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2010年11月

2010年11月30日 (火)

十年は早い

日中に、近所にある、若い頃にずっとアルバイトで世話になっていた引っ越し屋にかみさんと行く。結婚しました、という報告に。

相変わらずの職場の雰囲気が、とても懐かしくなる。そうだ、ここで私も戦力にならない戦力として随分働いていたな、と十年近く昔の事を思い出す。私は大変に仕事が出来なかったので苦労もしたが、そこでの労働はとても楽しかった。私はその会社が好きだった。あっという間に時間は過ぎ去っていく。

「綺麗な奥さんじゃん」と言われる。お世辞であったとしても嬉しい。かみさんが作ったものや、或いは彼女自身の事を褒められるのは、自分の事よりも嬉しい。

帰り際に兄貴分の元先輩に「(ブログ)もっと炎上させて」と言われる。絶対に嫌です。

その後実家に寄ってかみさんの名刺を一緒に作る。私は台紙を買って来たり、印刷し終わった台紙を切り分けるぐらいのお手伝いであったが、なかなかに良い名刺が出来て満足する。

夜にレッスンが一つ。それまでピアノの練習をがっつりやろうと思っていたのに、何故かベースの練習を一時間以上してしまう。ピアノを弾かなくては。でも、ベースでこれまでに弾けなかったパッセージが弾けるようになり、これもまた満足。音楽は日々練習。

日中に、私の元アルバイト先の社長に言われた事が頭の中に残っている。

「十年なんてあっという間だぞ?十年後には今の事思い出して、ああ、あの時こうだったな、とか言ってんだからな?」

願わくば、十年後に「ああ、あの時オレはピアノ下手だったな」と、そう思っていたい。

その為にも、日々練習。

社長の言う通り、恐らく十年は早い。

社長は、「俺は髪の生え際が一年に1センチずつ後退してる」と言って笑っていた。

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2010年11月29日 (月)

12月スケジュール

ぼやぼやしてると12月になっちまう。

という事で、12月のライブのお知らせです。皆様是非ご来場を。

12月3日(金)東京品川 トライベッカ
tel 03-6717-0933
http://www.tribeca.cc/shinagawa/index.html
vo:中溝ひろみ b:日下部史貴 pf:福島剛
美しい声と正確な技術、素晴らしいボーカリストの中溝さんと再共演。脇を固めてくれるのは、ベーシスト日下部史貴さん。山形は酒田が産んだスーパーベーシスト。いつも彼のベースからはたくさんの事を気付かさせて頂いています。強力です。
19:45~start  music charge: 500円

12月11日(土)東京吉祥寺 スタジオアルファベガ Blueスタジオ
tel 0422-20-0731
http://www.studioleda.com/vega/
「ミュージックワークショップ東京 vol.11」
ゲストインストラクター:有明のぶ子
今年最後のワークショップ。ゲストは鉄琴奏者の有明のぶ子さん。実は私は初対面です。毎回実り多いこのワークショップですが、今回のスタジオは何とグランドピアノ!我々ピアノ弾きが一番好きなモノ、そう、グランドピアノ!それだけでテンションが上がりますわ。
14:00~start  参加費:2000円(見学のみの方は1000円)
参加ご希望の方は
musicworkshop.tokyo@gmail.com
までご連絡を。

12月17日(金)東京高円寺After Hours 
tel 03-3330-1556
http://www.afterhours-1975.com/index.html
vib , vo(?) :楠原木曜 piano:福島剛
友人の鉄琴奏者、木曜(もっくん)とのデュオライブ。彼は全体的にちょっとアレな感じの人なのですが、なかなかどうして良い曲を書くんだよなあ。彼のオリジナルを中心に、ジャズやポップスも交えつつ。ゲストもいるとかいないとか。あ、ちなみにこんな事言っていますが、仲は良いですからね。同級生だし。
20:00~start  music charge:1800円

12月18日(土)東京上野 アリエス
tel 03-3831-0523
http://www.jazz-cygnus-aries.co.jp/aries/ari-top.html
harp:皆川和義 pf:福島剛
ずっと平日にやって来たアリエスでのライブですが、今回は土曜日。週末です。前回(11月)の演奏では、新境地を二人で開拓しました。今回はそれを掘り下げて、更に追及できればと思っています。ここではぼくのオリジナルも数曲やらせて頂きます。
19:20~start  music charge:2000円

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2010年11月28日 (日)

小説は良いなあ

久しぶりに小説を読んでいる。

本当に、以前に比べると小説を読まなくなった。「本を読まないヤツは馬鹿だ」ぐらいに思っていたものだが、まさしくその「バカ」に自分がなっている。そもそも「本を読まないヤツは馬鹿だ」という思い込み自体が正しいのかどうかも、今となっては疑わしいのだが。

緻密に作り込まれた小説を読むのは大変な悦びだ。様々な人物の魅力的なキャラクターが交錯し、重厚な物語が紡がれるその有様に、私はいつも圧倒される。始めてウィリアム・フォークナーやドストエフスキーの作品群に触れた時に、私はその作品達の圧倒的存在感に感動すら覚えた。

しかしそれとは逆に、緻密さにこそ欠けるものの、「勢い」で書かれた瑞々しい作品を読むのもまた大変な悦びだ。

作者の感情(感性ではない)が幾重にも形を変えながら我々読者の前に投じられる。それは素晴らしい快楽だ。

今読んでいるのは、そうした「勢い」に溢れる作品。読んでいる時間も忘れる。作品の世界に没頭していると、例えばそれが電車の中だった場合、小岩から千駄ヶ谷まで、知らない間に運ばれている。

小説は、良いなあ。

音楽も映画も漫画も勿論好きだけれど、それと同じぐらい、小説は、良いなあ。

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2010年11月27日 (土)

愛している

愛している
本日、まともにブログを更新出来る気がしないので、そういう時は麺の写真でお茶を濁す。

添付の写真は、丸亀製麺の「かけうどん」280円。美味い。実に美味い。

私は心の底から丸亀製麺を愛している。

本日のメモ:「通」ぶるヤツが最強にキライ

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2010年11月26日 (金)

ナメた口をきいてみる

昨日ぐらいからまた忙しい日々がやって来ている。あと一週間から二週間は暫く続くかも知れない。

とは言っても、毎日忙しく働いている方からすれば、私の忙しさなど「忙しい」内には入らない。それは知っている。

だが、理解して頂きたい。私には毎日常に仕事がある訳では無いのだ。私が「忙しい」などと言っている時は、「忙しくて大変で困る」という意味ではなく、「仕事があって超嬉しい」の意味なのだ。いやいや。金持ちでは全く無いけれど、好きな事をやって飯が食えるというのはとても嬉しい。幸せだ。

だが、かと言って、私は暇な時も決して嫌いな訳では無い。

私にとっては「暇な時」イコール「仕事が無い時」なのであるが、その時には練習だって出来るし、釣りに行ったりも出来る。だらだらしながら漫画や小説も読めるし、映画やテレビも観られる。それはそれで、とても好きな時間だ。

仕事が忙しい時も、仕事が無くて暇な時も、どちらも私は好きなのだ。

何とおめでたい人間であろうか。

人から何と言われても、私は幸せに過ごさせて頂く。

なるべく人に迷惑をかけずに生きられれば、もっと良いのだけれど。

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2010年11月25日 (木)

もう年末か

この季節にたまに都心に出ると、街がクリスマスの装いになっていて、「ああもうそんな季節か」と思う。

とは言っても、クリスマスパーティー等の演奏の仕事が無ければ、クリスマスは私にはあまり関係は無い。普段の演奏の中で、「この時期だから」という理由でクリスマスソングをやる事も今となっては皆無だ。以前は多少は時節も気にはしていたが、今では殆ど気にしない。自ら選曲をする時には、「私が今本当にやりたい曲」だけを選ぶ。

逆に言えば、例えそれが夏であっても、私が心から「クリスマスソングが弾きたい」と思った時には、弾く。実際の話、メル・トーメという人(一般にはボーカリストとして知られている)の作曲した「The Christmas Song」というバラードが好きで、私はこの曲をよく演奏する。それが夏であっても。

今年のクリスマスには特に演奏の仕事も入っていない。レッスンは入っているものの、それも恐らくは一日仕事ではない。空いた時間は家でのんびりとかみさんと過ごすか、誰かの演奏でも聴きに行くか。恐らくはそんなものだ。

だが、クリスマスなどではなく、もっと遥かに、どうしても私が待ち遠しくてたまらなくなるイベントもこの時期には控えている。

そう、大晦日。そして正月のコンボだ。

年内に大掃除をして綺麗に片付いた部屋で、新しい年を迎える。これといった宗教を持たない私であるが、正月には近所にある柴又帝釈天を訪れる事だけは欠かせない。

昨年はありがとう。今年も仲良くしようね。

そんな挨拶を交わして、へらへらと笑いながら酒を呑む。

私はそんな事が大好きで、いつもこの時期、ああ、もうすぐ大晦日と正月だ、と心が躍る。

今年は何をしようかな。

良い正月を迎えられるように、あと一ヶ月と少し、頑張らなくては。

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2010年11月24日 (水)

鍋
今夜は鍋でした。

「おらっ!野菜じゃ!野菜を食うんじゃっ!食いまくって健康になろうぜ、マイワイフ!」

と言いながら、野菜を食いに食いまくりました。

やー食べた食べた。ちょこっと入れた豚肉も美味かった。

二回戦で入れた既製品のツミレはイマイチだったな。ツミレはやはり自分で作るに限る。

そろそろ、本格的に鍋の季節ですな。

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2010年11月23日 (火)

ぼくの中のモンスターが爆発しそうだ!

昨日のアリエスは楽しかった。お客さんが少なかったのはちょっぴり寂しかったけれど、やはりデュオとかソロとかは自由度が高い。バンドはバンドで楽しいけれど、それとは違った楽しさもある。自由に音楽が出来るって、本当に楽しい。

今日は休み。かみさんと二人で過ごす。

家の近所にある古本屋に行ったら、浦沢直樹の「Monster」という漫画が一冊300円強(定価は1500円)で売っているので、1巻から3巻まで買う。

買って帰って熟読する。ものすごく面白い。

続きが読みたい。読みたいよお。

ヨハン、お前は何がしたいんだ。ニナ、君はどこに行った。

主人公のテンマもまた良いんだよなあ。登場人物がみんな魅力的だ。手塚治虫の「アドルフに告ぐ」に似てるんだよな、全体のテンションが。

個人的な好き嫌いだけで言うと、「20世紀少年」よりも「Monster」の方が好きだ。

ああ、続き…続きほしいよお…

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2010年11月22日 (月)

天ぷらうどん

天ぷらうどん
昨夜は酔っ払って帰宅。

かみさんが近所から天ぷらやら刺身やらカニやらをおすそ分けして頂いたらしい。それを私の分も取っておいてくれたのだが、泥酔に伴い、帰宅後即就寝。

あまりにも勿体ないので、本日の昼飯は天ぷらうどんを自作。美味し。

刺身とカニの処遇を決めたら、そろそろ上野に行かなくては。

本日は上野アリエスで、皆川和義とのデュオです。お時間ある方は是非。

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2010年11月21日 (日)

憧れの部活動

小学校から大学まではずっと柔道部に所属していた。

朝起きたら走って筋トレ。授業が終わったら部活で柔道。それが終わったら、夕飯を食べてから町の道場に行って、また稽古。

朝も稽古、昼も稽古、夜は愛する妻・景子(つま・けいこ)です。

おっと、これは角界の革命児こと貴乃花親方のモノマネをする松村邦広だった。そもそも私の妻は「奈美子」だった。景子では、ない。

そんな毎日だったから、私にとって「部活動の思い出」と言えば、柔道部での思い出しかない。青畳の上で、白い柔道着を着たガチムチな連中と「おらぁぁっ!」、「でやぁぁっ!」などと言い合っていた記憶が殆どだ。

あだち充的な記憶は、無い。甲子園の公衆電話から電話をかけて、「上杉達也は、浅倉南を…脳内で何遍もエラい事にしてしまっています」みたいな記憶はまるでない。念のために注意しておくが、名作「タッチ」の中にも上記のようなシーンは登場しない。「タッチ」という漫画は、口に葉っぱをくわえた悪球打ちの男や、語尾に必ず「ズラ」を付けるピアノの上手い男達が甲子園を目指す爽やか野球漫画である。誤解しないでいただきたい。

さて、先日かみさんと夜中に「もし高校生に戻れるならば、何の部活がしたい?」という話になった。

私の答えは、「今現在の技術と知識を持った状態で軽音楽部」である。なぜならヒーローになれるからだ。

それを聞いたかみさんの反応は、「ちっさ!お前、人としての器(うつわ)、ちっさ!極小!お猪口の裏ぐらい!ちっさ!」であった。

なるほど奈美子、お前が私に罵倒の言葉を浴びせるのもわからなくはない。

私とて現在は音楽を生業にする者の端くれ。私が現在の技術と知識を持って高校の軽音楽部に殴り込むのは、例えば広島カープの二軍の控えのピッチャー(とりあえずはプロ)が高校の野球部に行って、「ほーらお前らー、オレのフォーク打てねーだろー、ばーかばーか」とやるのと一緒なのだ。恐らくは中にはかなり上手い奴なんかがいて(後に「ゴジラ」のニックネームでニューヨークヤンキースの四番を打つ男であった)、渾身のフォークを簡単にスタンドに運ばれ、私は「あ、あれ…?今日は調子が悪いな…ま、まあ、今日はこの辺にしといてやろうかな…が、頑張るんだよ!高校球児諸君!」などと言いながらすごすごと尻尾を巻いて退散するのだろうが…

いや、そんなネガティブな所まで想像しなくて良い。要は「現在得意にしている事」をそこに持ち込むのがセコい、人としての器が激小、という事なのだ。

ならば、と私は考える。何が良いだろうか。

そうだ!文化系だ!

私はずっと「体育会系」で若い時分を過ごしてしまった為に、文化系に対して何とも言えない憧れを抱いていたのだ。

まず「女子がいっぱいいる部活」、そんなのに縁がなかった。故に女子に対しては、「う、うるせーな…ブス!」みたいなシャイなあんちくしょうの対応しか出来ていなかった。

もっと気さくに、もっとフレンドリーに女子と接する事が出来ていれば、私の性格はこんなに歪まなかったのに!

そこで考えたのは、「文芸部」、或いは「演劇部」である。

そんな部活の帰り道、「ねー何々さーん、ここの近所にレモンハイが200円の激安立ち呑み屋があるんだけど寄ってかなーい?もつ煮も300円、激ウマだよ?」などと爽やかに誘う。

完璧だ…完璧なプレイボーイだ…DT(童貞)かYT(ヤリチン)かで言えば、完全なYTだ…

そんな事がしたかった。そんな高校生活が送ってみたかった。

何が腕立て300回3セットだ!スクワット500回だ!そうやってガチガチに童貞をこじらせたんじゃないか!

しかし、そこに追い撃ちをかける妻・奈美子の一言。

「アンタ…文芸部も演劇部もオタクの巣窟だよ…?」

良いんだよ!バカ!文化祭で「ゴドーを待ちながら」とかやりてえんだよ!オレが演出と脚本をやりてえんだよ!で、キャッキャ言いてえんだよ!

そんな事を言っていた奈美子が高校で入りたい部活は「写真部」。お前、そこもオタクの巣窟だろ…

てな訳で明日はライブです。

上野アリエスで19:30から。明日はハーモニカ皆川和義とのデュオです。ちょっと実験的な試みですが、二人でやってみます。見に来ると世界が平和になる(多分)から、来ると良いよ。

さよなら。

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2010年11月20日 (土)

B’zとラーメン

B’zとラーメン
土曜日なのに、珍しく私が一日休みだったので、かみさんとデート。平日はいつもかみさんがバイトに行っているし、土日は大体私が仕事だから、いつも時間が合わないのだけれど。

「靴がほしい」とかみさんが言うので、近所にある「靴の流通センター」へ。

行く途中でラーメン屋に寄ってラーメンを食べる。添付した写真がそのラーメン。なかなかに美味いのだけれど、背脂がこってりと胃に効いてくる。店内でずっとB’zがかかっていて、そのB’zの勢いに任せて背脂を飲む。

「そしてーかーがやーくウルトラソウっ!」ぐびっ!

といった具合に。お陰でスープ飲みまくり。脂で胃、もたれまくり。

これから散歩して帰ります。

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2010年11月19日 (金)

盆と正月がいっぺんに来た

姫サザエを買った。ハマグリもホタテも買った。イカも買ったしフグの一夜干しも買った。

家には鯛がある。

今日は今から七輪パーティー。

宴(うたげ)でございます。

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2010年11月18日 (木)

質素メシ

米を炊いて、味噌汁を作って、納豆と魚なんかで「何て事のない夕食」を作る。

こんな何でもないメシを家族と一緒に食うという事が、存外に幸せなものだ。

明日は七輪パーティーだ!ウチにも人がたくさん来る!

だからその前日の、質素メシ。

これもまた美味い。

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2010年11月17日 (水)

有意義でない休日


昨夜は演奏の後に、昨日一緒だったハーモニカの皆川和義と大塚女史が我が家へ少々寄っていったが、私は例のように「だめ水」という名の液体をしこたま呑んで、音よりも速く泥酔。挙句の果てには自作の歌曲、「オレの大好きなみたん」という曲を熱唱して和義達に聴かせる始末。勿論、「なみたん」とは私の細君、奈美子の事であるが。

お願いだから、お願いだから、後生だから、死んでほしい。

広島弁で言うならば、お願いじゃけえ、頼むけえ、死んでつかあさいや。

広島弁に言い換えた意味は特にない。言いたかっただけだ。

添付の写真は本日の昼飯だ。昼飯には蕎麦。朝飯は饂飩。これは最早私の中での常識だ。自作の蕎麦や饂飩は、立ち食い蕎麦屋の半分から三分の一に近い価格(材料費)で、3倍から5倍美味い。面倒でもきちんと家で蕎麦を茹でるべきなのである。

さて、本日は私は久しぶりに一日休みだ。昼からこれもまた久しぶりにじっくり料理をする。約数週間ぶりにカレーを煮込む。

鶏がらと炒め玉葱とニンニクとすりおろし生姜をひたすらに煮込み、スープの元を作る。今はざっと3時間ほど煮込んだ時点であり、その煮込み待ちでこうしてブログを書いている。

そんな折、私の携帯電話がぴろぴろぴーん、と鳴った。メールだった。

メールは友人のヤマからだった。届いた時刻は15:24。

内容は「今起きた。死んで嬉しいです。(原文ママ)」とあった。

うむ、なかなかに死んで嬉しい時間帯だ。15時過ぎに起きる、という事は、夜の仕事でもやっていない限りは、一日の半分、少なく見ても三分の一は無駄にしているという事になる。時間を、フルスイングでドブに捨てているのだ。

おっと、私も本日はカレーを仕込む以外の事はまだしていないのだった。

これから自販機の下に落ちている小銭をかき集める旅に出なくてはならなかったので、ブログなんぞを書いている場合ではなかったのだ。

それではさらばだ、愚民ども。

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2010年11月16日 (火)

本日、大船「ハニービー」

本日、大船の「ハニービー」というお店で演奏しています。

http://www.l-honeybee.com/

ハーモニカの皆川和義とのデュオです。

19:30~スタート、チャージは2000円です。

小岩から大船はだいぶ遠いので、早めに出なくてはなりません。

昨晩夜更かしをしてしまったぼくは、まだちょっとだけ眠いです。

頑張ります。

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2010年11月15日 (月)

今夜は祭だ

南のー空ーに高ーく、輝くーいーちーばーんーぼしー、広島ーに夢ーを運ーぶ、イシハラーヨシユキー!

広島カープの捕手、石原慶幸選手の残留が決定しました!

今年FA権を取得した石原選手、その権利の行使を巡って様々な憶測が飛び交いましたが、結果としてはFA権行使はナシ!来年も石原選手は広島カープのユニフォームを着てくれるそうです!

嬉しいよ。

マジに嬉しいよ、うーたん(石原選手のニックネーム)。

「辛いです…カープが好きだから…」とか言われたらどうしようと思っていましたが、うーたんはそんな事は言わなかった!

嬉しいのう!

嬉しいのう!

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2010年11月14日 (日)

人が我が家に来るのって、何であんなに嬉しいんだろう

昨日はかみさんの友人の結婚パーティーに出席して来た。

知り合いはかみさんを除けば殆どおらず、完全にアウェーなのにも関わらず、はしゃぎにはしゃいで酒を鯨飲した私。お願いだから死んでほしい。初めて会う人達の前で「遠慮」とかねえのか、オレには。

更にその後、その結婚パーティーに参加する為に大阪から上京していたかみさんの友達のTさんという女性が我が家に泊まりに来る。物凄く浮かれる私。お願いだからトリカブトの毒をガロン単位で飲んでほしい。

実は、私は我が家に誰かが泊まりに来るのが大好きなのだ。それは老若男女を問わず。先月の私達の結婚パーティーの後、我が家にはおよそ三日間に渡って人が泊まり続けていた。私からすれば完全に「うっとり」の光景である。

「ウチにたくさん人がいる」→「嬉しい楽しい大好き!」

なのである。

ちなみに最近ウチでやった遊びの内、楽しかったのは「七輪パーティー」である。我が家はなかなかにベランダが広いのであるが、そこで七輪で炭火を起こして、イカやら貝やら魚やら野菜やらを焼きまくる。そして食いまくる。ちなみに近所迷惑を考慮して大声は厳禁だ。たまらなく美味いものを食べて「美味いっっっっ!!!!!!!」と叫びたい時には、その言葉を口の中に溜めたまま、一度部屋の中へ戻り布団を頭からかぶった状態で「うーまーいーぞー!!!!!!!!!」と叫ばなくてはならない。流石は「Mr.気配り」こと私である。

この七輪パーティーは、私の友人二人(よくこのブログにも名前の出るヤマとツネキ)と私達夫婦との合わせて四人で行ったが、まだあと一〜二人は参加可能であるという実感がある。本格的に寒くなる前に、もう一度だけ七輪パーティーがしたい。参加したい人は遠慮なく言えば良い。参加資格は、「ウチのかみさんと仲良くやれる人」。我が家ではかみさんが一番偉いのだ。あ、あと「片付けの好きな人」も良い。是非来てほしい。

という事でヤマちゃん。今月の19日夜か、20日昼から我が家で七輪パーティーをしよう。当日か前日に奈美子と二人で上野の海鮮スーパーに買い出しに行ってくる。

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2010年11月13日 (土)

漢(おとこ)黒田博樹

ロサンゼルスドジャースの黒田博樹投手が、来年もドジャーブルーのユニフォームを着ることになりそうだ、という報が届いた。

今オフに古巣広島への復帰が囁かれていただけに、少々がっかりした気持ちがあるというのは正直な所だが、やはり私も気持ちを切り替えて、海の向こうで黒田選手が来季も活躍する事を祈りたい。

しかし黒田選手はカッコイイなあ。男の中の男っていう感じがする。

「金が第一、勝利が第一」と敢えて公言してしまう落合博満監督のような人も好きだ。ああいう方はああいう方で、「プロの中のプロ」というように感じる。金の為に野球をして勝利を目指す事は、全く悪い事だとは思わない。

だが、金よりも義理や人情を重んじる生き方は、それと同じかそれ以上に好きだ。

「なるべく自分が得をするように。なるべく自分が損をしないように」

そればかりが生き方ではないだろう。

黒田選手の動向を見て、そんな事をまた思った。

私はこれまでの人生で、欲をかいてうまくいった事は、恐らく一度もない。

私の人生における一つの教訓。

欲は、かいた時点で負けなのだ。

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2010年11月12日 (金)

酔っ払い第二弾

これまで自分の誕生日、11月8日は、広島カープの天谷宗一郎選手の誕生日、とばかり思っていたけれど、それ以上にインパクトのある事件を発見した。

何と、あの重信房子女史が大阪府高槻市で逮捕されたのが2000年の11月8日だそうな。

という事は、今年の11月8日は、重信女史が逮捕されてからちょうど10年の日。

いやあ、色々ありましたな。日本赤軍は解散するし。オレは31歳になるし。

坂東國男とか岡本公三って、今何してんだろね。

岡本公三は結構廃人に近いって聞いた事あるけど。今レバノンにいるんだよね、確か。

彼らには早く逮捕されてほしい。

そして、彼らの「話」が聞いてみたい。

「何でああいうことした?」って。

サリンの麻原も、殺す前に一回じっくり話聞いた方が良いよな。

「オマエ、怒んないから言ってみ?なあ、何でサリン撒いた?」

とかさ。

まあ近い内に死刑で死ぬんだけどね、麻原。

ああいう人に身内を殺された人は、自分の手であいつらを殺してやりたい人も少なくはないんだろうな。

色んな人の気持ちとか立場とかを考えてると、たまにものすごく切なくなる。

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酔っ払うとワケのわかんない事を言う男こと、ぼくです

師匠である市川修氏を除けば、おそらくぼくが一番影響を受けた日本人の音楽家は甲本ヒロトさんだ。

夜中に酒を呑みながらyoutubeでブルーハーツを見ていてそう思う。

ちなみに日本人で一番好きなギタリストは、マーシー。シャブとか覗きとか盗撮とかじゃない方の。ね、真島昌利さんです。バンダナの人です。野球とカレーが好きな人は、きっと良い人だ。

ものすごい極論を言うと、「ブルハが嫌い」って言う人と、仲良くなれるイメージがまだ明確に湧かない。

実際は仲良くできるんだろうけど。

だって大人だし。

生きているのが素晴らしすぎる。

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2010年11月11日 (木)

ゴールデングラブ賞

わー!

前田健太(投)、梵英心(遊)、廣瀬純(外)、赤松真人(外)!

カープから四人の受賞!

嬉しい!

マエケンと梵は当然としても、廣瀬と赤松の守備がやっと評価されたのは嬉しいなー。

たまには野球界からも良いニュースが来るもんじゃのう。

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頑張らない

色んな事が一段落して、数日前から通常運転に戻る。

数日前にはまだ少し休日ボケのような感覚もあり、少しずつ感覚を戻す。

ずっと自分に言い聞かせている事。特別な事でもなく、大袈裟な事でもなく、当たり前に音楽に対峙する、という事。

頑張らない。

こう言うと、「若いんだからもっと頑張れ!」なんて叱られそうだけれど、私は決して頑張らない。

頑張らない方が大変なのだ。

頑張らなくても、毎日練習はする。頑張らなくても、良いレッスンをする。頑張らなくても、良い演奏をする。

工夫は、する。けれど頑張らない。

だから今日も、「よし!練習するぞ!」とは思わない。思わないように気をつけている、というのもあるけれど、そういう風には思わない。思いたくない。

「腹が減ったな、飯を食おう」、「眠いな、寝よう」。そんな感覚でピアノに向かえれば、良い。

実際の所、そういうのは理想の話で、現状から言えばまだまだ私は頑張ってしまっている。頑張らないとピアノに向かえない時もあるし、頑張らないと演奏前に集中出来ない事もある。

頑張って頑張らないようにしよう。

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2010年11月10日 (水)

リンク

予告通り、リンクを少し増やしました。また、リンクの説明文をカットしました。すっきりさせる為に。

今日は今から久しぶりに働いてきます。

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2010年11月 9日 (火)

パソコン三昧

一年に一回ぐらいやるブログの整理をする。

頂いているコメントを返して、それぞれの記事のカテゴリー分類をして。

何だかんだで三時間以上かかった。

リンクも新規に貼ろうと思ったのだけれど、それはまた明日。いい加減パソコン疲れた。つうか飽きた。幾つかリンクを貼っていただいているHPがあるんだよね。そういう所に「リンク返し」ではないのだけれど、ウチのブログにもリンクを貼ろうかな、と。

とりあえず、今ぱっと思いつく所で、後輩のベースの鶴賀と、友達の鉄琴奏者の木曜がリンクを貼っていてくれたなあ、それをリンクに加えようと思う。

他にも、「おーい、ウチの所にもリンク貼ってあるんだよー」っていう所がありましたら教えて下さい。どのみち明日の昼間にやるのだけれど、明日までに教えて下されば、頑張ってリンクに加えさせていただきます。

よろしく。

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2010年11月 8日 (月)

31

いつものように、「どれどれ、今日の広島カープには何かニュースでもあったかのう」と、携帯電話からRCC(中国放送)のカープサイトにアクセスすると、そこには「天谷宗一郎選手、誕生日おめでとう」の文字。

ほうほう、天谷もついに27歳かいや。昨年はお世辞にも満足のいく成績とは言えんかったけえのう、今年はぶち頑張ってきちんとレギュラーとりんさいや。

そんな事を思っていると、ふと気付いた。

ん?天谷の誕生日っていう事は…

あ、オレも誕生日か。

そうだ、31歳になった。

という事で、以下、コメント欄には「たけちゃんおめでとう!抱いて!」だの、「たけちゃんおめでとう!お金あげる!」だのというコメントを各自つらつらと書いていって構わない。

いや、決して私が祝われたいからではない。

「福島剛の誕生日に祝いのコメントを書き込むと世界が平和になる、愛か死か。」これは著名な革命家であるチェ・ゲバラ氏の言葉である。

「たけちゃんを祝えば心穏やかに過ごせる。だっふんだ。」これは日本の誇るコメディアン、志村けん氏の言葉だ。

様々な方面からも、私に祝いのコメントを送る事による効能が報告されている。

宝くじが当たった、彼女が出来た、ワキガが治った、末期ガンから生還した等々。

私は決して自分が祝ってもらいたいからこんな事を言っているのではない。日頃このブログを読んで下さっている読者諸氏の幸せを願えばこそ、コメントの書き込みを勧めている。

ホント、べ、べ、別に、祝ってほしくなんか…ないん…だからねっ…!

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2010年11月 7日 (日)

まさか

昨日のソロピアノコンサート、まさかの超満員。とても驚く。

また、演奏中は高い集中力で演奏に耳を傾けてくれる方々で、それにも深く感謝。演奏する私の集中力も決して途切れる事はなかった。

またやりたいなあ。

うん、またやりたいなあ。

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2010年11月 6日 (土)

さて本番

行ってきます。

怖いのう。本番前はいつも怖い。

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2010年11月 5日 (金)

本番前日

以前からしつこく告知して来ましたが、明日は久しぶりのガチンコソロピアノ。

今日は前日なので入念に楽曲の見直しと練習。

こういうのってアレだな、やってもやっても不安になるな。

本当にこの構成で良いんだろうか、とか、アレンジは、テンポは、とか考えてたら不安になる。

でも、やるだけやって、もうこれ以上は無理ってとこまでやって、実際に本番を迎えたらもうやるしかないんだから。

後は腹を括るだけ。

大体あと24時間後。それまでは悩んで良い。そこからは悩んじゃいけない。

演目は大体決まりました。一曲だけ、思い出深い師匠(市川修)の曲をやりますが、それ以外は全てオリジナル。こんな事も初めての試み。

明日は是非小岩の「back in time」にお越し下さい。

20:00スタートです。

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2010年11月 4日 (木)

貧妻会

大人たちが本当の事をなかなか言わないようなので、私が本当の事(真実)を言おう。

世の中には二種類の人間しか存在しない。

それは「貧乳の妻を持つ者」と「そうでない者」だけだ。

つい先日、我が家に妻帯者が何人も集まっていた事があったが、私を含め、全ての者たちが「貧乳の妻を持つ者」であった。干し葡萄、洗濯板、というキーワードが連発されていた、という状況からその者達の悲しみを勘案して頂きたい訳であるが、私たちはその海よりも深い悲しみを癒すべく、「貧乳の妻を持つ夫の会」というものをその場で組織した。

乳会資格は、「妻(もしくはそれに準ずる者)が貧乳である」という一点のみだ。

貧乳の定義はなかなかに難しいのであるが、やはりここは一つ、Bカップを基準に置きたい。つまり、Cカップ以上は全て巨乳に定義される。なお、EカップやFカップは、既に都会伝説のような「幻のおぱい」である。そんなものは現実には存在しない。私はそんな妄言には騙されない。

さあ、貧乳の妻を持つ者たちよ、我が会にいつでも乳会するが良い。主な活動は「酒を呑む事」と「酒に呑まれる事」である。

という会の宣伝と、あとはしつこく自分のライブの宣伝を。

11月6日(土) 小岩 Back in time
福島剛ソロピアノコンサート
20:00~start
チャージ:2000円
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
03-3659-0351
JR小岩駅より徒歩3分

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2010年11月 3日 (水)

11月6日(土)はソロピアノのライブをします

今週末、そう言えばライブするんです。

ソロピアノのライブ。

宣伝しとかないと。

ずっと作ってきた組曲「銀河鉄道の夜」もやります。約一時間の大作になってしまいましたが、やります。なかなかにアホな試みです。

詳細は以下。

11月6日(土) 小岩 Back in time
福島剛ソロピアノコンサート
20:00~start
チャージ:2000円
http://www.bqrecords.net/backintime.htm
03-3659-0351
JR小岩駅より徒歩3分

久しぶりにガチンコ本気のソロピアノです。ご来場お待ちしております。

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2010年11月 2日 (火)

幻の烏賊

最近は結婚パーティーだの作曲だの飲酒だのと色々な事を頑張っていたので、かみさんがご褒美に私を魚釣りに連れて行ってくれました。

数日前からずっと我が家に泊まり込んで「寝tai!呑みtai!働きtakunai!」でお馴染みの「だらだら隊」のエースを務めているタナカツネキくん(30歳北海道在住)は、奇跡的な事に自動車運転免許を持っているので(私も奈美子も持っていない)、レンタカーを借りてツネキくんと奈美子と私の三人で千葉県の館山という所まで行って参りました。

目的を、恥ずかしながら申し上げますと、我々は「伝説の烏賊」というものを求めておりました。

私の村に古くから伝わる言い伝えがございます。年老いた老婆が、「その者、青き衣を纏いて、金色の野に降り立つべし…」という枕から私たちに語りました。「アオリイカ、と呼ばれる烏賊がおるのじゃ。その烏賊を手にした者には、天上への道が約束されるのじゃ。天上へ行きたくば、アオリイカを探すが良い…」と。

そんな事を言われれば、私たちもそりゃあ「アオリイカ」なる烏賊を求めます。

「アオリイカは本当にいたんだ!父さんは嘘つきじゃなかったんだ!」

当然、そうシャウトする自分の姿を夢想します。40秒で、支度もします。

私たちは、「見ろ、人がゴミのようだ!」という言葉を連呼しながら家を出ました。そして館山の漁港に着きました。

私たちは、漁港に着くや否や光りよりも速く、アオリイカを釣る為の餌木(エギ:ルアー)を投げました。

ananとnon-noに書いてあった「アオリイカが選ぶ今年抱き付きたいエギNo.1」を投げました。

投げました。投げました。乗客に日本人はいませんでした。いませんでした。いませんでした。

けれども、投げども投げどもアオリイカはエギに抱き着いてはくれません。

山は死にますか、海は死にますか、川は死にますか。そんな言葉が我々の脳裏をよぎります。

逝ってしまうのですか。

傍らで、嫁の奈美子が謂いました。

「ここが漁港ですって?いいえ、ここはお墓よ。あなたと私の。」

そうです、そこはお墓だったのです。私達の。

私は、ある瞬間、エギが根掛かりを起こして海の藻屑となった瞬間に、心が折れる音を聞きました。ええ、「ぽきり」と。

結局の所、アオリイカという烏賊は、やはり「伝説の烏賊」のままでした。実際には存在しない烏賊だったのです。

悔しいので、本日は帰りに烏賊を買いました。魚屋で。

幻の烏賊ことアオリイカが、あっさり売ってやがりました。

300円で。

今から七輪で焼いて食べます。

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2010年11月 1日 (月)

髪の毛

髪の毛
こんなに短くなりました

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