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2010年9月30日 (木)

9月29日アブドゥーラ・イブラヒム東京公演

Abdullah Ibrahim 東京公演を観る。

期待していた以上の素晴らしさに舌を巻く。本当に素晴らしかった。

最近の彼のCDアルバム「SENZO」と同様に、「Ocean & The River」から始まり、再びその「Ocean & The River」で終わるという構成。約一時間半の本編に加え、三十分程度のアンコール。計二時間に及ぶピアノの独奏。それは、全くの異世界と言わざるをえない二時間であった。

もう二回、10月2日と3日の演奏を私は観る予定ではいるが、私はAbdullah Ibrahimの演奏を体験する時に、何か眩暈のようなものを伴う特殊な効果がそこに隠されているような印象を、昨日感じた。

全てを観終わったときに、また詳しく書いてみたい。

昨日の演奏に関しての感想。簡単なメモ書き。

・ピアニッシモがホール全体に染み入るように響き渡る、という現象には度肝を抜かれた。

・ソフトペダル、サスティンペダル。技術的な部分だけを見ても、ペダルの使い方に関しては、本当に世界一の技術を持っている。ソステヌートペダルは使っていたのかは私にはわからなかった。

・ステージから下手(しもて)に下がる時、一瞬伊東史郎の「ニンニキニキニン」のポーズを取っていた。お茶目。

・総じてやはりものすごく偉大な音楽家。

他にも色々あるのだけれど、また全て終わってから。

京都公演もすごく楽しみ。

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