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2010年5月 4日 (火)

わー死んだー!ウソでーす!やっぱり死んでませーん!

只今大ヒット中の小説、村上春樹の『1Q84』のbook3(第三巻)を読んでいる。つい先日読み始めた。

まだ序盤なのだが…

book2の終盤において、主人公の「青豆」という女性が自殺するシーンがあった。高速道路の路肩で青豆さんは自分の口の中に拳銃を突っ込み、自殺をするシーンだ。

「天吾くん」と青豆は言った。そして引き金にあてた指に力を入れた。(『1Q84』book2、474頁より)

こうして「青豆さんの物語」は終わった筈だった。

なのに、book3では生きていた。青豆さんは生きていた。

「やっぱり引き金を引くのをやめた。なので死ななかった」みたいな展開で。

それ、何ていう「少年ジャンプ」ですか、村上さん…

小学生が考えた適当な小説とか漫画にこういうのあるよなーとも思った。

「主人公は死んだ!いや、やっぱり死んでいなかった!」みたいな雑な展開。まさしくその展開じゃないっすか、村上さん!

ていうか、100万冊も売れるような小説で、そんな雑な展開を使ってオッケーなんだ!?

まあ、良いんだけどさ…

まだあと20章ぐらいあるので、楽しませて頂きます。

しかし、のっけでずっこけてしまいました。

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