入谷へ
一人でピアノの練習をしていて。
それは最早私にとっては「普通」の事で。殊更に何かを言うような事でもないのだけれど。
けれどジャズなんていう音楽を志している手前、どうしてもどこかで「合奏」が恋しくなる。
一人で練習している時に仮想として頭の中で鳴らしているベースの音とドラムの音、それが実際に振動として感じられたら愉快だな、そんな事を思う時が、たまにある。
そんな時には、ジャムセッションに行ったりする時もある。誰かと合奏がしたい。そんな一心で、行った事もないライブハウスにてくてくと出掛けるのだ。
「行って良かったな」という時と、「行かなけりゃ良かったな」という時は凡そ半々。丁半博打のギャンブルだ。
「行かなけりゃ良かった」という時は、店やホスト側に問題がある時もあれば、私自身に原因がある時もある。
そんなことは行ってみなければわからない。
今日は久しぶりにものすごく「合奏がしたく」なったので、入谷にある全然知らない店へてくてくと。ジャムセッションをやっているらしい。インターネットで調べた。ホストも全然知らない人。
そんなこんなでも楽しい時はある。
入谷と言えば、福島泰樹という歌人の歌集に「雨の朝、入谷に死す」というものがあったな、と、ふと思い出す。
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