ。数値にして秒速30万km。実に膨大な数値である。ほんの少しの質量の損失によって、莫大なエネルギーを得る、これが原子力のおおよその理屈だ。

この原子力の概略を知った時に、私は戦慄した事を覚えている。科学は、もはや人間には随分と分不相応な領域にまで手を出してしまっているのではないだろうか、と。「だってcの二乗って、途方も無い数字じゃん…」と。

私は原発推進でも反対でも無い。そんな大袈裟なもの(原発)が無しで生活出来るに越した事は無いが、現在の我々(特に都市生活者)の便利さや快適さを原発が支えて来た、というのも間違いなく事実である。そして私はそれを比較的無批判に享受してきた。それを享受しておきながら、ここぞとばかりにヒステリックに原発を叩くのは、何か私は「違うんじゃないか」と思ってしまうのだ。

だからこそ、冒頭に挙げたようなニュースに私は感動する。原発推進、或いは反対、その正しさ、正当性を競い合うのではなく、現状として起きてしまった惨事を少しでも改善する為の科学としての前向きな努力、そういったものをこのニュースから感じ取ったのだ。

原子力は、それが良いものか悪いものかは別にして、科学の産物である。そして、顔料による放射性ヨウ素の除去という発見も、勿論科学の産物である。

批判や非難に時間を割いて自らの正当性を訴え、自分は「わかっている」、「賢い」という無駄なアピールに終始する阿呆が多い中、「どうやったら状況が改善できるだろう」という事に心を砕き、こうして成果を挙げる人々もいる。

繰り返して言うが、我々が今すべきは批判ではない。こうした前向きな「研究」であり、「行動」である。暗闇の中に灯りをともす事である。

この開発をした研究チームに、心からの賞賛を贈りたい。勇気を頂いた。

ニュースのページはこちら。

http://www.cybozu.net/news/national/20110415k0000e040015000c.html

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2011年4月14日 (木)

ブルーズ、ブルーズ、ブルーズ

バド・パウエル「Dance of Infidels(異教徒の踊り)」、ランディ・ウエストン「Berkshire Blues」、トラディショナルの「Nobody knows you when you're down & out」(作曲はジミー・コックス)を昼から練習する。

少々音楽に明るい人ならば気付くかも知れないが、これらは全て広義の意味で、ジャズでありブルーズである。

は?どっちなの?と思った方は良い反応だ。

私なりの答えを言えば、「どちらも正解」だ。

上記三曲全て、ジャズ演奏家(と呼ばれる人達)による録音が複数残っている、という意味で「これらは全てジャズナンバーである」と言っても差し支えはないだろう。パウエルとランディの曲に関しては、むしろ「ジャズの曲」という認識を持っている人の方が多いかも知れない。

「Dance of Infidels」という曲は12小節のフォーマットを持ち、目まぐるしく複雑にコードが進行していく。しかし、そのコードをよく観察してみると、所謂「ブルーズ」と呼ばれる12小節の3コードの進行を元にそのコードが設定されている事もわかる。パウエルは明らかにこの曲の発想の元としてブルーズを意識している。

ランディの「Berkshire Blues」は、3拍子(ワルツ)。小節数も18小節であり、コード進行は「ブルーズ」の3コードを元にはしていない。しかしタイトルに冠されているのは、まさしく「Blues」の文字である。

ランディ・ウェストンという人は、自らの音楽を「Jazz」と呼ばれる事に抵抗を感じている。彼は自らの音楽を称して「Black Classical Music」だと呼んでいる。この辺り、ローランド・カークと重なる部分もあるが、今回はその点は割愛する。そして彼がアフリカ音楽と共に自らのルーツの一端として認めるのが、ブルーズである。

ならば、彼の著作の一つである上述の「Berkshire Blues」も、「彼のブルーズ」なのかも知れない。

ブルーズとは、一体何なのだろう。私はここの所ずっとその事を考えている。

私自身も、自分の音楽の根っこにあるのはブルーズだと感じている。高校生の頃、フレディ・キングやロバート・ジョンソン、マディ・ウォーターズにオーティス・スパン、そういったブルーズミュージシャンに憧れて少しずつ音楽を始めた。(ちなみにその頃私はギターを弾いていた。ピアノを弾き始めるのはもう少し後の話だ)ジャズを始めてからも、セロニアス・モンクやデューク・エリントン、バド・パウエルにランディ・ウェストン、エロール・ガーナーにダラー・ブランド(アブドゥーラ・イブラヒム)。ブルーズの匂いを強く発する音楽家たちに惹かれ続けて来た。

彼らのブルーズは、それぞれ異なった形で発露される。まるで一本の幹から何本もの枝が分かれるように。

レイ・チャールズのブルーズとルイ・アームストロングのブルーズ。これも異なるが、やはり「どちらもブルーズ」だ。ベッシー・スミスとビリー・ホリデイとマヘリア・ジャクソンも、やはり形こそ違えど皆ブルーズを唄う。

ブルーズとは、一体何なのだろう。

若い頃から考えて15年近くブルーズと接して来たが、その謎は深まるばかりだ。

「ジャンルなんて関係ないよ、良い音楽は良いでいいじゃん」という言葉をたまに聞くが、そういった言葉は実は私には全く響いてこない。音楽のジャンルとは即ち民族の歴史だ。ジャンルなんて、大いに関係ある。もっと謙虚に、音楽を奥深く探っていかなくてはならない。

ブルーズ、ブルーズ、ブルーズ。

私の頭の中でずっとこの音楽が大事な位置を占めている。

そう言えば死んだ師匠は「誰がジャズとブルーズを分けたんや!!」と怒っていたっけな。

師匠は、ジャズとブルーズの狭間で生きて、死んだ。誰よりも真剣だった。だから、国内外のすごくたくさんのジャズマンやブルーズマン達に愛されていた。それは口で言うよりも遥かに難しい事だ。私は彼にはまだまだ到底及ばない。

及ばないからと言って、「努力をしなくて良い」という口実にはならない。

ああ。良い音楽がしたいなあ。

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2011年4月13日 (水)

期限があるのはとても良い

「期限」のある生活というのはなかなかに良いものだと思う。

そもそも、我々には命という期限が定められており、いつしかやってくるその「終わり」があるからこそ、今日が瑞々しくなる、と言えば大袈裟になるだろうか。

今日は昼間にレッスンが一つあるだけだった。その後に何か仕事があるか、と言えば今日は無い。だから、だらだらとその後の時間を本を読んで過ごしたり、ピアノの練習をしたり、将棋ゲームをしたりしても良かったのだが、思い返してみれば、今日の私には仕事は無いが、予定はあった。

そうだ、18:00より、我らが広島カープが阪神タイガースとの試合を行うのだった。

昨日は完敗。今日こそは勝利を、と願うが、それをテレビ観戦したければ、その時間までに終わらせなければならない事がある。

練習だ。

練習をしなければ。

こういった時には集中力もいつも以上になる。自分に課したノルマをこなさなくては、大好きな野球も観てはならないのだ。

プロ野球が開幕してくれたお陰で、こうして私の生活にも張りが出ている。

よし、オレは音楽を頑張る。

カープの選手は野球を頑張れ。

今日こそは阪神に勝ってくれ。

ピアノに戻ります。

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2011年4月12日 (火)

ライブ等スケジュール告知

近い所でいくつかライブ等のイベントがありますので、まとめてここに書かせてもらいます。

4月17日(日)東京笹塚 スタジオミュージアム Gスタジオ
tel 03-3370-9764
http://www.studio-museum.com/sasazuka/index.html
「ミュージックワークショップ東京 vol.12」
ファシリテーター:廣木光一
しばらく間が空いてしまいましたが、恒例のワークショップ、第12回目です。発足当初からご尽力頂いている廣木光一さんをお迎えして、濃密に、そして真剣にみんなで音楽と向かい合っていきましょう!
15:00~start  参加費:2000円(見学のみの方は1000円)
参加ご希望の方は
musicworkshop.tokyo@gmail.com
までご連絡を。

4月24日(日) 小岩 Back in time
03-3659-0351
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
チャリティーライブ「オオタマルvs福島剛」
微力ながらも震災地に協力が出来れば、と思いまして、チャリティーライブを企画させて頂きました。対バンをして下さるオオタマル氏は、ショーロというブラジル音楽の7弦ギターの名手。彼のソロギターとぼくのソロピアノを1ステージずつお届けいたします。この日は、ブルーズピアノをやろうと思っています。3ステージ目はセッションです。
20:00~start チャージ:1500円

5月2日(月)東京上野 アリエス
tel 03-3831-0523
http://www.jazz-cygnus-aries.co.jp/aries/ari-top.html
いつものアリエスです。スタンダードからオリジナルまで。多彩な曲目でお届けいたします。最近は大塚美香氏のボーカルも曲数が増えて来ました。澄み渡るハーモニカの音色もご堪能下さい。
harp:皆川和義 pf:福島剛 guest:大塚美香(vo)
19:20~start  music charge:2000円

5月3日(火祝)大阪高槻 「高槻ジャズストリート」 
http://www.0726.info/
久しぶりに、大阪高槻の「高槻ジャズストリート」に参加致します。初日の5月3日、「Billie's Bounce」というお店で17:00からソロピアノをやります。この日は、久しぶりに組曲「銀河鉄道の夜」を全篇演奏しようと思っています。カンパ制ですので、お気軽にどうぞ。
pf:福島剛
17:00~start  music charge:カンパ制

5月5日(木祝)京都深草ざぶざぶ
tel 075-642-6348
http://www7a.biglobe.ne.jp/~zabuzabu/
vo:市川芳枝 harp:皆川和義 pf:福島剛
ゴールデンウィークの最終日には、これまた久しぶりに芳枝さんとのライブ。繊細にして豪胆、美しさと激しさを兼ね備えた慈しみ深い歌は、まさに日本最高峰のボーカリストのものです。関西の方々も、そうでない方々も、この機会に是非一度その魂のボーカルを聴きにいらっしゃって下さい。
19:30~start music charge:2400円

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深夜の特級厨師オレ

深夜の特級厨師オレ
深夜にツマミを作りました。

特製冷や奴。

豆腐を細かめに切って、上にキムチをどん。さらに刻みネギをたっぷりふりかけたら、ゴマを更にたっぷり。味付けとして、ゴマ油とめんつゆをたらーり一回しずつ。

美味いワケです。

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2011年4月11日 (月)

明日プロ野球開幕

今日はまた一段と地震が多い。震災から丁度一ヶ月を過ぎているにも関わらず、未だにこの有様だ。一体どうなってしまうのだろうかという不安は依然として強く在る。

そんな中、まさに賛否両論渦巻く中で、明日、日本プロ野球が開幕する。

ナイター問題などの球場問題を始めとして、チームや選手達は決して万全とは言い難いかも知れない。

しかし、やはり我々ファンとしては、この開幕の日を心より楽しみにしていた、というのもまた事実だ。様々な苦労は察するが、何より好ゲームを期待したい。

さて、その本シーズン。大の鯉党である私はやはりカープ選手に大きな期待を寄せてはいるが、その赤ヘル選手以外にも、期待の意味を込めて注目している選手が何人もいる。

今日は開幕前日という事で、その内二人の、取り分け注目している選手を紹介したい。

まずは、日本ハムファイターズの若きスラッガー、中田翔選手である。高校生時代から大物スラッガーとして注目を浴びていた彼だが、入団から数年はプロの厳しさにやられていた。ストレートも変化球も、そして投球術もプロとアマチュアではまるで違う。そのレベルの高さに、彼も驚いていた事だろう。

それが昨シーズン中盤ほどから、彼のバットから快音が響き始めた。力強いスイングが、幾多のアーチを描き出した。

天性のホームランアーティスト。私は彼の描くアーチに見とれた。

そして今年のオープン戦。彼のバッティングを注意深く観察していて、その進化に私は驚かされた。これまでの力強さに加えて、しなやかさがそこに見てとれた。バットがまるで鞭のように「しなる」、そんな感覚だ。

これは中田翔選手、まさに覚醒の年か、と私は息を呑んだ。

恐らく今シーズン、彼は20本〜30本のホームランを放つだろう。しかしそれは彼からすれば、「最低限それぐらいは打たなくてはならない数」だ。私は個人的には彼にホームラン王の載冠を期待したい。ひょっとすれば、ひょっとする。

もう一人の注目選手は、奇しくも前述の中田翔選手のチームメイト、そして今や日本球界ナンバーワンのピッチャー、そう、ダルビッシュ有選手である。

彼に関しては、もはや「タイトルを期待」という言葉さえ似つかわしくない。余程の事が無い限り、恐らく彼はタイトルは手にする。それも複数。

これは私見も多少は混じるが、今季のダルビッシュ選手は、ここ二十年ほどの日本球界を俯瞰してみても最高のピッチャーである、と私は感じている。桑田真澄投手、伊藤智仁投手、野茂英雄投手、松坂大輔投手。様々な素晴らしいピッチャー達が存在したが、今年のダルビッシュ投手は、その伝説の投手達と比肩しても「優れている」と私は思っている。

昨年のシーズン終盤の時点から既に彼は今シーズンを視野に入れていた。計画的な10Kgの増量、それがその証だ。

厳格な節制とトレーニングの末に彼が手に入れた一回り大きな身体は、彼の直球にこれまでになかった重量感をもたらし、またビルドアップされた下半身は抜群のコントロールをもたらした。

そして熱心な研究の成果である豊富な変化球の球種。しかもその全ての球種がプロ野球界随一の切れ味を持っているときている。

正直行って、彼のピッチングは今や「反則」に近い。ピンチで三振も取れる、ゲッツーも取れる。そもそもピンチになる状況が殆ど無い。加えて今シーズンからの統一球、いわゆる「飛ばないボール」である。

私達プロ野球ファンは今シーズン、「ピッチングという行為の辿り着く最終形態」を目にするのではないか、という期待があるのだ。

さて、明日からの開幕戦、我らがカープは甲子園にて阪神タイガースとの三連戦だ。先発ピッチャーは、恐らく阪神・能見篤史投手に対して広島前田健太投手。両エースによるシビアな投げ合いが予想される。

是非とも好ゲームを期待したい。

そして、願わくばカープの勝利を!

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2011年4月10日 (日)

玲瓏(れいろう)

羽生善治名人がしばしば口にする、「玲瓏」という言葉が頭に残る。

何かそこには「無が在る」というような、禅問答のような印象を受ける。

澄み渡り、何も無い。しかしそこには全てが在る。

そんな心境で音楽を演奏出来た事は、私には恐らくこれまでに一度も無い。

そういえば、昨年見たAbdullah Ibrahim氏のソロピアノを思い出して、「玲瓏」という言葉が妙にしっくりと来る。

そこは澄み渡っていて、そして全てが在った。

玲瓏。

玲瓏。

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2011年4月 9日 (土)

第69期名人戦

羽生善治名人対森内俊之九段の名人戦。第一局は先手の森内九段が勝った模様。

棋譜まではまだ見ていないのでどういった戦いだったのかはわからないが、森内九段、やるなぁ。

先勝した森内九段は圧倒的に強い、というデータもあるが、このまま羽生名人が黙って負けるとも思えない。

第二局以降も大変楽しみです。

あ、ぼくは昨日生徒の家に譜面を忘れて来ましたよ。ああ、オレのアホ。

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2011年4月 8日 (金)

日本酒

日本酒
日本人で良かった。

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2011年4月 7日 (木)

カレーライス

カレーライス
本日の昼食。お茶の水にある「エチオピア」でカレー。

辛さ30倍で。

この辛さが、本当にクセになる。

ここのカレーはマジにウマイ。インド風の「カリー」ではなくて、日本風の「カレーライス」が好きな人には本当にオススメ。

美味いんだよなあ。

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2011年4月 6日 (水)

反復によってしか獲得は無い

ジョン・コルトレーン作曲の「Giant Steps」という曲がある。

一般に「難曲」と言われる曲だ。曲自体かなり速いテンポを持ちながら、そのテンポの中で目まぐるしく転調を重ねていく。一行ごとに違う言語で書いてある文章、と例えると随分大袈裟にはなるが、要するにそんな感じなのだ。

私の自らの「ピアノの下手さ」に対するコンプレックスというのは昔から結構なもので、「Giant Steps」をスムーズに弾けるようになったら、もう「下手」って言われないようになるかな、などというよこしまな気持ちで嘗てこの曲を練習した事がある。

結果として、それなりにスムーズに弾けるようにはなったが、やはりまだまだ私は下手くそなままで、なかなかにこのコンプレックスは根深いと思ったのだが、それは大した事ではない。

今日、練習中に久しぶりにこの曲を弾いてみたら。

弾けねえこと弾けねえこと。

間違えること間違えること。

そうだった、大事な事を忘れていた。人間は一度修得した技術や知識も、時が経つと「忘れる」。そうだった。

改めて、「反復」の大切さを思い知る。

反復によってしか私は何かを獲得出来ない。

ああ、オレの馬鹿。

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2011年4月 5日 (火)

オレは絶対に働かない

オレは絶対に働かない
といった具合に悪びれずにだらける実家のバカ猫。

私も猫になりたい。

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2011年4月 4日 (月)

本日ライブ詳細

本日のライブの詳細です。いつものアリエスです。ご来場お待ちしております。

4月4日(月)東京上野 アリエス
tel 03-3831-0523
http://www.jazz-cygnus-aries.co.jp/aries/ari-top.html
harp:皆川和義 pf:福島剛 guest vocal:大塚美香
19:20~start  music charge:2000円

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2011年4月 3日 (日)

4・4上野

あ、明日ライブです。

上野アリエス、ハーモニカ皆川和義と。

ヨロシク。

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チャリティマッチ

チャリティマッチ
チャリティマッチ
野球を見に来ました。

今年初の野球観戦。

三回まで絶好調だった先発福井君が、四回に突如大乱調。

今フルボッコにされています。

悲しいのう。

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2011年4月 2日 (土)

「花の慶次」風に将棋を語る日記

桂馬「おそれながら、申し上げますッ!敵の竜、そして馬、我が軍まで侵入との報せですッ!!」

飛車「ほう、面白くなってまいったな。」

金将「飛車殿ッ!何を悠長な!」

銀将「そうですぞ!我が軍はもはや壊滅寸前です!」

香車「強固に組まれた矢倉も解かれた今となっては、是非に及ばず、と言った所か…」

飛車「馬鹿だなあ、負け戦こそ面白いのに…」

銀将「飛車殿…何です…と…?」

飛車「いやいや、失礼。拙者生来の傾奇者ゆえ、勝ち戦を好まん。こうした負け戦でこそ心が躍るのよ。」

角行「フッ、惚れた者の為に死ぬるのも、また武士(もののふ)にござる。」

金将「しかし飛車殿、敵の穴熊は頑として動かん!いかにしてあの強固な守りを崩すのか!?」

飛車「拙者が崩してまいる」

香車「むう…恐るべき、一騎駆けでござるな…」

銀将「しかし、そんな危険な真似など!」

飛車「一騎駆けこそ、いくさ場の華ではないかね?」

ざわ…ざわ…ざわ…

飛車「いくさ場で死ぬる事こそ、武士(もののふ)の務めにござる。」

角行「飛車殿!存分に傾かれよ!!」

飛車「これより我ら、修羅に入る!仏と会うては仏を斬り、鬼と会うては鬼を斬る!」

歩兵「鬼や…鬼がおる…」

王将「大儀であった!!!!」

書いてて情けなくなってきたのでもうやめます。

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2011年4月 1日 (金)

本日、品川で演奏してます

本日は、ボーカルの中溝ひろみさんと、ベースの日下部史貴さんと、品川「トライベッカ」で演奏してきます。

19:30~、ミュージックチャージは500円です。

結婚パーティもさせて頂いた会場なのでそれなりに思い入れの深いお店ですが、しばらくはこちらのお店では演奏する事は無いと思います。まあ、色々あるんですよ。書きませんけどね。

本日のミュージシャンは、本当に素晴らしいお二人です。中溝さんの透き通るような声と、抜群のテクニックは必聴です。音程やリズム感といった基礎能力がずば抜けて高い。

また、ベースの日下部さんは、バンドサウンドを支える屋台骨としてのベースの役割を12分に果たしながら、随所に良質なユーモアを織り交ぜて演奏して下さる。安心感抜群のベーシストです。

宜しければ是非お越し下さい。

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